2024/04/06 - 2024/04/06
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この旅行記のスケジュール
2024/04/06
この旅行記スケジュールを元に
2024年4月上旬にフィンランドへ海外出張した際に、ヘルシンキ市内を半日観光しました。
その中の『アテネウム美術館』の訪問を単編の旅行記として投稿します。
【表題の作品について】
◎作者:アルベルト・エデルフェルト(Albert Edelfelt)…19世紀後半のフィンランドの画家
◎作品名:パリのリュクサンブール公園で(Luxembourg Gardens, Paris)
◎制作時期:1887年
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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4月6日(土)にヘルシンキ市内を一人で観光する途中で、アテネウム美術館(Ateneumin taidemuseo)を訪れました。
【前提の旅行記】
『2024年4月 ヘルシンキの街を独り歩き』
https://4travel.jp/travelogue/11897997
街の中心部、ヘルシンキ中央駅(Helsingin päärautatieasema)と大通りを挟んで斜向かいに立地しています。
1887年に完成した美術館は、フィンランドを代表する国立美術館の中の一つです。
建物正面のファザードの3階部分は、上部の三角屋根のペディメントをギリシャ・ローマ風に女神像の柱で支えています。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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海外出張の現地最終日の半日を使った観光の途中での来館です。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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エントランス付近の吹き抜けを見上げて2階部分を撮影しました。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口左手の受付のある部屋に入り、画像左側のカウンターでVISAカードタッチ決済で入館料を支払いました。
入館料は€22(当時3,698円)です。
メッチャ高っ!(◎_◎;)
日本の美術館でこのお値段ですとまず入館を諦めますが、遠路遥々とフィンランドに来た他にもう一つ理由がありまして、今回入館することを決めました。
訪問当日の来館客数は多く、大変人気のある美術館です。
現地の人のお値段の感覚だと、それ程高いと思っていないのかもしれませんね…アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入館料を支払った後で、受付近くのロッカーに手荷物を預けました。
ロッカーは無料の暗証番号記憶式です。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内を紹介する前に、お伝えしたいことがあります。
フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用は禁止ですが、2024年4月時点でアテネウム美術館の展示作品は撮影可能です。
高い料金を払ってまで、私がここに入館した理由です。
日本だとほぼ100%撮影禁止ですし、アテネウム美術館に関するブログを拝見していると10年前は撮影禁止だったそうです。
現在は作品傍の壁にプリントされたQRコードを読み取って一部の作品の紹介を聞くサービスもあって、館内のスマホの使用を解禁したと推察されます。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館は18世紀から20世紀にかけての、フィンランド出身の作家の作品を中心に展示されていますが…
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
中にはこのゴーギャンの絵画をはじめ、国外の著名な作家の作品も展示されています。
【この画像の作品について】
◎作者:ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)…フランスのポスト印象派の巨匠
◎作品名:タヒチの風景-マハナマア(Landscape in Tahiti -Mahana Maà)
◎制作時期:1892年アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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今回観光や見学に与えられた時間は限られていました。
時間に余裕があれば、一つ一つじっくりと鑑賞するところですが…アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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出来る限り展示作品を画像に収めて、自宅に帰ってからゆっくりと鑑賞する作戦を採りました。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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時間を惜しむ余り、作品数点を1個の画像に収めることもしました。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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次に館内の画像です。
絵画以外に彫像も多く展示されています。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階と2階を結ぶ階段付近
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階と2階を結ぶ階段
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワークショップルーム
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階のギャラリー①
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階のギャラリー②
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階のギャラリー③
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階の通路
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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吹き抜け付近の2階から①
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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吹き抜け付近の2階から②
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして館内で撮った作品の画像から、確認が済んだ美術館の代表的な作品を紹介します。
【この画像の左側の作品について】
◎作者:ヘレン・シャルフベック(Helene Schjerfbeck)…19世紀後半から20世紀前半のフィンランドの女性画家
◎作品名:病気の子供『快復期(Toipilas)』
◎制作時期:1888年
アテネウム美術館を代表する作品の一つです。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
【この画像の作品について】
◎作者:アクセリ・ガッレン=カッレラ(Akseli Gallen-Kallela)…19世紀後半から20世紀前半のフィンランドの画家
◎作品名:フィンランドの民族叙事詩『カレワラ(Kalevala)』からアイノ(Aino)の物語
◎制作時期:1891年
カッレラはカレワラをテーマにした作品の制作を自身のライフワークにしました。
教会の祭壇画の様な作品です。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の作品について】
◎作者:アクセリ・ガッレン=カッレラ
◎作品名:最初のレッスン(Forsta undervisningenn)
◎制作時期:1889年
カッレラの作品が続きます。 -
【この画像の左端の作品について】
◎作者:アクセリ・ガッレン=カッレラ
◎作品名:裸婦
◎制作時期:1888年
こちらを向いて不思議な笑みを浮かべる女性。
複数枚の作品を並べて1回の撮影で済ませると、一つ一つの作品の印象が薄くなりますね。 -
【この画像の左側の作品について】
◎作者:フェルディナンド・フォン・ライト(Ferdinand von Wright)…19世紀のフィンランドの画家
◎作品名:闘うオオライチョウ(Taistelevat metsot)
◎制作時期:1886年
【この画像の右側の作品について】
◎作者:アルベルト・エデルフェルト
◎作品名:教会山上のルオコラハティの女性
◎制作時期:1887年
奥行きのある空間の複数の作品を一つの画像に収める場合、どうしても奥の作品の存在感がなくなってしまいます。
急いでいたとはいえ、失敗してしまいました…(ToT)アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の右下の作品について】
◎作者:ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)…19世紀のフランスのポスト印象派の画家、20世紀の美術に影響を与えた『近代絵画の父』
◎作品名:レスタックの道路橋
◎制作時期:1882年
小品とはいえ巨匠の作品です。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の作品について】
◎作者:ロバート・ヴィルヘルム・エクマン(Robert Wilhelm Ekman)…19世紀のフィンランドの画家
◎作品名:農民の前でカンテレを演奏するクリータ・ハーパサロ(Kreeta Haapasalo Playing the Kantele in a Peasant Cottage)
◎制作時期:1868年アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の作品について】
◎作者:エーロ・ヤルネフェルト(Eero Järnefelt)…19世紀後半から20世紀前半のフィンランドの画家
◎作品名:野焼き(Raatajat rahanalaiset)
◎制作時期:1893年アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の左から2つ目の作品について】
◎作者:アクセリ・ガッレン=カッレラ
◎作品名:レイミカイネンの母(Lemminkäisen äiti)
◎制作時期:1897年
カレワラを題材にしていますが、処刑されたイエス・キリストを抱く聖母マリア『ピエタ』のイメージを重ねた作品。
【この画像の右端の作品について】
◎作者:ヒューゴ・シンベリ(Hugo Simberg)…19世紀後半から20世紀前半のフィンランドの象徴主義画家
◎作品名:傷ついた天使(Haavoittunut enkeli)
◎制作時期:1903年
アテネウム美術館を代表する最も有名な作品ですが、なんで近くで撮影しなかったのか、後で悔やまれます。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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【この画像の右側の作品について】
◎作者:ヒューゴ・シンベリ
◎作品名:揺り椅子のアンニ・ブレマー(In the Rocking Chair, Anni Bremer)
◎制作時期:1908年アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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個々の作品の紹介はここまでにして、後は未整理ながらも気になった絵画や彫像を掲載します。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
この作品、自分的にインパクトを感じました。
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ひたすら砂地に円を描いています…
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館にて①
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館にて②
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
アテネウム美術館にて③
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館にて④
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館にて⑤
アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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約1時間程の滞在でしたが、アッという間に時間が過ぎた印象でした。
貴重な時間を過ごすことが出来ました。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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