2024/04/06 - 2024/04/06
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2024年4月上旬にフィンランドへ海外出張した際に、ヘルシンキ市内を半日観光しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
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現地最終日の4月6日(土)に宿泊先から移動して、ヘルシンキ中央駅(Helsingin päärautatieasema)にやって来ました。
ここでグループは一旦自由行動になり、各自ヘルシンキ市内を観光することにしました。
現在の時刻は9時30分、ここに再集合するのは14時頃です。
私は一人で駅から西方面に向かいました。ヘルシンキ中央駅 駅
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前日にヘルシンキとその周辺でかなりの雪が降りましたが、当日のヘルシンキ市街の道路の除雪はかなり進んでいました。
しかし、歩道は雪が積もったままの所もありました。
現代美術館『キアスマ(Kiasma)』前の広場に建つ、『マンネルヘイム(Mannerheim)元帥』の乗馬姿の銅像です。
日露戦争をはじめロシアから独立後のフィンランド内戦、ソビエトとの冬戦争、第2次世界大戦でナチスとの戦いを経験し、1944年から1946年の間フィンランドの大統領となった、国民的英雄です。ヘルシンキ現代美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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左上の国会議事堂『エドゥスクンタ(Eduskunta)』の周辺に2体の銅像があります。
ヨーロッパの古い街には、銅像がよく建っています。国会議事堂(エドゥスクンタ) 現代・近代建築
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エドゥスクンタから最初の目的地に至る道は、ちょっと古風なデザインのビルが建ち並ぶ街の中を通ります。
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ビルの多くはオフィスやショップ、ホテルと思いますが…
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中にはアパートも建っているのでしょうか…
ヘルシンキ中心部に近く、通勤面では好立地です。 -
駅から歩いて25分程で、最初の目的地『テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)』に到着しました。
画像右側の石積みの建造物です。テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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10時開館で中に入りました。
テンペリアウキオ教会の入場料は大人€8(当時1,344円)です。
現地では現金を使わずに全てVISAカードタッチ決済ですが、日本の物価の感覚からするとメッチャ高いですよね。
でも遥々と遠く日本から来たのですから、中に入ることにしました。テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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教会の内部は撮影可能です。
佇まいは教会というよりコンサートホールですね。テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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イチオシ
ドーム型の大屋根の採光窓から外の自然光を取り入れ、照明も加わって館内は明るい印象です。
そして、自然の岩石や石積みを壁にした斬新なデザインです。テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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テンペリアウキオ教会はここにあった岩山を刳り抜いて建設され、1969年に竣工しました。
プロテスタント系の福音ルター派のキリスト教会ですので、カトリックや正教会系の教会と違い、内部はとてもシンプルです。テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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最後に2階席に上がって…
テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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教会の内部全体と…
テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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ドームの大屋根を撮影しました。
テンペリアウキオ教会 寺院・教会
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テンペリアウキオ教会を出て、歩いて次の目的地に向かいました。
ヘルシンキ市内の公共交通機関は、近郊電車、地下鉄、路線バスの他にトラム(路面電車)があり、トラムは充実しています。ヘルシンキ トラム システム 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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店先のショーケースに飾られていた、マリリンとエルビスのフィギュア。
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歩きながら、街並みも撮影しました。
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イチオシ
次の目的地に向かう途中に『自然史博物館(Luonnontieteellinen museo)』がありました。
ヘルシンキ自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここでは入館しないで、建物の外観とエントランス付近のみ撮影しました。
ヘルシンキ自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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自然史博物館からさらに歩いて、再び街の中心部のヘルシンキ中央駅に隣接する中央駅前広場『ラウタティエントリ(Rautatientori)広場』(右下)付近にやって来ました。
中央駅前広場 (ラウタティエントリ広場) 広場・公園
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ラウタティエントリ広場とトラムが走行する大通りを挟んで真向かいに、次の目的地『アテネウム美術館(Ateneumin taidemuseo)』があります。
この画像は正面ではなく、中央駅側から横に撮ったものです。アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
今回のヘルシンキ観光の中で、ここが一番滞在時間が長かった場所です。
美術館につきましては、別編の旅行記『2024年4月 アテネウム美術館訪問』をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11898809
【この画像の作品について】
◎作者:アルベルト・エデルフェルト(Albert Edelfelt)…19世紀後半のフィンランドの画家
◎作品名:子供の葬式
◎制作時期:1879年アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アテネウム美術館の見学を終えて、次は中央駅から東方面に歩いて行きました。
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クラシックなスタイルと現代的なデザインのビルが混在する街ですね。
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立派な建物やな~、と思って後で調べましたところ、国立大学の本部でした。
ヘルシンキ大学(本部) 建造物
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アテネウム美術館から歩いて『ヘルシンキ大聖堂(Helsingin tuomiokirkko)』に到着しました。
ヘルシンキを代表する観光地、ランドマークと言える建物です。
大聖堂は高台に建っています。ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の西隣りは国立図書館。
フィンランド国立図書館 建造物
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北側には正教会系の『ホーリートリニティ教会(Pyhän Kolminaisuuden kirkko)』が建っています。
ホーリートリニティ教会 寺院・教会
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階段を上って入館することにしました。
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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訪問した土曜日は午前中にミサが開催されていたため、開館時刻は12時でした。
訪問した時は無料でしたが、今年2024年夏から有料化されるそうです。
フィンランドの施設入場料はリーズナブルではないので、ラッキーでした(^_^*)ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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ヘルシンキ大聖堂も内部の撮影はOKです。
堂内に入ると、何やら音楽が聴こえてきました。
来訪客の皆さんが立ち止まって、上部を見上げていました。ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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皆さんが見上げる方を眺めると、丁度2階のパイプオルガンの前でクラシック・コンサートが開催されていました(^O^☆♪
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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私も足を停めて、暫しの間聴き入っていました♪
ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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ヘルシンキ大聖堂は先に訪れたテンペリアウキオ教会と同じ、福音ルター派の教会です。
1830年から1852年にかけて建設されたネオクラシック様式の建物ですが、プロテスタント系の教会らしく堂内は至ってシンプルです。
堂内に福音ルター派の開祖で、中世末の宗教改革の立役者、マルティン・ルターの石像がありました。ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂内部の見学を終えて、南側に出ました。
正面に『元老院広場』とヘルシンキの街並みを見渡すことが出来ました。元老院広場 広場・公園
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広場の左手に建つ立派な建物は首相官邸です。
元老院広場 広場・公園
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雪の残る階段を滑らない様に慎重に降りて、元老院広場に来ました。
広場の中央に建つ銅像は、ロシア皇帝のアレクサンドル2世です。
何故フィンランドにロシア皇帝の銅像?と後で思いましたが、フィンランドの国会の再建に貢献したことを記念して1894年に建造されたそうです。元老院広場 広場・公園
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イチオシ
アレクサンドル2世の銅像とヘルシンキ大聖堂をセットで、広場を撮影しました。
元老院広場 広場・公園
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時刻は12時20分頃、街の散策は続きます。
元老院広場からトラムの運行する道をさらに東へ歩きました。 -
暫く歩くと港に停泊する大型旅客船が見えました。
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港の運河に架かる橋の向こうの高台に、最後の訪問先の『ウスペンスキー大聖堂(Uspenskin katedraali)』が建っています。
ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の近くには、現在はショップやレストランに転用されている煉瓦造りの元倉庫が建っています。
ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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ウスペンスキー大聖堂も煉瓦造りです。
高台に上がって間近で聖堂全体を撮影し、内部に入りました。ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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ウスペンスキー大聖堂の入場料は無料です。
ありがたいですね~(*'▽'*)
堂内はフラッシュは使用禁止ですが、撮影は可能です。
日本の有名な寺院の堂内は撮影禁止のケースが多いですが、フィンランドはオープンですね。ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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イチオシ
聖堂内部は正教会系の教会らしい、荘厳な佇まいです。
内陣に正教系教会で定番の祭壇画『イコノスタシス』があります(昨年2023年に訪問した函館のハリストス正教会でも見ました)ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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ウスペンスキー大聖堂は1862年から1868年にかけて建設されました。
聖母マリアの永眠を記念して建設されたことから、正式名称は『生神女就寝大聖堂(Jumalansynnyttäjän kuolonuneen nukkumisen katedraali)』と言います。
フィンランドの宗教事情についてはプロテスタント系の福音ルター派のキリスト教信者が一番多いのですが、過去にロシアに統治されていた経緯もあって、正教会の信徒も多いのだそうです。ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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左手の袖から、至近距離で祭壇を撮影しました。
ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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帰りはトラムが走行する石畳の通りを歩き、ヘルシンキで老舗のデパート『ストックマン(STOCKMANN)』に立ち寄って…
ストックマン 百貨店・デパート
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1階のカフェ『カックガレリア(KAKKU GALLERIA)』で、ハムとチーズのサンドと炭酸飲料€9.3(当時1,562円)で軽く昼食を摂りました。
その場で日本円に換算すると、食べたい気がしなくなります。ストックマン 百貨店・デパート
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13時30分にストックマンを出て歩くと、右手にアテネウム美術館を見ながら、左手にヘルシンキ中央駅の時計塔が見えました。
14時前に無事、グループに合流しました。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。ヘルシンキ中央駅 駅
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