![ご覧いただきありがとうございます。<br /><br />2022年4月19日に母が解離性大動脈瘤による脳梗塞で入院したため実家へ、担当医師からは「短くて3日、長くて2週間」と余命宣告を受けました。いつ天国へ旅立つかは分からない母、実家で長期滞在することになりました。<br /><br />家でジッとしていられない私、母の容態を見極めながら上田市や近隣(長野市・千曲市・坂城町・青木村・東御市・小諸市・佐久市・御代田町・軽井沢町など)を散策し、昼飲みしてから帰宅します。そんな生活をしていたら45日で8kg太りました。(笑)<br /><br />●実家での一日<br /> 4:30 起床(自然に目が覚めます)<br /> 5:00 目覚めの一服とコーヒータイム<br /> 5:30 洗濯・風呂場清掃(私が担当)<br /> 6:30 朝食(妹が担当)<br /> 7:30 食器類の片付け(私が担当)<br /> 8:30 散策<br />12:00 昼食(昼飲み)<br />14:00 昼寝(散策が無い場合は妹と買い出し)<br />16:30 病院<br />18:30 夕食(妹が担当 鍋料理は私が担当)<br /> ※父・妹も飲兵衛なので毎晩が宴です(笑)<br />21:00 食器類の片付け(私が担当)<br />22:00 就寝<br /><br />※表紙…北国街道・海野宿(東御市)<br /><br /><関連旅行記><br />■[信州上田45日滞在記 ①]ウォーキング「上田丸子電鉄・丸子線の廃線」とJR小海線で行く信州みそ発祥の地・佐久「安養寺ら~めん」<br /> https://4travel.jp/travelogue/11898007](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/89/86/650x_11898619.jpg?updated_at=1716808654)
2022/04/19 - 2022/06/03
2位(同エリア196件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
2022年4月19日に母が解離性大動脈瘤による脳梗塞で入院したため実家へ、担当医師からは「短くて3日、長くて2週間」と余命宣告を受けました。いつ天国へ旅立つかは分からない母、実家で長期滞在することになりました。
家でジッとしていられない私、母の容態を見極めながら上田市や近隣(長野市・千曲市・坂城町・青木村・東御市・小諸市・佐久市・御代田町・軽井沢町など)を散策し、昼飲みしてから帰宅します。そんな生活をしていたら45日で8kg太りました。(笑)
●実家での一日
4:30 起床(自然に目が覚めます)
5:00 目覚めの一服とコーヒータイム
5:30 洗濯・風呂場清掃(私が担当)
6:30 朝食(妹が担当)
7:30 食器類の片付け(私が担当)
8:30 散策
12:00 昼食(昼飲み)
14:00 昼寝(散策が無い場合は妹と買い出し)
16:30 病院
18:30 夕食(妹が担当 鍋料理は私が担当)
※父・妹も飲兵衛なので毎晩が宴です(笑)
21:00 食器類の片付け(私が担当)
22:00 就寝
※表紙…北国街道・海野宿(東御市)
<関連旅行記>
■[信州上田45日滞在記 ①]ウォーキング「上田丸子電鉄・丸子線の廃線」とJR小海線で行く信州みそ発祥の地・佐久「安養寺ら~めん」
https://4travel.jp/travelogue/11898007
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●2022年5月2日・6日・9日(通算4回)
GWに突入、どこも混雑するので家にこもります。唯一外出したのは、食材の買い出しと昼飲み(はま寿司)でしょうか~(笑)
【この日のオーダー】
●5月2日
・寿司…9皿
・つまみ…1品
・アルコール…3杯
●5月6日
・寿司…6皿
・アルコール…2杯
●5月9日
・寿司…5皿
・つまみ…1品
・アルコール…3杯 -
●2022年5月2日(16時)
チョッと早いですが母の日のプレゼントです。 -
●2022年5月3日
心拍数・血圧・酸素濃度などのバイタルサイン(生命兆候)を表示するモニターです。 -
●2022年5月10日
GWが終わりましたので出かけたいと思います。
しなの鉄道の駅名にもなっている「信濃国分寺(駅から550m)」に来ました。地元では「八日堂」と呼んでいます。毎年1月7日~8日かけて「八日堂縁日」が開催され、上田市民はドロヤナギ材で作られた六角柱型の「蘇民将来符」を求め賑わいます。私も何度か行ったことがあり、「ガマの油売り」を見て感動したことがあります。(笑)
■信濃国分寺(八日堂)
https://shinano-kokubunji.or.jp/index.html -
イチオシ
綺麗な藤棚、八日堂(信濃国分寺)では四季折々の花が楽しめます。
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※参考画像[2022.4.30撮影]
八日堂(信濃国分寺)から歩くこと10分弱、しなの鉄道・信濃国分寺駅に着きました、 -
今日は隣駅の「大屋駅」へ向かいます。
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9:32 軽井沢行が到着します。[SR1系 300番台]
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9:35 大屋駅に着きました。(信濃国分寺駅から3分)
跨線橋にある黒地に白文字の駅名標(?)は私が小学生のころからあります。このレトロ感が何とも言えません。(いつまでも残してもらいたいですね) -
かつて下りホーム(上田・長野方面)には上田丸子電鉄・電鉄大屋駅が併設されていました。上田(上田東駅)から来た電車は電鉄大屋駅でスイッチバックして丸子駅へ向かいます。※1969年(昭和44)に廃止。
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私が高校生のとき(40年ほど前)に付き合っていた彼女宅の最寄り駅でした。この駅へ来ると当時のことを思い出します。
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大木の新緑に包まれた駅舎には癒されます。
旅行記作成時に知りましたが、この取材後に歴史ある駅舎は取り壊され、2024年(令和6)に郵便局と一体化した駅舎が完成しています。
■大屋駅
・1896年(明治29)信越線の駅として開設。【日本初の請願駅】
・1918年(大正7) 丸子鉄道(上田丸子電鉄)が開通、当駅に乗入。
・1956年(昭和31)上田丸子電鉄・大屋駅駅舎が完成。改札口が分離。
・1969年(昭和44)上田丸子電鉄・丸子線廃止。
・1997年(平成9) しなの鉄道に移管。
・2024年(令和6) 新駅舎竣工。(駅業務は日本郵政へ委託) -
大屋駅から隣駅の田中駅まで「旧北国街道」を歩きます。その距離は約4kmです。
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大屋駅から歩くこと350m、東御市(とうみ)に入りました。(千曲川)
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大屋駅から歩くこと1.5km、「海野宿(うんのじゅく)」に着きました。これより650mほど古い町並みが続きます。
■海野宿
https://unnojuku-trust.com/ -
GWが終わり静まり返った海野宿を歩きます。(貸切です)
■海野宿
1625年(寛永2)に、北国街道の宿場として、江戸幕府によって設置。当初は田中宿(しなの鉄道・田中駅周辺)との合宿であり、後に本宿となりました。
当時は佐渡の金の江戸までの輸送、善光寺までの参拝客、北陸諸大名の参勤交代などで利用され、賑わっていたそうです。 -
■ご当地マンホール[長野県 東御市]
東御市のシティプロモーションロゴマークがデザインされています。 -
■海野宿の街並み
旅籠屋造り、蚕室造り、茅葺屋根など約100棟の歴史的な建物が残っています。特徴は、表に格子戸がはまった家並みが続き、屋根に防火用の壁である「卯建(うだつ※)」、2階格子の持送り(もちおくり※)や出桁(だしげた※)に彫刻が施されています。宿場の通りの中央には用水堰が流れています。
※卯建(うだつ)
小屋根のついた防火壁
※持送り(もちおくり)
壁から突き出した石などの構造物。
※出桁(だしげた)
腕木(うでぎ)の端にのせて外へ持ち出した桁。 -
■ご当地マンホール[旧小県郡 東部町]
海野宿の街並みがデザインされています。
■東御市
2004年(平成16)に小県郡(ちいさがた) 東部町と北佐久郡 北御牧村(きたみまき)が合併し誕生。 -
イチオシ
■卯建(うだつ)
防火壁の役目だそうですが、実際には防火機能が弱く、むしろ家の格式を誇示する意味合いが強いと言われています。 -
石碑を一枚。
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海野宿の散策が終わります。
650mほどの古い町並みはタイムスリップ感を楽しめました。海野宿でランチ(昼飲み)を考えていましたが営業時間前でしたので田中駅周辺で探したいと思います。 -
海野宿の東側に鎮座する白鳥神社は、かつて中世豪族・海野氏(戦国の名将・真田氏の祖とされる滋野一族)の氏神でしたが現在は本海野区の産土神として祀られています。
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■ご当地マンホール[長野県 東御市]
東御市が誇る「史上最強力士 雷電為右衛門」を漫画家・荒川弘さんがデザインしました。 -
この付近は、千曲川(画像右側)が迫っており、2019年10月に発生した「台風19号(令和元年東日本台風)」の豪雨により海野宿橋の袂から白鳥神社辺り(矢印)までの道路が崩落(護岸崩落:赤い部分)し通行止め、同時にしなの鉄道も上田 ~ 田中駅間が1ヶ月間運休となりました。※次のコマを参照
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※参考画像[Google]
まさに先人の知恵!海野宿から田中宿をGoogle earthで見ると分かりますが、北国街道(水色線)や旧信越本線・単線(黄色点線)は、千曲川の増水を想定してのルートとなっています。 -
踏切に差しかかるところで警報機が鳴り始めたので待ち構えます。
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しなの鉄道・大屋駅から旧北国街道を歩くこと2.5km、旧信越本線・単線時代の廃線跡に着きました。田中駅への道しるべ(これより1.2km先)があります。
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50年以上前から気になっていた信越本線・単線時代の廃線跡をやっとの想いで歩くことができます。(涙)※Google earthでも廃線跡を確認できます
<大屋 ~田中駅間の歴史>
・1888年(明治21)上田 ~ 軽井沢駅間が延伸開業。
・1970年(昭和45)大屋 ~ 田中駅間を複線化。 -
1888年製の橋台を一枚。
130年以上を経過していますが、しっかりとした造りになっています。当時の鉄道土木技術の高さを知ることができます。 -
あと700mで田中駅に着きます。
小学生の時に登山した「烏帽子岳(2066m:画像左)」と東信地方(東信州)の象徴「浅間山(2568m:画像右)」を歩道橋から一枚。 -
田中駅入口にある「田中宿」は、先ほど散策した「海野宿」との合宿で、本宿は田中宿でした。しかし1742年に大洪水(戌の満水)により田中宿は壊滅状態となり、海野宿へ宿場の機能の全てを譲りました。
さらに田中宿は1867年の大火により宿場全体の約6割を焼失しました。その後、明治維新により宿駅制度が廃止となり、近代交通に整備されると旅人が宿泊や休息で利用する事が激減した事から多くが養蚕業等に転じました。 -
本日のゴール「しなの鉄道・田中駅」に着きました。(大屋駅から約1時間30分)
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私が高校生の時の田中駅は、どこにでもある地方の駅舎(待合室にはkioskがありました)でした。その後、社会人になってから数回降りていますが、降りるたびにお洒落になっていきます。(千本格子や木彫り看板などのある宿場町風の外観)
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木製の駅名看板はインパクトがあります。
<歴史>
・1888年(明治21)信越線の駅として開業。
隣駅の大屋駅が開業(1896年:明治29年)するまでの8年間は諏訪地方からの生糸を当駅から横浜へ輸送していました。
・2018年(平成30)当駅と田中駅 (台湾)との間で姉妹駅協定が締結。同時にしなの鉄道と台湾鉄路管理局との友好協定も結ばれる。 -
駅舎内も宿場町風の色合いとなっており落ち着きます。駅業務は信州とうみ観光協会が担っています。
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ただ今の時刻は11時30分を過ぎたところです。
田中駅周辺でランチ営業をしているのは田中宿(現・商店街)の鰻屋「依田家」か、駅前にあるイタ飯「WZU」しかありません。昼飲みは毎回「和食」でしたので今日は「洋食」にします。お邪魔するのは駅前にある「Pizza & Bar WZU(ウズ)」です。
■Pizza & Bar WZU(ウズ)[食べログ]
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200402/20004024/ -
駅を眺められる窓側の席に座ります。
開放的かつシックな造りの店内は、どの席からも石窯が見えるようなレイアウトになっており、バーカウンターも設けてあります。(オーナーはバーテンダー)きっと夜は若者が集まることでしょう。 -
私はピッツァの王道「マルゲリータ」を注文しました。後で調べてみると「半熟卵のピッツァ」が人気のようです。
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ビールを飲みながら焼き上がるのを待ちます。
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美味しそう!彩画が綺麗ですね~
自家製の唐辛子オイルをかけていただきます。
これはウマい!
生地は薄く、サクサク感ともっちり感が同時に楽しめます。濃厚なチーズは余韻を楽しめます。トマトソースとの相性も抜群です。比較的濃いめでしょうか、信州人の舌に合わせているような感じです。(具材はイタリアから仕入れています)ビールを飲み終えると赤ワインを注文します。優雅な気分にさせてくれるお店でした。ご馳走さまでした。 -
今日の散策を終え実家へ戻ります。
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駅名標を一枚。
■田中駅開業130周年記念イベント
2018年(平成30)、全国で4番目に多い姓「田中さん」をターゲットに「全国の田中さん田中駅に大集合!」のイベントが開催されました。3回に分けて行われる予定でしたが、1回目は2名の募集しかなく中止となったそうです。 -
跨線橋から北アルプスを一枚。先ほどの海野宿からも見えました。直線距離で約70km、方角的には白馬岳(2932m)付近でしょうか。
-
イチオシ
間もなく長野行[115系]が到着します。
-
しなの鉄道では新車[SR1系]の導入が始まり、元国鉄115系は貴重な存在となってきました。上田に住んでいた時は大変お世話になった車両です。
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信濃国分寺駅上りホーム(軽井沢方面)には「SR1系100番台」が到着しました。
■SR1系100番台
通常はロングシートですが、観光有料快速「軽井沢リゾート」・通勤有料快速「しなのサンライズ」・「しなのサンセット」で運転する際は座席が回転しクロスシートとなります。※軽井沢リゾート号(軽食プラン)はお見合いシート(ボックスシート)となります。 -
●2022年5月11日
上田駅に来ました。今日は上田電鉄・別所線に乗り、グルメと温泉を楽しみます。 -
往復運賃と同額の「1日まるまるフリーきっぷ」を購入します。
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今日は目的地へ向かうための「乗り鉄」と言ったところでしょうか。
-
※思い出の一枚[1980年前後に撮影]
<元祖・丸窓電車(モハ5250形)> -
上田駅を発車しました。
■別所線
北陸新幹線・しなの鉄道「上田駅」を起点に別所温泉を結ぶ路線[15駅・11.6km]で、かつては上田原駅から青木線(1938年廃止)下之郷駅から西丸子線(1963年廃止)が分岐していました。 -
■上田 ~ 城下駅間
間もなく千曲川橋梁を渡ります。
千曲川橋梁は、2019年(令和元年)「令和元年東日本台風(台風19号)」で千曲川が増水、堤防の一部が削られ、橋梁の一部が崩落、2021年(令和3)に復旧。この千曲川橋梁は2024年に100歳を迎えます。 -
※思い出の一枚[上:1980年前後 下:2005.8.13撮影]
-
千曲川上流を一枚。
3km上流には北陸新幹線「上田ハープ橋(第二千曲川橋梁)」が見えます。 -
寺下駅に着きました。(上田駅から9分)
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幼いころから別所線は乗っていますが、寺下駅で降りるのは初めてです。
■寺下駅
・1921年(大正10)開業。開業当初から無人駅。
駅名の由来は超誓寺の下に駅がるので命名されました。 -
寺下駅から歩くこと1.1km、市内のラーメン店で超有名な「拉麺酒房 熊人(くまじん)」に着きました。
■拉麺酒房 熊人(2005年創業)
<公式ブログ>
https://kumajin.naganoblog.jp/
<食べログ>
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20001717/ -
信州の味噌文化をこよなく愛する私は「味噌拉麺」を注文します。(笑)
超人気店だけあり、続々とお客さんが来店します。私はカウンター席(5席)に座ります。カウンター席は落ち着きのあるレトロな焦げ茶色の板張りで、正面の棚には各地のお酒がズラリと並んでいます。(この後、入浴するので飲酒は我慢します)テーブル席(座敷)は畳敷きの純和風となっています。 -
イチオシ
味噌の香りが漂います。(味噌や具材は全て地元のものを使っています)
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いただきま~す!
まずは山梨県名物「ほうとう」のような1cm弱ある「平打ち極太ちじれ麺」に驚きます。このモチモチ感と喉越しが堪りません。スープとの絡みも良いですね~肝心の味は、コッテリした中にも・甘味・酸味・マイルド・サッパリ感が複雑に混ざり合っています。そして時間差攻撃で味噌味噌しい後味が残ります。これには参りました。こんな味噌拉麺は初めてです。めちゃマイう~
熊人は「自家製粉・自家製麺」に拘っています。ラーメン店の自家製粉は珍しいですね。これは全てがウマい!こんな味噌ラーメンは初めてです。
【参考】
熊人の味噌は、味噌蔵「大桂商店(上田市)」の奉龍大吟醸味噌「雅」を使っています。
・味噌蔵「大桂商店」
https://daikeimiso.com/ -
自家製「ニンカラ味噌」を入れて味変します。
舐めてみるとニンニクがガツンとくる辛味噌で、色々な料理に合いそう!持ち帰りたいくらいです。(販売しているようです)もちろん味噌拉麺と相性は言うまでもなく、コク・深み・辛さを増してくれます。
麺・スープ・味噌・具材、調味料の全てに拘りをもった熊人の拉麺は絶品でした。今回は注文しませんでしたが、餃子の皮も自家製だそうで…いつか食べたいみたいですね~もちろんアルコールと一緒に…(笑)ご馳走さまでした! -
食後は、ひとっ風呂浴びに別所温泉へ向かいます。到着の車両は2015年(平成27)に運行開始した「まるまどりーむ号Mimaki(東急1000系)」です。※次のコマを参照
-
※参考画像[2021.10.31撮影]
どちらも別所温泉駅で撮影しました。
・画像上…モハ5250形(製造当初はデナ200形)、元祖!丸窓電車は1928年(昭和3)に製造。1986年(昭和61)架線電圧の昇圧(750 → 1500V)に伴い廃車。
・画像下…東急1000系(1004F)、2015年(平成27)から運用開始した「まるまどりーむ号Mimaki(二代目)」。※初代は東急7200系 ※Mimakiは、東御市に本社がある(株)ミマキエンジニアリング(東証プライム上場) -
超レトロな木造駅舎が残る中塩田駅。
かつては列車交換駅でした。昭和50年代までは朝ラッシュの時間帯に当駅折返しの列車(元東急3000系:2両固定編成)が設定されていました。[上田原(出庫) → 中塩田 → 上田 → 上田原(入庫)] -
※思い出の一枚[2005.8.13・2021.10.31撮影]
■中塩田駅
・1921年(大正10)上田温泉電軌・川西線の五加駅として開業。
・1929年(昭和4) 中塩田駅に改称。
・1939年(昭和14)別所線に改称。
・1972年(昭和47)無人駅化。
・1986年(昭和61)交換設備撤去。
・2009年(平成21)駅舎の改良修繕工事。 -
イチオシ
■中野 ~ 舞田駅間
私の好きな車窓の一つ「独鈷山(とっこさん)」です。東信地方(東信州)では珍しいゴツゴツした山は、妙義山(群馬県 安中市)に似ています。 -
別所温泉駅に着きました。(寺下駅から19分)
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■別所温泉駅
・1921年(大正10)別所駅として開業。
・1924年(大正13)信濃別所駅に改称。
・1930年(昭和5) 別所温泉駅に改称。
・1950年(昭和25)駅舎を改築、現在の外観となる。 -
■ご当地マンホール[長野県 上田市]
別所温泉に伝わる雨乞いの祭り「岳の幟(たけののぼり)」をデザインしています。 -
温泉街はダラダラと続く坂道を歩かなければなりません。(汗)
-
別所温泉駅から600m、北向観音前を通過します。
■北向観音
825年(天長2年)常楽寺とともに開創。
善光寺(長野市)と向かい合うように本堂が北を向いている事から北向観音と呼ばれています。北向観音は「現世」、善光寺は「来世」へのご利益があるとされ、あわせてお参りするとさらにご利益があるといわれています(両詣り)。 -
イチオシ
北向観音入口から歩くこと60m、大師湯に着きました。いつもですと更に90m先の石湯へ行くのですが、今日は何となく大師湯の気分です。
■別所温泉
共同浴場が3箇所(石湯・大師湯・大湯)、日帰り入浴施設が1箇所(相染閣 あいそめの湯)があります。
■大師湯
比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が好んで入浴したことから命名。 -
石湯に比べ浴槽は小さく、足を伸ばしてだと3名程度が入れるでしょか、コロナ禍のため貸切です。温泉でノンビリしたいと思います。※泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
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風呂上りは軒先の喫煙所でコーラーを飲みながらクールダウン。
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別所温泉駅に戻って来ました~かつては頭端式ホーム2面2線でした。※次のコマを参照
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※思い出の一枚[1980年前後に撮影]
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イチオシ
駅舎入口には上田丸子電鉄時代(1943 ~ 1969年)の社紋が残っています。駅舎は上田電鉄(初代)と丸子鉄道合併後の1950年(昭和25)に建替えられています。ガラス製の駅名看板は夜間になると点灯します。これが綺麗なんです。※次のコマを参照
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※思い出の一枚[2021.10.31撮影]
待合室は改装されてしまいレトロ感は薄れていますが、駅名看板は当時の姿で残っています。 -
ホームと通路(トイレ・駐車場・丸窓電車展示)を区分けするためホーム上には安全柵が設けられています。レトロ感を損なわないように木製の柵を設置しています。
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1003編成(東急1000系)「自然と友だち2号」をバックに一枚。
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昼飲みのため上田駅へ向かいます。(笑)
別所温泉の隣駅「八木沢」に着きました。木造駅舎が残っています。 -
※思い出の一枚[2021.10.31撮影]
■八木沢駅
・1921年(大正10)開業。
かつては駅員配置駅でしたが現在は無人駅となっています。駅名標は別所線キャラクター「八木沢まい」(八木沢駅と隣の舞田駅にちなみ命名)のイラスト付きとなっています。 -
間もなく下之郷駅です。
車庫があり、別所線の要となっています。かつては西丸子線のが分岐していました。 -
※思い出の一枚[2021.10.31撮影]
■下之郷駅
・1921年(大正10)開業。
・1939年(昭和14)依田窪線(後の西丸子線)が開業。
・1961年(昭和36)大雨の被災により西丸子線が休止。
・1963年(昭和38)西丸子線廃止。
・1986年(昭和61)架線電圧昇圧(750 → 1500V)に伴い車両基地・車両工場が上田原より移転。 -
上田駅に着きました。(別所温泉駅から27分)
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本日の昼飲みは、かつてから気になっていた上田駅構内(北陸新幹線高架下)にある「上田からげセンター」です。※松本に3店舗、長野に1店舗
■上田からあげセンター
<ホームページ>
https://karacen.com/
<食べログ>
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20015798/ -
イチオシ
美味(おい)だれ唐揚げ(※)と飲み放題(60分:980円 セルフ方式)を注文。「美味(おい)だれ」は、上田のソウルフード「美味だれ焼き鳥」に使われるタレです。
カラッと揚った鶏肉と「美味(おい)だれ」の組み合わせは絶品です。アルコールが進みます。欲を言えば「マヨ」もあれば更に良かったと思います。
60分飲み放題で生ビールを2杯、ハイボールを3杯、飲み干しました。元は取れたかな?(笑)
※美味(おい)だれ
ニンニク醤油ダレで、甘さを出すためにタマネギやリンゴを擦ったものを入れたり、ドロドロしたタレ、サラッとしたタレ、店舗によって違いがあります。上田市を中心に約60店舗で提供しています。
■美味だれ焼き鳥[美味だれで委員会]
https://oidareyakitori.jp/ -
本日のBTS家の夕食は、中信地方(松本・塩尻)のソウルフード「山賊焼」をテイクアウトします。
-
バスで帰ります。
到着したのは、千曲バス・上田営業所(現在は上田支社)の最長路線「武石線(たけし)・巣栗上行(すぐりかみ)」です。この路線は、平日の午後3便(※)のみ運行で、折返しは全てが回送となるため日帰りでの取材は不可能な路線です。(昭和50年代までは運行本数が多かったに…)※1便は車庫がある途中の築地原止まりです。 -
■千曲バス・武石線
・運行区間:下秋和車庫 → 上田駅 → 大屋駅 → (旧)丸子駅 → 築地原(車庫)→ 巣栗上
・運行距離:33km
・運行本数:2.5往復 ※平日のみ運行
・所要時間:1時間31分
・運 賃:最大500円(運賃低減バス導入前は1350円)
かつては武石線経由で美ヶ原高原美術館・山本小屋までの季節運行(7月中旬 ~ 8月中旬)が一往復ありました。
武石地域には路線バスの他に(旧)丸子駅・大屋駅などを結ぶ住民専用「武石スマイル号」の運行もあります。 -
■BTS家の宴
上田からあげセンターでテイクアウトした中信地方(松本・塩尻)のソウルフード「山賊焼」をいただきます。
ほのかにニンニク臭が漂います。鶏肉はかなりの大きめ、衣はサクサク、肉はジューシーで噛めば噛むほどニンニク臭が口の中で広がります。言うまでもなくアルコールがすすみます。マヨネーズを付けても美味しいかもしれません。
■山賊焼
ニンニクやタマネギを効かせた醤油ダレに鶏モモ肉を漬け込み片栗粉をまぶして油で揚げたもの。
揚げてあるのに「焼き」のネーミング、当時(60年ほど前)は油が貴重で、極少量の油を使ってフライパンで焼いていたそうです。現在は揚げていますが、ネーミングだけは昔からのものを受け継いでいます。 -
次回は上田市に隣接する坂城町(埴科郡:はにしなぐん)の特産品「ねずみ大根」の絞り汁を使った坂城町のソウルフード「おしぼりうどん」と、上田市と坂城町の境にある奇岩「(半過)岩鼻」を眺めながら「馬鹿バーガー」をいただきます。次回もお楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tagucyanさん 2024/05/26 19:19:40
- 美味しそうなものが次々と
- BTSさま
こんばんは
いろいろ大変なことがあった上田での45日間だったと思います。
が、私も経験ありますが(私は忌引きの数日間だけでしたが)、時間的には結構余裕があった記憶があります。そこで、上田周辺を歩き回り、美味しいものを食べ歩き、たしかにこれでは体重が8キロ増えてしまうよなあ、と(汗)
このあたりは、しなの鉄道も上田電鉄も比較的最近乗っていますので、見ていてなんとなく雰囲気を思い出しました。上田電鉄の各駅はいい建物が揃っていますよね。終点の別所温泉駅から温泉街までの道中とか、3つある日帰り温泉施設とか、様子を思い出しながら拝見しました。
途中で食べたぶっとい麺のみそラーメン! ビジュアル的にすでにうまそう。それ目当てで出かけてみたいぐらいです(笑)
上田駅の構内にある上田からあげセンター。私も気になっていました。松本にあるからあげセンターには入ったことがあって、山賊焼きを腹一杯食べた記憶がありまして、あれをまた食べたい。美味だれ唐揚げもうまそうですね。たしかに、つまみにはよさそう。私は飲めませんですけど、ご飯のおかずにも最適そうです。
昼からこれ食べていたら8キロ増えちゃうでしょうねえ^^; でも仕事に復帰したら元に戻るのがすごい。私なんか仕事してても体重はじわじわ増える一方です…
今後も続くと思われます。このシリーズ、こんど上田周辺に行くときの参考にさせていただきます。
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Tagucyan
- BTSさん からの返信 2024/05/28 07:14:58
- RE: 美味しそうなものが次々と
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
45日も滞在すると太りますね〜(笑)朝食は自宅でガッツリ食べ、時々昼飲み、そして毎晩の宴、死を迎える母の悲しみを紛らわせるための暴飲暴食と言っても過言ではありません。でも仕事復帰したら体重は元に戻りました。その後の健康診断は異常ありませんでした。
拉麺酒房「熊人」の麺の太さには驚きました。まるで山梨県「ほうとう」に匹敵します。自家製粉・自家製麺なので、食感・喉越し・香りが何とも言えません。そして食べると時間差で味噌味噌しさが口の中に残ります。また食べたいラーメンでした。
滞在中、温泉も色々と行きました。手始めに別所温泉・大師湯で入浴しました。風呂上りは「上田からあげセンター」で昼飲みでした。美味だれ唐揚げは上田店のみで、定食もあります。Tagucyanさまには是非召し上がっていただきたいですね。きっと喜んでいただけるかと思います。山賊焼きはテイクアウトしましたが、自宅で美味しくいただきました。
先週、母の三回忌で上田へ行って来ました。昨年は寒くて(最高気温8℃)震えましたが、今年は逆でメチャ暑かったです。既に上田では30℃超えが4回もあります。
信州上田45日滞在記は、まだまだ続きますが、あと何作公開するかは私にも分かりません。気合を入れて作成していますので公開までお待ちください。
BTS
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