2024/04/19 - 2024/04/20
608位(同エリア678件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/19
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車での移動
2024/04/21
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車での移動
140号ー花園インターー関越自動車道ー圏央道ー東北自動車道ー浦和インター
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この旅行記スケジュールを元に
長瀞は毎年何度も来る、我が家から高速道路を使って2時間という馴染みがありすぎる観光地なのだが、今回は仕事でやってきた。
仕事で来たので仕事が終わったら帰ればいいのだが、せっかくここまで来たのだからお泊まりをして帰ることにした。
当然、勤務時間外の自腹でお泊まりである。
いつもの「のんびり」が目的で来る時は、お宿のチェックイン時間に合わせてやってくるが、今回は仕事が終わってからのチェックインだったので、何となく慌ただしく、いつもと違う一泊になった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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仕事を終わらせてから、車で今日のお宿にやってきた。
いつも長瀞には来ているが、この辺りでは初めての旅館。ちょっとどきどきしながら駐車場に車を停めた。
駐車場は旅館の前にあるので安心。長瀞 花のおもてなし長生館 宿・ホテル
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ロビーを中から撮った写真。
フロントは右側のカウンター。
カウンターは私が来た時、誰もいなかった。
呼び鈴を押そうとしたら、奥から男性スタッフが現れ、対応してくれた。
旅館というより、ホテルみたいな感じの対応だった。
ロビーにはスーツ姿の人が2人いて、「受付は~」なんて話をしているのが聞こえた。
何やら宴会場の方で集まりがあるらしい。
なるほど。
普通の観光地の旅館というだけでなく、宴会場つまりバンケットルームがあり、シティーホテルのような機能をしている旅館なんだ。
だからフロント対応もシティーホテルみたい、と感じたのかもしれない。 -
フロントの奥にはレストランがあった。
ここは朝食会場にもなるとのこと。 -
部屋は2階。
景観を保つため、建築物は2階建までしか許されていないらしい。
フロントで丁寧な説明を受け、鍵をもらって自分で部屋へ行く。
エレベーターがあるので、ありがたい。笑 -
1階の奥の方の恐らく宴会場だろうなぁと思われる場所あたりから、賑やかな声が聞こえていたが、2階に来たら更に賑やかな声が。
2階にも宴会場があって、こちらもかなり賑わっていた。
静かに過ごしたくて来たんだけどなぁ。 -
宴会場からはちょっとだけ遠目の206号室が今回のお部屋。
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ドアを開けるとこんな感じ。
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入ってすぐのところに水屋が。
下に冷蔵庫。
棚に湯沸かしポットと冷水のポット。
その上にグラスと湯呑みとお茶が。 -
水屋の前にはサニタリースペース。
洗面台のわきに写っているタオルかけ。
これがバスタオルもかけられる大きさになっていて、地味にありがたかった。
どこのお宿でも普通のタオルかけはあるけれど、バスタオルをかけられるものを置いているお宿は少ないのだ。
私はバスタオルハンガーを旅行バッグに入れて毎回持ち歩いているくらい。 -
バスルームは昔のマンションタイプのお風呂が。
バスタブも深いしきれいだったので、赤ちゃん連れにもよいかも。 -
洗い場があって、椅子や洗面器もあって、大浴場と同じシャンプーやコンディショナー、ボディーソープがあるのは良いと思う。
が、この形で置かれているのは初めて見た。 -
トイレは昔風ウォシュレット。
座ってから準備がされないと作動しないが、水圧も良かった。
時々、ウォシュレットが付いているということで泊まったお宿でもウォシュレットの水圧がどうやっても弱くて、意味がないところもあるので。 -
洗面台。
あれ?何もない?と思ったら。 -
洗面台の下にバスマット、ドライヤー、歯ブラシ、使い捨てブラシ、シェーバー、シャワーキャップ、綿棒が入った引き出しがあった。
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普通のタオルかけもあり。
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さて、部屋は。
普通の和室10畳+広縁。
だけどひとり旅で10畳の部屋にアサインされるのは嬉しい。 -
テレビ、電話、ライト、ティッシュボックス。
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電話が昔ながらのもので面白い。
今どきの若い人ってダイヤル式電話の使い方を知っているのだろうか。
数冊、本があるのも何かいい感じ。 -
浴衣はサイズがいろいろ揃っていてありがたかった。
バスタオル、フェイスタオル、足袋っくす、羽織りもここにあった。 -
床の間に加湿付き空気清浄機。
生花がいけてある。 -
ふと、外に目をやると何やらひらひら舞うものが目に入った。
広縁の外はベランダで、ベランダに出るようのサンダルも用意されていた。 -
なんと、鯉のぼり。
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旅館のお庭に鯉のぼりが泳いでいた。
因みにここからの風景は何と長瀞と岩畳! -
広縁側にクローゼットがあった。
下に金庫。 -
フロントでもらった案内の紙と鍵。
もちろん他に立派な案内ファイルが座卓の上にあった。 -
おつきのお菓子。
五家寳。あれ?これって熊谷のお菓子では?
長瀞は秩父に属するから熊谷ではないと思うのだが?
まぁ場所的に近いけど。
五家寳、たまに食べると凄く美味しい。
上品なお菓子だ…。 -
その五家寳のわきの黒い入れ物には大根の醤油漬けが入っていた。
甘いお菓子としょっぱい漬物。
両方美味しくて、ありがたく食べた。 -
座卓の上にあった旅館の案内ファイルの後ろに、飲み物などの案内が。
ルームサービスもしているらしい。 -
きっと夕食の時の飲み物も同じだろうと、目を通す。
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カクテルも好きなんだけど、夕食の時ならワインか日本酒がいいかなぁ、なんていつも思う。
そうして、実際ワインか日本酒にする率が高い。 -
おおー、夕食の追加メニュー。
こういうの、追加注文してみたいんだけど、いつもお腹いっぱいになってしまうのがわかっているから、したことがない…。 -
さて、部屋でひと休みしてから早速、大浴場へ。
夕食の時間まで1時間をきっているので、とりあえず夕食前にお風呂に行こうと、地下1階にやってきた。
エレベーターを降りると、こんな廊下が。
廊下を曲がって進むと。 -
畳の前室みたいな場所が。
大浴場、ここで合ってる? -
スリッパを入れるところが、消毒の光で青くなってる。
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その先が、ここ。
お休み処。
フットマッサージャーが並んでいる。 -
こちらはお水。
美味しいお水をどうぞ、と書かれていた。 -
マッサージ機もあって、無料。
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自販機もあり。
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これは女湯の方からとった写真。
お休み処は、この写真左奥にある。
スリッパを脱いだところは、この写真の右奥。 -
お休み処のすぐ隣が男湯。
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女湯はお休み処からずーっと更に奥に廊下を進んだ突き当たりだった。
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引き戸を開けると、すぐ貴重品入れが。
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洗面スペース。
ひと通りの基礎化粧品はあった。
ドライヤーは一台しかなかったけど、客室にもあるので、問題なし。
ここの手前に脱衣所。 -
内湯と露天風呂。
カランは手前と向こう側で、8箇所くらいあったかな。
温泉ではないが竹酢液のお風呂だそうで、温度管理もしっかりしているようで、凄く気持ちよく入れた。
いつものように、夕食前と、夕食後と、朝と3回入りに来た。 -
お風呂から戻ると、すぐ夕食の時間。
今回は仕事終わりからのチェックインだったから仕方ないけど、慌ただしいな~苦笑。
今回はひとり旅プランだったせいか、夕食は個室のお食事処で用意してくれていた。
1階の宴会場の先にある自動ドアを抜けると、こんな通路が。 -
ここからの長瀞の景色も素晴らしい。
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蔵みたい…
第一印象はこれ。
入ると、スタッフの方が迎えてくれた。 -
ここは「囲炉裏庵 花水木」という古民家風の個室のお食事処で、ミシュラングリーンガイドにも掲載されたのだとか。
中には囲炉裏があって、魚が焼かれていた。 -
最初からここで焼かれていたのか?調理場である程度焼かれてからここに運ばれたのかは謎。
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囲炉裏の部屋が中心で、そこから各個室が造られている。
個室は3畳くらいの畳の部屋で、掘り炬燵式になっているから楽だった。 -
お品書き。
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最初のセッティング。
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食前酒は手作りかりん酒。
甘くて美味しかった。
実は私もかりん酒を昨年作ったのだけど、我が家のかりん酒より、香りが薄かった。
氷が入っているから薄まってしまったのかな。 -
こちらはプランに付いていたワンドリンクサービスで頂いた、このお宿のオリジナルの冷酒。
草木花(そうもっか)というブランデーと梅酒をブレンドした日本酒だそうで。
確かにそれぞれの味と香りがするので、一体私は何を飲んでいるんだろう?と思ってしまった。
日本酒は何をベースにしてるんだろう?
なんか、日本酒の香りがなくてちょっと可哀想なお酒だな、と思ってしまった。 -
前菜
季節の五種盛り
と、だけで説明がなく。
説明してほしかったな。
何食べてんのかわかんないって残念だと思うんだけど。
左から2番目の小鉢は筍が入っているっていうのだけはわかった。
他も感動はない。
本当にお料理が美味しいお宿って、前菜からもう違うんだけどな。 -
そして何故か最初から出ていた酢の物。
お品書きを見ると、お食事の前に酢の物があるんだけど。
深谷ネギの酢味噌かけ
占地のおろしポン酢 -
そしてお品書きの順番まるっきり無視してお造りが運ばれてきた。
鯉の洗い
マグロ
お造りで大根の妻がないのは初めてかも。
サニーレタスがしいてあった。 -
前菜の後にくるはずの椀物がここで登場。
若筍と蕗のお吸い物。 -
そして次に揚げ物の天ぷら。
タラの芽とこごみかな?
あと、筍に何かはさんだもの。
あと、白魚と野菜がくっついているもの。
塩をつけて食べたけど、油っぽくて、占地のおろしポン酢と交互に食べた。 -
秩父の地酒飲み比べを追加注文。
ちゃんとした日本酒が飲みたかったから。 -
蒸し物。
茶碗蒸し。
普通の茶碗蒸しが良かったな。
柚子餡かけなくても。
中に何故か甘辛く煮た鶏そぼろが入っていた。
なんで鶏そぼろ⁈ -
ようやくここで焼き物。
岩魚の塩焼き。
あったかいうちに食べようと思ったのだけど、冷めてた。囲炉裏で焼いてたんじゃなかったの?
本当に囲炉裏で時間をかけて焼いた川魚って、串自体が熱くて持つことも大変だし、魚も熱々なんだけど、これ全然熱くなかった。
身も固くなってたし。 -
そしてここでようやく鍋に火をつけてくれた。
もっと前に火をつけてもらえば良かったかも。
ぼたん鍋。
いろいろなところで、ぼたん鍋を食べたことがあるのだけれど、これは黒胡椒が強すぎて味噌と黒胡椒でしょっぱくて。
煮すぎると硬くなるから、気をつけてちょうど良い頃に食べたのだけど、これは残念だったな。
初めてぼたん鍋を食べた人が、この味がぼたん鍋だと思わないといいな。 -
お酒も飲み終えて、あまりにもぼたん鍋がしょっぱくて、お水をもらった。
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お食事
ごはんと香の物、鯉こく。 -
鯉こくって、鯉を味噌で煮たものとは知っていたけど、鯉の味噌汁だとは知らなかった。
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デザートはいちごのムース?桜のムース?
小さな桜餅と苺一粒。
ご馳走さまでした。
なんか、今までお料理が美味しいと評判のお宿ばかり泊まっているせいか、今回のお夕食は残念だった。
美味しい!と感動するものが全くなかっただけじゃなく、いくつもある宴会場がどこも埋まっているせいか、いつ作ったお料理?とか思うものや、お品書きの順番が全く適当だったこと、お料理が来なくてずいぶん待ったりということが重なった。
出来立てのお料理をちゃんとタイミングよく頂きたいと思ったら、やはり小さなお宿じゃないとダメなのかもしれない。
それに今回の宿泊費は一泊二食付きで1人、2万5千円だったから、余計そう感じたのかも。 -
夕食後、部屋に戻る前にちょっと売店ものぞいてみた。
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翌朝。
お布団でゴロゴロした後、大浴場へ。 -
朝食はフロント近くのレストランで。
部屋番号と名前を言って、テーブルに案内してもらった。長瀞 花のおもてなし長生館 宿・ホテル
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朝食全景。
正しい旅館の朝ごはん。 -
納豆とコーヒーはセルフ。
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作りたて豆腐。
今、こうやって朝ごはんに作りたて豆腐を出すお宿、多いよね。 -
ふっくら焼き上がった鮭と卵焼き。
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煮物。
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右、蕨を煮たもの。
左、チューブたらこ?と思ったら甘味噌だった。
これ、ごはんに良くあって美味しかった。
下、杓子菜漬けと梅干し。 -
にんじん、きゅうり、大根になめ味噌(もろみ味噌)がかかったもの。
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セルフのところからもらってきた納豆。
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味噌汁。
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つやつやのごはん。
ごはん、美味しかった。どこのお米を使っているんだろう? -
デザートはヨーグルトにいちごソース。
朝ごはんは典型的な旅館の朝ごはんで、特に珍しいこともないし、業務用のおかずもあったのかもしれないけど、でも美味しかった。
おかわりもちゃんと聞いてくれるし、雰囲気も良かった。
なんだかお宿としては老舗だし、雰囲気のよいいい旅館だけど、私的に残念なところが多くあって、我が家向きではないなと感じた。
とは言え、今回は私の求めるものが違っただけ。
このお宿は皇室の方もお泊まりになられたところだし、何十年もリピーターとして来られている方も多いし、ひとり旅でもリピーターになる人が多い。
それだけの年月を常連の方々に支えられているのはやはり凄いと思う。
これからも続いていってほしいお宿だと思った。
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