2024/04/06 - 2024/04/07
60位(同エリア76件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/06
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浦和インターー東北自動車道
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圏央道ー関越自動車道ー坂戸スマートインター
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そうま坂戸店
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1時間
2024/04/07
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JA神川直売所かみかわ
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本庄児玉インターー関越自動車道ー圏央道
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圏央道ー東北自動車道ー浦和インター
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この旅行記スケジュールを元に
神流湖畔のお宿、茜彩庵山水に毎年訪れるのだが、その道すがら、いつも八塩温泉という看板を見ていて、この辺りの温泉もいつか泊まってみたいと思っていた。
いろいろ調べると、八塩温泉は3軒のお宿があるらしい。その中で、明治20年創業という老舗の八塩館が「食事が美味しい」「静か」「スタッフの皆さんの対応がいい」「一人宿泊を受け入れている」「部屋食」「リピーターが多い」「リーズナブル」と高評価。
ただし「施設設備が古い」「昭和の宿」「温泉は冷鉱泉で加温、消毒あり」など点数が低い口コミも多く、どんなものかな、と。
他の2軒もいずれ行ってみたいけど、とりあえず今回はこちらの老舗「八塩館」に行ってみることにした。
私たち夫婦は今まで、民宿からラグジュアリークラスのお宿までいろいろなところに泊まっているけれど、ここ1~2年、お金を出せば満足度が上がる訳ではなく、逆にこんなにお金を払っているのに、この程度のサービスしかできないのか?と不満が増えていくことに気づいた。
結局、宿泊費が高いお宿は高いお金を払っているんだからそれ相応のサービスは当たり前。でも一泊が一万円台のお宿でも、自分の目的に合っていて、お宿のスタッフさんたちのマニュアル外の自然なおもてなしを感じることができたら、私たち夫婦の満足度はかなり高くなる。
最近はそんなお宿を探して、気に入ったらリピートしている。
今回も常宿候補のお宿に泊まってみた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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お泊まりに行く時は必ず東北自動車道の浦和インターから。
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東北自動車道から圏央道に入って、関越自動車道に抜ける。
今回は関越自動車道に入ってすぐの坂戸スマートインターでおりて、先ずはランチに行くことに。 -
坂戸スマートインターから5分くらいのところにある「そうま 坂戸店」にやってきた。
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ちょっとキレイめな和食のお店。
駐車場も広かった。 -
駐車場にこんなものが。
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埼玉漁港って、埼玉県に海はありません、て。
店内はちょっとお高めのファミレス風。
どちらかというと、奥の個室でご法要のお食事とかで利用する人が多い感じがした。 -
でも、手前は半個室とかボックス席みたいな感じで、ちょっと年齢層高めの方々がお食事されていた。
私たち夫婦も年齢層高めに入るが、それより年配の方が多かった。
半個室に案内されたわたしたち。
テーブルの上に並べられた湯呑みの形で盛り上がる…。笑 -
その湯呑みとは、これ。
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メニュー。
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「埼玉に海を!」だって。
先月に見た映画を思い出して夫と笑った。 -
メニューは海鮮系の和食で、かなり魅力的な取り揃えになっていた。
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ランチもボリュームがすごい。
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お子さまメニューやデザートも美味しそうだった。
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私たち夫婦が頼んだのは「埼玉漁港のおまかせランチ」1,100円。
日替わりメニューらしい。
丼とフライもの、小鉢と味噌汁のセット。 -
びんちょうまぐろと、トロたく丼。
これ、丼のごはんがたくさんで、半分くらいごはんを夫に食べてもらった。
丼のネタは大きくて食べ応えがあったけど、思いの外トロたくが美味しくてびっくり。 -
イワシのフライと小エビのからあげ。
イワシのフライは揚げたてで、めちゃくちゃ美味しかった!
私は本当はあまり魚のフライが好きではないのだが、これは美味しかった。
小エビの唐揚げは、ビールが欲しくなる…。 -
小鉢はワカメのナムル風?
味噌汁はわかめと豆腐の味噌汁だった。
いろいろなお料理が気になって、また来よう!と思った。 -
さて、ランチのお店を出てから高速にはのらず、下道をドライブしながら今回のお宿にやって来た。
何やら古い鉄筋コンクリートの建物の横が駐車場で、そのわきに八福神めぐりの入り口になっていた。 -
駐車場には早稲田大学の漫研の宿泊ありがとう30周年の石碑が!?
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今回のお宿。
八塩温泉八塩館。八塩温泉 八塩館 宿・ホテル
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入り口は最近リニューアルしたが、創業は明治20年という老舗旅館。
温泉となっているが、正確にいうと冷鉱泉らしい。 -
中に入ると、こんな感じ。
モダンできれい。 -
フロント。
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シンプルなロビーが広がる。
中に入って、こんにちは~と声をかけるとすぐにオーナーらしい?気さくなご主人が出て来てくれた。 -
フロントは2階で、客室は3階。
大浴場は1階。
エレベーターがある!←何気に嬉しい。笑 -
部屋に案内してもらった。
アサインされた部屋は306号室。
エレベーターを降りると、昭和な雰囲気。
まぁ、私たち夫婦も当然昭和生まれなんで、全く問題なし。
むしろなんだか懐かしい。 -
ドアを開けると、広くて明るかった。
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下駄箱と冷蔵庫。
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おおーっ!
昔ながらの飲み物セット式冷蔵庫!
これ、昔は朝8時とかに自動で鍵がかかって、冷蔵庫が開かなくなるんだよね~なんて、夫と喋っていて、ここの冷蔵庫もそうなのかな?と、ちょっとワクワクしていたのだけれど、この冷蔵庫はずっと開いていたと思う。
夫が持ち込んだペットボトル一本を入れていた。 -
洗面台、トイレ、バスルームつき。
こちらの旅館は部屋タイプによって、いろいろ違うと思う。
今回はお部屋おまかせのプランにしていた。 -
洗面台にはコップ1つ、ハンドソープ、ドライヤー、シャンプー、コンディショナーのパック2人分、使い捨てブラシなど。
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バスルーム。
大浴場があるから、私たちは使わなかったけれど、小さいお子さんがいるご家庭には便利かも。
きれいに清掃されていて、好ましかった。
お宿によっては部屋のバスルームがあまりきれいではないところもあるので。 -
ウォシュレットトイレ。
部屋によってはウォシュレットがついていない部屋もあるので、部屋選びの時に確認した方がよいかも。 -
お部屋は和室12畳だった。
広縁もついているので、より広さを感じる。 -
ただ、畳はそろそろ表替えの時期かな…。
それから壁の一部に破損が。
小さな部分だし、そのうち直した方がいいよとは思うけど、宿泊料金を考えたら今回の私たち夫婦には問題なし。
何せ、三峯神社の興雲閣に毎回ありがたく泊まらせて頂いている我が家なので、畳や壁やシミなどは全く問題ない。
むしろ古くてもきちんと掃除して、大事に使っているということが素晴らしいと思う。 -
床の間に空気清浄機、テレビ、金庫、電話、ティッシュボックス。
テレビ台が興雲閣と同じじゃない?と、はしゃいだ私たち夫婦…。笑 -
クローゼットの中に浴衣と帯と羽織と、バスタオルとアメニティセット。
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アメニティセットの袋の中には旅館名入りフェイスタオルと歯ブラシが入っていた。
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クローゼットなので、当然ハンガーも。
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ポットは昔の保温ポットだけど、夕食の時にまた新しいお湯を入れてくれる。
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お茶セット。
久しぶりに見たちゃんとしたお茶っ葉。 -
おつきのお茶菓子は開運だるませんべい。
クリームが挟まっているゴーフレット状のもう少し歯応えのあるお菓子だった。美味しかった。
部屋の鍵は一つ。 -
案内ファイルも健在だった。
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部屋食のお宿だからか、ドリンクメニューもあった。
何飲もうかな~と見ていたのだが、今回イマイチ体調が良くなかったので、本当に珍しくアルコールは頼まなかった。 -
広縁も余裕の広さ。
この広縁のソファー。恐らく名のある家具だと思う。
カリモクとか。使っていてそんな気がした。 -
山の桜がきれい。
夜は街の明かりが遠くに見えてきれいだった。 -
下を見下ろしても桜。
いい季節に泊まれて良かった。 -
さて、早速温泉。
大浴場前のスペースには自販機とベンチとフットマッサージャーがあった。 -
男湯。
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女湯。
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女湯の脱衣所。
今回は女性が、男性より多く宿泊されていたようだが、いつ行っても独泉できて嬉しかった。 -
脱衣所の洗面台。
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化粧水と綿棒。
消毒済みのヘアブラシがあった。 -
ドライヤーもあり。
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温泉の成分表。
ちゃんと冷鉱泉で、加温、循環、消毒をしていることをはっきり明記していて、その潔さが却って良かった。 -
カランは5つ。
シャワーの水圧もしっかりあって、使いやすかった。 -
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープあり。
クレンジングやフェイスウォッシュなどはないので、必要なら持参すること。 -
これが八塩館の女湯。
「子宝の湯」という名前があるそうだけれど、何故この名前なのかはわからない。
昔ながらの温泉旅館で、子宝に恵まれることを期待されていた時代につけられた名前なのかもしれない。
ちょっと今どきの風潮からすると差別ととられなくもないが、まぁ昭和レトロだな~くらいに受け流すのがいいと思う。 -
お湯は豊富で、かなり気持ちよかった。
かなり濃い成分の温泉だと、私は湯あたりしてしまうことがあるのだが、こちらは加水、加温の冷鉱泉だから湯あたりもなし。それなのに何故か凄く温泉ぽく感じて、窓の外の桜を見ながら、本当に気持ちよく浸かれた。
因みに今回泊まっている間、消毒の塩素臭はしなかった。 -
この岩はこの辺りの名産である三波石だそう。立派な岩の間から温泉が滝のように落ちていて、その様子も凄く良かった。
珍しく何度も入りに行ってしまった。 -
こちらの夕食は部屋食なのだ。
部屋食、大好きなので嬉しいな。
基本、全部出しだが、温かいものは最後に持ってきてくれる。 -
箸袋に三波石と冬桜の里とある。
冬桜は確かにこの辺、有名なんだけれど見に行ったことはない。そのうち行ってみよう。
他にこの旅館のまわりは紫陽花の里としても有名なんじゃなかったかな。 -
箸袋を開いたら、八塩小唄というのがあった。
いつの時代に作られた小唄なんだろう? -
さて、ごはん。
お品書きがないので、適当に解説。笑
スタッフの方はちゃんと説明してくれたけど。
前菜というか先付け?
生ゆば、卵豆腐、そら豆、
生ハムとプロセスチーズ、鶏ハムのレモンのせ
真ん中の貝は???ちっちゃい鮑みたいな感じだった。 -
山の旅館だけれど、お刺身が美味しかった!
お造り
まぐろ、びんちょう、サーモン、
謎の炙り焼き、謎の貝←謎シリーズがとにかく美味しくて!
他に、こんにゃくのお刺身が絶品! -
菜の花のおひたしと、ホタルイカの酢味噌和え。
季節感を感じられていい。 -
台のもの。
鴨の陶板焼き。 -
これで鴨を焼くのだけれど、教えてもらった通りに玉ねぎとえのき、しいたけを先に焼いて、鴨で蓋をするように焼いたら蒸されて本当に野菜も鴨も美味しく焼けた!
鴨を焼いて食べるって初めてだったと思う。
めちゃくちゃ美味しかったな~。
また食べたい…。 -
揚げ物は天ぷら。
順に食べていったら当然、冷めてしまったけれど、冷めてもサクサク!
あまり油っぽくなくて、全部食べられた。
野菜の天ぷら、美味しい! -
煮物は基本形。
一つずつ、しっかり味がついていて上品。 -
大好きな茶碗蒸しは1番最後までとっておいた。笑
蓋があるので冷めずに温かいままで食べられた。
もちろん熱々ではないものの、猫舌気味の私にはちょうど良かった。 -
味噌汁と思いきや、この辺りの郷土料理のとっちゃ投げ汁だった。
要するにすいとん。具沢山で野菜もたっぷりだけど、小麦粉で練って丸めてあるお団子も美味しかった。
すいとん好きの私には至福の一椀だった。 -
ごはんは炊き立てつやつや。
ごはんのお米、美味しいよ。 -
香の物まで美味しかった。
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デザートはプチケーキといちごとパイナップル。
パイナップルはちゃんと生で美味しかった。
昔ながらの温泉旅館の典型みたいな夕食だったけれど、私はこの昔ながらのお刺身、天ぷら、茶碗蒸しといった夕食が大好きなので、この形のごはんが食べられるのはポイント高い。
ボリュームもあり、大満足の夕食だった。
ご馳走さまでした!
夕食の後はフロントに電話をして、片付けをしてもらい、お布団も敷きにきてもらう。
その後、また大浴場にいってのんびり。
静かな夜をのんびり楽しんだ。 -
翌朝。
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よく晴れている。
夫は朝早く起きて、近くの山へ走りに行ってたらしい。この辺りでやるトレランコースの一部だけ走ってきた!と言っていた。
朝も大浴場に行き、さっぱり。 -
朝食は宴会場で。
私たちはここだった。 -
宴会場を仕切って、お食事処として使っているらしい。
パーテーションの向こう側から、子どもの声がしたから、家族連れとは別にしているらしい。
そんな気遣いも素晴らしい。 -
何やら凄そうな書があったけれど、私には読めず…笑
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朝ごはん全景。
ごはんはお櫃で、味噌汁は私たちが座ってから持ってきてくれた。八塩温泉 八塩館 宿・ホテル
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飾り切りをしたかまぼこ。
野菜の炒め煮。
焼き鮭。
焼き海苔。 -
温泉たまご。
納豆。
辛子明太子。
ひじき煮。 -
ハムサラダ。
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つやつやのごはんと香の物。
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味噌汁。
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デザートにヨーグルト。
気を衒ったものはないが、こちらも定番の朝ごはんメニューで、美味しく頂けた。
10時前にチェックアウト。
旅館は家族経営かな?という感じだったが、どなたも笑顔で自然体で、凄く良かった。
泊まるこちらも緊張しないし、居心地がいいし、静かだし、ごはんも美味しい。
我が家から車で2時間弱だし、宿泊費もリーズナブル。
連泊もOKだそうなので、もうこれはリピーターになるしかないでしょ。そんな話をしながら帰途に着いた。 -
帰りに夫の「スーパーじゃないところで売ってるキャベツが買いたい」という希望で、こちらに寄ってみた。
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この日はフリーマーケットなどもやっていたようで、駐車場は激混み。
ようやく停めて初めての直売所をぶらつく。
キッチンカーもきていた。 -
規模としては大きいのか小さいのか?
あまりこういうところに来たことがないので、よくわからないが、たくさんのお客がいた。 -
いろいろイベントもやっているよう。
ここで夫は新鮮なキャベツをゲット。
私は桜の切り枝を買った。ネットなどで枝ものを買うとひと束4,000円くらいするけれど、こちらはひと束200円だったから! -
関越自動車道から圏央道に入り、久しぶりに菖蒲パーキングに寄った。
以前は良く寄っていたけれど、最近は全く来ていなかったので。菖蒲パーキングエリア 道の駅
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ここの菖蒲パーキングは、各地のお土産などが買えて面白いのだ。お土産のセレクトショップみたいな。
他にフードコートもあり。 -
今回はこちらを眺めていたら。
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ゼリーフライがあった。
夫は食べたことがないというので、買って食べることに。
ゼリーフライは埼玉のB級グルメだけれど、埼玉県在住でもその土地から離れていれば知らないものもあって。 -
単純におからとじゃがいもを小判形にして、油で揚げてあるだけなんだけど。
まぁパン粉なしコロッケと思えばいいかな。
私は職場で何度か食べたことがあるのだけれど。 -
菖蒲パーキングの説明看板を眺めつつゼリーフライを食べて、再び圏央道。
そこから東北自動車道に入り、浦和インターまで。
のんびり帰宅した。
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