2024/02/07 - 2024/02/07
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まつじゅんさん
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この旅行記のスケジュール
2024/02/07
この旅行記スケジュールを元に
最近よく利用している、読売新聞のワイズ倶楽部の催しで、気になるものがあり参加してきました。
EXPO2025の開幕までに工事が間に合うのか等、ネガティブな話題の多い万博ですが、私の進路に凄く影響を与えたのが1970年の大阪万博、EXPO’70でした。
50数年経た今でも、様々な光景が想い出される程、強烈なインパクトを与えた数々の建築の中でも「タカラ・ビューティリオン」は特に印象に残っているパビリオンの一つです。
このパビリオンは、大阪の中小企業が単独で、当時無謀とも言われた中、出展した「夢」を、今回初めて知ることが出来ました。
その後、地下鉄で阿倍野に出て、初めてあべのハルカスの展望台に登ってきました。
2014年3月の完成から10年、2023年11月24日完成の「麻布台ヒルズ森JPタワー」(高さ325m)に抜かれはしましたが、現在日本で2番目に高いビルです。
麻布台ヒルズ森JPタワーには、常設の展望室は無いので、ビルの展望室としては今でも日本一の高さを誇っていて、大阪平野の360°の天望を楽しんできました。
*2023年6月 高さ350mの東京スカイツリー天望デッキ登頂の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11894692
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
地下鉄堺筋線 堺筋本町駅から徒歩5分、ビジネス街のど真ん中にこのようなミュージアムがあるとは、全く知りませんでした。
大阪企業家ミュージアムは、「志・変化・先見・挑戦・創意・自助・意思」を理念とした、大阪輩出の企業家達の高い志、勇気、英知を後世に伝え、その気概を人々の心に触発し、次代を切り拓く人づくり、活力ある社会づくりを目指すミュージアム&ライブラリーです。
入口では、2015年放映のNHK朝ドラ あさが来たでディーン・フジオカ氏が演じ、大人気となった五代友厚氏のパネルが迎えてくれます。大阪企業家ミュージアム 美術館・博物館
-
受付で参加費200円を支払い、タカラベルモント㈱の担当者から、ビデオで万博参加への想いや、背景等の説明を聞いた後、先ずはミュージアムを解説を聞きながら、展示を見て廻ります。
展示は、明治以降第1~第3ブロックまであり、105人の企業家が紹介されていました。
殆どの人が、名前を知っているビッグネームばかりで、紡績、金融、建設、薬品、交通等々、大阪商人の素晴らしさが良く解ります。
タカラベルモントの商品の試供品を頂きました。 -
EXPO’70会場の航空写真。
中央上部 お祭り広場大屋根の少し上、赤丸がタカラ・ビューティリオンです。
左端がソ連館、右端の白い楕円形がアメリカ館、中央上部の端が日本館等々、50年以上経っても、今でもほとんどのパビリオンの名前を言える私です。
凄いインパクトと感動を与えてくれたパビリオンの数々でしたが、今度の万博はどうなんでしょうね。。。。 -
最後に12月5日から行われている特別展示「EXPO’70『タカラ・ビューティリオン』の描いた夢 -タカラベルモント創業者・吉川秀信-」を見学しました。
2024年3月23日まで開催されているようですが、明治時代に鋳物工場を立ち上げ、一代で理、美容椅子の世界的企業に成長させた、タカラベルモントの創業者 吉川秀信氏の夢であった万博。
万博の出展企業の殆どが大企業グループで、中堅企業として唯一単独出展し、日本の理、美容業界の持つパワーを世界へ発信し、「世界はひとつ」という信念のもと、万博へかけた夢や企業家精神を、パネルや当時の品々で紹介されていました。 -
当時は、「全く、身の丈に合わない万博参加」と揶揄された決断だったようです。
大企業ばかりの出展企業の中にあって「中小企業でも、その気になればやれる、世界中から来る人達に、タカラベルモントや理、美容業界のことを知ってもらう機会と考え、当時の売上高99億円 経常利益が2億5000万円の中小企業が、出展費用2億5000万円(実際は4億円かかったそうですが・・・)かけて、本当に身の程知らずの挑戦、と思いますね。
親交があった松下幸之助氏や、大阪府知事からも「本当に大丈夫か」と心配され、社内からも「無謀」と反対の声も上がったが、業界の為にもなるからと秀信氏は押し切って参加したそうです。
出展者のタカラって、玩具か流し台のメーカだと思っていましたが、今回初めて美・理容メーカ、という事を知りました。 -
EXPO’70のパビリオンは、当時新進気鋭の建築家が、様々な挑戦をしていたように思います。
タカラビューティリオンも、当時は若手の黒川紀章氏や、コシノジュンコ氏、照明デザイナーの石井幹子氏、音楽家の一柳慧氏、グラフィックデザイナーの横尾忠則氏等、後世に大きな名を残すクリエイターが携わった名建築です。
パビリオンの名称「タカラ・ビューティリオン」は、ビューティーとパビリオンを掛け合わせた造語で、「美しく生きる喜び」がコンセプトでした。
機能優先で、デザインは後回しという時代に、デザイン重視を打ち出した発想は斬新で、黒川氏が提案したジャングルジムのような構造体に、カプセルを組み込むという画期的なデザインの模型を見て、秀信氏は一目で気に入り、採用されたそうです。
*タカラビューテリオン建設の記録↓
https://www.youtube.com/watch?v=9YCKWfC5J4U&t=2s
*EXPO’70の記録↓
https://www.expo70-park.jp/cause/expo/takarabeautilion/ -
沢山のEXPO’70のパンフレットや、グッズ、販促品が展示されていました。
懐かしい物が多く、中学生の時のような、ワクワクした高揚感に包まれました。
多くのパビリオンは、1959年頃の黒川紀章、菊竹清訓氏ら丹下健三に強い影響を受けた若手建築家グループの構想である、メタボリズムが現れているように思います。 -
メタボリズムとは新陳代謝いう意味で、社会の変化や人口の成長に合わせて、有機的に成長するという考えは、高度経済成長期の日本の急速な更新、膨張に応えるものとして、画期的な考えだったと思います。
お祭り広場の大屋根や、菊竹清訓氏のエキスポタワー、黒川紀章氏の国立民族学博物館等、メタボリズム思想は引き継がれて行きますが、黒川氏の代表作である、中銀カプセルタワーの丸い窓の開いたブロック、枝のごとくブロックがくっついた構造という天才の理念が具現化されたパビリオンですね。
*中銀カプセルタワービルの備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11724289 -
大阪企業家ミュージアムを出て、堺筋本町でランチタイムにします。
看板に惹かれて入ったビルの地下にある「Reset Kitchen」で頂きます。リセットキッチン グルメ・レストラン
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日替わりのランチメニューを発注です。
私は、豚ヒレカツと牛肉ブロッコリーオイスター、奥様はぶり大根、みそ漬け鰆です。
結構ボリュウムもあり、生卵も付いているので卵かけご飯で頂き、700円はお得に感じますね。
美味しかったです。 -
天気も良く時間もあるので、気になっていたあべのハルカスに登ってみよう、となりました。
何度も見上げたハルカスですが、展望台に登るのは初めてです。
外観デザインは、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ代表のシーザー・ペリ監修で、2023年11月24日に日本一の高さとなった「麻布台ヒルズ森JPタワー」も、外観デザインはシーザー・ペリ率いるペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツというのは、偶然でしょうか。。。
日本1,2位の高さのビルのデザインが、外国の建築家の作品とはチョット残念に思います。あべのハルカス 名所・史跡
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建設費は約760億円と聞いて、それ位でできるのと言う感覚です。
(某大学病院の建物でも、400億円近く掛かっていますから。)
地上高 300.0 m
最上60階、地下5階、塔屋1階で、敷地面積は28,738.06m2、建築面積 24,975.25m2、延床面積 352,981.73m2です。
鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造でエレベーターは56基あるそうです。
設計 竹中工務店、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(外装監修)
施工 竹中工務店、奥村組、大林組、大日本土木、銭高組です。
2015年に、日本建設業連合会主催の第56回BCS賞を受賞しています。 -
私にとって、馴染み深かったあべの近鉄百貨店が建て替えられ、ハルカスが完成して10年になるようです。
1994年4月に関西を離れた私にとって、通学、通勤で利用していたターミナル駅がガラッと変貌して、正しく浦島太郎状態です。
百貨店、美術館、オフィス、ホテルの複合高層ビルになるなんて、当時は想像もしていなかったですね。 -
あべのハルカスの最上階、60階の展望台フロアは、360度全面ガラス張りの屋内回廊となっていて、大阪市の東・西・南・北を見渡すことが出来ます。
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条件が良ければ、明石海峡大橋や淡路島、関西国際空港も望めるとの事です。
下を見ると、通天閣に四天王寺、難波、梅田や大阪城、USJも確認できます。
窓には案内表示等もあるので、探しながら眺望するのも楽しいです。 -
夕陽の絶景ポイントでもあるようで、西側の柱には日の入りの時刻表示もされています。
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雲の動きが良く解ります。
関空から淡路島、明石海峡大橋方向です。 -
展望台としての高さは、東京スカイツリーの天望回廊の450mに次いで、日本第2位の300mです。
*東京スカイツリー展望回廊登頂の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11894692 -
下を見る覗き窓も設置されています。
大丈夫だと分かっていても、ガラスの上に乗るのは、少し勇気がいりますね。 -
建築屋さんの習性、トイレ確認です。
小便器を窓側に設置すれば、小便小僧の感じで爽快感があるような気がしますが、逆に恐怖で止まってしまうかも・・・・、なんて考えてしまいました。 -
ハルカスのマスコットキャラクター「あべのべあ」が、あちらこちらに居ました。
回文になっているんですね。 -
奥様、「あべのべあ」の根付が可愛いという事で、おみくじを引いています。
欲しかったブルーの「あべのべあ」をゲットです。 -
「ハルカスバンジーVR」なるものがありました。
ハルカス 300mの高さから、真っ逆さまに落ちるVRの体験アトラクションで、
最新型のVRゴーグルを装着し、身体を上下、逆さまにする装置により、大迫力のバンジージャンプの模擬体験ができるそうです。 -
正面の屋根裏に300mの表示がありました。
塔屋の先端が、最高高さ300mのようですね。 -
58階の天空庭園とカフェを見下ろしています。
東側にはカフェレストランもあり、屋外に出ると吹き抜けとなっていて、風を感じることが出来ます。 -
高いガラス壁越しに梅田方面を見ていると、東京に比べて大阪は、高いビルのある場所は集中している様に思います。
見晴らしが凄く良く、生駒から続く箕面の山々まで見渡せました。 -
という事で、カフェで休憩です。
奥様、ハルカス限定のパインアメソフト発注です。
私は「あべのべあ」が乗った、あべのプリンを頂きました。 -
Expo2025まで、あと431日だそうです。
EXPO’70の時も、直前まで盛り上がりは少なかったようですが、いざ開幕すると、入場者数6,421万8,770人、9月5日が最高入場者数で、83万6,000人、1日当たりの平均入場者数は約35万人と、大成功のイベントとなりました。
ホロ馬車のような空気テント構造の富士グループ館、豚の貯金箱のようなガス館、五重塔の古河パビリオン、宇宙船のような東芝館に日立館、みどり館のアストララマは衝撃でしたし、太陽の塔は今でも千里万博公園のシンボルとなっています。
良き時代と言えば、そうなのかも知れませんが、本当にエネルギッシュな活気にあふれた空間でした。
*2022年9月 EXPO’70記録映画鑑賞の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11808651 -
EXPO2025も、大きく盛り上がり、魅力的なパビリオンに感動できるでしょうか。
チケットも確保して、ワクワクしながらその時を待つオッサンの後ろ姿。
本日、これまで。
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