2024JAN⑤クロアチア･ザグレブ市内観光とグルメ編

2024/01/04 - 2024/01/05

2日目はザグレブ市内観光をしました。ジブリ映画の『紅の豚』や『魔女の宅急便』のモデルとなったとも言われるドブロブニクに比べ影の薄いザグレブ観光ですが、来て見て思ったのは中々良い街だなと思いました。理由は街の中心にある建物は古い建物ばかりで街の中を散策していると中世の街に迷い込んだような気になるんです。

エリア ザグレブ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝、ホテルは朝食付きで予約をしていたので早々に朝ご飯を食べに行きます。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

レストランはガラス張りの部屋でサンルームの様になっています。
スラリとした長身のウエイトレスさんが世話をしてくれました。ユニフォームがお似合いな素敵な方。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

お正月だからなのか、いつもなのか、白とロゼの2種類のスパークリンクがありました。朝から気分はアゲアゲです。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

美味しいジュースにコーヒーや紅茶が

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

特に紅茶の種類が多くまるで紅茶屋さんみたいです。
いつもはコーヒー派なんですが紅茶を頂きます。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

お料理類の種類は東南アジアのホテルの方が多いですが、まあまあクオリティーも良く満足満足です。
但し、毎朝ほとんど同じメニューだったのが残念です。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

最初の一皿目は冷たい物を

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

2皿目は温かい物を頂きました。
この輪切りにしたソーセージがこの辺の特産品なのか美味しです。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

ホテル地下にはSPAがありサウナもあります。予約制で予約した人だけが使えるプライベートユース。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

サウナの前にはベットとお水などのドリンク類がありました。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

同じく地下にはバーがありました。洒落た大人の社交場です。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

館内に数カ所あるソファー

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

自分の部屋のTVで写されていたチョコレートケーキとコーヒーのセットが5.5ユーロの広告。意外と安いし美味しそうなので食べたいとず～っと思ってたのですが結局期会がありませんでした。

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

これが泊まったホテルの昼間の外観

ル プルミエ ブティックホテル ホテル

ホテルのすぐ隣の公園にあるクロアチアクロアチア美術家協会の丸い円柱状の建物

メシュトロビッチパビリオン 建造物

テクテクと散策に出発し、10分ほど歩くと警察署を発見。
写真の車はパトカー

日本大使館
テクテクと歩いていたら日本の日の丸国旗があったのでよくよく見て見ると日本国大使館じゃないですか。街中にある4階建ての普通の建物です。

日本大使館
菊のご門が眩しい！

デンマーク大使館
Embassy of Denmark
日本国大使館の向かい側の建物はデンマーク大使館でした。この辺りは大使館街の様です。

ズリニェヴァツ公園
ザグレブ市内の中央にある大きな公園で園内には博物館やスケートリンクなどもある公園。

ズリニェヴァツ公園 広場・公園

キスシングポイント

公園から再びテクテク歩いて近くにあるイェラチッチ広場へ

昨夜も来たイェラチッチ広場に出てしまった。そう大きな街では無いのですぐに街の中心でもあるイェラチッチ広場に出てしまいます。

イェラチッチ広場 広場・公園

イェラチッチ総督の騎馬像が広場の中央にデーンとあるのでイェラチッチ広場と言うらしい。

イェラチッチ総督の騎馬像 モニュメント・記念碑

イェラチッチ総督の騎馬像の勇士
この広場は街の中心でもあり、交通の要所でもありいつも多くの人で賑わっています。

イェラチッチ総督の騎馬像 モニュメント・記念碑

イェラチッチ広場にあるマンドゥシェヴァツの噴水。
イェラチッチ総督が戦いから戻った時に泉の畔で美しい娘さんに「ザグラビ（水を汲んで）」と言った事から「ザグレブ」と名づけられたと言う素敵な逸話があるんだとか。美しい娘さんはどこ？

マンドゥシェヴァツの噴水 建造物

白くまくん
イェラチッチ広場にはこんな奴もウロチョロしていて、もちろん写真を撮ると有料ですよ。

イェラチッチ広場 広場・公園

イェラチッチ広場からドラツ市場に通り抜けする通路にはお花屋さんの露店が並んでいて良い香りがします。

東欧って決して裕福ではないですがどこの国に行っても花屋さんが沢山が沢山あります。花の有る生活なんですね。

ドラツ市場はザグレブの街を代表する青果市場です。
やっぱり野菜や果物がメインなので朝の内が賑やかです。午後に行ったのでもう既に手仕舞い済でほとんどのお店は撤退済。

青果市場 (ドラツ市場) 市場

一部奥の方に残っていたので見学。

青果市場 (ドラツ市場) 市場

オレンジなどの果物やカリフラワーやジャガイモなどの野菜が。
最近日本では余りカリフラワー見ないんですけど何故でしょう。

青果市場 (ドラツ市場) 市場

かぼちゃから取った油。
日本じゃ見た事ないけど。

青果市場 (ドラツ市場) 市場

市場からの小道には真冬だと言うのにオープンテラスのお店が沢山ありました。外国人はオープンテラスが大好きですね。

ザグレブでも日本食レストランは沢山ありますが、最近の流行はお寿司よりラーメンですね。

ザグレブ大聖堂＝聖マリア被昇天大聖堂
街一番の観光ポイントでもあるザグレブ大聖堂です。
クロアチアで2番目に高い建物。
現在改修中で回りに柵が作られていて中には入れませんでした。
タワーの上の方には足場が組まれています。この改修工事の足場は1990年から30年以上に渡り完全に撤去された事は無いそうです。
聖母マリアと言う事はカトリックですね。

ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会

聖母被昇天の記念碑
ザグレブ大聖堂の前に立っている聖母被昇天の記念碑。
被昇天とは、聖母マリアが死後、霊魂も肉体もともに天国に上げられたというカトリック教会の教義（神に召されたと言う事？）
柱の頂上には金色の聖母マリアの像があり、下の方には4 人の天使がおり、十字架を持った天使（信仰）、手を合わせて祈っている天使（希望）、残りの 2 人は、ヤシの枝を持っており（無邪気と謙虚さ）を表しています。

ホーリー メアリー モニュメント モニュメント・記念碑

ザグレブの街の中心はどうも新しい建物や高層ビルが規制されているのか古い低い建物ばかりなので街のあちこちからザグレブ大聖堂を見る事が出来ます。

可愛いビーグルちゃんに遭遇。
すぐに仲良しざんす。

グーグルマップの指示道リ歩いていたらこんな細い道を歩くことになってしまった。
間違ってるんじゃないかと心配になってしまったけどあっている。

途中にはこんな日本を意識したとしか思えない様な絵を描いたバーとかもあり夜はもっと賑やかになるんだろうな～と

アート？
どなた何でしょう。
一緒に記念撮影する人が沢山います。

ザグレブの丘の上に建つロトルシュチャク塔。
塔と言っても3階か4階建ての小さな塔で観光ポイントの一つ。

ロトルシュチャク塔 建造物

緩やかな坂道を歩いて登って頂上に来てみたらケーブルカーがある事に気づきました。
そうザグレブで有名なケーブルカーはココだったんですね。

ケーブルカー その他の交通機関

ここからザグレブの街の全景を見る事が出来ました。
市内の建物は低い建物しかない事が解かります。背の高い建物は郊外のみにあります。

ロトルシュチャク塔の中に入ってみます。
有料です。
チケット料金:
大人 (シングル): 3 ユーロ
7 ～ 18 歳の子供: 2 ユーロ
エレベーターはありませんし階段の幅も狭い。
老人には辛い！

ロトルシュチャク塔 建造物

最初のフロアー。
最上階に行くまでにいくつかこう言う場所があります。

ロトルシュチャク塔 建造物

途中から階段は更に狭くなります。すれ違い出来ません。

ロトルシュチャク塔 建造物

聖マルコ教会
ここもザグレブ観光の主要なポイント1つ。
近いので塔の頂上から良く見えます。

聖マルコ教会 寺院・教会

頂上からはザグレブ大聖堂も見えます。

屋根の修理をしている人達が見えました。

夕暮れ時に訪れのがお勧めです。

帰る時のの階段は幅が狭いし急だし恐怖。

ロトルシュチャク塔 建造物

こちらは失恋博物館。日本人にとっては、なんじゃそれって感じですよね。
実はザグレブには色々な博物館が沢山あります。博物館天国。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

英語で言うと
失恋博物館≒Museum of Broken Relationships
という様です。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入場料は大人は7ユーロです。
入場料を払うところで日本語のガイドブックを貸してくれます。
帰る時に返却します。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

失恋に纏わる品々が展示されていてその品物に纏わるストリーが書かれているのだがそれを翻訳した物がガイドブックに日本語で書かれている。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そのストリーは色々で笑えるもものからちょっと泣けてくるものまで。
例えばこの古い携帯電話には、別れた彼が彼女がもう電話を掛けてこれない様に彼が使っていた携帯電話をプレゼントした。との事。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

このウエディングドレスは、婚約をし、1週間後に結婚式を控えていたある日、空港で働いていた彼はテロに巻き込まれ亡くなってしまったのだとか。
泣くに泣けないストリーもあり。
こんなストリーが100以上もあり、どちらかと言えば女性向の博物館かなと思いました。

失恋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

失恋博物館の斜め向かい側にある、ギリシャ正教会の教会。

中々厳かな教会です。

教会のお隣は、クロアチアナイーヴアート美術館。
もう閉店時間だったので中には入ってませんが、後で色々と調べると入っておけば良かったと後悔しました。

ナイーヴアート美術館 博物館・美術館・ギャラリー

中々良い感じの入口です。
美術館の内容は、農家の人など、特に美術の勉強や専門知識が無い人たち描いた絵などが中心の美術館です。例えば、日本で言うと山下清の様な人とか、農家の人がの行の閑散期に身近な道具で描いた絵画などが中心らしい。

ナイーヴアート美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ザグレブ有数の観光ポイント聖マルコ教会です。
カトリックの教会で、聖マルコ教会は広場に面していて、その広場には国会議事堂や首相官邸、最高裁判所がなどがある。
でも広場には柵がされていて入れませんでした。

聖マルコ教会 寺院・教会

この特徴的な屋根には、左側にはクロアチア・ダルマチア・スラボニア王国の紋章、右にザグレブ市の紋章が描かれているのだが、ブダペストから寄贈された色瓦のモザイク模様で作られている。洒落てます。

聖マルコ教会 寺院・教会

聖マルコ広場に柵がされていて入れなかった原因はこれ！
ホームレスに付いてのデモが行われていたから････

聖マルコ教会 寺院・教会

聖マルコ広場からテクテク道なりに歩いて行くと、ちょっとお洒落なブティックや

カフェやバーが並ぶ通りに出ます。

この寒い時期は何と言ってもホットワイン！

何やら肉まんあんまんにそっくりな物が蒸されていますが、肉まんあんまんでは無いらしい。

メニューを無理やりグーグル翻訳で翻訳してみるとこんな感じでした。解かった様な解らない様な、良く解かりません。

道路を歩いていると写真の様に道路の上に家が建っていると事に出て来る。
これは元々はザグレブを守る為にあったあ城壁の一部で、こんな風に道路がトンネル様になっている箇所が6カ所あったそうだが現存するのはこの場所のみだとか。
歴史的にとても意味がある場所。

石の門 史跡・遺跡

トンネルの中で道路は左にカーブしているのだが歩道の部分は礼拝堂になっている。教会によくある木の長いすが数台並べられていて道行く現地の方々が数分間の祈りをささげていく。トンネルをうまく利用した教会になっている。

石の門 史跡・遺跡

反対側にはちゃんとした教会がある筈なんですが夕方には扉が閉められてしまい見えず（右半分の黒い扉）
左の半分には網が貼られていて奥にはマリア様がいらっしゃる。

石の門 史跡・遺跡

地元の方達は通りすがりに十字を切って行きます。

石の門 史跡・遺跡

Fish _Restoran "Ribice i tri točkice"
ザグレブには海が無いけど何となく魚介系が食べたくてグーグルマップで見つけたシーフードレストランへ。

リビツェ イ トウリ トチュキツェ シーフード

地球の歩き方にも掲載されている観光客には有名な店の様。
取りあえず白ワインをグラスで頂きます。

リビツェ イ トウリ トチュキツェ シーフード

予約無しで行ったけど1人なので運よく席にありつけましたが、結構人気がある様で入口で諦める人が沢山いました。
私は旅行中は基本的にレストランの予約はしません。大勢で行く時は別ですが、予約しているとスケジュールが縛られるし、1人だと結構入れちゃうんです。隅っこの方の普段は使ってない席とかウエイティングバーとかでも良いので、受付の人が店内を見渡しているとこちらから『あそこはダメなの？』と言っちゃいます。

リビツェ イ トウリ トチュキツェ シーフード

結局オーダーしたのはこちら。
タコのマリネとシーフードのリゾット。写真だとイマイチ伝わらないが結構お皿が大きく量が多い。
何とウエイターのオヤジ、同時に2皿持ってきた！ここは中華レストランか？
冷めちゃうから食べ終わってから次の皿を持って来て欲しい！本来2皿目になるリゾットは熱々で出てきたのだが冷めるにつれチーズが固まって来るのが解る。
理由を尋ねると、アジア人（多分中国人）のお客さんから同時全部持ってくる事を要求される事が多いんだとか。気を利かせたつもりだった様だ。
どちらも美味しかったけど、やっぱりタコは皮を剥かないで欲しい。コリコリ感が無く食感が無くなる。

リビツェ イ トウリ トチュキツェ シーフード

このレストランの結構賑やかな場所にあり、食事が終わって店の外に出るとまだまだ賑やかです。

私好みの古い車が綺麗にレストアされて飾られていた。
見るからにイタリアのフィアットなんですが、エンブレムを見ると”ZAASTAVA101”と書かれていた。後でネットで調べて見ると元々はユーゴスラビアの大砲メーカーだったが後にフィアットの車のライセンス生産を始めたらしい。現在はセルビア政府30％、フィアット70％の株を所有しフィアットの車を生産しているらしい。

Franck coffee
ネスプレッソみたいなコーヒーのカプセルを売っているお店。
ホテルの部屋にあるエスプレッソマシーンがここのマシーンだった。部屋のコーヒーが美味しかったのでここでもっと色々な種類のコーヒーが買えるんじゃないかと思い入ってみたら”カプセルが2種類あるんだけどどっち？”と聞かれ解らなかったので”解らない”と言うと2つ無料でくれ”試してみてね”と！優し過ぎる～

奥の方が暗くて良く解からないがこだわりのカフェが流行っている様だ。

大きな熊さん！
もちろん写真を撮るのは有料。

イェラチッチ広場まで戻って来た。ここは真冬の夜でも人がいっぱいです。
各方面に行くトラムの乗換え地だし、お店もいっぱいあるからね。

イェラチッチ広場 広場・公園

Kraš choco&cafe
クラッシュと言うクロアチアのチョコレートメーカーが運営するカフェ。ここはイエラッチッチ広場に面しオープンテラスもある結構オシャレなお店です。

クラスチョコ＆カフェ カフェ

このクラッシュと言うチョコレートメーカーはクロアチア最大の食品メーカーなんだとか。市内に直営店が何店舗もあり、販売だけしているお店とカフェが併設しているお店がある。コンビニやスーパーのチョコレート売り場にも沢山売っている。
旅のお土産に最適です。

クラスチョコ＆カフェ カフェ

イェラチッチ広場にあるこの店はこのチョコレートの販売もしているしカフェもある。ザグレブの一等地にある店なのでそれに相応しい感じのお店で、他の店舗と比べ高級です。

クラスチョコ＆カフェ カフェ

ケーキの種類も沢山ありウレシー。
デザートにチョコレートケーキを頂きましたがかなり甘く濃厚です。

クラスチョコ＆カフェ カフェ

苦いコーヒーが無ければ。
コーヒーを注文したらチョコが付いて来た。
チョコレート攻め！
因みにコーヒーはFranckでした。

クラスチョコ＆カフェ カフェ

Manduševac（マンドゥシェヴァツ）
イェラチッチ広場にある泉は夜になるとライトアップされるので夜の方が綺麗ですね。
昼間はゴミも見えてしまうので

イェラチッチ広場 広場・公園

お腹もいっぱいなので歩いてホテルに帰ろうとふらふら歩いているとラーメン屋さん発見。ザグレブでもラーメン屋さんが流行り始めてる。
お腹いっぱいなので食べられず残念。

テラス席もありオシャレだ。日本のラーメン屋さんも油ぎった店から卒業すべきですね。店づくりと盛り付けは海外のラーメン屋さんの方が上手い。

でもここちょっと怪しい。日本語の訳が変なので関係者に日本人はいないな。

ザグレブの街では大好きな路面電車が夜中にもビンビンに走っていて良いです。