年度末旅行その1 宇都宮の飲食店と4回目のホテル湖上苑

2024/03/28 - 2024/03/29

毎年、年度末にたまっていた休みを数日消化する。
この年度末のお休みを使って、ひとり旅をすることもあるのだが、今回はなんとなく疲れていて、夫といつも通りの温泉お泊まりをすることにした。

先ずはお気に入りの日光中禅寺湖畔にあるお宿、湖上苑に一泊。次の日は日光から群馬に抜けて、こちらもお気に入りのお宿、四万温泉の湯元長静館に一泊することにした。

旅行当日、せっかくだから宇都宮に行ってランチを食べて、行ってみたかった大谷資料館に行ってから日光中禅寺湖を目指そう！と、出発したのだが…⁈

計画倒れに終わった1日目の記録。


湖上苑のお泊まりの過去記事
2回目のお泊まり
https://4travel.jp/travelogue/11703333
3回目のお泊まり
https://4travel.jp/travelogue/11799681

エリア 栃木

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

今回も浦和インターから東北自動車道で栃木県にやってきた。
先ずは日光中禅寺湖に行く前に宇都宮でランチをしようと目的のお店を目指して車を走らせたのだが、11時30分開店のそのお店に着いたのは11時38分。
既に駐車場は満車。
平日だから…と侮っていたのが裏目に出た！
車を停めて待つところも無いので、早々に諦め。

だったらせっかくだから餃子のお店に行こう！と夫が別のお店に車を進めたが、なんと本日、臨時休業の札が…。

ここもダメか～と、それなら行く予定にしていた大谷資料館の近くの餃子屋さんに行ってみようと、やってきたのがここ、高橋餃子店。

高橋餃子店 グルメ・レストラン

広い駐車場に割と車が入っていて、店の外にも何人か座って待っている。
待ち人数はどのくらいかな？とお店の前のリストを見たら15人くらい…。車で待っている人もいるみたい。
それでも土日に比べたら凄く少ないみたい。

私達も待とうかな？と、一度はリストに名前を書いたが。
店内をのぞいたら、たくさんの空席がある。
それでも待っている人は一向に呼ばれない。
ということは、調理が回ってないんだろうな…と、待つのをやめた。
リストに書いた名前を二重線で消し、更に別のお店へ行くことに。

で、来たのがここ。
大谷資料館の近くの「お食事処うおえい」。

Googleマップでのクチコミが良かったのと、お魚が食べたかったから！
元々、一番最初に目指していたお店もお魚料理が評判のお店だったので、餃子がダメならここ、とやってきたのだ。

お店の前の駐車場は車がいっぱいだったけれど、お店横から入る奥に、更に駐車場があったので車を停めることができた。

お店に入ってみると、いかにも昔ながらのカウンターとテーブル席と、奥にお座敷がある広いとは思えない店内。そこに満席に近いくらいお客さんが入っていた。
空いているテーブル席に座ってメニューと黒板に書いてあるランチメニューを見て、注文を決めた。

私達夫婦が注文したのは、これ。
特上生ちらし重。2,900円だったかな？

ランチメニューはお魚のフライとお刺身の定食や、煮魚とお刺身の定食で、そちらも気になったのだけれど、私はこの時、海鮮丼とかが食べたかった。
海鮮丼はメニューにはなかったので、生ちらし重にしたのだが、ちなみに生ちらし重はこの特上しかなかった。並とか上とか特上とかある訳じゃなくて、特上だけ。

でも、この内容はやはり特上だった。
とにかくお刺身がどれも素晴らしく美味しくて、なんでこんな山の中にこんなに美味しいお魚料理のお店があるんだろう？と驚いた。

海辺の有名なレストランとか市場食堂で食べたものよりはるかに美味しいよね！と夫婦揃って大絶賛だった。
ボリュームも凄くて、お腹いっぱい。
大満足のランチとなった。

お客さんも次から次へとくるので、私たちも食べ終わってお茶をいただいてから、早々にお店を出た。

が、ランチ難民になってふらふらしていたので、時間的に当初予定していた大谷資料館は行かないことに！
また別の時に大谷資料館に来よう！
その時はまたこの「お食事処うおえい」に来よう！
…と、いうことになり。

宇都宮市から日光中禅寺湖を目指して車を走らせた。

宇都宮市から下道で日光中禅寺湖畔に建つ、ホテル湖上苑にやってきた。
ここは元外国大使館の別荘跡だったところを大正時代に温泉宿にしたところで、お宿としての歴史は相当古い。
今のこの建物もかなり古いが、ところどころリノベーションしていて居心地よく、大好きなお宿なのだ。
因みにWi-Fiあり。

車を駐車場に停めると女将さんがお出迎えをしてくれた。

中禅寺温泉　ホテル湖上苑 宿・ホテル

玄関に入ったところ。

右の下駄箱に靴を入れ、スリッパに履き替える。
中央に見えるのがフロント。

チェックインをして、夕食の時間や朝食の和洋どちらにするか？浴衣のサイズなどの確認をして、部屋に案内してもらう。

今回は2階のお部屋を予約していたので、階段を上る。

2階にあがったところ。

2階は洋室が並んでいる。
リノベーションしたツインルームと、昔ながらの和洋室（という名前の和室にベッドを2台入れたユニットバス付きのお部屋）。

私たち夫婦は今回も、リノベーションしたツインルームを予約していたのだが、アサインされたのは前回と同じ、2階の1番奥の206男体のお部屋。
部屋の名前は皆、山の名前からとっている。

ドアの後ろに、館内図がある。

部屋に入ったところ。

部屋に入ってすぐ左手に洗面台。

下にドライヤーとティッシュボックス。

洗面台の奥のドアがトイレ。

トイレは広い。
ウォシュレット。

部屋は入ってすぐにオープンクローゼット。
ハンガーと羽織。
浴衣は部屋に案内してくれたスタッフがフロントで確認したサイズを持ってきてセットしてくれる。

バスタオルとフェイスタオルと歯ブラシ。

デスクの上にお茶菓子のお煎餅。
これはホテル湖上苑と同じ経営のお店が手焼きして販売しているお煎餅。かなり美味しいのだ。

サービスの水のペットボトル、湯沸かしポット、テレビのリモコン、電話、デジタル時計機能付きデスクライト。

写真に写っている紙コップは、フロント横のドリンクサービスからもらってきたもの。インスタントコーヒーとか、お茶のティーバッグなどをもらってきた。

デスクの下に金庫と冷蔵庫。

テレビは壁掛けタイプ。
エアコンあり。
窓辺にかなり心地よいテーブル&ソファーセット。

タオルかけ。
加湿器。
温風ヒーター。

窓の外は中禅寺湖。
雨でぼんやり。

晴れている日は絶景なんだけれど、荒れた天候の中禅寺湖も迫力があって好き。

この辺りで唯一の中禅寺湖の本当のほとりに建つホテルなのだ。

この雰囲気が好き。

そういえばベッドに読書灯と、コンセントとUSBポートあり。
足元にもコンセントあり。

反対側のベッドにも同じようにベッドヘッドにUSBポートとコンセント、足元にもコンセント。

さて、温泉に入ろう！
1階に下りて、廊下を進む。
廊下の角に給水器があって、冷たい水が飲める。

こちら共用の洗面所。
使い捨てシェーバー、使い捨てブラシなどもある。

各部屋にもあるが、ここにもドライヤーがある。
でもここでドライヤーを使うと、この近くにあるお部屋はうるさいだろうなと思うので、私は部屋に戻ってからドライヤーを使う。

化粧水、乳液、シェービングフォームもある。

共用洗面所からすぐの角にスリッパ用クリップ。

先ずは貸し切り湯が空いていたので、こちらに入った。

脱衣所は狭い。2人でいっぱいくらいの大きさだけど、貸し切り湯なので。

小さな洗面台つき。

温泉成分表。

貸し切り湯。
基本1人がのんびり入れるくらいの大きさ。
実質的には2人なら入れるけど。

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォーム、シェービングフォームなどあり。

このお湯が日によって、また時間によって色が変わったりする。
今回は透き通った緑だった。
湯の花も浮いている。

男湯も誰もいなかったので、撮らせてもらった。

脱衣所は1番広い。
とはいえ、そう大きい訳ではない。

きれいな緑色。　
4人～5人入れるかな？
露天風呂もあり。

カランは3つ。

温泉に浸かって、部屋でのんびり本を読んだり、中禅寺湖をながめていたら、食事の時間になった。
食事はフロント前のグリル鱒で。

ここにはいつも日光仮面がいる。

本日のお品書き。
と、いうかホテル湖上苑は、いつ行ってもこのメニューなのだ。
連泊したら変わるのだろうか？
今度連泊してみたい。

実はこの日、あまり体調が良くなかったので、アルコールはやめようと、このノンアルコールの柚子はちみつのお湯割りを頼んだ。

柚子はちみつのお湯割り。
熱々をグラスでって、ちょっと飲みづらかったけど、めちゃくちゃあったまって美味しかった。
風邪の時にも良いかも。

さていつもの前菜。

大好物の湯波刺し。
日光といったら湯波でしょう！

クリームチーズのたまり漬け。
クラッカーの上に乗せて、レーズンをアクセントに。

これを一口食べたら、どうしてもワインが欲しくなって、グラスワインの白をオーダーしちゃった。

キャロットラペ、豚肉と鶏レバーのパテ。
どちらも美味しいけど、パテが激うま。
もっと食べたい。笑

いろいろなお豆と五穀のサラダ。
これ、柑橘系のおそらく手作りドレッシングがかけられていて、お豆と五穀と野菜が本当に合って凄く美味しいのだ。大好きなサラダ。

巻き湯波の煮物。
そえてある干瓢は甘く煮てあって、巻き湯波はお出汁だけで煮てある感じ。
手間をかけて別に煮てることに感動。

ハウスワインをグラスで投入。

前菜の後は蒸し物
豆乳ときのこの茶碗蒸し

定番メニューであり、ここでしか食べられない茶碗蒸し。上にのっているのは、舞茸と玉ねぎのペーストで、これがかなり美味しい。茶碗蒸しと混ぜて食べるんだけどね。

そして湖上苑といったら、これ。
虹鱒の唐揚げ湖上苑風オレンジソース。

以前、日光金谷ホテルや箱根冨士屋ホテルのメインダイニングでよく虹鱒料理を食べてたけれど、それ以上にこのお料理は美味しい。絶品！
頭からしっぽまでパリパリ食べられるし、オレンジのソースが本当に合う！
これを食べに湖上苑に泊まってると言っても過言じゃないほど。

お魚料理の次はお肉料理なので、それに合わせてご飯をお願いした。
ご飯はお櫃に入ってくる。

香の物も。
このごぼうが美味しいのだ。

お吸い物は湯波入り。
出汁がかなりきいていて、熱々。

お肉料理がやってきた。
国産牛のサーロインステーキ。

このサーロインステーキ、赤身で柔らかくて、かなり美味しかった。
最近、霜降りの牛肉が無理になり、ステーキを出されても身構えてしまうことがあるのだが、これは本当に赤身なのに適度なサシが入って、お肉に旨みがよくわかる良いお肉だった。
それにこのボリューム。玉ねぎベースのソースをかけても美味しかったが、かけなくても美味しかった。

デザートは、バニラアイスとチョコパウンドケーキだった。
ほうじ茶も淹れてもらって、私はチョコパウンドをバニラアイスに混ぜて、ハーゲンダッツのクッキー&クリームみたいにして食べた。

食後は再び温泉。

女湯はこちら。

洗面台。

脱衣所。

女湯。

湖上苑の温泉は、貸し切り湯と男湯と女湯で、どこに入るにしてもスリッパをドアのところで脱ぐ決まりがある。
男湯や女湯はスリッパがあると誰かが入っている訳なので、時間をずらしたりというのが何となく暗黙の了解っぽい感じなのか、いつ行っても独泉できた。

夜。
夜中、スマホがこの辺りの豪雨予報を何回か鳴らしていたのだが、室内は殆ど雨の音も聞こえず、よく眠れた。

翌朝。
雨はかなり酷く降っていて、テラスに雨が叩きつけられているみたいな感じだった。
中禅寺湖も、波がうねっていていかにも荒天といった様子。
なんだか中禅寺湖を龍が泳いでるみたいに見えた。

さて、朝ごはん。
朝食は和食、洋食と前日に選んでおり、お食事処に行くと、温かい料理を運んでくれた。
因みに私はホテル湖上苑にくると、いつも洋食を頼み、夫は和食を頼む。

中禅寺温泉　ホテル湖上苑 宿・ホテル

飲み物はこのカードの中から選ぶ。
おかわりができ、おかわりする時は別の飲み物も頼める。

私は今回、ホットミルクをお願いした。

スープはミネストローネ。

トーストはおかわりできる。
なんか金谷ベーカリーの食パンっぽい、といつも思う。そうなのかどうかは、聞いていないので謎。

ホイップバターといちごジャムとブルーベリージャム。ここは手作りにはこだわっていない模様。
私も特にこだわりはない。笑

メインのオムレツ、サラダ、ベーコン、ウインナー、ハッシュドポテト、アスパラガス。

オムレツが大きくて食べ応えがある。
ハッシュドポテトは私くらいの歳になると油っぽくて苦手…。
普通のフライドポテトとか、粉ふき芋くらいがいいんだけどな。

デザートは甘いオレンジと、ブルーベリーソースがかかったヨーグルトだった。

朝からお腹いっぱい。
ご馳走さまでした。

チェックアウトの時間になっても、豪雨は変わらない。
激しい雨の中チェックアウトし、車に乗り込むまでスタッフさんが傘をさしかけて私たちが極力濡れないように気を遣って下さった。感謝！