エジプト ２０２４年３月　その２ アスワン編

2024/03/19 - 2024/03/28

往復：「エミレーツ航空」ドバイ経由ビジネスクラス

途中：カイロからアスワン「エジプト航空」
　　　アスワンからルクソール「3泊4日のナイル川クルーズ」
　　　ルクソールからカイロ「寝台列車」　

宿泊：ギザ「Marriott Mena House」２泊
　　　アスワン「Citymax Hotel Aswan」１泊
　　　ナイル川クルーズ船　３泊
　　　寝台列車　１泊
　　　カイロ「InterContinental Cairo Semiramis」２泊

エリア アスワン(エジプト)

４日目。
朝起きて部屋のベランダから外を見たら、ナイル川とたくさんのクルーズ船が見えました。
これぞナイル川のイメージ。

だだっ広い朝食会場、心配になるくらい客が少ない。。。
外のATMに行ってお金下ろしてきたんですが、エジプトってメッチャATMが多い、何でかな。タクシーとかチップとかキャッシュで払う場面がまだまだ多いからなのかな。

今日から「Imperial Egypt」社の「アスワン発ルクソールへの3泊4日ナイル川クルーズ」に参加、トリップアドバイザーから申し込みました。宿泊、食事、ガイド、送迎ドライバー付きですが、施設への入場料は含まず１人約７万円。

9時半スタートで、まずはガイドさんとともに車でアスワンダムの麓に行き、そこからボートに乗ります。

10分程でフィラエ神殿に到着、アギルア島という小さな島にあります。
アスワンダム建設で沈んでしまうためにこれ全部移設したものらしい。

イシス神殿 城・宮殿

エジプトに来てここが最初の神殿見学となりましたが、まずその大きさに驚きます。

意外にも古代エジプトの神々についての娘の知識にビックリ、成長したもんだ。

TikTok世代の娘のアングルだとこうなるそうです。

島にはお土産屋とカフェもありました。

ボートで戻ります。

続いて学校で習った記憶のあるアスワンハイダムを見学。

アスワンハイダムの建設によって上流に出来た人造湖であるナセル湖。
湖水量は琵琶湖の10倍以上、デカいです。

隣国であるスーダンとの間には領有権や水を巡る争いが生じているようです。

13時半、いよいよクルーズ船にチェックイン。

私達の船は「Royal Ruby Ⅱ」号。

船は岸に何重にも連なって停泊してるので、２艘の船の中を通過して３艘目でした。
こんな感じで通過していきます、なんか面白い。

フロントのあるフロアよりワンフロア上の３１１が我が家の部屋でした。

ベッドをひとつ余分に入れました感。
テレビは滞在中概ね映らず、Wi-Fiは無し（故障中？）でした。

シャワーやトイレは付いてます。

まずは船内を軽く案内される。

プールもありますが、今の時期はちょっと寒いです。

狭いけど一応ジムスペースもありました。

１日の予定がフロントに掲示されてます。

乗船したものの今日はこのままアスワンに停泊。
夕食時間まで時間があるので近くのスーパーマーケットまで歩いて行ってみました。

５日目。
4時出発でガイドさんと共にアブ・シンベル神殿を目指します。

車はセダンのいい車両で快適、途中砂漠の真ん中で休憩。

可愛い猫がおねだりしに来ました。

こういう一本道をひたすら150km で飛ばします。

アスワン市内のホテルから289km、エジプトの南端でスーダンまであとわずか。
約３時間で到着、まだ朝の7時半だけど急に観光バスが増えてきた。

3人で1,545￡（4,500円）。
小高い丘の反対側に周ると神殿が見えてきます。

この巨大神殿もブロックに切断し約60ｍ下の元の位置からそっくり移転したそうです。切り刻んじゃうっていう発想も凄い！

アブ シンベル大神殿 城・宮殿

3,300年前にラムセス2世により建造されました。

王妃ネフェルタリのために建造した小神殿がすぐ右隣りにあります。

アブ シンベル小神殿 建造物

9時には出発。

再び砂漠の中を150kmで爆走し、船に12時に到着（休憩無し）。

部屋に戻るとタオルで作られたワニに出迎えられる。
しかし、ヘッドホンとケースに入れてあった私の高級サングラスが勝手に使われていました。。。それは駄目やろ（笑）

そして13時半にランチ。
殆どがおばちゃんの韓国人ツアー客と一緒になったため、食事の時間は混みます。

「絶対に負けられない戦いがそこにはある！」

今日の予定はこちら、食事と同時にコム・オンボに向けて出航です。

デッキに出てみる。

風が気持ちいいです。

ほとんどの船が同じサイズのようです。

残念ながら部屋にバルコニーは付いてませんでしたが、窓を開ければOK。

16時過ぎ、アスワンからナイル川の北46kmにあるコム・オンボ到着。
神殿のすぐ下に船を着けます。
ガイドさんは船には乗らないので、到着すると次のガイドさんがクルーズ船のフロントに来てくれて一緒に神殿に行くというシステム、メールとWhatsAppでやり取りしてました。

コム・オンボ神殿。
大人360￡、学生180￡、３人で2,700円。

レリーフ。

約１時間で見学は終了。
おまけでクロコダイル博物館というのもあって、ワニのミイラなんかが展示されてました。カイロの考古学博物館でも見れるので別に見る必要無いでしょう（見せられるけど）。

船に戻ると、今日の停泊地であるエドフに向け出港。