いよいよ王家の谷へ

2023/11/17 - 2023/11/26

クルーズ船はいよいよ最後の寄港地ルクソールに着きました。ルクソールはナイル川で東西に分かれ、最初に墓地遺跡のある西岸の王家の谷を訪ねました。ラムセス4世の墓、ラムセス9世の墓、ハイライトのツタンカーメンの墓、ラムセス2世の息子メルエンブタハ王の墓を見学しました。

エリア ルクソール(エジプト)

ハトシェプスト葬祭殿のテロ襲撃以来何処でも入口が作られ、荷物検査などされるようになりました。

検査場を出ると広いカート乗り場が現れました。

最初にラムセス４世の墓を見学しました。レリーフとヒエログラフが素晴らしいです。

天井画もしっかり残っていました。

左右のレリーフも鮮やかです。

特に一番の奥の石棺と周りのレリーフは見事でした。

次に向かったのはラムセス9世の墓です。カートは最初の墓の近くで降り、後は歩いて移動します。

このファラオのことはあまり分かっていないのですが、保存状態の良い墓です。

天井画の青もしっかり残っています。

深い玄室に降りて行きます。

最下位の玄室にはかなり美しいレリーフがあります。

色もしっかり残っています。

王家の谷のハイライトはツタンカーメンの墓です。

壁のレリーフに囲まれ石棺が置かれています。棺は入れ子になっていて黄金の棺はエジプト博物館にあります。

ここではツタンカーメンのミイラを見ることが出来ます。

最後に入ったのはラムセス2世の息子メルエンブタハ王の墓です。
やはりここも深い下に降りて行きます。

大きな墓ですが装飾が落ちてしまっています。

玄室は広いですが天井の絵もほとんど失くなっていました。

本当に大きなお墓ですが見るべき装飾が無いのが残念でした。でも何千年も残っているのがエジプトの奇跡かもしれません。

何千年物芸術に圧倒されながらカートで戻って来ました。