台北3日目 中正記念堂の衛兵交代式、士林夜市、熱炒

2024/01/06 - 2024/01/09

2024年初の夫婦旅。
夫は初めて、妻の私は15年ぶりの台北。
スケジュールを詰め込まないゆったり旅がテーマ。
食べ物の名前などカタカナで書いてるものはあくまでも参考程度に。

JALのエコノミー利用。
10月に特典航空券往復1人30,000マイルで発券。

エバーグリーンローレルホテル台北：デラックスキング3泊

1日目 2024/01/06(土)
成田空港発、桃園空港着、饒河街夜市

2日目 2024/01/07(日)
龍山寺、鼎泰豊101店、台北101、寧夏夜市、マッサージ

3日目 2024/01/08(月)←☆今回の旅行記☆
中正紀念堂、台北車站、マッサージ、士林夜市、熱炒

4日目 2024/01/09(火)
火鍋、松山空港発、羽田空港着

エリア 台北(台湾)

台北3日目の朝はゾロさんイチオシの魯肉飯と計画していました。
MRTで移動し、6:46にお目当ての香満園に着きました。
5:30オープンのはずなのに、様子がおかしいです。
困惑して立ち尽くしていると、出勤途中であろう女性が｢今日は休み｣と声をかけてくれました。
残念ですが仕方ありません。
気を取り直して次のお店へ。

6:57、阿川蚵仔麵線。
7:00オープンとありましたが、もう座って食べている方もいました。
店員さんが優しく気が利いて笑顔がチャーミングな麺線屋さんです。
とても愛想が良く、日本語でメニューの説明をしてくれました。
パクチーを入れるかどうかも確認。

阿川蚵仔麺線 中華

外のテーブルもありますが、室内を選択しました。
牡蠣とモツ入りの綜合麺線70元。
麺線は煮込みそうめん。
取り分ける器も用意してくれました。
卓上の調味料は、酢、にんにく、豆板醤(甘辛い)、豆板醤(とても辛い)。
調味料を入れて自分好みの味にしましょう。
基本はレンゲを使うのですが、麺が短いといっても大変食べにくい。
すぐにお箸を使ってしまいました。

7:23、手工赤肉羹。
雙連朝市の通りを1本入ったところにあります。
急遽探した魯肉飯のお店です。
店内はとても清潔。
ローカルなお店に行きたいけれど衛生面が心配、そんな方でも安心できます。

魯肉飯(小)25元+滷蛋15元。
一個小魯肉飯加蛋、イーガーシャオルーローハンジャーダンでわかってくれました。
優しい味で、玉子は固ゆでだけれども固すぎない。
お店のお兄さんは強面な感じもしますが、帰り際に好吃と声をかけると笑顔を見せてくれました。

雙連にある文晶宮。
学問の神様である文昌帝がまつられた廟です。
カラフルでポップで良い。

文昌宮 城・宮殿

MRTで移動し、8:05に中正紀念堂着。
1975年4月5日に亡くなった初代総統である蔣介石の顕彰施設です。
1976年10月31日に着工、亡くなってちょうど5年目にあたる1980年4月5日に一般開放されました。
清朝、日本統治時代ともに軍が使用していた軍用地跡地で、敷地総面積は25万平米、オリンピックのサッカー場が25個入る広さ。
MRT5番出口を出たら右手に進むと門と本堂を一緒に見られる場所に出ます。
MRTの駅からして特別な作りで気合を感じます。
正面門前で撮影。
遮るものが無く、この時は風が強かったです。
市民の出勤の時間で、目の前の中山南路の車やバイクは多い。

中正紀念公園 広場・公園

敷地内にある国家劇場も立派な建物。

中正紀念公園は5:00から開いてます。

8:20、TEA HOUSE。
中正紀念公園内にあるカフェ。
台茶18號160元と仙女紅茶(ブラックティー)80元を注文。
衛兵交代式まで時間があるので、お茶で一休み。

8:43、本堂前で待機。
本堂の面積は約1万5千平米、建物の高さは70m。
扉がとても大きいのが人との対比でわかりますね。
毎正時に衛兵交代式があります。
護衛(身長178cm以上、視力･体力ともに良好)の担当は「海(白または黒)･陸(深緑)･空(青)軍」の順で半年毎に入れ替わるそう。

国立中正紀念堂 建造物

一番乗りできるかなと構えていたら、開門時には既に20人程が本堂内にいました。
特別ツアー客なのでしょうか？
日本語を話している人がいました。

青の制服なので空軍ですね。
その日最初の式なので、交代式というよりも仕事始めの式といった様相。
見学場所の確保には苦労せず皆が最前列でといった感じでしたが、2回目以降だと難しいかも。
だけど今度は2回目以降の交代式を見てみたいです。

蒋介石のブロンズ像の高さ6.3m。
ルーブルのサモトラケのニケの高さが2.44mだそうで、2.5倍あります。
実際目の前にすると、もっと大きく感じます。
一緒に写っているのが立派な衛兵さんなので、この写真ではそこまで大きくは見えないかも。

一糸乱れぬ動き、さすがです。
知らず知らず、息を潜めてしまいます。
荘厳さをも感じます。
観光客の皆さんはだいたい静かにしているのですが、衛兵さんが退場モードで出口に向かい出すと、隣にいた人が喋り出したのは気になりました。
カツーンカツーンって足音やチャッチャッて銃の音が響くのが凄く厳粛な気持ちにさせるので、最後までしっかり聞いていたかった。

MRTで台北車站へ。
清朝統治時代の1891年に台北火車碼頭として開業した台北のメインステーション。
電車、新幹線、MRTの主要駅で、桃園空港や地方への中長距離バスのターミナルや桃園空港に向かう空港MRTとも隣接しています。
地上6階、地下2階。
地下には広大なショッピング街。
地下1階は台鉄と高鉄の改札。
切符売り場のある地上1階の中央は最上階まで開けている巨大な吹抜けで、なぜか地べたに座る人が多い場所です。
地上2階はフードコートやショップ。
地上3階から上はオフィス。

台北駅 駅

駅は複雑な作りで、MRTの改札から1階ホールに行くまでは迷いました。
外に出るのにも迷う。

ランチのため城中市場の老牌牛肉拉麺大王へ。
10:28、混雑を避けるため早い時間にしました。
旅ボン、食べ台湾などの漫画にも登場しますし、YouTubeでもゾロさんや無職旅さん等で紹介されているお店です。
店名にもある牛肉拉麺のほか、炸醬麺も人気。
場所は狭い路地に面していて難しいかもしれません。
日本人客が多いです。

老牌牛肉拉麺大王 地元の料理

奥が牛肉拉麺(小)160元で、手前が炸醤拉麺(小)75元。
緑の器のスープは炸醤拉麺につくもので、牛肉拉麺のスープと同じものです。
炸醬拉麺はニンニクが強く、台湾の二郎系とも言われるとか。
二郎系ラーメンは食べたことがないのですが、確かにニンニクガッツリで、牛肉拉麺よりもこちらの方が記憶に残る味でした。
牛肉拉麺は卓上の高菜を投入して途中で味変するのがセオリーですが、入れない方が好みです。

峰圃茶荘に10:55。
創業1883年、90歳を超える日本語堪能なおじいさまがご主人のお茶屋さん。
阿里山高山烏龍茶のティーバッグを220元で購入。
私はズボラなので、ティーバッグが基本です。
おじいさまは先客とお話中。
夫によると、戦争の話をしていたそうです。
時間があればそういった話を聞くのも興味深いですね。
外帯のお茶も買えるので、お願いすれば良かったな。

百年老店 峰圃茶荘 専門店

台北駅から中山地下街を通り中山駅まで。
台北地下街のRエリア(R區)、台北駅から中山駅までが中山地下街。
中山駅から雙連駅のまでは中山地下書街となります。
Y区と違って、ゴチャゴチャ感はなく、どことなく札幌の地下街を思い出させます。

中山地下街 散歩・街歩き

通りすがりのお店で台北柄のドリンクホルダー120元を購入しました。

耳かきをお願いしたくて、冠天下へ。
インリンさんも紹介していたマッサージさんです。
ロビーが立派。
挖耳(耳掃除)500元だけの予定でしたが、脚底按摩(足マッサージ)30分570元と面部保養(顔のマッサージ)1,100元も受けました。
オプションを勧めてくる押しが結構強いので、そういった雰囲気が苦手な方はお気をつけください。
ただ、顔のエステは高いけど、産毛処理やスチーム、脂肪の押し出し、パック等でリラックスできました。
耳掃除はYouTubeで見た先生とは違いましたが、60代であろうベテラン先生でした。
こちらの足裏マッサージは前日と比べてほとんど痛みがなかったとは夫の談。

冠天下 (南京店) エステ・スパ・マッサージ

マッサージで充分休んだ気もするけれど更にホテルで一休みしたら、士林夜市へ。
混雑を避けるために、17:00には到着。
慈諴宮を中心に、街全体に広がる台北市で最大規模を誇る夜市です。

士林観光夜市 市場

地下美食區がリニューアル工事のためお休みなのが大変残念。

17:06、焼烤杏鮑菰、焼きエリンギの行列店へ。
この時刻でも既に行列していましたが、進みが早いので5分程で購入出来ました。
わさび、ピリ辛、胡椒(オリジナル)、レモン塩胡椒、海苔、クミン、黒胡椒、カレー、ローズ塩。
ここから2種選びます。

原味(胡椒味)と香辣味(ピリ辛味)を選びました。
120元。
香辣味は普通の七味唐辛子だけれども、ドバドバかけられているために激辛になっています。
夫の汗がとんでもないことに。

エリンギが辛すぎて、ドリンクなしでは到底食べ続けられません。
カエルマークでお馴染の王記青蛙下蛋で、愛玉檸檬を50元で購入。
士林夜市には何店舗かあるらしく、こちらは士林慈諴宮前にあった屋台です。
屋台のおじさまは黙っていると強面だけれど注文時には親切で、笑顔が可愛かったです。
愛玉檸檬は爽やかで間違いの無い味。

17:53、士林萌虎。
可愛い子虎の3D映像。
100秒ほどの映像が繰り返されています。

風船撃ち100元に挑戦。
おもちゃのピストルで風船を割るゲームです。
日本語で説明してくださったのがありがたいです。
夫曰く、日本のものよりも精度が高いをう。
日本のは当たらないためストレスがたまって本末転倒とか。
10発中私は6発、夫は9発命中。
景品にはカイロをいただきました。
9発だと本当はもうちょっと良い景品もらえるますが、かさばるので実用性もあるカイロに。

MRTで中山國小へ。
18:35、鮮定味生猛海鮮。
ゾロさんが一番好きな熱炒です。
曜日の比較的早い時間のせいか、まだ空いていてすんなり入店できました。
日本語メニューがあります。

鮮定味生猛海鮮 (錦州店) シーフード

注文はこちらに記入。
テーブル番号と希望の料理の欄に｢正｣の字で個数を入れたら店員さんに渡します。

ユニークなのはドリンクのシステム。
自分で勝手に冷蔵庫から取ってこれます。
鼎泰豐などの高級店ではさすがに違いますが、熱炒ではこちらが一般的。
日本ではなかなかないのでなぜかドキドキしちゃいますが、楽しい体験です。
もちろん18天ビール110元を選択。

左から招牌豆腐120元。
招牌とは看板メニューのことで、迷ったらメニューの一番上のものか招牌とついているものを選ぶと間違いないらしい。
黒胡椒をまぶしてある枝豆はお通し的なものです。
清蛋蝦仁150元は中華風エビ玉オムレツでふわふわな優しいお味。
蒜泥白肉1500元は豚肉のにんにくソースです。

MRTでホテルへ。
途中のセブンイレブンで部屋飲み用のものを調達しました。
阜杭豆漿ブランドの台湾おにぎりはボリュームいっぱい。
こちらで45元。
チーズ葱油餅は49元。

この日の台北の天候、16/22℃ 曇り。
中正記念堂では風が強く少し寒さを感じましたが、他はとても快適な気温でした。