2023ー2024冬　カリブ海諸国アイランドホッピングの旅１０ 蘭領ボネール編

2024/01/10 - 2024/01/11

　ボネール島、、、蘭領といってもここはアルバ、キュラソーとは違う立ち位置。オランダ本土の特別自治体BSE諸島(ボネール島、サバ島、シントユースタティウス島)の１つに位置付けられている。※シントユースタティウス島は何があったのか2018年、自治を剥奪されオランダ本国の直接統治になった模様。

　ここでは野生のフラミンゴの大群が見られるらしい。故郷の隣の島にも６月になると大群の鳥が見られる。それはまるでヒッチコック映画の「鳥」のような圧巻の光景。フラミンゴの大群、見に行こうじゃないか！

旅程
●１月１０日　アルバ発17:30ー7Z680ーボネール着18:15
★ボネール島観光
●１月１１日　ボネール発17:45ー３R2811ーキュラソー着18:10
※ボネール情報
https://infobonaire.com/getting-to-bonaire/entry-requirements/

エリア クラレンダイク(ボネール)

　１月１０日の夕方、蘭領ボネール島フラミンゴ国際空港に到着。ここボネール島に入るには観光税たしか75ドル支払いが必須。空港フリーWi-Fiに接続し、サイトでネット決済。ダウンロードした支払い証明を見せ、フラミンゴの入国スタンプゲット！

※他の人のブログ見たら観光税ではなく環境税みたい。まあ要は観光客から金取る仕組み。
※https://tourismtax.bonairegov.com/form/tax-form/step/1

　75ドルの観光税、、、日本も訪日外国人から徴収すればいいのに！日本は世界有数の物価安の国。しかも金額以上の満足感が得られる。75ドル払ったって訪日観光客にとってはたいした金額ではないはず。ホントにそう思う。ホテル代は安いし、旨いものも食えるし、メシ代も外国と比べたらべらぼうに安い。外国人にとって日本はコスパ最高！だと思います。

　で、この日ももちろんてくてく歩いて今夜の宿に。Bonaire 2 Stay Playa、、１泊80ドル程。見つけるのにホテル名の表示がどこにもなくちょっと焦りましたが、何とか見つけ出せました。スリナム料理のレストランが今夜の宿でした。(マップスミーにレストランの表示はある)　夕食はこのレストランで。20ドル程。

１月１１日。宿ではレンタバイク(スクーター)が借りられました。１日30ドル。迷わず朝からボネール島ツーリングです！

※ここボネール島の通貨はドル。オランダ領なのにユーロではなくドル！カリブ海諸国はどこも米ドルの経済圏なんですね。

もう１日あれば綺麗な海でのんびり遊びたいんですが、、、

まずは島の北側へ。観光スポットの大きな湖がきっと大群のフラミンゴがいる湖なのかな？ここ目指してツーリング！マップスミーに表示される観光スポット寄りながら、、、。

　ここはケーブ(洞穴)、、、バイクを降りて行ってみたら、、、

ここ！

これ！この穴から、、、、。

もう１箇所にも行ってみたら、、、

ここ？、、、まあ島の観光スポット、こんなもんでしょう！

　ボネール島にも野生のサボテン！ニョキニョキ！

ちっちゃなサボテンも、、、。まるでウニですね！(故郷の島ではバフンウニをガンゼと呼ぶ)

　次の観光スポットはここ！当初移民した人達が住んでた場所？詳しくはわかりません。

　観光バスもここで停まってましたので、定番のスポットのようです、、、

　詳しくはこの案内板をどうぞ！

ボネールの海！アルバとはまた違った自然そのままの海です！もうすぐフラミンゴ、、、

で、目的地の大きな湖に到着！さあ、大群のフラミンゴに会えるぞ！と期待してたら、、、。あれ？こんだけ？

　観光客もたくさん小さな観光用自動車に乗って連なって来てたんで、フラミンゴの湖はここで間違いないはず、、、。

　何にもいないじゃないか！バイクを邪魔にならないよう少し湖側に駐車して見てたら、注意された。フラミンゴが怖がるから近寄ってはならないらしい。看板に書いてあったけど見落としていた。でも、肝心のそのフラミンゴがいないじゃないか！

　今の時期にはいないのか？なんか騙されたような感じ！

　さらに北上し、島の最北端に行こうとしてたら、ここに到着。入場料払って行こうとしたら、スクーターはダメだとか、、、

　この公園を通らず最北端に行く方法はないものかと、山道散策、、、そしたら、あれ？フラミンゴが、、

　こんな山道を、、、。

あれ？あれは？

　いるじゃないですか！さっきの湖よりは群れなしてる！

　想像してた大群とは違うけど、、、野生のフラミンゴです！

　フラミンゴも人間から避難するかのように、人気のない方に移動してるのかも？

しばし野生のフラミンゴを観察！

絶対、あの湖よりこっちの方がいい！

　ほら、けっこういるでしょ！

風力発電。世界の流れですね。

もう少し先の方へ行ったらこんなに近くに、、、。たまたまだったけど、ラッキーでした。

でも、最北端にはたどり着けず、、、。バギーで観光してた人たち、見かけたんで行けると思ったんですが、どうやらプライベートの道、鎖で通行止めでした。

島の北側は風も強いようです。自分のふるさとの島も南側は穏やかだけど北側はいつも波高し！

辺りはサボテン林、、

　この辺りではどこでも見かけられるみたい！

で、今度は東側へ、、、島１周です！

ここは、、、なんか風で走る車？で、レースしてた、、、こんな乗り物初めて見た！

たしか東側の観光スポット！

もう見飽きたので写真はとらなかったけど、こちらにもちらほらフラミンゴが、、、。

　今度は南の方に！

　そしたらこの風景！帰国してから調べたら、ピンクレイク！
　なんだ？この風景？最初はホントにビックリしました。

境目！

白く見えるのは、、、塩！ここボネールでは昔から塩を作っていたようです！　なぜ湖がピンクになるのかはわかりませんが、、、。

労働者(奴隷？)たちの住居跡。ホントにちっちゃな家でした。ここに住んでたの？

　これが今回借りたスクーター！バイクに乗るのはホントに久しぶり。若い頃には400バイクで本州にツーリングにも行ってたんですけど、新潟の２車線道路で隣右側車線を走ってたレンタカーが突然ラーメン店に入ろうと左折。ブレーキかけるものの間に合わず。バイクに乗ってた自分は宙返り！仮面ライダーみたいに！不思議に飛んでる最中はコマ送りの感じで記憶に残ってる。バイクは廃車！(保険には入っていなく、、、。事故した側は保険でなんとでもなりますが、事故られた方は大損です。)それ以来かも？

　またまた労働者たちの棲みか？、、、

　観光客もいます、、、

詳しくはこちらの案内板をどうぞ！

で、たぶん最南端の灯台に到着！

　こちらにもフラミンゴ、、、

途中、ガソリンがエンプティに近い状態。１周は諦めホテルに戻りました。(ガス欠になったらどうしよう！とハラハラドキドキでした。よくガス欠はやってしまうんで、、、)

　ここが泊まったホテル。仏陀が目印です。

　ちょっと早いですが、レストランがオープンするまで待って、こちらでスリナム料理の夕食。サテが旨かった！スリナム料理ってインドネシア料理に近いのかも？どちらもオランダの植民地だったから、それが伝わったのかも？

　空港にてくてく向かいます。でも、ここでもやっちゃいました。方向音痴の自分。来た道を戻ればいいだけなのに、自信がなくマップスミーを頼りに。あれ？こんな道だったっけ？不思議に思いながらも、てくてく、、、。やっぱりおかしいので近くにいた方に尋ねたら、、、こっち側からは空港に行けないよ！とのこと。空港入り口の反対側に来てました。出発時刻はもうすぐ。焦って走り出すものの、もう間に合わない！最悪のシナリオが頭に浮かんできてました。、、、やっと空港にたどり着きチェックイン窓口に行ってみるものの、スタッフも誰もいない、、、。さて、どうする？
　幸い次の便も飛んでるようだし、振り替えてくれればラッキーなんだけど、、、。

　しばらくたたずんで考えてたら、スタッフが！
、、ディヴィディヴィ航空、幸い遅延してました。間に合いました！諦めず走ってきてよかった！

　この小さな飛行機です！

　最終便にしなかったのは、次のキュラソーに夜遅くに到着したらバスが、、、。キュラソーは空港と町がかなり離れてるんです。とてもじゃないけど、アルバ、ボネールのようには歩ける距離ではないんです。

　こんな小さな飛行機に乗るのは初めて！

　コックピットもオープンのようです。

　観光税75ドルは高い気がするけど、バイクで無事事故なく自由に回れました。フラミンゴは想像してたのとは違ってましたけど、、、

さらば、ボネール！楽しかったぜ！