今日は 何しよう　台湾 ＜ 第４巻 ＞

2024/01/15 - 2024/02/16

ひょんなことから、成功大学卒業生の自宅に置き去りになった。

台南に一か月行くと知らせたら、台北の娘分が驚くことを言ってきた。「弟ノ友達ガ USA二 イクカラ、部屋ガ 空イテイル。ダカラ オカアサン、ソコヲ 使エバ イインダヨ。」・・・・・決心が要った。
一人住まいのアパートの一室を借りるのならと少しは気が楽になった。雑巾を縫って持参と決めた。

弟クンに車で運ばれ、300キロ近く南下して着いた。
夕方、主Andyさんとマンション前で落ち合い、部屋に案内されたときの驚いたこと。なんという広さ。そして、彼の13年”先輩の家”を借りるということに、身がすくんだ。明日から、ここで一人！

彼らの母校をぜひ見てみたい。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

いつもの朝食に向かっていると、【素食早餐】がにぎわっている。到着した翌朝、一番近い朝食屋さんへの道すがら確かMing Kaiさんが、指さして、「あそこでも朝食を食べられますからね。」と教えてくれたところだ。

昨日、お昼に帰るつもりが、ふと違うバスを試したものだから、とんでもない遠くまで行ってしまった。
バスを待つ間、戻る方向に歩いていたら、大きな荒物屋さんに出会った。外国のバケツや箒など荒物用品を見るのも好き。
今回見逃せなかったのは、右下のお皿。重い。赤と黄色とがあり、迷ってこれ一枚で我慢した。

早速、翌朝の朝食に。うふふ、間違って遠くまで行ってしまった思い出。
ハンバーガーチェーン店で使われているのと同じトレーもそのお店で購入。
もう新聞紙をマットにしなくていい。

7時20分、飛び出す。今日は、外さん情報のイカスープにも行かなければならない。12時までに入店する決心。

ああ、絵のようなお店、美味しさ伝わる。何を作っているのかなあ。
気持ち断ち切って、バス停に向かう。

ここは中でも食べられる朝食屋さん。

朝は、便が多くて、バスはすぐにやってきた。

台南駅前ターミナルで乗り継いで、予想より早く着いた。

長い塀を曲がった向こうに大学への入口が見えた。

わくわく

左右は、塀というよりまるで土塁。

大砲がむき出しのままキャンパスに！

平屋の資料館のような建物前の表示。

建物が背景に入らない。

清掃車のボディには、成功大学の文字

学生さん発見　
らしい姿にパチリ

お正月休みの大学

うわっ　うわっ　看板だけでちょっと興奮。

中の階段を上がって2階へ。

資料館の建物が見える

背中ぞくぞく
コインブラ

潜入

先ほど入ってきた辺りの塀
やはり土塁

長いマントを翻し、ファドを歌う君たち
ここは男子学生であらねばならない
脳内エンドレス映像

休暇中のはずなのに、向こうで20人ほどの男女が銃剣のようなものを掲げ、隊列を組んでいる。まさか、この大学内で！？

あれですか。台北のイタリアンレストランで、台南出身のカップルから映像を見せてもらった「大きな木」
♀♂「ぜひ成功大学にいらしてください。美しいキャンパスですから。」と薦めてくれた。

近づくと、ダンスクラブの活動と分かった。そろいのいい紺色ジャージー姿も眩しい。止まっては、修正を加えていて、誰がリーダーか分からない和気あいあい。それでも抜群のコンビネーションでフォーメーションを変えていく。
優秀な大学なんだなあ。

学問所は、こうあるべき。

Andyさん家の壁に「設計・・・」「機械・・・」「飛機・・・」の賞状を見ていた。彼は、ここで学んだに違いない。

小学生の頃、部屋でごそごそと、厚紙と工作材を使って家の間取りを作っていた。

あの頃の思いを持って突き進んでいたら、こういうところにたどり着いていたかもしれない。

芸術系の研究室かなあ。

冬休みの今も、活動中の雰囲気。

私なら、ここに通いたい。
寮であれば、なおさら。

リスが現れた。前に見た風景なのにどこの大学キャンパスだったか思い出せない。

とても広い。学生にも先生にも見えないグループが談笑しながら歩いていた。

コンビニサイン。どれどれ、北大とどう違うかな。外に感じの良い木の長いベンチやテラスがあるのも似ている。

建物の向こうは大駐輪場。キレイに並んでいる。

人の気配はしないが、階段に誘われて降りて行った。

学食！フードコートみたいに分かれている！！残念、残念、残念。

「分かりました！」

最初に入った校舎裏側を門へ向かって歩く。
学生が本を読んでいる。見とれる。

バスに乗って、国華街へ。「葉家小巻米粉」へリベンジ再訪。
壁の時計は、10時12分だった。

お味の違いも分かりました。

平日で、この時間帯だと楽勝ですね。

生きのいいイカが手に入ったら、作ってみよう。日本の芹は華奢だけど。

郵便屋さんだ。台湾もバイクですか。イメージカラーは、緑です。

映画をチェック
まだ時間がありすぎる。

向かいは、看板を描くところ。
学生さんの習作のように見える。

”覇王別姫”　うっとり　ほろほろ

この方が看板描き名人のようです。

レスリーーチャーーーン
あなたにもう会えないなんて・・・・・
惜しい、惜しい、惜しい、、、

お向かいが”歴史的”現役映画館
アン リーもよく訪れたに違いない。

臺灣銘木の店舗
法隆寺大修理の際、確か国内で見つからなかった材を、台湾に求めたと読んだような・・・ことを思い出した。
恐れ多くて、入店できず。

時刻は、11：00

あのテーブルと椅子に座らせてもらおう。

そして、もう、帰ろう。

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2024/03/17 17:30:30

  あの場所でですか

  あの大きさであれほどリアルなレスリー・チャン。手書きの迫力。現物は保管されてるのかしら。上映ごとで、上書きだったかもしれませんね‥
  あの方が今も現役なら嬉しいですが。覇王別姫の頃なら、外さんも゙私と同じ頃から台灣通いだったのですね。
  今回は全く初めてのエリア滞在で、台南の町再発見の気分でした。

• 外さん 2024/03/17 10:21:59

  イカスープに看板名人

  再びコメント失礼します。
  
  神殿風の構えな成功大學工業設計學系、
  素敵です。そして、イカスープ達成、
  なによりでございます＾＾
  
  そして看板画家の紳士！、
  お話しさせてもらってたので、
  写真が登場して嬉しくなりました。