夏のはずが寒かったニュージーランド観光　1／5

2024/02/11 - 2024/02/22

初めて南半球のニュージーランドに夫婦で2/11～2/22に行って来ました。
ホビット、ロード・オブ・ザ・リングの映画の撮影地がニュージーランドだと知り、大自然の素晴らしさに魅了されこの旅行を計画しました。
いつものように失敗しそうなことが多々ありましたが、なんとか障害を切り抜け実害はほとんどなく無事に旅行を終えることができました。

最初は2／11、12、13日の旅行を纏めて投稿します。
2/12はクイーンズタウンの街を歩き回り、ワカティプ湖の水の美しさに癒やされ2/13はミルフォード・サウンドの1日ツアーに参加し大自然を満喫しました。

2/11　神戸から羽田、成田からオークランド空港へ
2/12　オークランドで国内線に乗換えクイーンズタウンへ
2/13　ミルフォードサウンドのツアーに参加
2/14　グレノーキーへの半日ツアーに参加
2/15　レンタカーを借りてマウント・クックへ移動
2/16　フッカーバレー・トラックをトラッキング後にテカポ湖へ移動
2/17　テカポ観光後、クライストチャーチへ移動
2/18　クライストチャーチの市内観光
2/19　オークランドへ空路で移動
2/20　オークランド市内観光
2/21　オークランド市内観光
2/22　オークランドより帰国

<使用カメラ>
SONY α7Ⅳ 　　 　　 24-105mm
SONY α7R3　　　　　16-35mm
　　　　交換レンズ 　 70-300mm
SONY RX100 Ⅲ

エリア クイーンズタウン(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行記の最初なので綺麗な写真をお見せします。
クイーンズタウンの大きな木です。

クイーンズタウンのワカティプ湖の鴨たち

今回の旅行は出発前にいろいろと問題が起こりました。自分のせいで発生したので文句は言えません。約4件ほど紹介します。忙しい方は4ページ飛ばして御覧下さい。

まずはニュージーランドの渡航認証　（NZeTA)でのトラブルです。
ニュージーランドでは入国72時間前までに渡航の認証をしてもらう必要がありインターネットから1/20にNZeTAの申請をしました。その際に記入ミスをしてしまい、直ぐに訂正を入れましたが再承認の書類がいくら待っても届きませんでした。（申請費用17NZDと観光税35NZDの計52NZDが申請に必要です。）最悪は再申請するしかないかと思ったのですが申請費用も結構高額なので、オークランドの申請事務所へ2/2に電話しました。そうすると新規の申請は72時間以内に処置するが、変更処理には2週間から3週間かかるとのことで2/8までに申請が許可されない場合は念のため再申請がベストとの回答でした。かなり心配な日を過ごしましたが、幸いにも2/6の夕方にアップデートが認められたと連絡が届きました。
皆様一字一句間違いないよう申請しましょう。
公文書なのでパスポート番号1文字でも、名前の綴り間違いでもCPUで弾かれ、入国できないそうです。これが最初の心配でした。

次は入国の申請書の電子版のNZTDです。
ニュージーランドは牧畜国で非常に厳しい持ち込み規制があり、NZTDの申請も事細かく持ち込み物の確認があります。動物、植物製品、チーズなどの乳製品、蜂蜜、クッキー、せんべいなどの食品、果物、ドライフラワー、薬、釣り具、アウトドア製品で使用済みのものなどなど・・・申告を忘れると罰金が課せられます。
罰金だけならまだしも、乗継ぎの時間オーバーの心配もあります。実は乗り継ぎが元々は2時間ありましたが、乗り継ぎ便が15分早まった上に、国内線はターミナルが違うので10分ほど歩く必要があります。2週間前に行った友人は2時間半乗り換えにかかったとのことで、問題がおこらないよう全ての規制品は持ち込みはしないように心がけました。（機内で出たクッキーも捨てました。）

これは自分のミスですが、クイーンズタウンのレンタカー会社の予約確認メールを紛失してしまい、確認番号も分からなくなりました。ダブルブッキング覚悟で同じ会社で再予約しようとしましたが、車が出払っているので予約不可とでました。仕方無く慌てて他社でも予約しました。
しばらくして友人から海外サイトで予約しても、日本の代理店で確認できると聞き、電話したところ予約は間違い無くあり予約番号も分かりました。その確認後に他社の予約をキャンセルし事なきを得ました。予約確認メールはコピーを取り二重に保管すべきだと反省しました。

最後に出発直前のトラブル。これはカード会社の責任です。
現地のツアー会社からお金が請求できないので取引却下したとの連絡が出発日の朝にありました。出る1時間前にメールを確認したのがまずかったのか？？　正解なのか？？　早朝の5時なのでカード会社へも確認できませんし、ツアーは既にキャンセルされてしまっています。仕方無いので別のカードで再予約しました。昼頃にカード会社にクレームしたところ、海外からの請求なので却下したとのこと、今から海外へ行くのにと文句を言ってセキュリティを緩めてもらいました。
半年前もヨーロッパで散々このカードを使っているのに？？　どうなっているのでしょうね。

ようやくここからが旅行記のはじまりです。
伊丹空港から9：00発のANA機で羽田空港へ移動、京急エアポートで成田へ移動、ようやく13時前にチェックインをしてラウンジで小休憩です。

ラウンジの風景です。

アルコールも飲めますが、食事がイマイチですね。
海外のラウンジの方がもう少し食べるものの種類が多くて良いのですが・・・・

これがニュージーランド航空の飛行機です、

最初の夕食かな？　（少しピンボケ、スマホは不得手です。）

機内風景です。

2/12　オークランド空港へ着く前の朝食、和食です。

同　洋食です。

オークランド空港へ着きましたが、1時間40分ほどしか乗り継ぎ時間がないので途中の写真は撮っていません。しかし朝5：05着の便だったため、入国者も少なくて入国もパスポートを機械で読み取るだけで直ぐに済みました。NZTDの申告もネットで済ませていますので、係員との接触はなくスムーズに入国できました。スーツケースもそれほど待たずに出てきたので税関を無事通過し、国内線へ重いスーツケースを押して10分ほど歩きました。バスもありますが15分おきなので、歩くのが確実で早いです。緑のラインが床に描いてあるのでその上を進むと自動的に国内線へ着きます。NZ航空は自動チェックイン機が30台ほどありカウンターはどこにあるか良くわかりませんでした。日本で発券していたのでスーツケースを預けるだけです。この荷物預けもセルフ式で、荷物タグを発券しそれを荷物につけてベルトコンベアの上に置き、パスポートを読み取らせれば完了です。ただし国内線の手荷物検査場が大混雑していました。（検査に20分ほど待ちました）写真は国内線の待合でブルーのウエアを着たラグビー選手と思われる団体と一緒になりました。

8：40にクイーンズタウンへ到着しました。
空港では飛行機は全て沖駐めでタラップで地上へ降りて歩いて建物まで移動します。空港は小さくて人も多くいません。

クイーンズタウン空港 (ZQN) 空港

空港をでたところのモニュメントです。

空港の外の休憩所です。

クイーンズタウンの街へ行くバスの停留所です。
ここで大問題が発生しました。それは後ほど・・・

市内行きバスはオーバス（Orbus)の＃1です。車内で交通カードが買えると聞いていたのでお願いすると、売り切れで今は無いとのこと仕方無く現金でチケットを購入しました。
降りる場所が街の手前のBLUE　PEAKSというバス停で丘の上にあります。降り損ねると重たいスーツケースを持って坂を登らないと行けないので降りる場所に気持ちがいってました。バスに20分ほど乗り、予定のバス停で無事降りることができました。

ホテルはCaples Court Motel & Apartmentという所です。バス停から1分の所にあります。フロントに着くと黒人の若い男性が迎えてくれました。そこで予約の書類を出そうとバックパックを降ろそうとすると、嫌に肩が軽いのです。それもその筈で何も背負っておりません。バス停からホテルまでの間のどこかに置き忘れていました。一大事中の一大事です！！
35mm一眼レフカメラ2台、望遠レンズ1台、パソコン1台が手元から無くなってしまいました。慌てている所為もあり何処で忘れたか記憶にありません。
今回の旅行の主目的である写真をもう撮影することが出来なくなったと落胆しました。
ホテルの人に説明し、バス会社へ紛失物が無いか問い合わせを依頼しました、と同時に我々は重たいスーツケースを預けて、空港行きのバスへ乗り空港へ探しに戻りました。帰りのバスは渋滞し1時間近くかかりました。焦っているのになかなか着かないので、乗っている間にも色々つまらないことを考え落ち込みました。
やっと空港のバス停に着きました。
奇跡です！！　本当に奇跡が起こりました。
なんとカメラバッグがバス停に置いてあるではありませんか。近くの人にもお礼を言ってバッグを取り戻しました。
ニュージーランドの治安の良さに感動しました。感謝！！　感謝！！です。

Caples Court Motel & Apartments ホテル

ホテルに戻ると扉が閉まっており誰もいませんでした。
これはホテルのテラスから街や、港を見た風景です。

まだチェックインには早いのでワカティプ湖へ来ました。
水が澄んでいて、遠くの山もことのほか美しく見えました。

ワカティプ湖 滝・河川・湖

FERGBURGER という店へ来ましたが、長い行列があり30人ぐらい並んでいました。
この行列は次の日とかに行っても、いつも大勢の人が並んでおりバーガーを食べるのは諦めました。しかし隣にFERGBAKERという系列店があり5分待ちぐらいでサンドイッチを購入できました。(店の写真は夜に撮りました）

ファーグバーガー ファーストフード

これが昼食のサンドイッチで、温かくてかりかりした食感のパンで大変美味しく戴きました。

ダチョウの像がありました。本当に快晴で夏らしい良い天気です。

鴨が水辺で遊んでいました。

体操ですかね？

一旦午後2時過ぎにホテルへ戻り、荷物があったことを報告し感謝を言い後日お礼を渡しました。正式にチェックインした後は長い移動で疲れていたので1時間ほど部屋で休憩しました。夕方また街へ降りて少し散歩したあとでBRAZZというレストランで夕食を取りました。

手前は羊のステーキ、奥は貝柱のソテーです。
ステーキのソースも美味しかったですし、貝柱の味付けも非常に美味しく満足しました。喉が渇いていたのと、失せ物が見つかった安心感で大変美味しくビールを戴きました。

食後に　”4　Square”　というスーパーで朝食や飲み物を調達しホテルへ戻りました。
帰り道の途中で見たこともない大きな木に出くわしました。
GIANT SEQUOIA　(巨大なセコイア）との表示でした。凄い枝に驚きました！！

ホテルに戻り港の夕景を撮りましたが余り夕焼けは出ませんでした。
この写真は午後の8：30ごろの写真です。
夜遅くまで明るいのが2月 (日本だと8月に相当します）のニュージーランドです。

ここからが2月13日の旅行記の始まりです。
一度カードが使えないとキャンセルされた、ピュア・ミルフォードというツアーに再度申し込みをして参加しました。
ホテルの近くのバス停に6：00集合で10人ほどがバスを待ちました。
今朝は寒くて日本出発時に来ていたダウンジャケットを着ていきました。日本で言うと夏の8月なのに10度Cぐらいの気温だったと思います。何せ風が冷たい。
バスは2時間ほど走ったあと、途中のカフェで30分のトイレ休憩があります。
この写真はミルフォード・サウンドへ行く途中のミラー・レイクスという観光地です。

ミラー湖 滝・河川・湖

15分ぐらいの休憩で少し（100ｍぐらい）歩きます。鏡のような小さい湖に山が映ります。

また途中の景勝地で駐まります。

大自然の風景です。

遠くは雲に遮られ山が見えません。

KIWIという飛べない鳥が近くまで歩いて来ました。

こんなに近くまで歩いて来ます。

ホーマートンネル（長さ1270ｍ）は車が片側通行なので、15分ほど停車します。その横は写真のとおりの凄い渓谷です。

4時間程かけて船着き場に到着しました。
数社のクルーズがあり事務所があります。我々はピュア・ミルフォードというツアーです。

ミルフォード サウンドのクルーズ 山・渓谷

船がピュア・ミルフォードです。

クルーズの案内図です。
2時間弱のクルーズです。

マイターピーク（1682ｍ）が正面に見えますが雲の中です。

ツアーには簡単なランチが付きます。
温かい飲み物もあります。

寒いですが景色の良い屋上に座ります。皆さん防寒着や長袖を着ています。

何カ所かある滝を巡って行きます。

スターリング滝（？）かな。

途中で白いイルカに出会いましたが、上手く写真を撮れませんでした。

夕方5時頃に街へ帰って来ました。
今日はタイ料理にしました。

マイ タイ ラウンジ アジア料理

店は2階にあり窓がフルオープンで、外の景色が本当に綺麗です。

トムヤンクン、海老のドーナツ型のフライ、サラダなど
アジアの料理は胃に落ち着きます。

遠くの山が霞んで綺麗です。

ホテルに戻り港を撮影しました、9時前ですがまだ明るいです。
2月13日はこれにて終了です。