
2023/12/10 - 2023/12/10
166位(同エリア376件中)
あおしさん
この旅行記のスケジュール
2023/12/10
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この旅行記スケジュールを元に
12月10日、「白いロマンスカー」こと小田急ロマンスカー・VSEが引退しました。
小田急沿線で育った私には、ちょっとしたエポック。
引退を見送りに行った後は、かつて向ケ丘遊園のあった生田緑地に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
小田急ロマンスカー・VSE。
通称「白いロマンスカー」。
2005年登場。
小田急ロマンスカーは赤系統の車両が多いのですが、このロマンスカーは白い車体で驚かせました。
そしてロマンスカーといえば正面の展望席が復活した車両でもありました。小田急多摩線 乗り物
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最終日は小田急多摩線の終点・唐木田駅から出発。
たくさんの人たちが集まっていました。
たくさんのお見送りの声の中、VSEは出発していきました。唐木田駅 駅
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唐木田駅から多摩川に近い登戸駅へ。
ここにもたくさんの「撮り鉄」が集まってきました。
先ほど出発したVSEが折り返してきて多摩川を渡るところを撮ろうとして集まっていたのです。登戸駅 駅
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先ほど見送ったVSEが新宿でUターンして、多摩川を渡ってきました。
今日は天気もよく、青空と白いロマンスカーがよく似あいました。
絶好の「撮り鉄」日和でした。多摩水道橋 名所・史跡
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登戸駅から1駅、移動して向ヶ丘遊園駅へ。
この駅は小田急が運営して向ヶ丘遊園の最寄駅ということでこの駅名になりました。
向ヶ丘遊園自体は2002年に閉園してしまいましたが、駅名はそのまま健在。
レトロな駅舎もリフォームされてそのまま残っています。向ヶ丘遊園駅 駅
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向ヶ丘遊園は2002年に閉園して、生田緑地という公園になっています。
かつては向ヶ丘遊園駅から小田急のモノレールが走っていましたが、それも廃止。
バスもあるのですが、歩いて1キロほどなので、ほとんど人は歩いていました。生田緑地 公園・植物園
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向ヶ丘遊園は小田急沿線に住んでいる人にはとても身近な遊園地でした。
大きな花時計があり、私も赤ちゃんのときに花時計のところに座った撮った写真があります。
それ以降も何度も向ケ丘遊園に遊びに来ていました。
2002年に閉園はとてもさびしい思いをしましたが、今は公園として多くの市民の憩いの場になっています。 -
公園内は12月になりましたが、紅葉の最中でした。
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かつて首都圏で走っていた客車でしょうか。
私が大学のころまではこのような客車列車も多く全国で走っていて、大ヒットしたアニメ「銀河鉄道999」にも登場していました。 -
中に入ることもできて、休憩所として使われています。
懐かしいな。 -
こちらはSL・D51機関車。
通称「デゴイチ」。
機関車の中ではもっとも有名な機関車で、「デゴイチ」=SLと言えるほどでした。かわさき宙と緑の科学館 美術館・博物館
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また公園内にある「日本民家園」
歴史的に価値のある家屋を20軒ほどここに移設しています。川崎市立日本民家園 名所・史跡
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もともとは多摩地区の地主の家を移転保存したことから「日本民家園」は始まりました。
地主、ほとんどは庄屋、豪農と呼ばれた人々で江戸時代は苗字帯刀も許され農村をおさめていました。
幕末から、明治にかけては多くの人材を生み出しています。
多摩を含めた武蔵の国の庄屋、豪農出身の有名人としては、新選組の近藤勇、土方歳三、現在の埼玉県の深谷出身の渋沢栄一、自由民権時代には多摩自由民権のリーダーで衆議院議員になった石坂昌孝などがいました。
2021年の大河ドラマ「青天を衝け」では、将軍徳川慶喜の側近として京都に常駐していた渋沢栄一(吉沢亮さん)と新選組の土方歳三(町田啓太さん)が「お互い、もとは武蔵の百姓だ」ってことで意気投合している場面がありました。
渋沢栄一の自伝でも土方と百姓出身ということで「おれお前」の仲になったと記録があります。 -
囲炉裏が炊かれている家もありました。
風情がありますね。 -
「日本民家園」には「日本」とあることから、多摩地方だけではなく、日本全国の家も移設されています。
飛騨の合掌造りの家も3軒ほどあり、そのうちの1軒はお蕎麦屋として使われていました。そば処 白川郷 グルメ・レストラン
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これは南部地方(現在の岩手県)のL字型の平屋である「曲り屋」。
地元でも現在は少なくなっているそうですが、そのうちの1軒がここに移設されていました。 -
山形県月山のふもとの家である多層民家。
現在も鶴岡市田麦俣集落に残っています。
豪雪地帯であることと、山間地であることから土地が少ないため3階建ての民家が作られ、しかも2階もしくは3階に大きな窓があるのが特徴です。
豪雪の時はこの窓から出入りしたとか。 -
公園内には「芸術は爆発だ!」「なんだこれは!」の名セリフで知られる岡本太郎の美術館もあります。
川崎市岡本太郎美術館 美術館・博物館
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岡本太郎は川崎市の出身で、亡くなる前に手元にあった作品のほとんどを川崎市に寄付したことにより、この美術館が建てられました。
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岡本太郎の代表作といえば、大阪万博のシンボル「太陽の塔」。
万博会場は今は公園になってるようですが、この塔は現在も健在です。 -
他にも岡本太郎の独特の作品が展示されていました。
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岡本太郎のアトリエも復元されていました。
机から椅子、コップに至るまで彼のオリジナルの作品が使われていたそうです。
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