2024/02/22 - 2024/02/23
968位(同エリア7208件中)
つららさん
雪景色を見たい症候群が少々発症したので、北陸に行って富山に泊まってきました。能登の地震の復興支援の一環なのか、JR西日本から発売されている北陸おでかけtabiwaパスがいつのまにか期間限定で値下げされていて、北陸三県と新潟県の一部のJRの在来線と3セクに乗れて、980円で、これを活用します。
Part 1では、まず大糸線の南小谷まで行って、早くも車窓から雪景色を見ることができ、来てよかったと感じることができました。
Part 2は南小谷から糸魚川に戻るところからです。
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Part1では大糸線で南小谷までやってきて、念願の雪景色に遭遇できました。
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Part 2はここから
ここはもう長野県なので、駅名標に長野県PRキャラクターのアルクマがいます。 -
西日本エリアでは見かけないポスターがあると、なんか楽しい。
きゅんパスの期間は、JR東日本の新幹線とか特急とか、混雑するのでしょうね。東日本エリアには近寄らないでおこう。 -
南小谷駅は標高513mです。
寒いわけやわ。 -
南小谷
外に出てみました。
この辺りの民家になまこ壁があるということなのでしょうか。松本ではよく見ますけど。 -
ポストも古物。
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南小谷
駅前はきれいに除雪されていました。
写真で見にくいですが、除雪作業をしている方が持っておられる大きいのは、関西だとシャベルです。スコップは植木鉢に球根を植える時に使う小さいやつ。東日本と西日本で呼び方が逆なことを最近知りました。
スコップで除雪は無理、絶対無理。 -
雪を踏んで遊びました。湿雪でした。
そして寒い寒い寒い。
お散歩は50mで撤退。 -
南小谷
雪だるまを作ったけど、かわいくなかったので、耳をつけてうさぎさんにしてしまいました。 -
南小谷
カニがおっちゃんなダジャレを堂々と言ってて、しかも傍若無人な迷惑客になっていました。
新幹線の屋根に乗ったり、固まって自動改札通ったら怒られるで。
写真ではわかりづらいのですが、このポスターをよく見ると、カニの脚についているタグがそれぞれ福井県、石川県、富山県のブランドのものでした。そして福井と石川はズワイガニ、富山はベニズワイガニ。芸が細かいですね。 -
南小谷から信濃大町方面
この日は南小谷ー信濃大町間は架線凍結の影響で終日運休でした。
架線凍結って、やっぱり寒いんですね。ブルブル。
この駅はJR東日本の駅なのに、JR西日本の列車しか来ない1日。 -
南小谷
ホームの下の、これ何の板?
何か隠してあるのを発見すると楽しい。 -
12:07 南小谷発 糸魚川行き キハ120
糸魚川に戻ります。
この12:07発のは、通常だと中央本線から日に1本だけ南小谷までやってくる特急あずさが接続する列車で、GWなんかだと、わかっている人はごく一部の人で繰り広げられる南小谷ダッシュに参戦します。わかってない人はおしゃべりしながら跨線橋をゆっくり渡って、それまでの特急とはあまりに違うちっちゃい気動車を見て、「え、これなの?座れないの?」となります。
今日は信濃大町ー南小谷が運休だから来ないけど。 -
大糸線は25km/h制限が頻繁にあります。
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頸城大野
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頸城大野
ちょっと山が見えてきました。 -
糸魚川市
糸魚川に戻り、駅から海のほうにやってきました。
といっても歩いて10分くらい。
冬の日本海、『北陸ロマン』を思い浮かべます。
青鈍(あおにび)の色って、こんなのかな。 -
糸魚川市
糸魚川駅から少し歩いただけで、寒い寒い。
このあたりは2016年に大火にみまわれました。
ここは被害に遭っていないのか、建物も雁木の柱も古いものですが、 -
こちらは建て替えられたのでしょう。
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では、お昼ごはんに。
とにかく南小谷で外に出て寒くて、それからお昼は絶対に温かい汁物にしようと、そればかり考えていました。 -
そば処泉家
かけそばをいただきました。ごちゃごちゃしたものはほしくない気分。温かいお蕎麦で生き返った。
麺は細くて普通においしい。普通においしいというと今ひとつという意味になりがちですが、そうではなくて、ここでは突出はしていないけど安心しておいしく食べられる、すべてのパーツと総合評価が平均以上という意味です。
おつゆは鰹の風味がたっていました。糸魚川ー静岡構造線は地形だけでなく食においても東西の境界とはよく言われますが、このお店のおつゆは昆布は感じなかったので、「あ、ここは東日本なんやね」と食べ物で気づいた自分がおかしかった。
※撮影と掲載は許可をいただきました。 -
糸魚川駅に戻ってきました。
ジオパルに行こうかと迷いましたが、以前に1度行っているので、今回は1時間早く移動することを選択。 -
糸魚川
14:15 糸魚川発 えちごトキメキ鉄道 泊行き
えちトキの日本海ひすいライン(旧北陸本線)のフツーの列車は気動車です。ET122はJR西日本の姫新線を走ってるのとおんなじ。キビキビとしていますが、音はかなりです。 -
親不知
景勝地ですが、景色を楽しめるのは高速道路を通る人だけ。 -
市振
これを見た時にここにお墓なの?と思いましたが、拡大してみると違うみたいでした。 -
市振
すぐ前は海。
防風フェンスは必須。 -
市振
レンガ造りの油庫がありました。仁王山護国寺 寺・神社・教会
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元北陸本線は海が見える区間が多く、しかも晴れている日は逆サイドには立山連峰が望めるので、車窓の美しさではトンネルの多い北陸新幹線よりこちらが圧勝。
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泊
えちごトキメキ鉄道はここまで。 -
泊
ここからは、あいの風とやま鉄道に乗り換えます。 -
泊
特急はこの外線を通っていたのでしょうか。もう来ないけど。 -
2番のりばではこの図の通りに、直江津方面に向かうえちごトキめき鉄道の列車と富山方面に向かうあいの風とやま鉄道の列車が縦列駐車します。
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泊
奥のがトキ鉄、手前のがJR西・・・ではなくてあいの風とやま鉄道。 -
15:00 泊発 あいの風とやま鉄道 富山行き 521系
もう完全にJR西日本の仲間という感じですね。あいの風もIRいしかわも独自の形式番号をつけず、JR西日本そのまんまです。 -
黒部市
朝よりは山々が姿を現してきましたが、それでも立山連峰は見えません。 -
まもなく富山
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富山に着きました。
雪景色や日本海を列車から眺めることができて、楽しかった。
北陸おでかけtabiwaパスの使用は、今日はここまで。
糸魚川ー中土(JR) 590円
中土ー糸魚川(JR) 590円
糸魚川ー市振(えちごトキめき鉄道) 550円
市振ー富山(あいの風とやま鉄道)1,180円
計 2,910円
980円でこれだけ乗れました。 -
富山
階段にいる、この親子がかわいい。雷鳥ですよね。
後ろの子「おかーさん、待ってぇ。もっと遊ぶ~」
母「お家に帰ったらプリンあるよ」
後ろの子「プリン…まだ遊びたい…プリン…(パニック)」 -
富山
柱の案内表示自体はJR西日本っぽいのですが、地元アピールしていて、チューリップとか、雷鳥とか。 -
電鉄富山
駅近くのホテルにチェックインしてから、この左側のに乗ってちょっと買い出しに行きます。 -
16:19 地鉄富山発 富山地方鉄道 岩峅寺行き
交通系ICカードは使えません。券売機で私の前の外国人がグズグズしていてえらく時間がかかったのは、決して他人のことは言えないので構わないのですが、その方が買い終えてすぐに画面が「調整中」に。
仕方がないので隣の券売機の列に並び直し、電車1本乗り遅れました。本数はあるので被害はありませんが、何やらはったん? -
稲荷町
電鉄富山から1つ目の駅です。
買い出しの目的地は、このすぐ目の前のスーパーにテナントに入っている酒屋さんです。日本酒「千代鶴」を1本購入。このお店のことは、富山で数回行っているお寿司屋さんに教えていただきました。
よそ者でここまで、それも電車でお酒を買いに来る人はめずらしいかもしれません。関西弁で話したためか、店長さんに「どうしてここを知っておられるんですか?」と尋ねられました。
千代鶴は滑川のお酒で取扱店は少なく、駅やデパートでは買えません。 -
稲荷町は有人改札
ICカードリーダーがありますが、使えるのは富山地方鉄道の「ecomyca」のみです。
自動改札はないので、きっぷは磁気タイプではなく、もちろん硬券でもなく、普通の紙でした。 -
16:47 稲荷町発 富山地方鉄道 岩峅寺行き
ホームの床は木でできています。ウッドデッキな駅。
あれ?電鉄富山に帰るんじゃないの? -
南富山に来ました。
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南富山
路面電車に乗り換えます。路面電車も富山地方鉄道で南富山は終点の駅。
手前に見えているのが路面電車のおりばで、右奥に見えるのが電車の南富山駅ののりば。 -
南富山
これに乗ります。どこ行きだったか忘れた。富山駅前までは確実に行くので大丈夫です。 -
新しそうですが、乗ったら揺れや音は古物でした。満足。
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電鉄富山駅・エスタ前
電鉄富山ー稲荷町ー南富山ー電鉄富山と、ぐるっと回って戻ってきました。 -
ホテルにお酒を置きに帰る。
今日のお宿は2019年に開業した「ダイワロイネットホテル富山駅前」。 -
お部屋はいたって普通。
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ここはお風呂とお手洗いが別なのがうれしい。
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お部屋は21㎡で、ダイワロイネットの標準の18㎡に対して、バス・トイレの部分が広い。
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晩ごはんのため、路面電車の環状線に乗って丸の内電停へ。
富山城が見えました。 -
今日の晩ごはんは美乃鮨。
富山でいつも行くお店は休業されているので、新規開拓です。
とても繁盛していて、活気のあるお店でした -
美乃鮨
おまかせでお願いしました。
ちなみに、私の両隣とも同伴出勤らしき2人連れでした。今まで、そういうタイプのお寿司屋さんは来たことがなかったので、戸惑う。
※撮影と掲載は許可をいただきました。 -
私のメモではおまかせは13貫。その中で特に印象に残ったのは、ブリ、サクラマス、バイ貝、白えび。
サクラマスは富山湾でとれますが、春になってからです。これは青森産。 -
バイ貝大好き。
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富山に来たらマストな白えび。
漁期は外れていますが、気にしない。
このお店は、おいしかったしお勘定も大変リーズナブルだったのですが、お寿司を出されるのが早すぎました。
写真の時刻で確認すると最初のお通しから最後に追加したウニまで20分。お味噌汁はそのあとだったので、滞在時間としてはもう少しありましたが、お寿司は出されたらすぐに食べるものとはいえ、いくらなんでもねえ。
両脇の同伴出勤組にはそんなに次々と出されておらず、ゆっくり目に出していただくように最初にお願いすればよかったんですね。 -
路面電車に乗ってホテルに帰りましょう。
富山地方鉄道市内電車が正式名称。
ええ感じの古物が来ました。 -
吊り掛けモーター音が響きわたり、左右に振り回されます。バカ耳なのでモーター音の細かい聴き分けはできないのですが、京都の市電の音は刷り込まれているので、似てると思うかどうかで判断。
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降車ボタンがすばらしい。
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もちろん、つまみも。
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「お降りの方は安全地帯で前後の自動車に注意してから横断してください。」
安全地帯という用語が久しぶりでした。
同じ鉄道会社でも、路面電車のほうはICOCAが使えます。 -
電鉄富山駅・エスタ前
乗った電車をお見送りし、ホテルに戻りました。
Part 2はここまで。
Part 3につづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 毛利慎太朗さん 2024/06/24 16:46:35
- 今回も興味深く…
- つららさん、北陸の旅を楽しんでますね。
お昼のお蕎麦の件は、熊本の件のま~「リベンジ」をできたみたいでこちらとしても一安心といったとこですが、夜のお寿司屋さんは味がそこそこいいだけに、滞在時間が思うようにいかなかったみたいで、残念でしたね~
「同伴出勤」とはなんぞや…なんておもったら、あ~夜のお仕事の女性を伴った、あ~
なんて。
それはさておき、白エビはほたるいかとともにやっぱはずせない海の味覚ですよね。
限りなく生の状態で食べたのは、十ウン年前、駅構内にあった産直で、試食で頂いた時以来…あのぷりぷりの味をもう一度食べてみたくなりました。
殻をむく作業が結構めんどくて、人件費がかかって高級品とか、なんとか…
>吊り掛けモーター音が響きわたり、左右に振り回されます。バカ耳なのでモーター音の細かい聴き分けはできないのですが
かくなる私もそうですよ、ぐお~~んと唸れば吊りかけ、音階上がればGTOインバータ、加速して喧しいのはMT54って認識です。
とのっち大先生みたいに、こういう科学的メカニズムで…とかは中卒の私にはムリゲーです。
毛利慎太朗
- つららさん からの返信 2024/06/25 12:59:26
- いつもちゃんと読んでいただき、感謝です
- 毛利慎太朗さま
こんにちは
熊本のお蕎麦で失敗したのは昨年のGWなのに、毛利さまがおぼえていてくださったなんて、感激です。
糸魚川で行ったお蕎麦屋さんは、まさに熊本で「?」だったところをすべてクリアしてくれた、ほどのよいお店でした。
お蕎麦屋さんとラーメン屋さんは、あまり高価すぎたりこだわりを振り回されたりすると、引いてしまいます。一口目は水で食べろとか、私語禁止とかのお店は怖くてよう行きません。(笑) 普通に行けて、ほっとできるおいしさが一番です。あくまで私は、ですけれど。
食べ物屋さんで同伴出勤に遭遇したのなんて、もうン10年ぶりです。そんな言葉すら忘れていました。両隣がそういう方だったのは、一人で行った私の隣が女性になるようにお店側が配慮くださったのかもしれません。今回感心したのは、その女性たちが香水をつけておられなかったことと、この店がリーズナブルなお店だったことです。夜の花の女性は高価なお店に連れて行かないといけなくて、香水プンプンでやってくるというのは過去の話なのだと思いました。彼女たちは当然ですがちゃんとした大人で、少し前に騒ぎになった港区ナントカとは違います。
だけど、このお店では私は場違いではありました。お寿司屋さんで、遠くからわざわざやってくる強者一人客(いつもとは違う意味でこちらも「その筋の人」)が来ているお店のほうが居心地がいいんです。(絶対に変)
あと、ネタが私にとっては分厚かったので。
吊り掛けモーター音は「あ、市電の音」としかわからないバカ耳です。そういえば、広島電鉄の京都市電車両の引退がついに始まってしまいました。(号泣)
今まで全部揃っていたのが奇跡的なのですけどね。MT54の音も、いつまでも聴けたらいいのにと願います。
つらら
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