2024/02/20 - 2024/02/20
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amstrobryさん
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JR東日本が冬期間平日の旅行需要喚起のため、新幹線を含む全線1日乗り放題となる切符を10000円で期間限定発売した。
購入期限や指定券の利用回数など様々な制約はあるものの、うまく利用すればこれほどの大盤振る舞いの切符はかなり貴重。この切符をきっかけにいつか行こうと考えていた青森県の大鰐温泉を日帰り入浴する旅にでた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JR東日本が贈る破格の切符「JR東日本たびキュン早割パス」。なんと1日10000円で新幹線、特急を含むJR東日本路線全線が乗り放題。福島県の往復でも元が取れるが、ここはこの切符の利点を生かし、青森県まで向かうことに。
東京駅 駅
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遠方に向かうにはなるべく早い出発が大事ということで東京6時32分発の新幹線に乗車。新青森と秋田行きの始発列車である。
全車指定席でこの切符の確保が難しかった。新青森に向かうはやぶさ号は早々に満席となっており購入できず。盛岡まで併結するこまち号の指定席に空きがあったのでとりあえず盛岡駅までの指定券を確保した。なお、連日新青森行きの始発列車は満席となっている。 -
旅行2日前に盛岡から新青森までの指定席に空きがあったので、改札を出なければ追加の指定料金がかからない制度を利用し、盛岡からの指定席も確保。盛岡駅でこまち号とはやぶさ号の連結解除を見つつ、新青森行きのはやぶさ号に乗り換えた。
利用状況だが、こまちはやぶさとも大宮発時点で満席、はやぶさは八戸まではデッキにも立ち客が乗車するくらいの混雑だった。このフリーパスの利用者がかなりいるようだった。盛岡駅 駅
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この日は関東でも夏日を記録した異例の日。青森県内の車窓だが雪が見られない。太平洋側で雪が少ないとはいえ、この時期としてはかなり珍しいと思う。
ちなみにこの切符、出発14日前までの購入が必要なので天気に左右される計画は厳しい(東北地方に向かう場合は雪のリスクも考慮する必要があると思う)。雨でも雪でも動ける行程を組んでいる。 -
新幹線は新青森駅で下車、奥羽本線に乗り換えて10時4分に青森駅に到着。かつての昭和の雰囲気を感じる駅舎から、近代的な駅舎に変わっていた。
青森駅 駅
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青森での滞在時間は35分。かけあしで魚菜センターに向かい(徒歩5分くらい)、お好みのネタを選べるのっけ丼を楽しもうとするも火曜定休・・・。市場は水曜定休のイメージがあったが、事前に定休日を調べておけばよかった。これで一つ予定していた計画を失う。
青森魚菜センター 本店 市場・商店街
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もともと朝食にのっけ丼以外の選択肢は考えていなかったが、今回は弾丸旅行で市場めしを満喫しないといまいち盛り上がらない。そこでこちらも駅近、アウガというビルの地下にある市場の食堂に。
食堂の数が以前よりも少なくなった気がするが、営業していた市場食堂に、ちょうどタイミングよく席が空いていたので、あわただしく朝食をとることに。アウガ新鮮市場 市場・商店街
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中おち丼1800円を注文。たれ漬けのマグロと卵の相性が良くまずまずの味。
とりあえず市場の食事をあわただしく味わって、次の目的地に向かう。青森での滞在時間は30分強だった。市場食堂 グルメ・レストラン
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青森10時39分発普通列車に乗車。浪岡で下車。駅前にある温泉に入浴する。
滞在時間は40分。
もっと時間が確保できれば、中世の館という近隣にかつてあった浪岡城に関する博物館を訪れても面白いと思うが今回は弾丸旅行につき、温泉入浴のみ。浪岡駅 駅
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駅から徒歩5分かからないくらいのところに浪岡駅前温泉はある。
こちらの温泉はよい意味でかなり特徴的。入浴料は350円。内湯のみ。黒っぽい色のお湯が特徴で、入浴時のつるつる感がものすごい。アルカリ性単純温泉でPhは8.9。42度くらいのお湯はちょうどよい湯加減。塩素臭なくかけ流し。洗い場ありシャンプー石鹸は要持参。地元客が5人くらいいた。入浴後のしっとり感もあり非常に満足いく温泉だった。浪岡駅前温泉 温泉
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温泉で滞在時間の40分を満たす。こちら浪岡駅前。除雪されているとはいえ、青森県の2月。ここまで雪が無くなっているとは、、、。旅行者的にはありがたいが、自然環境的には心配な気候。
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浪岡駅構内には浪岡りんごとフクロウに関するパネル展示があり、ミニ博物館のような施設が併設。5分程度だったが、列車待ちの時間に立ち寄った。
浪岡駅から10時46分発弘前行きの列車に乗車した。 -
11時6分、弘前駅に到着。ここでの滞在時間は1時間20分。あまり時間はないが、歴史的建造物を2つほど見学することにする。
弘前駅 駅
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駅から徒歩20分ほど。まずは旧東奥義塾外人教師館。東奥義塾に招かれた外国人宣教師が生活する住居として1900年に建築されたもの。明治時代の建築様式の雰囲気が感じられる。
旧東奥義塾外人教師館 美術館・博物館
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室内も見学でき、外国人が居住するとはいえ明治期ながら洋風の生活様式がいたるところに感じられる室内だった。
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次は隣接する旧弘前市立図書館。こちらも明治期の建物。昭和6年まで市立図書館として利用されていた。
旧弘前市立図書館 名所・史跡
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内部はレトロな雰囲気が感じられる室内。和と洋が調和したような建築の雰囲気を感じることができた。
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弘前からは13時20分発、特急つがるに10分ほど乗車、大鰐温泉駅に向かう。
2010年代以降のJR東日本のフリー切符は乗車券のみ有効で特急料金別払いのものが多かったが、最近はかつての土日きっぷのような特急料金込みのフリー切符が期間限定ながら「復活」している。全車指定席列車が増えてきてはいるものの、気軽に自由席に乗り放題なのは大きい。 -
13時30分、大鰐温泉駅に到着。無人駅だった。中央弘前駅からの弘南鉄道も乗り入れており、かつては賑わいのある街だったのかもしれない。
大鰐温泉駅 駅
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大鰐温泉では当初2時間30分の滞在を予定。街並みを散策しながら4か所の温泉に入浴する予定だった。橋を渡り、商業施設が並ぶ街並みを散策する。
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まずは一つ目若松会館。なんと入浴料は200円。泉質はナトリウムカルシウム塩化物硫酸塩泉でPhは7.0。43度くらいのやや熱めの内湯が一つ。洗い場はあるがシャンプー等は持参。塩素臭なくかけ流し。よくあたたまる温泉だった。地元の方を中心に5名程度先客あり。いいお湯をお邪魔させていただいた。
大鰐温泉 若松会館 温泉
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まちなかには足湯もあるようだが、冬期間は閉鎖していた。
湯魂石薬師堂 名所・史跡
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小さなホテルが立ち並ぶ大鰐温泉。次の共同浴場に向かう。
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続いては青柳会館に入浴予定だったが、第3火曜日は定休日。タイミングが悪かった。
公衆浴場 青柳会館 温泉
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次は大湯会館。こちらは3つの共同浴場の中では一番建物が新しかった。こちらも200円。
泉質はナトリウムカルシウム塩化物硫酸塩泉。Phは確認できなかったが、おそらく若松会館と同様7.0あたりか。45度くらいの熱めの浴槽と42度くらいの2つの浴槽あり。洗い場があるが、石鹸類は要持参。大鰐温泉 大湯会館 温泉
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実は4つのうち入浴できたのは2つ。最後に鰐comeの温泉を利用しようとしたが、本日は女性のみの日となっていた。最後にお土産品を調達。滞在時間を短縮し、大鰐温泉の散策を終了した。
大鰐町地域交流センター鰐come 名所・史跡
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予定を繰り上げ、14時35分発、特急つがるで大鰐温泉から新青森に向かう。4両編成のうち、自由席は2両。大鰐温泉発車時でかなりの座席が埋まっていたが、弘前駅で通路にも立ち客であふれる乗車率。もちろんフリー切符の乗客が中心。自分を含め、需要喚起という点では大成功の企画商品だと感じる。
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新青森で新幹線に乗り継ぎ。新青森15時52分発はやぶさ号で盛岡に向かった。
ただし指定券は持っていないので、特定特急券(空いている席を利用できる。指定券所持客が来たら席を立つルール)として盛岡まで移動。この列車、新青森時点では通路側の一部席が開いていたものの、八戸駅で満席。八戸から盛岡まではデッキで過ごした。新青森駅 駅
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盛岡で2時間滞在することに。徒歩15分くらいの盛岡城跡公園近くのもりおか歴史文化館が18時まで開館していたと記憶しており、最後は博物館で過ごそうとした。
現在時刻は17時前。盛岡駅 駅
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駅からと15分くらい、盛岡城跡公園の近くに目的の博物館がある。
ところが博物館は火曜休館。今日は休館、定休日にあたることが多かった。関東だと月曜日が休みの博物館が多いが、このあたりは準備不足だった。 -
しばし盛岡の街並みを散策したのち、当初予定していた盛岡18時50分発はやぶさ号に乗車。東京駅21時4分着。大宮までほぼ満席の車内でフリー切符の需要喚起効果を感じた。
安く遠距離旅行が楽しめありがたい企画商品だと感じた。2月14日から3月14日までの期間限定の平日フリー切符、機会があれば積極的に利用していきたい。
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