秋の岩手旅行（1）一ノ関～厳美峡

2023/10/16 - 2023/10/20

１０月半ば、秋の東北、岩手を訪問しました。初日は夜に一ノ関に到着。その晩と翌早朝一関の駅近辺を散策。その後レンタカーを借りて、厳美峡へ向かいました。

エリア 一関(岩手)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

上野駅から一ノ関駅へ向かいます。上野駅に来ると北へ向かう旅の始まり気分が高まります。

上野駅 駅

やまびこ67号で一ノ関へ向かいました。

上野駅 駅

一ノ関到着は18時11分。構内にはオブジェがいろいろ置いてありました。

一ノ関駅 駅

お子さんたちも喜びそうなピカチュウも。子供たちはここで記念写真ですね。

一ノ関駅 駅

改札口近くにはレトロ感のあるお店も並んでいます。やはりこういう風景が嬉しいです。

一ノ関駅 駅

一ノ関駅西口の光景。ステンドの時計も駅名の看板も旅の気分を盛り上げてくれます。

一ノ関駅 駅

一ノ関駅西口を出ると正面にこの三賢人像があります。日本最初の蘭学塾「芝蘭堂」を開いた大槻玄沢、玄沢の二男、開国を唱えた和魂洋才の儒学者、大槻磐渓、磐渓の三男でわが国初の辞書「言海」を完成させた大槻文彦の胸像です。学問の気風にあふれていた仙台藩、その支藩である一関藩からも多くの学者が輩出されたそうです。

三賢人像 名所・史跡

宿泊は一ノ関駅西口から徒歩５分ほどのところにある蔵ホテルです。

蔵ホテル一関 宿・ホテル

蔵ホテルと一ノ関駅を結ぶ駅前通りには記念碑がいろいろあり散策してみました。「算法新書」を著した千葉胤秀の碑です。一関藩主田村邦顕公より数術の知識を認められ士籍に取り立てられ算術師範役となったそうです。

日本の道百選の碑です。芭蕉が奥の細道で通ったことが記されていました。

一ノ関駅近くでレンタカーを借りて１５分ほどで厳美峡に向かいました。レンタカー近くに厳美峡行きのバス乗り場があり、９時前でしたが多くの人が並んでいました。厳美峡の駐車場は有料で９時半ごろだったので、まだ混雑していませんでした。紅葉の盛りのころやもう少し遅い時間になると混雑すると思われました。

厳美渓 自然・景勝地

観光客も初めはそれほど多くなく、ゆっくり散策できました。徐々に観光客が増え、特に名物の川の上を渡るお団子のところには結構人が集まっていました。行かれる時は早い時間帯をお勧めします。

厳美渓 自然・景勝地

厳美峡の風景が美しく見え車も通る天工橋からレストハウス側の遊歩道を少し下って行くと吊り橋が見えてきます。ここが御覧橋です。

厳美渓 自然・景勝地

ここからは上流には巨岩、奇岩の並ぶ渓谷の光景が下流側には深淵や穏やかな流れの風景が見れます。吊り橋ですので、多少揺れます。

厳美渓 自然・景勝地

厳美峡の車道側、仙台藩主・伊達政宗公お手植えと伝わる「貞山桜」の桜並木の方に温泉神社があります。由緒の案内によると、元は栗駒山の頂にあったが、参拝があまりに大変なので麓の里に遥拝地として造り里宮と名付けたそうです。境内にあるエドヒガン桜は樹齢三百七十年から400年と言われています。

温泉神社 寺・神社・教会

温泉神社の前あたりに、川の近くへ下りて行くことのできる階段がありました。

厳美渓 自然・景勝地

流れの緩やかなところはエメラルドグリーンの深淵を見ることができます。

厳美渓 自然・景勝地

桜の季節はまた違った風景も楽しめるようです。

厳美渓 自然・景勝地

厳美峡の天工橋のすぐ近くに不思議な建物がありました。世界のガラス工芸品約1０万点が並べられいるというガラスミュージアムです。展示販売や、ガラスの宙吹きを体験できる体験工房もあります。広いレストランもあるようなので団体の観光客などが使われているのかもしれません。ガラスに興味のある方は一休みに立ち寄られても。

サハラガラスパーク テーマパーク

駐車場に向かうためにまた天工橋に戻ってきました。今回は天工橋から見た厳美峡の風景が一番印象的だったと思いながら次の訪問地中尊寺へ向かいました。

厳美渓 自然・景勝地