初ヨーロッパ イタリア・スイス・ドイツ 車旅 - 4.ドイツ後編

2023/10/18 - 2023/10/20

世界遺産ヴィースの教会から北上し、今回の旅の最終目的地ミュンヘンへさらにドライブ。アウトバーンのドライブは絶好調でしたが、街なかでちょっとした事件が！！
まあ、このくらいのトラブルは車旅のよい経験。。と思うことにしましょう！

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

再びアウトバーンをミュンヘンに向かってドライブ。アウトバーンを横断する高架橋をわんこと白馬が渡っていたので思わず撮影。人影が見えないけど。。。???

途中の町でスーパーに寄ろうと近くの駐車場に車を停めてうろうろしてたら、見回りの警察官のおじさんがきてこれをくれた。いわく、この駐車場は１時間無料なのだが、この標識（パークシャイベというものだと、後でgoogle検索、ホームセンターなどで買うものだとか）をダッシュボードに置いておいて駐車開始時間を示しておくそうだ。なんか、アナログなシステムだけど、確かにそのまま1日置きっぱなししたりできない。ゆるい感じだけどよく考えられているよね。
警察官のかたは英語があまり得意でなさそうだったが、こちらがドイツ語わからないのをみて、一生懸命教えてくれた。ありがとうございます！！

ミュンヘンの市街地に入ってきた。

道の脇の駐車スペースはどこもいっぱい。けれどさすが大都会、地下駐車場がいくつかあったので、そこに駐車してみた。きっぷを取り入場して、自動支払い機で精算してから出口で精算済みのきっぷを入れて出るシステム。日本と同じでよかった。

有名な国営のビアパブ、ホフブロイハウス。青と白はバイエルン州の旗。

ビアパブが国営ってのが興味深い。

ホフブロイハウス内部。すごい広いのに、開いている席が少ない。大きなテーブルに長椅子。自分で空いている場所を見つけて座る。相席はあたりまえ。この地方のフォーク・ミュージックの生演奏にあわせて歌ってたり、飲んで食べてみんな思い思いに盛り上がってる。

ミュージシャンの人たちの周りで歌ってる人も。

メニューのイラストが可愛い。ドイツ語版と英語版あり。
お昼も過ぎた2:00すぎ頃だというのに、超賑わっていてウェイターのお兄さん達は大忙し。オーダーをお願いしようと声をかけても、自分の担当のテーブルじゃないとだめみたい。周りの雰囲気をたのしみながら気長に待つしかない。

お待ちかねのビール！アルコール飲まない主人がドライバーなので、安心していただきます！

豚すね肉の丸焼き（シュバイネハクセ）皮がぱりぱり内側はしっとりジューシー。臭みもなく超美味。添え物のジャガイモ団子はもっちもちで、グレイビーソースがこれまた超美味。アメリカのグレービーソースより塩気が少なく、深い味わい。

白ソーセージは優しい味わいでビールにすごく合う。

道の向かい側にはハードロックカフェもあった。アメリカや日本と違いお店の佇まいがヨーロッパ調になってる！景観条例？

ミュンヘン市庁舎前の広場には観光客がたくさん。

有名なからくり時計だそうですが、あまりの寒さに動く時間になるのを待っていられず移動してしまった。

ミュンヘンはあまり天気がよくなくて寒い。セーターと薄手ダウンを持ってきてよかった。それでも外を歩くのは寒かった。

少し歩いてマーケットに行ってみた。一日中やっている常設マーケットのようだった。これは果物屋さん。

沢山の種類のチーズ。

ピクルス屋さん。手前のアイスクリーム売り場みたいなのはパンなどに塗るペーストの量り売り。

こちらもピクルスや惣菜屋さん。ここでオリーブを買ってホテルでビールのつまみにしたけど、絶品だった。

肉屋さん。豚肉がメイン。

肉屋さんのウィンドウの続き。ホフブロイハウスで食べたシュバイネハクセの素材らしき足そのままとか、ハーブを口にくわえたあたま！！とか、日本の肉屋さんでは見かけない光景。。。

ソーセージ類も種類が豊富。

主人がGoogle MapでみつけたスーパーマーケットV-Marktへ。広い。。特にビール売り場は3列くらいに渡って広がっていた。

これもビール売り場。

どれだけビール消費量がおおいのだろうと感動する。

どのビールを買うべきか、パニックになってしまうレベルの種類。結局飲んだことあるPaulanerを何種類か購入した。ドイツビールについて予習してくるべきだった。

花束みたくパッケージしたパスタ。おちゃめで実用的なプレゼントになりそう。

ソーセージ類はカウンターで選んで包んでもらうシステム。

コーヒーショップカウンターの横にパンと焼いた肉類が並んでいる。

コーヒーショップでバーガーも提供。肉肉しくて美味しそう。

コーヒーカウンターで地元の人たちがその場でパンと中身を選んで挟んでもらったのをテイクアウトしていたので、さっそくまねしてみることに。なにごともチャレンジ！豚肉の焼いたのを挟んでもらう。ハニーとスパイシーの2種類のマスタードを選べたのでスパイシーを選択。

厚さ2以上ある肉を挟んだサンドイッチがでてきた。パンが心もとないくらい肉が厚くて大きい。
しかし、前に並んでいたミュンヘンのお兄さんはこの肉を３枚はさんでもらっていた！！！すごすぎます！

ニンフュンブルク城の近くのヒルシュガルテン公園に行ってランチすることに。ここはビールフェスティバルの際の会場にもなる場所とか。

バイエルン州の青と白いポールがかわいい。
10月頭に開催されたビール祭りの会場だったようだが、今はひっそり。ビアガーデンは一応やってたけど、子どもたちや散歩を楽しむお年寄りをちらほら見かけるくらいだった。

V-Marktでテイクアウトした肉サンド、あまり期待してなかったけれど（肉を挟んだだけのサンドイッチってありえない…）、肉は柔らかくジューシィで、味付けも絶妙、想像以上に美味しくて感動。

旅行中に緑が広がる公園でまったりするのもいい。

公園に鹿がたくさんいて、ちびっこが人参をあげていた。ほのぼの。

ちゃんとした椅子とテーブルコーナーもある。ビールフェスのときは賑わうのだろう。

ニンフェンブルク城。ミュンヘン郊外にあるが駐車場もあり、車だと行きやすい。

ヨーロッパで初めて出会ったコーギー！しかもしっぽコーギー！
以前飼ってた子もしっぽのあるコーギーだったので大感激！！

主人がお城の内部見学を渋るので（ヨーロッパのお城疲れしちゃったみたい）、ギフトショップだけ見てみる。マイセンとならんで有名なニンフェンブルク窯のチャイナ。

お城の中には入らなかったが、無料開放されている庭だけでも広大で見応え充分。裏庭が果てしない。
この庭は1960年代の映画「去年マリエンバートで」のロケ地として有名。映画みてないけど、この庭の左右対称的な光景の写真は印象的だった。

ギリシャ神話の神様の銅像がならんでたいたので、手前にいたイケメンの子を撮影。ヘルメース　旅と商いの守護神でした（今の私達にぴったり）

さて、ここでトラブルの話を。
ホテルへの帰り道、他のスーパーに寄ろうと私が運転していた際に、住宅地の細めのカーブでバスに遭遇。バスは電車のように連結車両のバスで、すれ違いもできない。バスの運転手のおばさんはドイツ語で（当然）がんがん怒鳴るのだが、何を言っているかわからず、プチパニックになってしまった。BMWを縁石の上に乗り上げてなんとかしのいだが、ホント、なれてきた頃が危ない。気をつけよう。
（写真とは違う場所ですが）

ミュンヘンのホテルに戻ると虹が出ていた。完璧な半円。

スーパーで購入したPaulaner。手前の栓抜きはノイシュバンシュタイン城で購入。白鳥が刻まれていて美しい。栓抜き買っておいてよかった。

翌朝、アウトバーンを南に向かい今日一日でミラノに戻る。7、８時間ドライブの予定。本当にアウトバーンは走りやすい。CHはスイスの国コード。

途中、スイスのスーパーの入り口。わんこのPマークのパーキング、キュート！

つづきはミラノ後編へhttps://4travel.jp/travelogue/11886150