秩父宝登山ロウバイハイキング　Wintersweet hiking in Mt.Hodosan

2024/02/08 - 2024/02/08

宝登山のロウバイ　　　2024.2.8　　12：00

2024年２月８日（木）晴れ　秩父の気温　最高/最低9.2/-4.8℃

ハイキング倶楽部では真冬の行事は控えていたが、退会してからは少人数で時々出かけるようになった。高齢者なので歩く距離と時間は短めに設定し、無理はしない。
2月は秩父の長瀞駅から近い宝登山（ほどさん）のロウバイ（蝋梅）が見ごろを迎える時期のため、1月末に2週間天気予報を調べて2月8日に見に行くことを決めた。
2月5日には所沢にも初雪が降り、6日朝には積雪が10センチ以上に達したので8日の宝登山行きが危ぶまれたが、7日以降は晴れが続くとの天気予報を信じて予定通り行くことにした。
天気予報はぴたりと当たり、8日は朝から終日青空が続いた。

小手指発8：31－飯能発8：53－西武秩父着9：43－御花畑発10：00－長瀞着10：22

ロウバイがちょうど見ごろを迎えていたので、長瀞駅からロープウェイ山麓駅までのシャトルバスやロープウェイはほどほどに賑わっていた。
雪の後だったのでロウバイ園の地面には雪が残っており、真っ青な空に黄色いロウバイの花が映えてとても素晴らしい景色が楽しめた。
雪が消えた地面ではジョウビタキやツグミが餌を探しているかのように動き回っていた。

秩父のシンボル武甲山をはじめ、奥秩父の山並み、妙義山など遠くの青紫色の景色もロウバイの引き立て役になっている。
2年前に行ったときには下山路を小一時間かけて歩いたが、今回は残雪を危惧してロープウェイで往復した。往復乗車券1200円。
ロープウェイ駅から長瀞駅まではゆっくり歩いて20分ほどだった。
帰りの電車の時刻まで30分ぐらいあったので長瀞の名物である岩畳（いわだたみ）を見に行った。
岩畳は緑がかった結晶片岩でできており、見た目はミルフィーユのように重なった層状の巨岩が一面に敷き詰められて畳の様相を呈している天然記念物である。
穏やかな天気だったので長瀞川下りの和船の出発を見届けられた。

帰りは飯能でいったん電車を降り、休憩して、飯能駅のホテル5階の和食レストランでビールと夕食を楽しんだが、居酒屋よりものんびりできて高齢者向きだ。ビールのつまみになる一品料理の目乳（誤変換　メニユー）も充実している。
歩数計　11，663歩　　　8.5Km

撮影　CANON PowerShot SX610HS

投稿2024.2.12　　18時

エリア 長瀞(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩

2024.2.8　　　宝登山ハイキング　

秩父鉄道御花畑駅ホーム　9：57

宝登山ロープウェイ　宝登山麓駅　　10：39

宝登山麓駅前　

宝登山ロープウェイ　　10：44

15分間隔で運行されています。
片道　700円
往復　1200円

宝登山頂上駅前の休憩所の屋根には氷柱（つらら）ができていました。11：25
氷柱の読み方は、天然のものは「つらら」で、人工のものは「ひょうちゅう」だそうです。

ロウバイを見に行く前にこの休憩所で持参したおにぎりとファミチキでランチしました。

梅園、ロウバイ園の入り口

白梅が青空に映えます。11：39

梅百花園

白梅

奥秩父の山並　　11：43

ロープウェイ山頂駅前広場には雪が残っており、水たまりもできていて靴底の泥を落とすのに役立ちました。

紅梅

雪面にできたロウバイの樹の影

秩父の市街と武甲山

武甲山　　11：52

ジョウビタキの雄、それともツグミかな？

ツグミ

雪解けでぬかるんでいて靴底が気になりましたが、後で雪を踏んできれいになりました。

ロウバイにもいくつかの種類があり、単に「ロウバイ」というと、花の中心の花被片が赤紫色のものをさします。落ち着いた雰囲気があり、「和ロウバイ」とも呼ばれます。

黒いのは去年の実で、中に種が残っていることもあります。
長さ1センチほどの細長い茶褐色の種です。

梅も満開です。

梅の種類もたくさんあり、名前は木札に書いてありましたが記録しません。

紅梅

一眼レフのカメラマンがたくさんいました。

私は軽量のPowerShotです。EOS80Dは撮影が目的の時だけです。

梅林越しの秩父市街と武甲山

梅百花園

青空でなかったら全く違った印象だったでしょう。

他の観光客もロウバイの黄色と空の青さに感動した様子です。

ソシンロウバイ/素心蝋梅
基本種の「ロウバイ」と異なり花全体が黄色です。「素心」とは花弁から芯まで同じ色の花であることを意味します。

宝登山山頂への道

雪の後の宝登山は初めてなので新鮮な印象です。

中央の山塊は形から推測して妙義山と思います。12：25

これもソシンロウバイです。

宝登山奥宮　　　12：31

宝登山奥宮の狛犬（魔除け）右

宝登山奥宮の狛犬（魔除け）左

奥宮の鳥居　　　　12：33

武甲山の北面には真っ白に雪が残っていました。

ふもとの白煙を上げているのはセメント工場です。

この辺りは植えてから10年以下の若いロウバイ園です。

元の杉の株が残っています。

東秩父の山並

雪が白く残っている高地は天空のポピーの丘(秩父高原牧場）かもしれません。

ハイキング倶楽部第55回　天空のポピーと大霧山　
https://4travel.jp/travelogue/11501409

山頂駅前ののぼりばた

山頂駅前の案内図

帰りもロープウェイに乗りました。13：09

宝登山神社参道の鳥居

参道にもロウバイが植えてあります。13：27

長瀞駅　　13：32

帰りの電車は14：02発なので、岩畳を見に行きました。

荒川の流れはゆるやかで、水辺に野鳥が見られましたが名前はよくわかりません。

せぐろセキレイ？

これもせぐろセキレイ？

ツーショットは影です。

岩畳　　13：49

長瀞ライン下りの船（こたつ船）

下流の岩畳風景　　13：50

ロウバイの花のラッピング電車　　14：02

時刻表通りです。

ドアの内側にもロウバイがあしらわれています。

西武秩父駅の跨線橋コンコースから見た武甲山　14：32

武甲山は石灰岩を採掘するために北側が大きく削られてこのような形になりましたが、いまだに採掘は続いています。

中央部に新しい掘削跡らしい変化が見られます。

秩父に来るたびに撮影しているので変化には敏感です。

この旅行記へのコメント （2）

• fujickeyさん 2024/02/13 13:53:50

  連休に行ってきました

  yamada423さん、お久しぶりです！
  
  宝登山の蝋梅園を観に行かれたんですね。
  私はyamada423さんが行かれた３日後の連休中日に行ってきました。
  同じように宝登山から長瀞の岩畳も見てきましたよ。
  連休中もいいお天気で青空に黄色い蝋梅が映えていましたが
  さすが観光地ですね、長瀞も。
  ロープウェイの行きも帰りもかなり並びました。
  おそらく１５分刻みではなくピストン運行をしていたと思われますが
  帰りは歩いて降りた方が早いかもと思うくらい並びましたよ。
  時間が遅かったからかその日は岩畳で「こたつ船」は見られませんでした。
  
  武甲山はこの角度で見るとピラミッドみたいですよね。
  雪で白いラインが出来ていてこれはこれでカッコいい！と思います。
  
  fujickey

  yamada423さん からの返信 2024/02/13 14:39:09

  re宝登山のロウバイ

  fujickeyさん　こんにちは
  
  連休中に行かれたのですか。さぞかし混雑していたでしょうね。
  
  私たち高齢者は現役の皆さんの迷惑にならないように平日の行動に心がけています。
  
  黄色のロウバイはやはり青空がいいですね。毎日が休日の我々は天気予報で日にちを選べるのはありがたいです。
  
  今年は春の到来がとても早いそうで、来週は南房総と菜の花を見にマザー牧場へ行ってきます。
  
  yamada423