2023/11/14 - 2023/11/16
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montarouさん
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ネパール周遊記13. 2023年11月1日に日本を発ち、11月28日に帰国した。ネパールに向かう飛行機から8千m峰の4峰を見て、エベレストの遊覧飛行で、8千m峰のチョオーユーとシシャパンマを見た。その後、ヒンズー教とチベット仏教の聖地が共存する標高3842mのカリンチョーク(Kalinchowk)を訪れ、帰りに古都のバクタプルに立ち寄った。カトマンズではタメル地区、ダルバール広場、ボダナート、パシュパティナートを訪れ、その後ポカラからベニを経て、タトパニ温泉、アンナプルナやダウラギリ山群を見るために標高3313mのMohare Dandaに登った。帰りはシンハ硫黄泉(Singa Tatopani)で入浴し、ポカラに戻りサランコットで一泊した。それからポカラ東南東の宿に泊まったが、マナスルの眺めは不十分だったが、帰りの飛行機からマナスルが見えた。カトマンズではパタンや黄金寺院を訪れた。
ラムチェ(Ramche)のアールダンダ(Aaldanda)からシャクナゲ林を登って、モハレダンダ(Mohare Danda)のモハレ小屋(Mohare Community Lodge)に向かった。
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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14日の朝はアールダンダの宿で色々見せてもらった。それで出発は8時になった。今日は2600mから3300mまで7百mを登る。ナンギからの登山道もあるが、高度差は千m近くで斜度もきつい。ラムチェ経由の利点は登りの高度差が小さく、傾斜もゆるいことだ。
宿を出てから、デコボコの自動車道を歩くが、その自動車道は北のプーヒルの手前にある宿の方向に向かっていた。登山歩道は予想に反し、立派な石段だった。周囲はシャクナゲの巨木の林。花の季節はきれいだろうが、その時の天気が良ければ、また来たい。 -
この辺りの堆積岩は層状だから、平坦な石材の入手に不自由しないだろうが、人力で運び、作るのは大変だ。
ところでプーン・ヒルは世界的に有名だが、ここから僅か数Kmの距離にある。プーン・ヒルの訪問者は多いが、地方行政が、ここが知られていないのは宣伝が足りないとの判断から、お金を出したと言う。この石段もそのお金で整備したのかしら? ただ石段は長く続かなかった。ここは雨量が多いようで、巨木とコケ類が多い。 -
パキスタンのヒマラヤの斜面は薄い草原、インドヒマラヤの山の斜面は低木から草原、ネパールは深い森林から始まる。これは雨期がパキスタンから開け始めるため、雨期が短く、逆にネパールでは雨期が長く、雨量も多いのだろう。
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数カ所に碑があったが、字が読めないので何が書いてあるか分からない。
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稜線に出た。標識があり、モハレダンダ(Mohare Danda)まで15分とある。このような標識のあることは、日本の山と大きく変わりはしない。ただ生きた木の刻み込んである表示もある。
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ぐうたら歩きで、1時間で登行高度差150mにも達せず、1時半ごろにやっと標高3313mのモハレダンダMohare Danda(ダンダは平坦な丘地の意味)に到着した。
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頂上にMohare Community Lodgeの食堂兼、事務棟があり、直ぐにチェックインした。Mohare Community Lodgeは予想より大規模だった。食堂の棟が一番高い位置にあり、その下に客用の宿泊棟が2棟余りで、職員棟を含め他に大小4~5棟もある。客用の宿泊棟にトイレはなく、使えるトイレは食堂棟にある。ただ単に通過するだけの人はトイレを使えない。水は屋根からの雨水で、電気は太陽光発電で、スマホの充電はできるが、蓄電バッテリーの容量が小さいので、深夜の照明はない。ヘッドランプやスマホ等の照明器具と、11月でも0℃以下まで下がるので防寒対策が必須だ。
今日は雲が多いので、十分に山は見えない。左からアンナプルナ西峰7219m、ヒマルチュリ6441m、右端がマチャプチャレ6993m。
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8千m峰のダウラギリの頂上部は、まだ雲の中。
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左端の雲の中にアンナプルナ、次がアンナプルナ南峰、その右にマチャプチャレ、その右後の雲の中で見えにくいがアンナプルナIIで標高 7937 m。
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この写真の左の山で、アンナプルナIが見えず、見えるのはバラハ・シカール(Baraha Shikhar 7647m)とアンナプルナ南峰だけ。
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この日に、アンナプルナIの頂上が見えなかったので、後日の写真で、本峰のアンナプルナIが見えるか否かを確認できるように、その部分を切り抜いた。台形の頂上で、西側のピークが最も高いアンナプルナIの本峰で8091m、次が中央峰で8051m、右端が東峰で8013mだ。
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遅くなってから、天気が回復してきた。夕方7時頃の写真、雲が流れ、風が強い。左からヒマルチュリ6441m、その右後の雲の帽子を乗せた山がアンナプルナIII 7555m、その右がマチャプチャレ、その右で下半身に光が当たって、上が隠れているのはアンナプルナII 7937m。幻想的で良い風景だ。
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翌15日の早朝6時。霜が降りていて寒い。ダウラギリ(白山の意味)8167mが見えていた。ダウラギリは優美だとの感想はないと思うが、カリカンダキ川から高度差6千mの高さで聳えていて、巨大な体積と重量で、大きく強く存在感を与える山だ。その右の山はツクチェ峰(Tukche)6920m、左側にはダウラギリII 7751mなど、7千m峰を6峰余り連ねる巨大な山塊だ。
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風が強そうだが、今日は良く見える。
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朝食後の9時、モハレダンダの北にある小さな湖に散策に出た。これは途中の稜線上からの写真。アンナプルナIの頂上は雲に隠れて、やっぱり見えない。
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この稜線上にはプーンヒルに向かう道があり、途中から稜線から高度差で約百mほど下ると、水のない枯れ池はあり、そこを越えると水のある池?、直径百mほどの湖がある。湖の山側の周囲は霜で白く、湖の周囲には氷が張っていた。
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湖面に写るアンナプルナは絶景であった。
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平らな湖面に写っても、揺れもなく、落ち葉が浮いていなければ画面をひっくり返したと思われそうだ。
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湖面に写せる範囲はニルギルからアンナプルナ南峰まで、ここからマチャプチャレは見えず、ダウラギリは見えるが湖面に写すことは、不可能か非常に困難だろう。
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湖面の氷と枯草の霜。
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アンナプルナIが見えてきた。雪煙(薄雲か?)を上げている台形の頂上。
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稜線に戻り、帰り道の風景
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稜線に戻り、帰り道の風景。帰ると、雲が出てきた。アンナプルナIIIは見えるが、マチャプチャレは頭だけ出ていた。
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雲の右の台形がアンナプルナIの頂上。
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