大双龍図・風神雷神図屏風・襖絵や庭園＆ART・・見所いっぱいの「建仁寺」

2024/01/24 - 2024/01/24

2024年の干支「辰」に因み、ド迫力の龍が天井いっぱいに描かれた「双龍図」を見たくて、小雪の舞う京都で建仁寺とその周辺をぶらりしました。

建仁寺は清水寺や八坂神社など人気の観光スポットが多く、アクセスしやすい祇園にあります。
京都最古の禅寺で、双龍図の他に国宝の「風神雷神図屏風」、襖絵の「雲竜図」、禅の思想を表現した庭園など、まるで美術館のように見所がいっぱいでした。

「作品の写真撮影はOKですよ」と案内されたので、パシャパシャ撮りながら楽しく拝観しました。ありがたいですね。
＊動画や三脚での撮影、作品を背景にした自撮りはNGです。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

祇園の花見小路を建仁寺に向かって歩きます。
えっ！？観光客の姿がない・・・。
平日とは言えこの静けさは予想外。

建仁寺の門が見えてきました。

門の手前に駐車場があります。
今回は電車なので利用しませんでした。

【建仁寺の入口】
大双龍図 公開中の看板があり、ワクワク感も爆上がり！

一応見ておかないとね。
境内が広いから・・。

建仁寺の沿革
創建：鎌倉j時代の 建仁二年（1202年）
開山：栄西禅師
開基：源頼家（鎌倉幕府二代将軍）

本坊の受付へ。
＜拝観料＞
一般：600円
中・高生：300円
小学生：200円

【風神雷神図屏風】
おーっ、いきなり国宝だ！

【風神雷神図屏風】
俵屋宗達の描いた原本（国宝）は京都国立博物館内で保管。
これは精巧に再現されたデジタル複製画です。

【ジュエリー絵画】
隣接の小部屋には質感の違う『ジュエリー絵画』が展示されています。
金、パール、オパール、ルビーなどの宝石で描かれているそうです。

拝観案内図
順路関係なし。
自由に何度でも見ることができます。

【〇△□乃庭】
禅宗の四大思想（地水火風）を
地（□）、水（〇）、火（△）で表現しているらしい・・。
〇と□は分かるけど、△はどこ？

【小書院】
〇△□の掛け軸がありました。

【襖絵】
小書院の襖絵

【大書院】

【潮御庭】

【小書院】
清々しい襖絵です。
染色画家・鳥羽美花さんの作品「舟出」

「雲竜図」のある方丈へ

【雲竜図】
約400年前に海北友松が描いたもの。
これも高精細なデジタル複製画です。

【雲竜図】
繊細なタッチでありながら、龍の顔は豪快で力強い。

【雲竜図】
「礼の間」全景

【竹林七賢図】
海北友松 筆の高精細なデジタル複製画です。
正面の掛軸は「栄西禅師 頂相」

【竹林七賢図】

【竹林七賢図】

【大雄苑】
静かだ・・
自分の内側に目を向けて大らかな気持ちに。。
そんな気持ちになりますね。
＜庭の見方＞
主石（背の高い石）に水滴が落ち、川から海へ、そして最後は渦に。

「双竜図」の法堂へ
ここでスリッパに履いて移動。

【法堂の入口】
視線は天井へ。
足元の敷居にご注意を！

【双龍図】
これは凄い。
畳100畳分の広い天井いっぱいに描かれた龍。

ド迫力！
大きすぎてアングルに悩んだ。
「ん！？」 照明も無いのに龍の細部までよく見える・・・。
不思議だ。

【法堂】

【三門】

【茶碑】
栄西禅師は、現在に至る日本のお茶文化の礎を開いた「茶祖」。

建仁寺から八坂の塔へ

【八坂の塔】
観光客が徐々に増えてきました。

坂道を振り返えると「八坂の塔」が美しい！

【金剛寺（八阪夷申堂）】
カラフルなものは「くくり猿」。
カラフルな猿に欲を封じ込め、願いを書いた猿を奉納すると願いが叶うのだそうです。

【老舗料亭京都阪口の庭園】
美しい庭園と
よーじや、蕎麦料理「有喜屋」、京漬物「西利」などの店舗が入った複合施設。

【老舗料亭 京都阪口の庭園】

【産寧坂（三年坂）】
建仁寺周辺はガラガラだったのに。。
やっぱりこの辺りは観光客でいっぱい。

【産寧坂（三年坂）】

【清水寺轟門】
この混雑ぶりを見て参拝を諦めました。

【二寧坂（二年坂）】

【二寧坂（二年坂）】

【祇園白川】

【祇園白川】
京都らしい趣のあるスポットですね。
旅行ガイドやテレビどでもよく紹介されます。

「建仁寺」参拝パンフと拝観券