2024/01/13 - 2024/01/21
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goemonpさん
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2024年初めての旅行は寒い日本を離れて暖かい東南アジアの観光大国タイへ。
サムイ島を除けば観光旅行で行くのは初めてなので、バンコクの3大寺院や水上マーケット、更にプーケットへ移動してパトンビーチを中心にメジャーどころの観光地を回って参りました。
高層ビルが林立するバンコクの発展ぶりや、欧米人観光客だらけの町の様子に驚きつつも、美味しいタイ料理や独特のタイ文化に触れることのできた1週間でした。
Part3はアユタヤ観光へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空 タイ国際航空
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4日目の朝。
本日もコンビニ飯で朝食。
朝食後電車でインターコンチネンタルホテルへ移動。付近でツアー会社の送迎車と待ち合わせ、一路アユタヤへ。アカラ ホテル バンコク ホテル
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アユタヤまではまた運ちゃんがとばすとばす。
1時間くらいで古都アユタヤに到着。最初の目的地はワット・チャイワッタナラームというお寺の遺跡です。創建は1630年とされ、当時の王様が母親の死を悼んで建てたとか、カンボジア軍との戦争の勝利を祝して建てたとか諸説あるようですがはっきりしたことは分かっていないようです。
18世紀にミャンマー軍との戦争により焼かれてしまいましたが、20世紀になり改修の手が入り、アユタヤでももっとも美しい遺跡の一つとされています。ワット チャイワッタナーラーム 寺院・教会
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建築様式がアンコールワットと類似性があり、それがカンボジア軍との戦争の勝利記念説の根拠になっているようです。
在りし日の姿を示す模型が展示されていました。 -
ゴエモン「ここから見るとなるほどなんとなくアンコールワットとの類似性が感じられるね。」
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仏塔部分は修復の手が入っているのかもしれませんが、往時の姿を良くとどめています。
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域内にはこうした首のない仏像が沢山残っています。
かつて心無い人たちが仏像の頭部が美術品として売れるため、破壊して頭部を西洋人等に売り飛ばしていたのでした。
ゴエモン「国が貧しいと美術より金になってしまうのは仕方がないかもしれないけど、悲しいね。」 -
二つ目の訪問地はワット・ロカヤスタ 。
かつてはもっと大きなお寺であったようですが、ミャンマー軍との戦争により破壊され、現在はこの涅槃仏とわずかな建物しか残っていません。
ゴエモン「ワットポー程じゃないけど、なかなか大きな仏様だね。この仏様も偏平足で指が長いな。」ワット ローカヤースッター 史跡・遺跡
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こちらはかつての仏舎利塔のようです。さすがに風化が進み、過ぎた年月を物語っています。
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3つ目の目的地はこちらワット・プラシーサンペット 。かつてのアユタヤ王朝の王宮として使われていた寺院だそうで、かなり大規模な遺跡です。
ワット プラ シー サンペット 寺院・教会
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とはいうもののこちらも18世紀のミャンマー軍との戦争で破壊されてしまっていますが、ご覧の3基の仏塔は改修の手が入り、かつてのアユタヤ王朝時代の建築様式を残す印象的な建物となっています。
ゴエモン「かつてはそれぞれの仏塔の中にアユタヤ王朝時代の王様の遺骨が安置されていたらしいよ。」 -
かつては現在のバンコクのワット・プラケオ的な王室守護のお寺であり、敷地はなかなか広大です。こちらは礼拝堂の跡で、かつては大きな仏像が安置されていたらしいです。
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3つの仏塔を違う角度から見たもの。
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青空に映える仏塔。
ゴエモン「なかなか格好いいね。」 -
ワット・プラシーサンペットはもはやお寺としての機能はなくただの遺跡となっていますが、そばにあるこちらのヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットは現役のお寺です。
ヴィハーン プラ モンコン ボピット 寺院・教会
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中にはアユタヤ最大の高さ12メートルの仏像が安置されています。それなりに見ごたえあるので時間が余ったら寄ってもいいかもしれません。
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4つ目の訪問地はワット・マハタート。
こちらはあるもので最近つとに有名になった場所です。ワット マハータート 寺院・教会
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ご覧のように木の根っこに取り込まれた仏様の頭で有名になりました。
ゴエモン「写真を撮るときは仏様に敬意を払って仏様より頭が高くならないよう座って写真を撮らないといけないらしいよ。僕は文鳥なので勘弁ね。」 -
根っこの成長によって、現在も少しずつ仏様の頭は高くなっているらしいです。いずれは座ることもなく写真が撮れるようになるかもしれませんね。
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さきほどの仏様の頭があまりにも有名なのですが、実はミャンマー軍との戦争前は、この地には高さ50メートルを超える大きな仏塔があったらしいです。現在は土台部分の遺跡が残るのみとなっています。
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ゴエモン「ここにも頭のない仏様がたくさんあるね。ミャンマー軍との戦争なのか売り飛ばされたのか分からないけど痛々しいね。」
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ゴエモン「この仏様は多分修復されたものだね。かつてはこんな仏様の像が塔を取り巻いていたんだろうね。」
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ゴエモン「ここにも大きな建物があったんだろうね。今はもう崩れてしまっていてかつての面影はないね。」
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最後の訪問地はワット・ヤイチャイモンコン。こちらはアユタヤ初代の王様がミャンマー軍との戦争に勝利したことを記念して建てたという戦勝記念塔で有名です。またこのお寺はこれまでの遺跡と異なり、現役のお寺として機能しているお寺でもあります。
ワット ヤイ チャイ モンコン (チャオプラヤー タイ寺院) 寺院・教会
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ゴエモン「修復の手は入っているんだろうけどなかなか立派な塔だね。」
塔の高さは何と72メートルもあるそうで、登って中を拝観することもできます。 -
ゴエモン「塔の中には仏像が何体も安置されているよ。」
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塔の内部には塔の内部構造を見ることのできる場所もあります。
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こんな具合に作られているのですね。
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塔の最上部からの眺め。
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こちらのお寺には戦勝記念塔だけではなく、涅槃仏もあります。
ゴエモン「ワットポーやさっきのお寺の涅槃仏と比べると小さいけどね。」
アユタヤは日本の京都に例えられることもありますが、趣きは大分違うものの、市内のお寺や遺跡の数は確かに京都に匹敵するものがあるかもしれませんね。
歴史好き遺跡好きなら一度は訪れて損はない場所と言えましょう。 -
またアユタヤから車でぶっ飛ばすこと1時間、バンコクに戻ってきました。解散場所近くのレストランでランチとしゃれこみます。
ザ マーキュリー ヴィレ ショッピングセンター
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「ザ・マーキュリー・ビレ」というモールの中に入っている「オン・ザ・テーブル」というレストランにお邪魔しました。
オン ザ テーブル トーキョー カフェ (ザ マーキュリー ヴィレ店) イタリアン
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ここは日本にフィーチャーしたお店なのかメニューにも日本語がところどころに使われています。
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かつ丼など日本風のメニューもありますが、タイに来て日本食を食べる気もないのでお肉の入ったサラダと。
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ハワイアンピザをいただきました。
なかなか美味しかったです。 -
ランチをいただいて一息ついた後は、近くのエラワン祠へ。
ここは近くにあるホテルの建設中、事故が相次いだことからブラフマ神を祀る祠を建てたところ、工事が順調に進むようになったため、「願い事が叶う」神様として地元の人の信仰を集めている祠です。
ゴエモン「なんだか現世的な理由で崇められている神様だなあ。」プラ プロム(エラワン廟) 寺院・教会
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次の目的地は近くにあるワット・パトゥムワラナム。
創建は1861年ラーマ4世によるものとされ、バンコク市内でも最も古い寺院の一つです。入場は無料。ワット パトゥムワンナラーム 寺院・教会
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ごらんのような白亜の本堂や仏塔と、周囲の高層ビルや近代的なショッピングモールとのコントラストが印象的です。
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こちらはとなりにあるサイアムパラゴン。ハイブランドも沢山入るショッピングモール。去年10月にタイ人少年による銃撃事件があった場所ですが、現在はそんな事故はなかったかのように沢山の人たちでにぎわっていました。
サイアム パラゴン 百貨店・デパート
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こちらはサイアムパラゴンから少し離れたところにあるショッピングモールセントラルワールド。いろんなお店やレストランが入っています。
セントラル ワールド ショッピングセンター
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セントラルワールドの脇にあるガネーシャ像。沢山の人が拝んでいました。
ガネーシャ像 トリムルティの祠 モニュメント・記念碑
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同じく隣にあるプラ・トリムルティ(恋愛の神様)若い女性がたくさん祈りを捧げていました。
ゴエモン「ここらへんは万国共通だね。」 -
歩いてホテルへ戻り、夕食は近所のミャンマー料理レストランへ。
KALYANA RESTAURANTというレストランで外観からもミャンマームードが感じられます。 -
ミャンマー料理は初めてなので、なんだかよくわかりませんがセットメニューがあったのでそれにしてみました。北部・東部・南部・西部でそれぞれ郷土の味があるらしく、セットメニューの内容も4種類あります。お値段もリーズナブル。
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今日はシンハーでもチャーンでもなくLEOビールにしてみました。シンハーと同じ会社が販売しており、シンハーのカジュアルブランド的な位置づけで、若い人たちに売れているようです。味はシンハーほど苦みはなく、チャーンほど軽くもない中間的なテイスト。
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こちらは確か東部のセットメニューですね。
インド料理に似たもの、タイ料理に似たもの等いろんな料理があり、なかなか楽しいセットメニューです。一部はちょっと独特な味わいで口に合わないものもありましたが、初めてのミャンマー料理、なかなか高評価でした。 -
こちらはミャンマー北部のセットメニュー。東部のものとは結構内容が異なっています。
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こちらは野菜の天ぷら(現地では何というのかわからないが、日本の天ぷらが有名であるせいか、本当にメニューに天ぷらと書いてあった)瓢箪などのウリ科の植物の天ぷらでミャンマーではポピュラーな食べ物であるようです。日本人に違和感ない味で美味しかったです。
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これはサービスで出たデザート。砂糖を入れた牛乳に寒天のようなものやパン、フルーツ等を入れたもの。味は悪くないですが、あまり量は食べられず。
こちらのミャンマー人の店員さんは流ちょうな英語を話す人、少し日本語の話せる人等がいてとてもフレンドリーでした。
タイにいるミャンマー人は、母国に仕事がないので仕方なくタイに出稼ぎに来ている人たちと、母国では富裕層だけど軍による圧制を嫌って、バンコクにビジネスチャンスを求めて来ている人の2通りいるようです。前者は家が貧しいので高等教育も受けられず、タイ語や英語もあまりできないためなんだかつまらなそうに働いている人が多いですが、こちらの店員さんたちは多分後者に属する人たちなのでしょう。
こちらのお店、お料理も美味しいし駅からも近いので、ちょっと変わった料理を食べてみたい人にはお勧めです。
Part4ではバンコクを離れ南国の楽園プーケットへ。
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