2024/01/21 - 2024/01/21
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sassyさん
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恒例の息子のアパートのお部屋の掃除のための東京行き。
過保護と言われようが、本っ当に壊滅的に整理整頓ができない男で、ひと様からお借りしているお部屋なので放っておくわけにはいきません。
という名目で、私はいつもプチ旅行として楽しませてもらっており(笑)、今回は三の丸尚蔵館の展覧会がメインの東京旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
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1月21日 日曜日
朝から本降りの雨の中、予定通りに三の丸尚蔵館で開催中の【皇室のみやびー受け継ぐ美ー第2期:近代皇室を彩る技と美】展に息子と一緒に向かいます。
前夜から泊まっている息子のアパートから1時間弱、10時15分頃に大手町に到着。
お堀の橋のところで手荷物検査を受け大手門をくぐります。 -
向かいにある大手仮休憩所から見た三の丸尚蔵館。
着いた時は本降りの雨だったので外回りの意匠などゆっくり拝見できず、すぐに入館。
私は折りたたみ傘だったので入館時にいただけるビニール袋を使ってバッグにしまい、息子は長傘だったので入り口に設けられている鍵付きの傘立てに。 -
こちらの館内はふたつの展示室からなり、展示品のキャプションボードにカメラマークが付いていれば撮影OKという太っ腹。
ざっと見た感じほぼほぼ撮影可能な品々ばかりでしたが、中にはカメラマークに斜線が付けられているものもあり、調子に乗ってパシャパシャしているとうっかり撮ってしまいそうになりました。
動画は不可だそうで、どなたか係の方に注意を受けてられました。
こちらの馬の置物は明治天皇の御料馬を模したもので、西園寺公望公以下20名よりご成婚25周年のお祝いとして献上されたものだそうです。
調べたところでは、日本で銀婚式や金婚式が祝われるようになったのは明治帝が最初なんですって。 -
面白いなと思ったのがこちらの果実の実から作られた菓子器。
実を乾燥させて漆を塗って蒔絵を施して、ってことなのかしら。
質素で素朴なようで、なんて贅沢。 -
サンゴ自体も見事だし、明治帝の考案したという意匠がこれまた見事。
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貞明皇后のこちらの日傘は今でも使えそうな美しさ。
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大正帝のご宸筆。
筆跡が可愛らしく思えます。 -
一刀彫の熊坂長範。
きりりと格好いいです。
盗賊というのはなぜこんなにもヒーローなのでしょう? -
香淳皇后に絵の指南をしていたという川合玉堂の「最中煮て しるこつくるや 雪の庵」。
囲炉裏端で最中をお鍋に突っ込んでおしるこを作る、こんな世界観をお分かりになるのかしら? -
昭和天皇の品々。
時計のリューズは十六菊紋の特別仕様だそう。 -
かつて帝室技芸員という制度があったそうな。
西洋化が推し進められる中で低迷する日本芸術を保護するために設けられた制度のお陰で、古来からの美術工芸が今現代にも生きている訳ですね。 -
明治宮殿に飾られていた大きな壺の数々。
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明治宮殿が戦禍で焼失してしまったのは本当に残念。
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横山大観「日出処日本」は昭和15年制作。
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皇室ならではの菊の花を形取った燭台。
とても繊細な日本らしい意匠です。 -
蘭陵王の置物。
金属なのに衣の質感がすごい。
こちらの顔のお面を外すと演者のお顔が現れるのだとか。 -
高村光雲の猿置物。
こちらの展示室1にはベンチが数台置かれているので、ゆっくり座っての鑑賞も可能です。
全部で60項目の作品が展示されていますが、展示室自体はさほど大きくないので、じっくり鑑賞しても1時間ほどで終えることができました。 -
お借りした館内のお手洗いも和風の意匠で美しい。
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お昼は一駅地下鉄に揺られて神田やぶそば。
整理券を取って待つつもりで11時45分頃に到着したところ、テーブル席か座敷かを選べる程度にまだお席が空いていて、すぐに座ることができました。
オーダーをお願いしてふとエントランスを見るともう数組の列。
ギリギリのところですんなり入れたのかも。 -
せいろうそばと、私は天たね、息子は季節の天ぷら。
飲むように食べるのがこちらでは粋なのでしょうが、私は関西人なので普通に味わいますが、細麺なのもあってかスルスルと口に入って行き、あっという間に完食。
つけつゆは関東らしい濃いめのものでこれもまた美味しいのですが、この麺ならお塩でいただいても良かったかもしれません。
天たねは芝エビを寄せた分厚いかき揚げですが、油っぽさが全くなくて美味しかったです。
お酒がお好きな方は天たねをアテにして飲んでもいいかもしれませんね。
食事の終わり頃に土瓶に入ったあっさりめのそば湯を出していただけたので、食後はゆっくりしたいところですが、外で待たれている方がたくさんおられる様子だったので、そこそこにして引き上げます。
店奥の帳場でお会計となりますが、ご主人と女将さんかな?帳場の中でちょこんと控えておられ、可愛らしくてとても素敵でした。 -
お昼を済ませるともう用事はないのですが、帰宅したところで所在なく、せっかくの機会だからと全く興味のない息子を連れて東京駅地下の"ちいかわらんど"へ行ってみました。
娘が好きで、最近私も巻き込まれてしまったキャラクター。
店舗の前はいつも行列で、この時も60分待ちの最後尾に並びます。 -
いちばん好きな、テンションが怖いほど高いうさぎさん。
狭いお店の前の通路の狭い範囲に蛇行して並ぶのですが、あちらこちらにキャラクター絵が描かれていて、好きな人は見てるだけで並ぶのも苦にならなくなるという。
ディズニーリゾートやUSJなんかの縮小版的な。 -
こんな感じで蛇行して並びました。
結局45分ほどでお店の中に入ることができましたが、中は本当に狭いので、15分ほどでレジまで済ませられるほど。
まぁ、なにごとも経験ということで。
この後どこかでお茶にしたかったのですが、どこも混み合っている様子だったので、大丸のアンリシャルパンティエでケーキを買ってお家でおやつにすることに。
帰宅まで約1時間。ケーキが崩れないかヒヤヒヤしながら帰りました。 -
今回の東京は2泊。
息子には嫌がられましたが、なんだかんだ言って中身はそっくりな私たちなので、楽しい時間を過ごすことができました。
東京土産はちいかわグッズと、アパートの大家さんがおそらくしておられるコインロッカー式の野菜販売で購入した、東京産の新鮮ほうれん草です。
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