2024/01/20 - 2024/01/21
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アジア好きの晴れおじさんさん
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今年は暖冬で、我が家でも、これまでに雪かきは一度だけ。お陰で筋肉痛になることもなく過ごしているけれど、やっぱり冬は温泉が恋しくなります。そして、妻は、時々、私の車の助手席で居眠りをすることで体調が良くなるんだと言います。
そんなわけで、「大寒」の日、車に妻を乗せて仙台市の秋保温泉(あきうおんせん)に一泊旅行に出掛けて来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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-
今日は晴天で爽やかなので、山形の自宅から秋保温泉に向かう途中、国道48号線から県道に入って、定義如来(じょうぎにょらい)にお参りすることにしました。
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11キロほどの道のりの半分くらいまで走ったところで、右手に茅葺の建物があるのに気付いて停車。
駐車場に「仙台市大倉ふるさとセンター」という表示があったので入って見ました。 -
茅葺の建物は、仙台市指定文化財の「石垣家住宅」。無料公開されていて、土間には、小正月の「だんご木」飾り。
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そして、燻蒸のため、囲炉裏に火が焚かれていました。
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天井には重厚な梁が巡らされていて、
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座敷も広い。
富農の暮らしぶりが偲ばれる立派な建物でした。 -
再び車を走らせて、定義如来の駐車場に到着。時刻は13時5分。
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参拝前に昼食にしようと、お馴染みの「定義とうふ店」に向かったけれど、土曜日で混んでいたので、
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昔の旅篭のような建物の、「はやとみ」という店に初入店。
※後で店主に訊いたら、やっぱり以前は宿屋をしていたとのことでした。 -
店の中も歴史を感じさせる造りで、
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神棚には大崎達磨。
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「豆乳ごまうどん」と「あぶらあげ」を注文。
うどんは、もちもち食感の麺に豆乳スープがほどよく絡んで激ウマ。あぶらあげも熱々サクサクで、満足のランチになりました。 -
定義如来「西方寺」の山門を潜って、まずは旧本堂「貞能堂」(さだよしどう)にお参り。
平家一門の平貞能が壇ノ浦の戦いの後、源氏の追討を逃れて、名を「定義」と改めこの地に隠れ住んだのが定義如来の縁起だとのこと。 -
「14時20分から次の御祈祷が始まります」とアナウンスがあったので、急いで新本堂に向かい、
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社務所で手続きをして堂内へ。
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天井を見上げると、荘厳で美しいデザインのステンドグラス。
御住職と「南無阿弥陀仏」と唱和して、次女の良縁を祈願しました。 -
ここの五重塔は、昭和61年建立の比較的新しいものだけれど、池越しに見る姿は、一幅の絵を見るようですね。
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さて、引き返して、一路秋保温泉へ。
今宵の宿は「華の湯」。 -
玄関前に源泉が湧いています。
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泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、泉温は81度だとのこと。
この旅館には、以前日帰り入浴で来たことがあり、露天風呂が素晴らしかったので、宿泊先に選びました。 -
チェックインしたら、ラウンジのフリードリンクを案内されたので、部屋に行く前に、さっそくティータイムならぬ
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ビアタイム。
おつまみも複数用意されていたので、駆けつけ2杯いただきました。 -
アサインされた部屋は、東館4階の洋室。
昨年夏に改装を終えたようで、ベッドはシモンズ社のセミダブルが2台。 -
窓際には、マッサージ機が置かれています。
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窓からの眺望もなかなか。
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トイレと洗面スペースは一部屋になっていて、
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脇にシャワーブースがありました。
温泉旅館なので、ユニットバスよりも、これの方が利便性が高いかな? -
夕食前に、山沿い露天「水芭蕉の湯」に入浴。
かなり広い岩風呂で、先客が一人いたけれど、私が脱衣中に上がって行ったので、貸し切り状態で独泉を楽しめました。※カメラ、スマホの持ち込みが禁止されていたので、写真はなし。
そして、夕食は、17時半からと19時からの入れ替え制。
19時からを選んで、和食とイタリアンのバイキング料理を、お酒を飲みながら、おなか一杯詰め込みました。
※飲物もインクルーシブになっていたので、心行くまで飲めました。 -
料理の味は、普通というか、イマイチのものもあったけれど、このエスカルゴは、とても美味。
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デザートも色々味わえたので、夕食の評点は80点というところかな?
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夕食後、ラウンジのミニコンサートを鑑賞。
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ピアノとフルートの三人グループで、宮崎駿監督の映画音楽やディズニーの曲を演奏。
フルート奏者の二人は大学生と中学生だとのことで、プロの演奏には程遠いレベルだったけれど、十八番なのか「もののけ姫」だけは、琴線に触れるものがありました。 -
翌朝早く、川沿い露天「月下美人の湯」に入浴。
「月下美人の湯」は本来婦人用だけれど、殿方用「天下取りの湯」が工事中のため、朝の時間帯だけ殿方用に転用されていました。
名取川の流れを脇に見ながら、ゆったり朝風呂を楽しめました。
朝食もバイキング。品数豊富で目移りしたけれど、左下の「ずんだ餅」は絶品。
朝食の晴れおじさんの評点は95点。
※旅館の関係者の皆様、上から目線ですみません。 -
シニアプランの特典でチェックアウトは11時だったので、ギリギリまで部屋で寛いでから出発。
あいにくの雨の中、近くの「仙台万華鏡美術館」を初訪問。 -
館内には、筒形の万華鏡のイメージを払しょくするようなユニークな万華鏡がたくさん並んでいました。
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ローマの「真実の口」に因んだ作品もあって、
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妻がオードリーヘップバーン気取りで手を入れると、
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眼の穴の奥に万華鏡の文様が現れました。
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撮影可の作品と撮影禁止の作品に区別されていたけれど、大人でも思いのほか楽しい。
孫が大きくなったら連れて来たい施設ですね。 -
続いて、「秋保・里センター」へ。
晴れていたら、駐車場に車を停めて、「磊々峡(らいらいきょう)」を散策するところだけれど、雨が強くなったので、館内で秋保地区特産品の展示を見ることに。 -
特産品には、秋保こけしなどの伝統的なもののほかに、
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比較的近年になって製作されるようになった、「篠笛」や、
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サハラ砂漠の砂を原料とする「サハラガラス」の作品など、ユニークなものも紹介されていて、新しい発見がありました。
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さて、時刻は13時を過ぎて、空腹になって来たので、グーグルマップで検索した、蕎麦とガレットの店「あずみの」に初入店。
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店内は、古ダンスが展示されてアンティークな雰囲気が漂う中、ボサノバのようなBGMが流れていて、小洒落た感じ。
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「そば処やまがた」から来た晴れおじさん夫婦は、迷わず「そばガレット」の方を注文。初めて食べたその味と食感は、蕎麦のイメージを大きく変えるインパクトがありました。
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案内によると、「そばガレット」は、フランスブルターニュ地方の郷土料理だとのこと。
なるほど、ところ変われば、同じ蕎麦でも、こんなに違った料理になるんだなーと、感心しきりの晴れおじさんでありました。
完
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この旅行記へのコメント (4)
-
- yamayuri2001さん 2024/02/01 16:03:17
- 秋保温泉
- 晴れおじさん、こんにちは。
秋保温泉の華の湯さんも、なかなか素敵なホテルですね。
今年は雪が少ないので、温泉に行くにも楽なのではないでしょうか?
温泉ホテルは、お部屋にお風呂があっても
全く使わないので、不要ですよね?
最近改装するホテルでは、お部屋にお風呂のないホテルも
増えてきましたよね。
晴れおじさんは、きっと運転がお上手でいらっしゃるんですね。
私は夫の運転でどっかに行く時、ドキドキして絶対に眠れません。
左を確認してあげて、今出れるよとか
左から来ていないよとか、
HAWAIIに行ってもそんな行動しています。
yamayuri2001
- アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2024/02/01 18:47:23
- Re: 秋保温泉
- yamayuri2001さん、コメントありがとうございます。
でも、「きっと運転がお上手」のコメントには、思わず苦笑いしてしまいました。
というのも、私は運転が下手というか臆病なので、山道では頻繁にブレーキをかけ、妻から「ムチ打ちになっちゃうじゃないのよ!」と文句を言われているからです。
反面、臆病なお陰で、これまで小さな物損事故以外の事故歴はなく、愛車は三代続けて10年超ずつ乗り続けています。
晴れおじさんも、70歳に近づいて、「晴れ爺サマ」に改名しなければならないようにも思えて来ましたが、安全運転を心がけて、旅行を続けて行こうと思っています。
アジア好きの晴れおじさんより
-
- ねもさん 2024/01/24 14:12:57
- マスク外して!
- 晴れおじさん お久しぶりです。
秋保温泉、一度だけ泊まりました♨️
素敵な笑顔の奥さまは初登場? 次回はマスクなしを拝見したい✌️
わが妻は、あらゆる乗り物で居眠りしています(笑)
- アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2024/01/24 18:35:11
- Re: マスク外して!
- ねもさん、コメントありがとうございます。
私の旅行の大半は妻同伴なので、時々旅行記の写真に妻が写りますが、見るに堪えない容貌なので、顔を修正しています。
助手席で居眠り中、時々大口を開け、対向車のトラック運転手に苦笑いされたりするので、マスクの着用を勧めています。
これからも、しばらく古女房とのドライブ旅行を続けるつもりですので、良かったら、また旅行記をご覧になってください。
アジア好きの晴れおじさんより
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