2023/12/29 - 2023/12/30
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むう2にゃんさん
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思い返せば、私の海外旅行歴は 2020年02月が最終、コロナ禍でじっと我慢の日々が続き、海の向こうへのお出かけは約4年ぶりになります。
当初のコルス島行き航空券は 2020年07月の予定でしたが敢え無くキャンセル。
2021年のお正月にはコロナ禍も収束するとの見込みで早期購入していたイスタンブール行き航空券もキャンセル、2022年お正月コルス島行き航空券もこれまたキャンセル、今回の海外旅行計画が4度目の正直になります。
約4年のブランクがあり海外旅行1人旅は少し不安もありますが、久しぶりのフランス旅行に頑張ります〜(^o^)v
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12月28日 1日目
この日が仕事納め、業務を終えて年末挨拶のあと伊丹空港に向かいます。 -
年末の混雑を予想して早めに伊丹空港に着いたので待ち時間があり、南ターミナルの 551蓬莱レストランの行列に並んで中華の晩ご飯、メニューは海鮮焼きそばと海老焼売♪、大阪府民のマスト・ディナーです。
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JAL 138便 伊丹発 20:15→羽田着 21:20のフライトでしたが、羽田空港到着寸前に機体はまた高度を上げて(安全上の問題だとか)結局、羽田空港到着が 30分程遅れた上に荷物引き取りに時間が掛かったため、京急蒲田駅前のホテルへのチェックインは 23時になりました。
さてと、ホテル内の大浴場で今年最後の手足伸ばし・お風呂タイムだ~(#^.^#)、それではお休みなさ~い。
12月29日 2日目
朝の目覚まし時計は 03:45、今からホテルのランドリー設備で昨日の衣類の洗濯タイム。
フランスでの洗濯は全部手洗いする予定なので、ランドリーが使える時は出来るだけ機械を使わないとねー、です。
昨夜は疲れてコンビニに寄れなかったので、朝ご飯は持参のお煎餅とコーヒーの超!軽食。
お部屋でシャワーを済ませて パリパリに乾いたインナーをランドリーから出してお着替え、05:30にチェックアウトして蒲田駅に向かいます。 -
京急で羽田空港駅、JALチェックイン・カウンターでパリからの AF乗り継ぎ便の座席指定を頼もうとすると、係員のお姉さんから、「自動チェックイン機で発券とバゲージタグの手続きをお願いいたします」とのお言葉が。
「出来れば窓口で座席指定の手配を・・・」と頼むも却下、ちっ仕方ねーと思いつつ機械で発券すると AF便は自動で窓際A列の座席割当、うーむ これだから機械は嫌いなのよー。
スーツケースもマルセイユまでスルー扱い、思っていたよりも空いていた手荷物検査と出国審査を済ませるとお腹が空いてきたので、免税エリア内のセブンイレブンでフルーツサンドの虫養いです。
JL045便 08:25発は定刻出発、座席は満席です。
コロナもひとまず収束して海外に自由に行けるようになったのは嬉しいのですが、もう少し航空券の価格が安くなるといいのになー。
離陸1時間後に機内食のサービス開始、JALのHPから予約していた有料機内食が周囲よりも早めに提供されます。
予約したのは鰻ちゃん♪
柔らかく香ばしい鰻に山椒を掛けて美味しく頂きました。 -
軽食はクリームパン、2度目の機内食は皆さんと同じく五穀米の八宝菜餡かけです。
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なにせ海外旅行は4年ぶりなので、フランス語はもちろん、英語も全部忘れてるー(汗)
付け焼き刃ながらオフラインのアプリで復習しようと思いつつ、結局は映画と昼寝で終わってしまいました(後で激しく後悔することに)。 -
JAL便は定刻でパリCDG空港に到着。
入国審査もつコロナ前と変わらないスピードで終了し、ターミナル2Eから2Fに移動、確か乗り継ぎ客用のルートが有ったはず・・・だけど、分からないので一般エリアに出て 10分程歩いて2Fに移動します。 -
AF8000 17:40発マルセイユ行き便まで2時間弱の時間潰しの後、マルセイユに向かいます。
機内に入ると、私の(窓際)座席にはフランス人おばさん2人組が着席、あれれ?と思っていると 気付いたおばさんが席を立とうとするので、「このままでいいですよー」と断って 通路側の席をめでたくゲット、ラッキー。
AF便はほぼ定刻にマルセイユに到着、順調♪順調♪~と思っていたのに、しかしここからが面倒くさかった。
荷物の出てくるのも遅いし、空港シャトルバスの乗り場が全然分からない。
私のAF便は空港ターミナルの端っこの方に着いたらしく、係員に聞きながら大きなスーツケースを引ずりつつメインターミナルまで歩き、漸くバス乗り場に到着。
有人窓口は全てクローズ、券売機は現金払いが出来ずカード決済のみ、じゃあ運転手さんから現金購入をーと思うも、バス荷物係のお兄さんに「券売機でチケットを買って」と言われて仕方なくクレジットカードのタッチ決済で切符を購入してバスに乗車。
91番バスでマルセイユ・サン・シャルル中央駅、駅前にある Holiday Inn Express Marseille - Saint Charles ホテルにチェックインしたのは 21時過ぎでした、はぁー疲れたー。 -
客室に湯沸かしポットが有ったので、非常食のカップ焼きそばを作って晩ごはん。
シャワーに入って、お休みなさいー。 -
12月30日 3日目
マルセイユ駅前ホテルの朝は、無料朝食から始まります。
フランスのホテル朝食は宿泊代とは別料金のお宿が多く、このホリディ・インのように無料で付いているのは珍しいのです。
朝08時過ぎにチェックアウトして荷物を預かってもらい、マルセイユ観光のスタートです。 -
サン・シャルル駅でバス・地下鉄の1日共通券を購入、メトロ駅の券売機でも現金払いの機械が見当たらず タッチ決済のクレカで支払いました。
コロナ禍の前に比べると、フランスでもキャッシュレス化がかなり進んでいるようです。
最初はメトロで Vieux Port(旧港)に行き、お月様がまだ空に残る早朝 あまり人気(ひとけ)の少ない港を歩きます。 -
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古港の魚市場では漁師さんがその日の朝に水揚げしたお魚を販売していて、観光名所にもなっています。
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最初の観光は サン・ヴィクトール修道院。
漁師の守護聖人でもある聖ヴィクトールを祀るために 5世紀に建てられたフランス最古の修道院になりますが、数世紀にも亘り何度も国内外の敵からの襲撃を受けて修道院は修復や改築を余儀なくされ、現在のような分厚く高い壁を持つ砦のような姿になりました。 -
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修道院の内部は典型的な初期ゴシック形式で、荒い石削りの教会内部は薄暗く 中世の気配を感じさせます。地下納骨堂もありましたが今回はパス(だって誰も居ないんだもんー)、教会近くのカフェでコーヒーを飲んでトイレを借り、古港のバス停まで戻ります。
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次の目的地は ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂、マルセイユの象徴になっている教会です。
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この教会へは プチ・トラン(観光列車)か路線バス(60番)でのアクセス、1時間に4本あるバスを利用して小高い丘の上にある教会に向かいます。
バスは30分程で教会に到着、ここから少し坂を登ると到着です。 -
このノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂はビザンチン様式(東ローマ帝国時代の建築様式)の建築物ですが、実際は19世紀に建築された比較的新しい建築物です。
聖堂の前庭から見下ろすマルセイユの町の景色は一見の価値あり、冬の青空の下 マルセイユの町と海が見渡せます。 -
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聖堂の内部はビザンチン様式に則った黄金に輝くモザイクの世界。古代ローマ遺跡に残る素朴なモザイクも素晴らしいけど、このキンキラキンのモザイクは「は~るばる来たぜ ヨーロッパ~!@北島サブちゃん」の気分になりますわ。
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港町マルセイユでは、聖堂の祭壇上部の装飾も航海の安全を祈る船のモザイク画になっていて、天井から船の模型が吊り下げられています(飛行機の模型もあるのが21世紀しています)。
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路線バスで旧港まで戻り、旧港周辺を見て回ります。今度はサント・マリー・マジョール大聖堂(マルセイユ大聖堂)を参拝、こちらも19世紀末の建設になります。
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大聖堂からパニエ地区を散策、落書きアートで飾られたマルセイユの下町を見て歩きます。
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マルセイユはフランスでも治安が悪い都市と言われていますが、別にぃ~~~って感じでして(私がニブいのかも?笑)、昼間に歩く分には女性1人でもそれほど気にする必要はないと思います。
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パニエ地区にある旧施療院、ここは17世紀に貧民救済施設として建てられた教会を中心にした慈善施設です。
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この旧施療院には地中海考古学博物館も併設されていて、古代エジプトの展示品が素晴らしいとのガイドブックを読んで訪問したのですが、「ルーブル美術館に次ぐ規模」----う~ん、微妙~ (^-^;
実のところ、この日は入館料が無料だったので、まぁそれならいいか・・・って感想でした、すみません。 -
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古代エジプト人が神の使いと崇めていた猫ちゃんのミイラや、おおっと、ワニのミイラまであるぞー、が まぁそれなりに面白かったです。
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13時前になったので旧港に戻り、予約していたレストラン Une Table au Sud に伺います。
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このお店はミシュラン1つ星、現代風にアレンジしたフレンチのお店です。
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マルセイユでは飛び込みの店でブイヤベースを食べると、かなりの確率でガッカリするようなので、それなら最初から星付き店のムニュを食べる方が安心かな~と思ってこの店を選択、レストランのテーブルから旧港の風景が一望できます。
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ワインはボトルではなく ワインペアリングで5種類のグラスワインを注文。
アミューズは3品、軽い一口サイズのおもてなし。 -
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前菜その1は牡蠣、スプーマとサルサソースの2種類。
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前菜その2は魚介類のラビオリ。
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前菜その3は鱈のブレゼ、貝をお供にヴェルデュレット・ソースで。
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前菜その4は小エビのバスケット仕立て。
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少し前から流行しているオレンジワイン、でも実はあまり香りが好きではないのよね~、こちらのワインはビオディナミの無濾過タイプでした。
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メインその1は子羊と海老のグリビッシュソース。
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カシィの赤ワイン・・・だったかしら?
メインその2はマルセイユ名物のブイヤベースを前衛的にアレンジしたお料理、白身魚(いとより、みたいな食感でした)とルイユ、マッシュポテト(とは思えない美しさ)に、 ブイヤベースのスープが別にサーブされて上から掛けるプレゼンになります。 -
このスープが美味しくて美味しくて(魚介類の旨味の玉手箱や~)、テーブルに置いてあるスープの残りを手酌で追い掛け(この辺が大阪府民・汗)、ブイヤベースを最後の一滴まで頂きました。
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デザートは柑橘類を中心に3つ、カフェもお願いして小菓子で締め、あぁ美味しかった~ご馳走様でした~(#^.^#)
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グラスワイン5杯でほろ酔いになったので、歩いて5分のマルセイユ歴史博物館で時間つぶし。
博物館や美術館は安全だしトイレも椅子もあるので、私の格好の時間つぶし場所になっています。 -
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ギリシャ・ローマ時代にマッサリア (Massalia)と呼ばれたマルセイユの歴史を時代を追って説明している博物館で、ローマ時代の遺跡や当時の船の復元展示もあり、いにしえの時代からマルセイユが地中海に向かって開かれた都市だったことが分かります。
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この続きは、コルシカ島移動編にて。
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