2024/01/06 - 2024/01/11
72位(同エリア79件中)
ごまめ堂主人さん
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この旅行記のスケジュール
2024/01/06
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08:45HADYAI空港到着
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ボリパットの滝を見学
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コパヨン村到着 手作り昼食
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暑いので昼寝
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三輪バイクで村を一周 クラゲ漁の船着き場も見学
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夕方、近くのビーチで夕陽を見る
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手作り夕食
2024/01/07
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手作り朝食
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村周辺で食材を集めてタイ料理教室
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作った料理で昼食
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昼寝
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夕方、ムーコペトラ国立公園見学 夕陽を見る
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バクバラ・ナイト・マーケット見学。ナイト・マーケットで食べたい物を買い、そこで夕食。
2024/01/08
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手作り朝食
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離島(リディ島)へ日帰りピクニック
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リディ島で手作りお弁当昼食
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海水浴、カヤック、昼寝、マングローブ林散策、食材の貝採集
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コパヨン村で手作り夕食
2024/01/09
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手作り朝食
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絞り染め・ろうけつ染め〈バティック)体験
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村の食堂で昼食
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ワーンサイトーン滝見学。カヤックで川下り。
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手作り夕食
2024/01/11
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手作り朝食
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タイの伝統お菓子作り体験
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名医によるマッサージ体験
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手作り昼食
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昼寝
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ラングゥー市場見学。お土産ショッピング。ラングゥ・ナイト・マーケット散策。
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手作り夕食
2024/01/12
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手作り朝食
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村の小学校見学
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10:30 コパヨン村出発
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途中のレストラ昼食昼食
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13:20 HADYAI空港到着
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この旅行記スケジュールを元に
タイとマレーシアの国境に近いサトゥン県、アンダマン海に面した漁村コパヨン村に5泊6日滞在した旅行記です。タイの田舎の自然と文化と人々のこころにふれる、究極のスローライフを体験する旅です。
紗季さんとチュイさんの若夫婦が立ち上げたHarufarmの記念すべき第1回ツアーに参加しました。ニワトリの鳴き声と祈りの時間を知らせるアザーンの声で目が覚め、村の生活をかいま見、すばらしい自然を満喫し、村を歩いて食材を集めて料理したり、染め物体験をしたり、離島でピクニック、カヤックで川下りと盛りだくさん。でもゆったりとハンモックで昼寝もできるの~んびり旅。そして、なによりも、ご夫妻や親族、村の人々のまごころに触れることができたことが感動的でした。いろいろな場所を旅してきた私ですが、今回の旅はこれまで行ったどこよりも人々の生活やこころに近づけた最高の旅でした。おそらくこれを越える旅はもうないだろうとさえ思えました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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まずはHarufarmのチラシをご覧ください。
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バンコクのドンムアン空港から1時間30分でHADYAI(ハートヤイ)空港到着。チュイがピックアップ・トラックでお出迎え。
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途中ボリパット滝を見学。浮き輪やタイヤチューブが売店に並んでいる。水遊びを楽しむのでしょう。でも、土曜日なのに、誰も観光客はいません。まだ時間が早すぎるのかな。
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滝自体は圧倒的というわけではないですが、まわりの南国ムードが楽しいです。
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昼頃、コパヨン村到着。バンコクの喧噪とは天と地の差で、もうこの風景を一目見ただけで、思わずワ~イと歓声を上げてしまいます。右側の店はチュイのおじさん夫婦がやっているよろず屋、左側はお姉さんがやっている喫茶店〈といってもカウンターの周りに椅子があるだけです)
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Harufarmの民宿はこんな感じ。
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内部はこんな感じ。冷蔵庫と水洗トイレ、ホット・シャワー、扇風機があります。テレビがないのがいいですね、都会生活から脱出できて。この時期クーラーはなくても大丈夫程度の暑さ。現地の人は朝晩シャワーを浴びるらしいです。人気観光地の快適ホテルを望む人は、そもそもこの村滞在を選択してはいけません。
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民宿の裏手にあるオープン・キッチン。周囲も広々とした原っぱ。開放的で気持ちがいいです。ここで紗季さん、チュイ、チュイのおばさんやいとこ、妹さんらが、毎食新鮮な魚介類や野菜、フルーツで、おいしく贅沢な村の食事を手作りしてくれます。
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オープン・キッチンは、ただ単に壁がない造りになっているということだけではありません。親族や友人知人が自由に出入りして、ごはんはたくさん作って、誰かがふらっとやって来ると、食事をふるまう。みんなに開かれたスペースなのです。子どもたちも、いとこや友達がいつも遊びに来ていて、ご飯も一緒に食べています。「おうちの人に、ここに来るって、言ってきたの?」とつい私たちは心配してしまうけれど、どうやらそういう心配はしていないような雰囲気でした。飛び降りたり、跳ね回ったり、砂利の上を裸足で歩きまわったり、いまの日本の子どもよりよっぽど頑丈な体をしている子もたち。そんな子どもたちを、手の空いてる大人が見守っています。核家族の中で育ち、マンションに住んで、孤立しているいまの日本では、失われてしまった光景が、この村にはあります。
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Harufarmにはホース・セラピーの馬もいます。キッチン正面の、向こうの原っぱは近々水田にする予定だそうです。
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第1日目の昼食は、獲れたての魚のフライ、エビのスープ、空心菜の炒め物、海ぶどうとフルーツなど。どれもおいしい! 魚ってこんなにおいしかったっけというくらい。海ぶどうは独特の味のディップをつけて食べる。歯ごたえが良くて、もう止まりません。
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この大きな貝はオウム貝、そしてカニや
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イカとか、みんな獲れたて。今日の夕飯用。もうワクワクです。
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お腹がいっぱいになった後は、ハンモックで昼寝。ゆったりした時間が流れます。静寂のなかに時折吹き抜けるそよ風の音、聞いたこともない鳥の鳴き声、走り去るバイクの音さえなつかしい。スローライフってこれだなあと実感。
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起きたら手作りお菓子。おいしい。
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チュイのお姉さんがやっている村の喫茶店でロティ〈タイのクレープ)作りの飛び入り体験。卵とココナツたっぷりでこれまたおいしい。
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これから村を一周してみます。この三輪バイク(サムロ)がたまらない! もう何十年も使い古したものだけど立派に現役、生活には欠かせない乗り物だそうです。驚くほど小回りがきいて、そのうえ、大人5人に子ども2人とか乗ってもへっちゃら。これでもかってぐらい頑丈です。
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風を受けて走るのが気持ちいい。三輪バイクにみんなで乗り込んで、走り回るこの緩やかさがサイコー! 思わず顔がほころんで、歓声があふれてきます。
村はバイクでなら、ガイドなしで1周5分、ガイド付きでも15分から20分で周れる。人口は1000人ぐらいだそう。 -
9才の少年たちの3人乗りバイクが追い越していきます。もちろん免許はないよね。何重にも交通違反じゃん? でも村の中では許されている日常の風景。7才の子さえバイクに乗ってるとか。さらには、小学校にバイク通学する子もいるという。圧倒的な緩やかさです。
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近くの桟橋へ。マングローブの川から海へつながっています。
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いまクラゲ漁の最盛期を迎え、船の補修も急ピッチ。クラゲの買い上げ価格は1匹3~5バーツ。大きさによっても変動します。ウクライナやイスラエルの戦争でガソリンが値上がりしても、その分値上がりするわけではないので、漁民は泣き寝入りするしかないそうです。ちなみにクラゲの頭と足を分ける解体作業はアルバイトの募集がかかりますが時給50バーツ。村の平均時給40バーツより少しい割がいいですが、長時間ではないとか。
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むき出しのエンジンから長く伸びたスクリュー棒を水中に入れるタイプの船。むかしバンコクのチャオプラヤー川に沢山あった型の船ですね。(今回はあまり見掛けなかった)
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リディ島へゆくときに使うことになる桟橋。川の両岸はマングローブの林が続きます。
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ゴムの木の林が多いです。でもゴムの価格は1キロ100バーツだったのが、政権が替わって、1キロ30バーツに下落したそうです。ちなみにバンコクの庶民食堂で麺類を食べれば60バーツ。そのためいまや、
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急激にアブラヤシの林に切り替わっているといいます。しかし単一品種に急激に移行すると、価格が下落したときは、かえって困ることになると紗季さんは心配していました。
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小魚の日干し場。先に書いたようにコパヨン村の平均時給は40バーツ。干し魚の選別は、1キロ5~10バーツ。小さい魚だと手間がかかるので高くなる。はらわた取りは10キロで40~55バーツ、1日以上かかる仕事。朝ご飯で売っている鶏の唐揚げと餅米のセットが25~30バーツです。
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これは干し魚の選別前に、釜で煮て、すくって干す作業でつかうザル。主に男性の仕事になりますが、50キロ位になるザルを一人ないし二人で持って、干していきます。報酬は一つのザルで40バーツ。二人以上でやることが多いので、賃金は分け合うことになります。多いときは1日40~50個のザルになるそうな。
ちなみに干し魚はいろいろグレードあるそうですが、10キロで80~200バーツだとか。正当な対価って、何だろう。高くなりすぎても、タイ人の口に入らなくなるし・・・考え込んでしまう。おいしいおいしいと、脳天気に喜んでる場合ではないなあ・・・ -
近くの浜辺で夕陽を見ます。
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浜辺に牛って! 農漁村ならではの光景。
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オープン・キッチン前の原っぱに夕闇が迫るころ、
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チュイのおばさんや、いとこ、妹さん、そして紗季さん総出で夕食作りが進みます。
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おかずにちょんちょんと付けるディップは、毎食石臼で手作りします。手間だけど、だからこそ香りが断然いいのです。究極のスロー・ライフ。
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炭火で焼いたカニ
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煮たカニ
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焼き魚に焼きイカ、焼いた貝、煮た貝
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深みと香りのあるディップ。贅沢すぎる、獲れたての海の幸満載!スゴイ!
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チュイの友達が、予定外の飛び入りで、私たちのために、土地の歌と演奏を披露してくれました。チュイと紗季さんがいかに村の人々から愛されているかの証ですね。
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思わず浮かれて踊り出し、あげくは太鼓で飛び入り参加。すばらしい1日目の夜は、明日へのさらなる期待をかき立てます。
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