2023/12/15 - 2023/12/24
44位(同エリア50件中)
らぱぱ代さん
その2は、3日目のラバトとティトゥアンの観光についてです。
ラバトでは、少人数のためか、旅程になかった王宮の車窓観光や、ウダイヤのカスバの徒歩観光ができたのはとてもうれしかったですね。
ティトゥアンでは、さっそく迷路の旧市街の観光。このあと、旧市街は、シェフシャウエン、フェズ、マラケシュと観光しましたが、最初にまわったここティトゥアンがまだまだ観光ズレせず一番地元民御用達的でした。
写真は、ラバトのウダイヤのカスバです。
12月15日 夜カタール航空で成田出発
12月16日 ドーハで乗継ぎ、カサブランカ着。カサブランカ観光、カサブランカ泊
12月17日 ラバト、ティトゥアン観光、シャウエン泊。
12月18日 シャウエン観光、フェズ泊
12月19日 午前フェズ観光、午後メクネス、ヴォルビリス観光、フェズ泊
12月20日 エルフードへ移動、エルフード泊
12月21日 早朝メルズーガ、カスバ街道を通ってワルザザードへ。ワルザザード泊
12月22日 午前アイト・ベン・ハッドゥ観光、午後マラケシュ観光、マラケシュ泊
12月23日 カサブランカから帰国
12月24日 夕刻成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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10時過ぎにラバトに到着です。ここラバトも、「近代都市と歴史的都市が共存する首都」として、2012年にユネスコ世界遺産に登録されています。近代都市といっても、1912年からのフランス統治時代に築かれた町並みのことですが。
ラバトでは、ムハンマド5世の霊廟とハッサンの塔が観光予定に入っていますが、その前に王宮の中を通ってみましょうということで、この門から王宮の中へ。車から降りることはできませんが、大型バスじゃないからできることなのかな? 門の守衛さんには現地ガイドさんがジャポネと説明していました。 -
建物の説明がありましたが、失念。。。
学校とか、王様の執務機関とか、王族の宿舎とか。。。 -
はい、王宮から外に出ました。旧市街を城壁が囲んでいますね。
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建設中のムハンマド6世タワー。商業施設とホテルが入るんだそう。ムハンマド6世は現国王です。
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こちらはオペラハウス。日本の新国立競技場を最初にデザインしたザハ・ハディド氏設計です。新国立競技場は実現せずデザイン画を見ただけですが、曲線の使い方が似ていますね。
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ムハンマド5世の霊廟です。フランス統治からモロッコの独立を勝ち取った元国王の霊廟。現国王のおじいさんにあたる方。
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敷地入口には騎馬の衛兵が守っています。写真撮影可能。
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4箇所の入口ではやはり赤いコスチュームの衛兵が守っています。
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水盤と手洗い施設。美しくゼリージュが施されています。
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中央がムハンマド5世の石棺。左上が前国王のハッサン2世の石棺で右上がその弟君のものだそう。モロッコではモスクなどの宗教施設に異教徒が入れず見学できないため、イスラム装飾を目にすることは少ないので貴重な体験です。ここではこれでもかというきらびやかさで目をみはりました。
四隅には緑のマントをまとった衛兵さん。 -
壁一面を覆うアラベスク模様も素晴らしいですが、天井が圧巻!
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何に使われるものなのでしょうね、モロッコの国旗と一緒にパチリ。
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同じ敷地内にあるハッサンの塔。
1195年にムワッヒド朝のヤークブ・マンスールがモスク建設に着手しましたが、4年度に死亡したため工事が中断、ミナレットも高さ44メートルのままで止ってしまいました。本当は88メートルとこの倍の予定だったそうです。鎌倉時代の初頭になかなかの建築技術。。。
でもどうして「ハッサン」の名がついているんだろうか。 -
霊廟と塔のある敷地の一部には壁が残っています。穴は、もともとは何のためのものだったのでしょうか、今は鳩のマンションになっています。
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時間に余裕があるので、ウダイヤのカスバに寄りましょうかという添乗員さんからのご提案。一も二もなく乗りました。
海沿いの高台にあるこの地には、ムワッヒド朝時代に城壁が築かれ、17世紀にムーレイ・ラシッドが城塞として整備。18世紀に気性の荒いウダイヤ・アラブ族の軍隊をここに駐屯させたことから、「ウダイヤのカスバ」と名がついたそうです。
「カスバ」とは「要塞」、「砦」、「城郭」の意。規模が大きくても司令官が住みました。似たような言葉に「クサル」がありますが、こちらは「要塞化された村」で、複数の家族が住んでいました。 -
大きなウダイヤ門からではなく、横のこの小さな入口から中に入ります。
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ウダイヤのカスバは、外壁は薄茶色ですが、内部は整備して間もないのか、白い街並みになっていました。家の扉とか、植木鉢の使い方とか、スペインのアンダルシアを思い起こさせますね。直線距離は近いし、近くにはスペイン統治領もあったので、影響は十分受けたのでしょう。
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素敵ですね。
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現地ガイドさんのあとについて30分ほど歩いただけですが(ただついていくだけその①)、似たような細い道の連続で、一人だときっと迷ったでしょうね。
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修復中の路地。観光地として整備中でしょうか。でも人がちゃんと住んでいるのがいい。
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モスクもあります。もちろんミナレットも。
青空がどこまでも青い。白壁が映えます。 -
ウダイヤ門前の広場の水場でくつろぐ猫たち。
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内側からみたウダイヤ門。大きいですね。
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昼食はこちらのレストランで。
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海に面した絶好のロケーションのお席です。
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前菜のサラダは、じゃがいも、にんじん、きゅうり、赤カブ。
メインは魚のタジン。ニベ科のドラムフィッシュというお魚だそう。白身の軽いお味で、タジンには合いますね。
カラマリ(イカの唐揚げ)は、添乗員さんからの差し入れ。さすが海沿いが売りのレストランでおいしかったです。
デザートはケーキ。
飲み物は、フラッグスペシャル40DHをいただきました。ちなみにカサブランカは50DH、フレッシュジュースは30DHでした。 -
食後、時間があったので、海岸へ下りてみました。寒いのに海に入っている人がいる!
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振り返ると、先ほど訪れたウダイヤのカスバが見えます。城壁は茶色いが、家の壁は白い! そしてミナレットも見えますね。
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ティトゥアンへ行く途中にトイレ休憩で寄ったガソリンスタンドで見かけた風景。コウノトリのマンションタワー。
コウノトリの巣は他でも見かけましたが、こんな集団はここだけでした。 -
ラバトから約4時間かけてティトゥアンに到着。写真はティトゥアン全景です。
ティトゥアンの旧市街は、15世紀にイベリア半島から逃れてきたイスラム教徒とユダヤ教徒によって造られた街です。「白」の色のイメージの街。1997年世界遺産登録。
山の中の街のようなイメージですが、東へ8㎞も行けば地中海。 -
旧市街にほど近いムーレイ・メフディ広場で車をおりました。
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ムーレイ・メフディ広場にある教会。スペイン語の名前がついていました。20世紀前半はスペイン領だった地域です。
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ムーレイ・メフディ広場から北東に歩いて、フェダン公園へ。
「地球の歩き方19~20」の地図には載っていませんが、トゥット門西側の空白になっている場所です。近年整備されたのかな。日曜の夕刻ということもあったのか、地元の方々もたくさんくつろいでいました。 -
公園のゴミ箱。アラビア文字でも「ティトゥアン」と入っています。
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フェダン公園から王宮へ向かって歩きます。こういう街路を見ると完全にヨーロッパの街並みです。
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ティトゥアンの王宮。
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王宮前のハッサン2世広場。
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王宮南側にある旧市街への入口のルアフ門。ここから旧市街へ入るのかと思っていましたが、外れ。
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現地ガイドさんは、ハッサン2世広場の西側のこんな入口から旧市街へ入って行きました。後をついていくのみ。。。
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こんな路地を進んでいきます。「ざ・アラブの路地」。入口扉はものすごく立派だけど、絶対に向かいあってない。1階部分には窓がない。通路に対してはかたくなに閉鎖的。
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最近きれいにしたリヤドかなぁ。リヤドには一度泊まってみたいものです。
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壁面ディスプレイ。スペイン風。
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台所用品のスーク。昔風にいえば荒物屋?!
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近所の子どもたちでしょうか、買い物にきています。絶対地元の人とわかる買い物客が圧倒的に多かったメディナでした。
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雑貨のスーク。
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衣料品のスーク。どこをどう曲がってなんて全くわかりません。ただただついていくだけその②。わずか4人なのではぐれようがないのが救いですね。
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サボテンの実の屋台がありました。旬ではないそうですが、試食させてもらいました。お味はほんのり甘い感じでしょうか。ただ、お味よりも無造作に手でつかんでぱくっと食べたので、みごとに染まってしまって(泣)。濡れティッシュで拭いたくらいでは全く落ちず、ホテルについて石鹸でごしごし洗ってようやく落ちました。気をつけて食べましょう!
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肉屋さん。向かって左側のトレイにのっているのは臓物(!)。日本ではなかなかここまでリアルには見れない。。。
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チーズ屋さん。常温保存で大丈夫かなぁ。
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野菜を売っている男性。
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デーツ屋さん。もちろん量り売り。
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どっちを向いて歩いているのかわからないまま、はい、旧市街から脱出しました。あとで地図で確認するとオグラ門のようです。ということは、大雑把に言って、旧市街を西から東へ進んだのでしょうね。
この門の大砲は、いつの時代に、誰に対抗するために備え付けられたのかしら。こういったあたりも世界遺産の所以でしょうか。
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