2023/12/15 - 2023/12/24
80位(同エリア96件中)
らぱぱ代さん
その5は、5日目午後に観光したメクネスの街とヴォルビリス遺跡の観光についてです。
メクネスは観光の目玉のマンスール門が修復作業中で、ちょっと寂しかったですね。
ヴォルビリス遺跡は、イスラム色の強いモロッコの中でここだけローマ遺跡で不思議な感じです。歴史の積み重ねということでしょうね。
12月15日 夜カタール航空で成田出発
12月16日 ドーハで乗継ぎ、カサブランカ着。カサブランカ観光、カサブランカ泊
12月17日 ラバト、ティトゥアン観光、シャウエン泊。
12月18日 シャウエン観光、フェズ泊
12月19日 午前フェズ観光、午後メクネス、ヴォルビリス観光、フェズ泊
12月20日 エルフードへ移動、エルフード泊
12月21日 早朝メルズーガ、カスバ街道を通ってワルザザードへ。ワルザザード泊
12月22日 午前アイト・ベン・ハッドゥ観光、午後マラケシュ観光、マラケシュ泊
12月23日 カサブランカから帰国
12月24日 夕刻成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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フェズの迷路を抜けて、車で約1時間半。今日の昼食は、メクネスのこちらのレストランでいただきます。
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ツアーグループ利用が多いレストランのようですね。
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メニューは、
前菜、サラダ
メイン、イカのタジン
デザート、カットフルーツ
サービスでミントティーとお菓子。
ビールはカサブランカがあったので、いただきました。
あっちゃこっちゃでタジンをいただきましたが、私はここの、お米が詰まったイカのタジンが一番口にあって、おいしかったです。 -
食後、風の道を出たところで(正面左寄りの門から向こうが風の道)車を下ろしてもらい、徒歩観光です。この門はリフ門かな。
メクネスは10世紀くらいから町ができましたが、17~18世紀に現モロッコの王朝であるアラウィー朝が都と定めたことで繁栄しました。首都としては約半世紀で終わりましたが、王であったムーレイ・イスマイルがフランスのルイ14世のベルサイユ宮殿に対抗しようと、数多くの城壁や門、モスクが建設され、今も残り、世界遺産に1997年に登録されています。 -
ずずっと歩きます。
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先に修復が終わったムーレイ・イスマイル廟。絶対中は見せてやらない感満載で、扉はピタリと閉ざされていました。
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城壁で囲まれていますが、出られるところから外へ。
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はい、マンスール門。修復中です。ムーレイ・イスマイルの死後、1732年に完成。
その後現在までどんな修復をされていたかわかりませんが、また今後を見据えて修復作業が必要なのでしょう。タイミングが悪かった。 -
マンスール門の前には、規模はだいぶ小さいのですが、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場のような広場があって、テントがいっぱいあっって、お店もいっぱいあって、というエディム広場が広がっているはずなのですが、こちらも絶賛修復整備中。がっかり。
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自動車がようやく入って来た頃のエディム広場の写真です。
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最後に修復工事が完成したクミス門を見て、メクネスの観光は終わりです。城壁がしっかり残されているし、旧市街もさほど大きくないようなので、歩くと楽しい街かも。
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昼食を終えてメクネスの街から車で40分ほどで、ムーレイ・イドリスの街が見えてきました。ここは、モロッコで最初のイスラム王朝イドリス朝をたてたイドリス1世の霊廟がある街です。
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畑の向こうにヴォルビリス遺跡が見えてきました。
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はい、到着。
この日現在、入場料は、大人70DH、小人30DH。 -
見学は、この順路で進めていきます。
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遺跡は丘の上なので、緩やかな坂を上っていきます。キャピトル(神殿)とバシリカ(礼拝堂)が近づいてきます。
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キャピトルの列柱。もちろん修復されたものです。
もともとこの地にはローマ人が入る前1世紀に古代マウレタニア王国の首都がおかれていました。その後、ローマ帝国が西漸してきて、ここを勢力範囲の西限に位置する重要な都市としてローマ属州の州都となり、最盛期には2万人も住んだそうです。モロッコにあるローマ都市遺構としては唯一の世界遺産で、1997年世界遺産登録。 -
バシリカを西側から。
チュニジアにあるカルタゴ、ドゥッガ、チュブルボ・マジュス各遺跡を見た時にも思いましたが、遠く離れた異郷の地にも同じような大きな建造物をつくったローマの技術、富は、周辺国を圧倒していたのでしょう。ここには円形闘技場はないようですが、さすが辺境のせい?! -
カラカラ帝の凱旋門を西側から。カラカラ帝がこの地に来たわけではなく、212年にカラカラ帝が「アントニヌス勅令」で全属州の自由民にローマ市民権を付与したことに感謝して建造されました。
この門の内側で何かイベントがあるらしく、機器がセッティングされていて、単純に「遺跡」を堪能したい私には、現代音響機器はジャマモノにしか見えませんでした。 -
凱旋門とバシリカ。
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列柱の邸の柱にたたずむ遺跡専属ガイド。彼もジュラバ着用で雰囲気満点です。列柱はもちろんコリント式。
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モザイク画もたくさん残されています。出土したものはラバトの考古学博物館に多く収納されているそうですが、モザイクはなかなか場所を移せませんものね。
「騎士の家」のモザイク。バッカスと恋人アリアドネを描いています。 -
湯浴みの実演をする遺跡ガイドさん。
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ディオニュソスと四季の家のモザイク。
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「ヴィーナスの家」。ダイアナがニンフと水浴びをしているところを人間の狩人アクタエオンに見られてしまったところ。
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約1時間かけて遺跡の見学を終える頃、太陽もだいぶ傾いてきました。
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ホテルへ戻り、19時から夕食です。
前日はビュッフェだったのですが、この日は利用客が少ない(私たちの他、あと1グループ!)そうで、セットメニューでした。
前菜は、サラダとスープ。
メインは、牛(たぶん)と鶏、キョフテ(挽肉のだんご)のグリル。
デザート、ケーキ盛り合わせ。
十分なボリュームでした。
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