2023/12/05 - 2023/12/05
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kojikojiさん
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「チューリッヒ歌劇場」のマーケットを見た後はあまり時間も無いので戻ることにします。ほんの2時間ほどでしたが妻とも別行動になり、何十年かのスイスの1人旅を感じることができました。ちなみに妻は同じツアーの女性たちとチューリッヒ駅のマーケットで楽しく過ごしていたとのことです。戻りかけたチューリッヒ湖畔には「ヘルツバラッケ(Herzbaracke)」という水上に浮かぶボートのキャバレーを見つけました。ヘルツバラッケはスイスジャーマニーのジョークで「心臓発作」を意味します。調べてみると面白そうなのですが今回は入る時間も無いのが残念です。「グロスミュンスター」の前の小さなマーケットに立ち寄り、「ミュンスター橋」を渡り、「ミュンスターホフ」のマーケットを覗き、「聖ペーター教会」近くのアンティークショップに立ち寄ってみます。ウインドウの奥にあった美しい木彫りの聖母像が気になったのですが、粘弾を聞いて諦めました。3,400スイスフランが2,800スイスフランで、2,500スイスフランに負けますよと言われましたが…。そのまま「リンデンホフの丘」に登ると先ほどとは違ったチューリッヒの夜景を楽しむことができました。再集合時間前に「シンギング・クリスマスツリー」の会場になっている「ヴェルトミューレプラッツ」のクリスマスマーケットに着きました。妻ともうまく合流出来て、モミの枝がクリスマスツリーのように飾られた階段に歌い手が並ぶ「シンギング・クリスマスツリー」を聴きました。残念なのは通常は子供たちが歌うそうですが、この日はおじさんとおばさんのグループでした。これでツアーのプログラムは全て終わり、バスに乗って初日に宿泊したチューリッヒ空港近くの「モーベンピック エアポート」に向かいます。勝手知ったホテルなので荷をほどいた後はホテルの送迎バスに乗って空港に向かいました。空港の構内にあるセレクトショップやMIGROSというスーパーに立ち寄ります。この日の夕食とお土産を買い求めてホテルに戻ります。ホテルで買い求めてきたカナッペとラドラーと、最後のカップ麺を食べてスイス最後の夜は終わりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「トラミンセル ベルビュー (Traminsel Bellevue)」はトラムの停車場の陸屋根ですが、1938年に街の建築家ヘルマン・ヘルターと土木技師のフリッツ・シュテュッシによって建てられたロタンダです。角が丸みを帯びた幅広の三角形の陸屋根は金属構造でできています。このキノコ形の下側は5センチの吹付けコンクリートで覆われており、柱や壁の周りに配置された照明によって人工光を拡散します。円筒形の建物が中心にあり、1980年代にカフェがオープンしました。2005年にロタンダは改装されました。雰囲気がウィーンのヒーツィングのトラム駅に似ていました。
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「クワイ橋(Quaibrücke)」はチューリッヒ湖に注ぐリマト川の最下流の橋です。この先の湖は幅が狭いので川の延長のように見えてしまいます。
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周囲はすでに薄暗くなってきているので周囲の山々の姿もはっきりとは見えなくなってきています。
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「クワイ橋」の袂に係留されている「ヘルツバラッケ(Herzbaracke)」はキャバレー劇場です。ヘルツバラッケはスイスジャーマニーのジョークで「心臓発作」を意味するそうです。
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ディナーを食べながらショーを見るスタイルのようなので、時間のない我々には入ることは出来ません。ここに係留しているのも冬の時期だけのようです。一瞬ホテルにチェックインした後に電車に乗ってここまで戻ってこようかとも思いましたが、今回は諦めることにします。
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冬のチューリッヒにはもう一度戻ってこないとならない気がしました。30年前は70円から100円の間だったスイスフランの時代に戻らないかと祈ります。
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「クワイ橋(Quaibrücke)」の下を上流に向かって戻ることにします。ちょっと薄暗くて危ない気もしましたが、手摺りの下に照明が仕込んであるので安心して通れました。
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左岸の人工島のバウシャエンスリには伝統的なスイスのサーカス「コネリ(CONELI)」のテントが見えました。
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サーカスは11月23日から12月31日に開催され、アクロバットや楽しいコメディ、ライブミュージックが催されるそうですが、ヨーロッパらしく動物を使ったショーは無いようです。
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「グロスミュンスター(Grossmünster)」の2本の塔もライトアップしたようなのでその下のマーケットに行ってみることにします。
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その後はラートハウス橋を渡って先ほど見た「聖母教会(Kirche Fraumünster)」前の「ミュンスターホフ」のクリスマスマーケットに立ち寄ってとルートと残り時間を頭に入れます。
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ミュンスター橋の袂にある「ヴァッサー教会(Wasserkirche Zürich)」にはフルドリッヒ・ツヴィングリの像がありました。スイス最初の宗教改革者でスイス改革派教会の創始者で、チューリッヒに神聖政治を確立しようとした人物です。「聖書のみ」を信仰の基準としたこと、信仰そのものが大事だと説いたこと、万人祭司説を説いたことはマルティン・ルターと変わりませんでしたが、それ以外の部分においてルターと意見は一致しなかったようです。剣を持った姿はカトリック諸州との内戦の中で戦死したことによるものだと思いました。
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「グロスミュンスター(Grossmünster)」の内部にはアウグスト・ジャコメッティ作のステンドグラスがあるようですが、この薄暗い時間ではその美しさを知ること出来ないと思いました。もっとも参拝している時間もありません。
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教会のファサードには10軒ほどのスタンドが出ていましたが先を急ぎます。
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小さな広場はかなり高い場所にあるのでミュンスター橋と左岸側がきれいに見えました。西の空にはまだ少しの明るさが残っています。
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ミュンスター橋を渡るとラートハウス橋とその右岸には「市庁舎(Rathaus)」が見えます。
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「ツンフトハウス・ツア・マイゼン(Zunfthaus zur Meisen)」はチューリッヒの伝統的なギルドハウスの1つで、旧市街で最も歴史的に価値のある建物でもあります。建物は1757年に代表的なバロック様式の宮殿のスタイルで、ツンフトツアマイゼンの集会所として建てられました。18世紀になると当時の要求を満たさなくなったため、ギルドはロココ様式の宮殿を建てさせました。スウェーデンのグスタフ、ウィンストン・チャーチル、エリザベス2世、ジミー・カーターが滞在しましたこともあり、建物には今でも高級レストランが入っています。
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「聖母教会(Kirche Fraumünster)」前の「ミュンスターホフ」のクリスマスマーケットはだいぶ賑わってきました。ここで何か食べようかと思いましたが、妻も何も食べてないだろうから我慢します。何しろ1スイスフランのお金すら持っていません。
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先を急いだのには理由があり、先ほどリンデンホフの丘から下ってくる途中にシックなアンティークショップを見つけていたからです。
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妻もウインドウ越しに見えた聖母子像が気になっていたので、値段が手ごろであれば買いたいと思っていました。
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店の女性によると18世紀に造られたものでストのことです。値段は3,500SFが2,800SFに値下げしており、さらに2,500SFくらいにならなりますとのことです。だいぶ傷んでいることもあり値段も高いので諦めました。
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そのままリンデンホフの丘まで登り、先ほどの展望台から夜景を眺めてみます。誰もいない公園を独り占めです。
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ちょうどブルーモーメントの時間帯だったのでスラの青さが際立っていました。数時間の滞在ではもったいないチューリッヒ観光でした。
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フリータイムでこれまで歩けたのは1人だったからだと思います。妻が一緒であれば途中で断念していたと思います。
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リンデンホフの丘を降りて再集合場所に向かいます。
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ウラニア通りを渡る橋も日中通ったのとは違った顔を見せてくれます。1912年から1914年にかけてグスタフ・ガルがチューリッヒ中心部に都市計画の一環として建設した「アムツハウスIV」の一部のようです。
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なんとか時間前に「ヴェルトミューレ広場(Werdmuhleplatz)」のクリスマスマーケットに戻ることができました。日暮れ前と違ってたくさんの人で賑わっています。
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カルーセルも動き始め子供が楽しそうに乗っています。
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誰もいなかったスタンドも人であふれ返っています。仕事終わりの人たちが友人と集まっているようです。
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クリスマスツリーもライトアップしています。ツアーの人たちはまだ来ていないようなので写真を撮りやすい場所を確保しておきます。
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マーケットからの通り道を確保しなければならないようで、そのすぐ後ろに場所を取ったので視界を遮るものはありません。
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しばらくするとお揃いの衣装を着たゴスペルグループがスタンバイします。それぞれがクリスマスツリーのオーナメントになっているわけです。
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普段は子供たちが賛美歌などを歌うようですが、この日はアカペラでゴスペルでした。どちらが良かったかというと、やっぱり子供たちの澄んだ歌声でした。
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上手い具合に妻の後ろ姿が見えたので合流出来ました。演奏が終わった後に再集合するのでそれまでは自由に楽しめます。
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歌は30分ほど続きましたが、ずっと歩き続けていたので写真と動画を撮った後はマーケットのスタンドに腰掛けていました。
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再集合した後は先ほどのバスを降りたところまで移動です。途中古いポスターを売っている店があったので覗いてみたくなります。ヨーロッパのリゾートの古いポスターは絵葉書にもなっていて好きなのですが、スイスから数十枚絵葉書を送った父に実際の写真の絵葉書が良かったと言われ残念な思いをしたことがあります。
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バスはシンギングツリーのすぐ近くに停車していたのですぐに乗り込めました。リマト川とチューリッヒの旧市街の景色もこれが見納めです。
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中央駅の構内は薄紫に浮かび上がっているのでマーケットで賑わっていることでしょう。ここから空港近くのホテルまでは20分ほどの移動でした。
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4日前にも泊まっていた「モーベンピック エアポート」です。午後7時半に到着しました。ロビーに入ってツアーの全員が行ったのはホテルのwi-fiを使っての翌日の座席指定でした。決まった座席を添乗員さんに伝えた後は翌朝までフリータイムです。
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前回と同じレイアウトのかなり広めの部屋です。翌朝にはチェックアウトなので、必要なものだけ取り出して荷物はそのままです。
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今回は照明などの不具合はありませんでした。
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シンプルですが機能的で使いやすいバスルームです。
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夜遊びした後はゆっくり湯船に浸かることができました。
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まずは送迎バスに乗って空港まで送ってもらいます。この送迎バスのドライバーさんはとても親切で、初日のトラブルの顛末や対応が良かったことをトリップアドバイザーに投稿したら、ホテルのマネージャーからお礼のメールが届きました。
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メルセデスのバンには十数人乗れますが、荷物はバンが牽引している白いボックスに積み込むようです。空港までは10分ほどの移動です。
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翌朝は遊んでいる時間は無いので夜のうちに空港内を探検しておきます。
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巨大なカウンターに人の姿はありません。
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本来の目的地であるスーパーに向かうことにします。
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別棟の建物にもチェックインカウンターが並んでいました。翌朝はこちら側で手続きをしました。その上はスーパーやたくさんのショップが並ぶショッピングセンターのようです。
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巨大なMIGROSに入りますが、スーパーでさえ商品はかなり高価です。友人たちへのお土産にチョコレートとお菓子の家のキット、後はこの後食べる晩御飯を買い求めます。
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食品のセレクトショップにも立ち寄りレマン湖の北側のラ・ヴォ―の村々のワインを買いたかったのですが、サン・サフォランもエッペスも1本5,000円くらいします。しかもラベルは新しくデザインされて、昔のような風景画のラベルではなくなっています。
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スーパーで軽く買い物しても1万円くらいになってしまい、ホテルに戻ることにします。
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チューリッヒの空港ももっとクリスマスらしく飾られているのかと思いましたが、意外にシンプルでした。やはりクリスチャンの国のマーケットが素晴らしいように思えます。
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空港とホテル間の送迎バスは大体20分おきに運行されているようです。帰りも2にだけで送ってもらいました。
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スーパーで買ってきたカナッペやサラダで晩御飯です。
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何故かノンアルコールのラドラー(レモンビール)しか見つけることができませんでした。持ってきていた最後のカップヌードルや檸檬堂も片付けてしまいます。あっという間のスイスとフランスのアルザスのクリスマスマーケット巡りは終わりました。
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