大分旅③ 別府ぶらぶら

2022/11/27 - 2022/11/28

大分旅の2日目（そして最終日）。
この日は、鉄輪を出て、別府でぶらぶらして、空港へ。

…これを書いている2024年3月初めは、旅支度中。

風邪からの副鼻腔炎のせいで、微熱が出たり、しんどかったり。
お陰で、支度もままならない状況で。
こんな状態では、とてもじゃないけど、インドと対峙することはできません。
日々、9時間とか寝るようにして、頑張ってます。

なんとかなれー！by ハチワレ（ちいかわより）

…で、その後。
帰国しました。

結局、副鼻腔炎は大丈夫だったのですが、その他で、なんとか…、なりませんでした。

えーっ！

というインド旅についてはまた、書きます。
いつのことになるかわかりませんが…(-_-;)

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一番に訪れたのは、鉱泥温泉。
8時15分頃から、とのことだったので、張り切って行ったものの、
「本日の入浴は8時30分頃からになります」という貼り紙が。
で、8時半になっても始まらない（ま、"頃"だから）
そもそもここは、お昼の12時までしか開いていない。
自由な感じだ…（←なんて思ったことを、この後、後悔することになる）

鉱泥温泉 温泉

細道を歩いて、この小屋でお支払をしてから、温泉へ（そちらは撮影禁止）

脱衣所へ向かうと、常連の方が、入り方をいろいろと説明して下さった。
良い方で、これは本当に大助かり。

というのもこの温泉、なかなかにクセのある温泉なのだ。
泥は、いわゆる泥ではなく、サラッとしていて。
粒子が細かく、トゲトゲしているので、目に入ると大変なことになるそうなので、入浴時に顔を触るのはNG。
湯が跳ねたりしても危ないので、そっと入って、じっとしているのが正解（手で肩にお湯をかけたりなどもしない方が良い）

しばらく入っては出て泥を乾かし、また入って、を繰り返す。
泥はすぐ沈殿してくるので、時々、管理者の女性がかき混ぜにきて下さった（その時は、湯からあがって乾かしに入る）

浴後は、お肌すべすべ！
翌朝もそうだった。

あがり湯として、普通の透明なお湯に入って終了。
タオルは、最後に拭くタオルと、途中で使う、泥が付いても良い小さなタオルと、2枚あれば良いと思う。
あと、泥のついたタオル用に、持ち帰りのビニール袋が必要。

…とにかく。
お湯の素晴らしさに、そして、管理の大変さに、午前中だけでも入らせてもらえて、なんて幸せ！となった。
自由な感じとか思って、ごめんなさい！

気分良く、北部旅館街へ。
この辺りは、その昔、花街であったところ。
写真は、アーケードを撮りたかったのでこうなったけれど、本当は、向こう側からこちら側（私の立っている側から背後）が、北部旅館街。

元・遊郭の、旅館すゞめ。
コロナ前、ここに宿泊しようと計画していた。
けれど、閉業してしまわれた。
ああ。

またバスに乗り、今度は、砂湯へ。
別府へ来たら、やっぱり行っとくでしょ、という感じで。

この頃はまだ、市営だった、別府海浜砂湯。
今は、民営になり、リニューアルのため休業中だとか。

市営 別府海浜砂湯 温泉

大変賑わっていて、待ち時間が出てしまった。
外国の方も大勢来られるようで、いろいろな国の言葉で、注意書きが書かれていた。
この日は、韓国の方も。

景色が良くて最高なんだけど、掘り方とかで、変わってくるのかな。
私には、期待通りとはいかなかった。
ほこほこはするけど、汗が出るということはなく。
やっぱり私は、ハイジの鉄輪むし湯だな（←いや、ハイジじゃないって）

でも、今後は、管理が民間業者に移って、規模を広げてリニューアルされるらしいから、どんな風になるのか、そこは気になる。

それにしても、この状態でもマスクしなきゃならないって、なんだかシュールだったな。

そして、またバスに乗って、別府駅へ。

別府駅 (大分県) 駅

楽し気な足湯。

別府って、いろんなものが残っていて、興味深い。
こういうのも、イイ感じ。

昼食は、駅から歩いて、トキハ別府店で。
トキハと書いて、読みは、ときわ。
一見、旅行者に縁のありそうな商業施設ではないけれど、ここには、大分名物を食したい旅行者の強い味方のフードコートがある。

トキハ別府店 ショッピングモール

正面から建物には入らず、横の階段を下りると、

フードコート、湯けむり横丁が。

ご当地料理に目が無いワタクシ。
別府で食べたかったものとして、別府冷麺ととり天があった。
できれば名店のものがいただきたい。
とはいえ、今回、車でないので、便利な場所にある方がありがたい…
ということで、ここだ。
ここには、別府冷麺の六盛と、とり天発祥の店・東洋軒が入っている。

まずは、六盛。
別府冷麺とは、お店のHPを拝見すると、戦前、満州に多く暮らしていた朝鮮民族の朝鮮冷麺が元だとか。
そして、戦後、引き上げて来た日本人が、スープを和風にしてお店を開いたのが、別府冷麺の始まりと言われているそう。

六盛 トキハ別府店 グルメ・レストラン

私はキクラゲが好きなので、トッピングした方をチョイス。
あっさりとした和風スープは、後からピリッと感。
延々と飲んでいられそうな、やさしいお味。
麺は、小麦粉、そば粉、でんぷんが配合されているらしく、コシの強い中太丸麺で、食べるのになかなか時間がかかった。
美味しかったし、満足。

続いて、とり天の東洋軒へ。
フルで食べられるほどの大食い自慢ではないので、こちらは定食でなく、単品で。
とはいえ、あまり多いと困るので、店員さんに、何個ぐらいでしょう？とお尋ねすると、5個ぐらい、とのこと。
ああ、じゃあ大丈夫。

レストラン東洋軒 トキハ別府店 グルメ・レストラン

…と思ったら、7個来た。
本来は嬉しいことだが、今回はちょっとピンチ。
苦痛に変わる前に、ちょうど持っていた、昨日地獄で買った温泉まんじゅうが入っていた入れ物を使って、一部、こっそりテイクアウトした。

で、肝心のとり天。
表面はカリっとしていて、鶏肉はシャクッと。
そう、シャクッ。
噛むと、肉の繊維がほぐれる感じ、と言えば通じる？
そして、肉汁がじゅわっ。
（できたてはもちろん、冷めても美味しかった）

トキハが便利なのは、それだけじゃなくて。
このお店の前には、空港へのバスの停留所がある。
ギリギリまで時間がつぶせて、これは大変便利。

大分空港アクセスバス (大分交通) 乗り物

そして、大分空港。
最後の最後まで、名物をいただく。
やせうま。

これ、シンプルなんだけど、美味しい！
えー、これだけー？もっと食べたい！となった。

1泊だったけれど、盛沢山で充実の大分旅。
次はどこへ行こうかな。

なゝ瀬 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （13）

• 毛利慎太朗さん 2024/03/29 18:14:22

  宿もろもろ。

  ラムロールさん、昨日につづいてコメントでも。
  
  >旅館すゞめ
  存じてなかったのでググると、4畳の狭い客室、側面のパステルカラーのタイル風呂と、こりゃ～激渋ですね。
  それで、現在元遊郭の旅館がどうか調べると、新むつ旅館（八戸）は閉業だし、芳和荘（萩）は休業…と出てきました。
  黒石の中村旅館と佐渡の金沢屋旅館はやってるみたいですね。
  遊郭というのは身売りや梅毒など負の歴史であるとともに、当時の社交場という歴史も忘れてはならないですね。
  
  >鉄輪柳屋
  3畳の部屋の写真が出てきたときは驚きを隠せず…大沢温泉（花巻）や鉛温泉でもこの手の部屋今あったかな～というレベルでした。
  でも、今は予約できないんですもんね…
  地獄蒸しも美味しそうですね…こういう食べ物を食べてデトックスしたいです。
  
  その他地獄めぐりや共同浴場の昭和レトロな雰囲気も堪能させていただきました。
  毛利慎太朗

  毛利慎太朗さん からの返信 2024/03/29 18:22:54

  Re: 宿もろもろ。

  ps.旅館じゃないですが、元遊郭建築ということで「鯛よし百番」について検索すると、2021年にやったクラウドファウンディングで目標金額以上を達成したみたいですね…入管法とかで社長が略式起訴されたりもしましたが、食べログなんかを見ると営業はどうやらやってるみたいで…
  飛田新地…ここも現役でアレな土地…下手に写真撮ると疑われるとか（鯛よし百番の外観は大丈夫ときいたことも）…
  
  毛利慎太朗

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/31 19:28:22

  RE: Re: 宿もろもろ。

  毛利慎太朗さん、こんばんは☆
  遅くなってすみません。
  
  
  そうなんですよね…。
  元遊郭の建物、次々に泊まれなくなってきていて…。
  旅行記にしていませんが、新むつ旅館は、最後に泊まることが出来ました。
  女将さんは、鬼滅のアニメ、遊郭編の放送で泊まる人が増えることに期待をかけていらっしゃいましたが…。
  
  飛田新地は、訪れたことがありますが、写真は完全ＮＧです。
  独特の世界ですけど、観光で行く場所ではないということで、通るだけでも、女性連れ男性は注意を受けました。
  男性だけなら、お客様として歓迎されると思いますが。
  「鯛よし百番」は良いでしょう。
  
  純喫茶も、花街関連の建物も、失われゆく世界ですね。
  寂しい限りです。
  
  ラムロール
  

• 唐辛子婆さん 2024/03/23 14:53:55

  やせうま？

  ラムロールちゃん
  
  やせうまってなに？
  脂身が少しついた痩せた馬肉の薄切りに黄な粉あんをまぶしたみたいだけど。
  
  病み上がり？の時にインドに行くなんてっ！
  とママみたいにプンプン心配している唐辛子婆

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/23 21:02:13

  RE: やせうま？

  唐辛子さま
  
  こんばんは☆
  
  心配して下さって、ありがとうございます。
  過去の旅行で一番しんどかったですが、大事にはならず、普通に帰って来られて幸いでした。
  やはりインドは、万全の態勢で臨まなければ無理ですね。
  
  痩せた馬肉の薄切りーーー！
  想像しちゃいました。
  確かに、私も最初、馬？と思ったんですが、そうではなかったんです。
  小麦粉でつくった、もちっと食感の、きしめんみたいな感じのです。
  おやつですね。
  気の毒な馬の肉ではありませんでした(≧▽≦)
  
  ラムロール

• ちちぼーさん 2024/03/21 22:33:58

  民営になるんですね

  ラムロールさん、こんにちは。
  
  2022年でしたが別府海浜砂湯行きたかったのに、従業員にコロナが出たということで
  休業になってしまって
  帰宅する日に再開したけど、予約びっしりで飛行機に乗る前に行くことが出来なかったんです。
  市営って面白いなあって思ったけど民営になるのね。
  
  インド前の副鼻腔炎を克服したのにいったい何が・・・
  旅行記お待ちしています。
  
  ちちぼー
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/22 10:45:35

  Re: 民営になるんですね

  ちちぼーさん、こんにちは。
  書き込み、ありがとうございます☆
  
  それは、タイミングが悪かったですね(>_<)
  市営は垢ぬけない感じでしたが、民営になって、さて、どうなるのか？
  待ち時間が出ると、居場所が無かったので（物理的には居られるんですが、ただ座っているだけで結構疲れた）、その辺りが改善されれば良いなと思います。
  
  旅行記、これでようやく2022年が終わりました（遅っ！）
  続いて2023年ですが、もう、順番じゃなくて、あっちこっちしちゃおうかなあ…(^_^;) ←でないと、忘れる
  
  ラムロール

• picotabiさん 2024/03/21 15:39:45

  市営だったのですか

  ラムちゃん　こんにちは
  砂風呂、いっぱい汗かくイメージだったのだけど。
  岩盤浴みたいにだらだら汗でたら気持ちいいのにね。
  入ったことないから民営になったら期待したいです。
  
  別府冷麺は知らなかった! 盛岡冷麺も同じような広まり方なのかな

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/21 20:31:19

  RE: 市営だったのですか

  picoちゃん、こんばんは☆
  
  そう、私も、もっと汗が出るイメージで。
  たまたま、掘り方が浅かったとか？
  いや、私の代謝が悪いだけか…？(-_-;)
  民営になったら、レストランとかもできて素敵になる予定みたいなので、ぜひぜひ。
  
  冷麺、盛岡と別府と、すごく離れた場所に伝わって来てるのが面白いですね。
  別府冷麺は、私も、別府へ行くと決めてから調べて、初めて知ったのでした (^^ゞ
  
  ラムロール

• はたさん 2024/03/20 16:37:55

  インド旅行ですか?

  行ってらっしゃい。楽しんできてね～。
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/20 16:58:27

  Re: インド旅行ですか?

  はたさん、ありがとうございます(^o^)
  元の文章を残してそこに書き足したので、時間の経過がわかりづらくなってしまいましたが、帰国しました。
  インドは本当に暑かったので、日本は寒くて気温差にぐったりです。
  
  ラムロール

  はたさん からの返信 2024/03/20 17:23:42

  Re: インド旅行ですか?

  あら～
  お帰りなさい。
  秋田は、今日も雪ですよ。風邪ひかないように、気をつけてくださいね。

  ラムロールちゃんさん からの返信 2024/03/20 17:33:36

  Re: インド旅行ですか?

  ありがとうございます♪
  今日"も"雪ですか。
  大阪は雨なので、まだマシですね(^_^;)
  はたさんも、ご自愛ください。