2023/10/01 - 2023/10/02
69位(同エリア1265件中)
ローマ人さん
この旅行記スケジュールを元に
旅の2日目は、午前中に浜松城と浜松大河ドラマ館を訪れました。
私の妻は「動かない鳥」として有名なハシビロコウに興味を持っているのですが、6月の高知への旅で「のいち動物公園」の「ささ(雄)」と「カシシ(雌)に会ったのに次いで、静岡県掛川市にある「掛川花鳥園」の「ふたば」にも会いたいというので、息子の運転する自動車で行ってきました。
ついでに少し足を延ばして、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台でまだ行ったことが無かった岡崎城、浜松城、掛川城も巡ることにしたので1泊2日の旅となりました。
なお、息子と私たち夫婦3人で出かける予定が、旅行を提案した妻が直前に体調不良により断念する事態となり、結局は息子との2人の旅になりました。
*宿泊
グランドエクシブ浜名湖
THE TOP PLAN(食事のグレードがアップ) 税込23,050円/人
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月2日(月)、旅の2日目の朝です。
部屋からはホテル併設のゴルフ場が見えます。グランドエクシブ浜名湖 宿・ホテル
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朝風呂を浴びた後、朝食へ。
会場は昨日の夕食会場と同じ日本料理「海幸」です。 -
広い席に案内されました。
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個室ではありませんが、外の景色が見えて良い雰囲気です。
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メニューは宿泊にセットされた和朝食膳です。
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こちらが実物。
惣菜の他に三ケ日みかんのジュース、自然薯とろろ、遠州灘の釜揚げしらす、鯖の塩麴焼き、出汁巻き玉子があります。
サラダは浜松の野菜を使った彩鮮やか、汁は浜名湖海苔のあおさ汁です。 -
地元産の都田豆腐入り豆乳鍋。
体に優しい味です。 -
惣菜です。
赤コンニャクのお浸しが珍しいです。 -
デザートです。
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朝食後、浜名湖を横断する橋を渡って浜松市街に向かいます。
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車窓からの浜名湖の眺め。
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浜松城に到着。
駐車場から城を目指します。
この辺りは二の丸跡です。 -
周辺案内図です。
浜松城周辺は「浜松城公園」になっています。
駐車場は写真の下側です。浜松城公園 紅葉
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浜松城の変遷。
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徳川家康在城期(元亀元(1570)年~天正14(1586)年頃)の浜松城。
城の周囲はまだ土塁で天守もありません。 -
「本丸南広場」に到着。
天守の眺めが素晴らしい。 -
ズームアップ。
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広場の一角に「鎧掛松」あります。
元亀3(1572)年、三方ヶ原合戦から城に帰った徳川家康が休んだ際に鎧を脱いで松の木に掛けたという伝承があるそうです。家康公鎧掛松 名所・史跡
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本丸の南側にあたるこの辺りには、本丸一体の防御機能を高めるために設けられた空堀があったそうです。
現在は道路になっていますが、中央部に土手で起伏を作り敵の侵攻を遅らせると共に攻撃しやすい大規模な空堀だったそうです。 -
徳川家康在城時の浜松城のイメージ図。
写真中央に浜松城、右側の赤丸で囲まれた場所が浜松城を築く前にあった「引間城」です。 -
天守に向かう坂の石垣です。
自然石を利用して積み上げた「野面積み」で、石垣の色が変わっている場所があります。 -
発掘調査により新たに発見された石垣です。
徳川家康が在城していた後の1590年代の遺構と考えられているそうです。 -
「鉄門(くろばねもん)」跡です。
この門は、本丸への正面出入口として重要な門で、扉や柱などの門の一部に鉄製の部材を使った櫓門だったそうです。 -
坂を上りきると「本丸」です。
左側に「天守門」、正面奥に「家康公の像」が見えます。 -
「家康公の像」です。
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ズームアップ。
右手に持っているのはシダの葉をモチーフにした家康公の兜印「羊歯印」です。 -
「家康公の像」と「天守」。
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「家康公の像」の北側にある「富士見櫓」跡です。
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「富士見櫓」跡から見る「天守」と「天守門」です。
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「天守」をズームアップ。
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「天守門」です。
平成26(2014)年に復元された、門の上に櫓を設けた「櫓門(やぐらもん)」です。 -
反対側から。
「天守曲輪」の出入口を守る強固な門です。浜松城天守門 寺・神社・教会
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「天守門」脇の巨石「鏡石」です。
城の壮大さや城主の権力大きさを見せるために意図的に大きな石を用いたのだそうです。 -
中に入ります。
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「天守門」を潜ると直ぐ目の前に「天守」が全容を現わします。
昭和33(1958)年に建てられた、望楼型、地上3階地下1階、鉄筋コンクリート造りの模擬天守です。 -
「天守曲輪」から見る「天守門」です。
両側の石垣に跨るように櫓が造られた「続櫓門(つづきやぐらもん)」という形式です。 -
「天守門」の櫓の中に入ります。
入館料は、天守と共通で大人200円です。 -
内部です。
梁がとても太い木で作られています。 -
連子窓の下に「石落とし」があります。
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連子窓からの「天守」の眺め。
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入口の反対側は「天守」横の神社に続いているようですが、立入禁止になっていました。
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「天守」の眺め。
浜松城 名所・史跡
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「天守曲輪」の西側にある「埋門(うずみもん)」跡です。
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「埋門」は、「本丸曲輪」の「搦め手(裏側)を守る門で、有事に際には城主などが城外へ逃れるための役割がありました。
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南東方向からの「天守」の眺め。
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「天守」に入館します。
開館時間は8:30~18:00。
休館日は12月29日・30日・31日。
階段を上って「天守台」へ。 -
入口です。
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1Fの展示です。
元亀元(1570)年、徳川家康は岡崎から浜松へ拠点を移しました。 -
1Fの展示。
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浜松城築城時の遠江。
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徳川家康は29歳から45歳までを浜松で過ごしました。
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「徳川家康公3D肖像」です。
顔のシワや毛穴までリアルに再現されています。 -
徳川家康の甲冑が展示されています。
左が「金陀美塗黒糸威二枚胴具足(きんだみぬりくろいとおどしにまいどうぐそく)」で右が「伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)」
です。 -
こちらは江戸幕府第2代将軍の徳川秀忠の甲冑です。
徳川秀忠は徳川家康の三男で、浜松城で誕生した唯一の天下人だそうです。 -
1Fから少し下ってB1Fです。
「浜松城天守秘話」の展示があります。 -
その1。
安土桃山時代に創建された「天守」は、現在の復興天守の1.5倍程度の大きさがあり、江戸時代の早い時代迄には失われた可能性が高いそうです。 -
その2。
かつて「天守」の地下にあり、約400年間埋められていた「井戸」です。
直径1.3m、深さ1mあり、復興天守建設に先立つ発掘調査で発見されました。 -
2F「ジオラマ展示」です。
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「ジオラマ展示」です。
縮尺600分の1で再現された江戸時代後期の城下町の復元模型が展示され、プロジェクトマッピングで浜松城と城下町の変遷について解説しています。 -
浜松城部分をズームアップ。
写真左側が北方向です。 -
三つ葉葵紋が入った刀、鉄砲や調度品類。
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2Fから3Fに上がる階段からの眺め。
3Fの天井には歴代城主の家紋が12種類描かれています。 -
3F「展望台」です。
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北方向の眺め。
城の北側は谷が入り組んだ地形になっており、写真左上方向10数km離れた場所に三方ヶ原古戦場があります。 -
東方向の眺め。
「天守門」が見えます。
赤丸印が「引間城」跡です。 -
南方向の眺め。
先に立ち寄った「本丸南広場」が見えます。
写真中央やや上の林の場所が、本城から張り出して造られた防御施設「出丸」跡だそうです。 -
西方向の眺め。
「天守台」西側には、「八幡台」と呼ばれる突出した櫓台があります。 -
浜松城後は、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」へ。
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「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」越しに浜松城の「天守」が見えます。
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入場券販売窓口です。
入館料は大人800円。 -
入口です。
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入口を入ると「どうする家康」で松本潤さん演じる徳川家康の大判ビジュアルが出迎えてくれます。
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番組概要の紹介。
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大河ドラマの撮影で実際に使用された「浜松城・出丸」のセット一部「はね上げ門」の展示です。
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「はね上げ門」の内側にあるセットの小屋です。
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ドラマのあらすじ。
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登場人物紹介。
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登場人物紹介。
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そして登場人物紹介コーナーの突き当たりには・・・。
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井伊直政(板垣李光人さん)着用の衣装です。
ドラマでは、浜松入りした家康一行を歓迎する踊子集団に混じっていた虎松(後の井伊直政)の衣装です。
この姿で家康を油断させて家康を襲いましたが失敗。
後に家康の重臣となります。 -
次の展示コーナー。
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ドラマの小道具類。
右が武田信玄がばらまいた金貨「碁石金(ごいしきん)」、左が家康の正室「瀬名(有村架純さん)」への幼馴染「田鶴(関水渚さん)」からの手紙。 -
ドラマの小道具類。
右が「家康」への改名を思いつきしたためた書、中が「瀬名」が自刃した懐剣、左が「瀬名」と家康の長男「信康(細田佳央太さん」が「新しい世」の実現のために呼び掛けた書状。 -
ドラマの人物相関図。
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「浜松城・出丸」の見張小屋セット。
服部半蔵(山田孝之さん)のパネルがあります。 -
そしてメインの『体感!「どうする家康」の世界』コーナーへ。
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ドラマ登場人物の浜松に関わる衣装が展示されています。
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浜松(遠江)を攻めた武田信玄(阿部寛さん)の衣装。
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出家した武田信玄(信玄は出家号で本名は「晴信」)にふさわしく「法衣」をイメージさせる衣装。
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武田信玄が出陣する際に着けた甲冑衣装。
兜は武田信玄のトレードマークとして有名な「諏訪法性兜(すわほっしょうかぶと)」です。 -
徳川家康(左)と瀬名(右)の衣装。
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敵対する武田・今川との前線に位置し、近くに海や湖があって尾張・三河方面からの兵糧の運搬に便利だった浜松。
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「三方ヶ原の合戦」の直前、浜松城の徳川軍が軍議で使った浜松城周辺地図(複製品)。
高天神城や二俣城などの浜松城周辺の主な城が落とされ(朱色の線で消されている)、徳川軍の窮状がうかがえます。 -
他に大スクリーンの4Kシアターや出演者のサイン色紙などがありましたが、撮影禁止のため写真はありません。
これは最後の写真スポットです。
パネルと一緒に記念撮影しました。 -
入る時に見落とした、入口の大判ビジュアルです。
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ドラマ館を出て、石垣遺構の展示を見に行きます。
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浜松城石垣の遺構です。
発掘調査で見つかった、本丸北東部の石垣だそうです。 -
ズームアップ。
自然石を加工しないまま積み上げた「野面積み」ですね。 -
浜松城石垣の遺構を見学した後、お土産ショップ「出世の街 家康SHOP]で買物です。
地ビール「はままつビール」の五種類全部が入った5本セットを購入しました。 -
浜松で忘れてはならないのが「うなぎパイ」です。
飽きない味です。
次は掛川に向かいます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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