長崎で軍艦島みて、雲仙で濁り湯の旅

2023/12/23 - 2023/12/25

ANAの約2万マイルが11月中で切れてしまうなぁ、な～んて半年前にサンライズに乗りながら考えておりました。

かといって週末ともなると息子とも中々タイミングが合わず。
年末年始だとブラックアウト期間もあるし、ってことでまた終業式に合わせてクリスマスで期間は決定。
さて、何処にしましょうかと家族へお伺いを立てたのがお盆明けくらいでした。

北に行くか、南に行くか、はたまた北陸や伊勢なんかも候補ではありましたが嫁と息子は九州が良いとのことで九州なら私と息子が行ったことのない長崎を嫁に打診。
嫁は長崎は行ったことがあると難色を示したのですが、ここで軍艦島は見たこと無いよねと提案し無事に場所も長崎で決定。

ANAで長崎まで１人6000マイル、時間も11:00台羽田発の空きを確認。帰りはユナイテッドのマイレージプラスで90000マイルほど残っていましたので1人5500マイルで25日13:00台で空きを確認。
無事に予約も完了。
　
軍艦島クルーズも予約してレンタカーも予約して
あ、ホテル予約して

あとは当日の天気頼み！

こんな感じて出発を指折り数えてました。

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港にこの時期くると
やはりこの場所で写真を撮りたくなります。

息子も嫁の身長を抜きまして
もはやチビとは言えなくなりました。

私も抜かれるのは時間の問題です。

嬉しくもあり悲しくもあり。

ANA６６３便　長崎行

オンタイムで出発できそうです。

今回はオンラインチェックインで昨日の内にチェックインを済ませておりました。
昔みたいにバウチャー持ってカウンターへ並んでってのがなくなり
スムーズに登場口まで進めます。

どうやらオーバーブッキングがあったらしく
譲ってくれる方はカウンターまでとのアナウンスが
ありました。
ただ、条件が７５００マイル又は１００００円
で次に乗れる便の保証なし。
２００００マイルまたは３００００円くらいあって
つぎの便の保証があれば
心が動いたかもしれません。

無事にテイクオフ。
どなたか席を譲った方がいらっしゃったようです。

今回も富士山がきれいに見えました。

知らなかったのですが
今って窓のシェードがなくてサングラスのように色がつくんですね。
窓の下のボタンを押すとクリアになったり黒くなったりします。

10分くらい遅れましたが無事に長崎空港へ到着。


ターンテーブル前で荷物が出てくるのを待ちます。

満席だったので思ったより時間をロスしました。

荷物を取って
予約していたレンタカーカウンターへ
すると電話が置いてあり電話をすると
外の待合室へ移動してお待ちくださいとの事。

ターンテーブルのところで電話しておけば10分は時短できました。
失敗、失敗。

迎えの車に乗り5分くらいでレンタカー屋さんへ到着。
いざ、市内へ向かいます。

空港からレンタカーで高速を飛ばして1時間半前後。
最初はベタですが眼鏡橋を見学。
長崎が初めてなもんでベタで行きます。

個人的には足を延ばして亀山車中を見たかったのですが
今回は時間があまりないので諦めました。

渡ってみて思ったのが欄干が低い！
小さなお子様連れはご注意を。

眼鏡橋 名所・史跡

車で移動して5分程度。
歩いても良かったかも。

出島に入場します。
出島復元事業によってきれいに整備されていたのは知っていたので楽しみです。

出島 名所・史跡

入場料は大人500円、中学生100円だったかな。

街並みがしっかりと復元されています。

展示品やちょっとした解説動画などがあちこちに有って
なかなか楽しいです。

出島 名所・史跡

和洋折衷な食卓。

長旅を終えて到着するとこんな感じの食卓で接待されるんですかね。
畳にダイニングってなんかおしゃれですよね。

出島 名所・史跡

オランダ商館員の部屋

広い和室ににベッド。

ちょっと偉い人の部屋なんでしょうね。

寝室がこれだけ広いと貧乏性な私は逆に眠れないかも。

他にもいろいろ展示などあってすべてをじっくり見たかったのですが、かなり駆け足での見学でした。
ショップはパスしたのですが
ひだ襟なんてあったら買って歩きたかったですね。

時間は16時。
出島を後にして目指すはグラバー園。

坂の途中で大浦天主堂をバックに家族写真。

大浦天主堂 寺・神社・教会

グラバー園に入って長ーい動く歩道にて一番上まで登ってから下っていきます。

ちょっとTDLみたいですね。

入園料は大人620円、中学生180円。

どこも学生は安いのかな。

グラバー園 名所・史跡

一番上の旧三菱第二ドックハウスの2階から
長崎の港方面の1枚。

坂は多いけど長崎っていい街な感じがします。

グラバー園 名所・史跡

そしてお目当てのグラバー邸。

寝室からの眺めは最高ですね。
結構観光客は多かったので
人が入らない写真を日が落ちる前に1枚撮れてよかったです。

グラバー別邸跡 名所・史跡

色々あって19：00にホテルへ到着。

長崎にっしょうかん。

8月末にいつも検索で使っているトラベルコから日本旅行が一番安かったのでまずは予約。

トリプル、眺望指定なし、2食（夕朝バイキング）
大浴場あり。

で一人約7000円！！

激安でした。

長崎にっしょうかん (HMIホテルグループ) 宿・ホテル

カーテンを開けても眺望はいまいちの部屋でしたが
縁にテーブルとイスがあるのはありがたいです。

建物は古いですが要所要所は綺麗に改装されています。

長崎にっしょうかん (HMIホテルグループ) 宿・ホテル

夕食はビュッフェスタイル。
さすがに飲み放題はついておりませんでしたが
今日は運転頑張ったので
おビールは別注文。

和洋中そろっていますし、ちゃんぽんや皿うどんもありました。

私は飲みながら刺身と地の料理を中心に。

この後、〆に食べた皿うどん（地元のウスターソースとビネガーをかけて）が思いの他、おいしくて2回お替りしてしまいました。

実はグラバー園を17：30に出て稲佐山公園へ向かったのですが
少し出遅れたようで駐車場が満車でした。

15分ほど待ったのですが長崎の夜景は諦めてホテルでのんびりすることにしました。

が、うれしいことに長崎にっしょうかんダイヤモンドホール前は夜景の名所で窓越しに写真を一枚。
真ん中奥は長崎港、クワガタのハサミのように街が囲みます。

神戸、函館に続いて長崎もおまけで３大夜景制覇！

長崎にっしょうかん (HMIホテルグループ) 宿・ホテル

今日はクリスマスイブ！

今回のメインイベント
軍艦島クルーズです。

軍艦島へのツアーは５社くらいあるのですが
後の予定や内容を考えて高島海上交通で予約しました。

前の晩のうちにホテルの精算を済ませ
朝食も一番の７：００に入場して７：３０に退場（また皿うどんを食べてしましました）

７：４５にホテルを出発
１番でクルーズの受付を済ませて桟橋で並びました。

上陸費用も併せて一人約４０００円。
約３時間半のツアーです。

軍艦島ツアー 名所・史跡

頑張って１番で並んだのは１階船室内の右舷の席を確保するため。

長崎港を出てまずは高島へ向かうのですが
途中に見えるジャイアントクレーンや三菱造船所など世界遺産群は右舷からの方がバッチリ見えます。

４０分くらいで高島へ上陸。
三菱の創始者、岩崎弥太郎　像があります。

ここではお手洗いと軍艦島（端島炭鉱）の博物館みたいのがありましてガイドさんが説明もしてくれます。

そしてネコがでかい。
東京ならどのネコでもボスになれますね。

高島 名所・史跡

高島をあとにして約５分

軍艦島が見えてきます。
高島から改めて船に乗り込むのですがここからは席に座らず２階デッキの左舷に場所を確保。

船は反時計回りに軍艦島の周りをまわって撮影タイム。

端島 名所・史跡

ここで驚くことがありました。

軍艦島の近くを廻っているときに島の堤防上に人影が！

他の人からも見えたようで幽霊ではなさそうです。

よくよく見ると釣り竿を持っています。
まさか釣り人がいるとは思いませんでした（どうやら違法なようです）

端島 名所・史跡

この写真が一番、軍艦ぽいですかね。

なかなか迫力があります。

端島 名所・史跡

いよいよ桟橋から上陸です。

ガイドさんの説明を聞きながら島内を進んでいきます。

これで明治日本の産業革命遺産は韮山の反射炉、鹿児島の集成館に先ほど見た長崎造船所やジャイアントクレーンやグラバー邸、高島炭鉱につづきこの端島炭鉱を制覇です。

こうなると萩も押さえておきたくなります。

端島炭坑 名所・史跡

右側の２階建てのような跡が地下の炭鉱へつながるエレベータの跡だそうです。

多くの炭鉱夫はエレベーターを降りて前の階段を下り、その先の大浴場へ向かったとの事。
先に海水を沸かしたお風呂が２つあり煤などを落として最後に真水のお風呂へ入ったそうです。

正面建物の右側は最近崩れたとの事。

やはり老朽化は否めません。

そのおかげで中の釜戸が見えたりします。
当時、最先端の鉄筋コンクリートアパート、そして最も人口が密集していた町です。

護岸の為の補修は出来ても、中の建物群の補強などは出来ないとの事でした。
そう考えると建物がある状態は後１０年か２０年かしか見られないかもしれません。

見られるうちに見ておいた方がよい遺産だと思います。
勿論イリーガルに釣り人でくるのではなく、正規の観光船で。

端島炭坑 名所・史跡

順番が逆ですが軍艦島クルーズの受付場所です。

アパホテルのほぼ正面。

オレンジののぼりが目印です。

事前に誓約書をDLしてサインしてから行くと受付が早いです。

軍艦島ツアー 名所・史跡

軍艦島から港に戻って１２：２０分くらい。

私としては中華街でちゃんぽんとか食べたかったのですが嫁と息子に全力で却下され。
来たのは長崎駅。

アミュプラザかもめ市場でお土産を購入。
ちょうど写真の右側にあります。
お土産屋さんが１０数店舗まとまっているのでアチコチいくよりは便利です。

結局、アミュプラザで昼食。

反対の店はちゃんぽん屋さんだったのにマル二味噌ラーメンでみんな別の味のラーメン。

これはこれで美味しかったです。

せめてトルコライスが食べたかったぁ。

長崎駅を後にして向かったのは雲仙温泉。

イブなので途中でケーキも買って１６：３０に到着。

今日のお宿は青雲荘。

こちらはJTBから予約。
１泊２食付き、一人約１２０００円
この宿を選んだのは
濁り湯に入りたいから！
大浴場と露天と２つあります。

昨日と今日は忙しかったのでゆっくり温泉に浸かりたいと思います。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

リニューアルされたホテルですべてが新しい。

ドアを開けると名栗加工の板の間が見えました。
この時後ろにいた息子が
「これだけ！」

いやいやこれは部屋ではなくて廊下ですからｗ
安心せい。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

廊下を左にまがると
真新しい和室。

お茶菓子もおいしくいただきました。

お値段以上でした。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

テレビなどは壁に収納されていてお部屋もスッキリしています。

唯一、コンセントの位置が
布団を敷くと微妙です。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

ちょっと戻って探検。

こちらはフロント側から見たロビー。

なかなかオシャレ。
暖炉もツリーも素敵です。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

フロント右後ろ側には売店があり、その右側が温泉エリアになります。

ここでは靴を脱いであがります。

手前左が男性大浴場、左奥が女性大浴場
写真の突き当りを進むと露天風呂。

どれも濁り湯でのんびりできました。
やっぱり濁り湯に入ると温泉にキターーーーーーって感じがします。

露天は左男性、右女性で入り口前のスペースでは山間を眺めながら
休憩できるスペースがあり待ち合わせにも便利です。

雲仙温泉 青雲荘 宿・ホテル

さてイブの夕食は和のコースでした。

思っていたよりボリュームもあり味も大満足でした。
息子は偏食気味なので心配しておりましたが
口にあったようでほぼ食べきれました。

夕食時にちょっとしたトラブルを起こしてしまいましたが
職員さんの素晴らしい対応に助けられました。
ありがとうございました。

朝食はこんな感じのセットにハーフビュッフェスタイルで
ごはんやパン、サラダなどを頂けるスタイル。

私は朝はしっかり食べたい方なので
有り難いです。
美味しかった。

10時にチェックアウトして向かったのが

車で5分程度の雲仙地獄。

無料駐車場がないのは玉に瑕ですが500円程度で駐車できます。

肝心な雲仙地獄は規模も大きく湯煙もすごいです。
一見の価値はあります。

雲仙地獄 自然・景勝地

全体図になります。

すべてを歩いて回ると小一時間くらいかかりそうです。

飛行機の時間もありましたので
30分程度の見学となりました。

雲仙地獄 自然・景勝地

湯煙がすごくて風を読みながら
家族写真を撮影。

タイミングが悪いと真っ白になりますｗ

雲仙地獄 自然・景勝地

途中の温泉卵屋さん付近に集うネコさん達。

どれも栄養が十分に取れているらしく大型です。

ここから空港近くのレンタカー屋さんまで約1時間30分。
あっという間の2泊3日でした。
次に来る機会があればハウステンボスや佐世保、島原方面も行ってみたいです。
その時はもちろん、中華街でちゃんぽんも食べますよ！

雲仙地獄 自然・景勝地