2023/09/17 - 2023/09/26
90位(同エリア123件中)
わかまりさん
イタリアに行き、ローマ、フィレンツェ、ベネツィア、ミラノと回りました。
その途中、パルマでレンタカーを借りエミリア・ロマーニャ地方の古城をめぐり、その古城ホテルにも泊ってきました。
列車から間違えて降りたり、レンタカーで山中を迷ったりしながら、何とか予定どおりこなした10日間。
私達には、人生最大の冒険となりました。
その④は、古城めぐりです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
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-
6日目、9月22日、金曜日
楽しかったベネツィアを離れます
ローマからフィレンツェ、そこからベネツィアと
イタロに2回乗りましたが
今日乗るのは、もうひとつの高速列車
「フレッチャロッサ」でメストレ駅を出発 -
今日の座席は、向かい合せの4人席
テーブルが付いていました
右側が通常の広さですが、広げると左側のように広くなって、パソコン作業とか、できるようになっていました
と感心しているうちに、
1時間20分で、乗換駅
ボローニャ駅に到着しました
そこの乗換で、昨日に続き
この旅、第3のハプニング
次に乗る電車は、10分くらい遅れていました
ホームで待っていたら
ホームの乗車予定のフレッチャロッサの表示が、いつの間にか消えていたのです
(以下、夫のコメント)
遅れた関係で、ホームが変更になっていたのです
それに気づいた時には、隣のホームに乗車予定の電車が入ってきました
もう、昨日のように
線路を横切ることは出来ません
昨日も焦ったのですが、今日はさらに焦った
もうやだ
重たいスーツケースを引いて階段を駆け下り、隣のホームに駆け上って二人で乗り込んだと思ったら、すぐにドアが締まりました
間一髪
イタリア語のアナウンスが流れていたのですが、そんなのわかんないし
せめて英語のアナウンスが欲しいなと思いながら汗をふいているうちに
50分ほどで、下車駅
パルマ駅に到着しました -
下車して、ようやく落ち着いて撮影した
「Stazione di Palma」パルマ駅舎
イタリア語で駅は、スタジオーネ
南国風の造りですね -
タウシーで10分
レンタカー会社へ
予約した時は、VWのゴルフだったのですが
用意されていた車は、Fordのフォーカス
ステーションワゴンでした -
シフトノブは、なんとダイヤル式
こんな車、運転できるのかしら!
カーナビは英語でしたので、助かりましたが -
でた~~~
「トッレキアラ城」
イタリアには、中世のままの古城がたくさんあって
パルマの周りだけでもありすぎ!
古城好きな私が、パルマの周りの古城地図まで作って
何とか2泊3日で、回れるルートを開拓した
最初の城 -
近くで見るとおっきい
-
古城はだいたい、高い場所にあるもの
長い坂道を歩いて登ります
この道、関係者以外の車は入れず -
下がお城の入口です
まるで要塞のように威風堂々としてるけど
戦闘用の城塞ではなくて、愛人のために建てた愛の城 -
お城の案内
城の名前の下に、各部屋の案内文がありましたが、イタリア語なので当然読めず -
美しい天井
-
壁もずっと、フレスコ画
-
こんなお部屋がたくさん
-
中庭
てっぺんにも、登りました -
ひと休みしたかったのですが、城外のレストランはお休み
-
トッレキアラ城を出て、1時間くらい車を走らせたら
小高い丘の上に村が見えて来ました -
その小高い丘の、てっぺんに建っていたのが
2番目の城
「ビゴレノ城」 -
城の銘板
「Castello di Vigoleno」
英語表記だと
「Castle of Vigoleno」
かな
ビゴレノ城は
古城ホテルとして営業しています
なんと今日は、この城に泊まります! -
チェックインして、スーツケースを部屋に運ぶのですが、古城なので、エレベーターありません
階段はとっても素敵だったけど -
お部屋は3階だった
死にものぐるいで、スーツケースを持ち上げました -
絵画もかけてありましたが、お部屋はこんな狭い通路の奥
しかもこの照明、センサー式
近づくまで、通路は真っ暗
古城そのもの -
きゃー! なんて古城ちっくなの
こんなお部屋に泊まれるなんて!!
中は広く、天井も高くて、開放的でした
窓はあったけど、鎧戸は閉めきりでした -
城内を探検します
素敵なお部屋もありました -
この像の形をした椅子が、印象に残り過ぎて・・・
-
7日目、9月23日、土曜日
朝食です -
高台にある城
窓からの絶景を眺めながら -
「ビゴレノ城」探検
今日は外から -
今日も良いお天気
この城は、城壁と塔だけも、入れます -
一番高い塔の上から
-
崩れ落ちそうな、橋もあったりして
なんて中世 -
お城はこんな高台にあります
良い景色なのですが、実はこの日、風が強くて大変でした
山の上はどこも、そうなんだろうと事前に調べて、ウインドブレーカーとか持って来ていましたが、飛ばされそうでした -
強風のビゴレノ城から、車を走らせ次の城に向かいました
がそこで、3日連続、第4のハプニング
(ハプニングが続くなぁ)
道に迷いました
(以下、夫のコメント)
ビゴレノ城を出る時に、カーナビで次の目的地
バルディ城を探しました
いくつかルートがあったので、一番近いルートを選んだのですが、山越えの道で何と途中に土砂崩れがあり、通行止め
別のルートで向かったのですが、最後にその土砂崩れ地点を通るのです
第3のルートも同じ
狭い田舎道を走り回っているのですが、どこまで走っても、いつまでも出発地点のビゴレノ城が見えているのです
左ハンドルの車で、狭い道を走り回って、運転はとても上手になっているのですが、これは困った
しばらく休憩して
かなり考えて
出した結論は
「パルマに戻る」でした
出発地の城から、目的地の城へは、山を越えます
その峠道が通行止めなので、大きく平野部を迂回する事にして
20kmくらい、パルマ方面に戻りました
そのうえで再度、カーナビを設定したら、大きな道で案内してくれました
そうして走っているうちに、山の上に大きな城が見えてきました -
今回3番目のお城
もうあきらめようかと思った
「バルディ城」
今回の旅で、一番来たかった城 -
本来であれば、ビゴレノ城から1時間ちょっとの距離なのですが
迷って戻って、遠回りして、3時間以上かかって
(途中で休憩もしたので、実際はもっとかかって)
結構な高台まで上がってきました -
今までの城の周辺とは明らかに違う、大きな街
-
大きな通りもあり
-
その街はずれにあった、大きなお城
「バルディ城」
この旅で訪れる、5つの城のうちで一番大きなお城です -
フィレンツェの、ドゥオモではありませんが
街のあちこちから、見えました -
キターっっっ!
バルディ城
わくわくが止まらない
もうここから、私が大好きな城塞
大きな岩山の上に、築いた城 -
敵の侵入を遅らせるためでしょうか
狭い通路 -
中世っぽい部屋
-
いくつもある
-
シックで素敵
-
豪華な天井
-
ここに幽霊が出たよ、の証拠写真
この城は、幽霊がでるので有名で
テレビの心霊番組や、幽霊を探すナイトツアーが、しょっちゅうあります
私たちは、残念ながら出会えなかったけど -
こういう城には、つきものの拷問部屋
-
牢屋の跡
中世からそのままある城
今まで行った中で、一番好き
道に迷わなければ、あと半日遊んでいたかった -
城の窓から外を見ると
斜面に広がる、大きな街の様子がわかります
でもこの街、鉄道駅のあるパルマから50kmくらい離れています
大きな街ですが、暮らすのは大変そうな、結構な田舎の村 -
今日はその、バルディ城のすぐ下のホテルに泊まります
上がお城
下がホテル -
ホテル「Le Sei Dame」
3階建てで、10部屋くらいの小さなホテルですが、新しくてきれいなホテルでした -
お部屋は3階
この窓から、バルディ城がまっすぐ見えるのが最高 -
ここは最上階なので、屋根裏に沿うようにして、ロフトがありました
-
そこにあった、良い感じの第3のベッド
使いませんでしたが -
8日目、9月24日、日曜日
翌朝の朝食は向かいです
「Ristorante le Due Spade」
日本語だと
「レストラン 2本の剣」で良いのかな?! -
とっても良かったのですが、朝8時に入って8時半に出るまで、私たちの他には誰もいませんでした
こんな田舎のへんぴな城に来て、朝の8時から動いているのは、日本人の観光客くらいのもの
というか、レンタカーに乗って動いていた3日間の古城めぐりの間、ほかの日本人には、ついに出会いませんでした
(観光地では、あふれていましたが) -
ホテルを出発して、1時間くらいで到着しました
第4の城 -
「バラーノ・デ・メレガリ城」
入口
イタリア人もあまり知らない
マイナーな城です -
中世の武器庫
-
居間のようなお部屋
大きな暖炉 -
この城は個人所有で、通常は一般公開されておらず
ガイドツアーに参加しないと、入場できません
ツアーでは、真ん中の中世の衣装を着たガイドさんが、説明してくれました
が丁寧すぎて、1時間半もかかり、当然イタリア語で何を言っているかわからず、しかも城内を自由に歩けない
結果、とても疲れました -
おまけ
城は交差点の前にありました
その交差点、ヨーロッパでよく見る
「ラウンドアバウト」
信号機のない、ロータリー式の交差点
ロータリーの中は一歩通行で、中にいる車が優先
外からの車は徐行しながら入り、目的地の道路の方に出ていきます
一時停止する必要がありません
都市部も含めて、たくさんあります
郊外を走っていた3日間、一度も信号に出会いませんでした
停まる必要がないので、慣れれば、とっても便利
ただ広い面積を必要とするので、日本ではなかなか普及しないのかも -
さらに車を走らせること、1時間半くらい
最後のお城に着きました
「モンテキアルゴロ城」 -
この城も、大きい
でもここも、ガイドツアーでないと、入場できません
さっき1時間半立ちっぱなしで、かなり疲れ切っていた私たち
結局、この城は入場しませんでした
テレビシリーズの「ボルジア家」の撮影に使われた城なので
こっちに入れば良かった
でもまあ、写真は撮れたので、良しとするか~ -
駐車場とお城を結ぶ道路で、アートフェスティバルが行われていました
青い空に、色とりどりのパラソルが映えて、楽しい -
お城からホテルに向かう途中、郊外のスーパーで買い物をしました
部屋が大きいのが判っているので、今晩は部屋食
こちらのスーパー、会計時はベルトコンベアの上に商品を並べる
お金を支払って、自分で袋に詰めるのは日本と一緒です
現金も使えますが、現金払いの人は見なかった
私たちもカードで払ったし
イタリアのスーパー
日曜日の午後は閉める所が多いので、無事今日のご飯を調達できて安心した -
お城を出て、途中で買い物もし
2時間くらいで着いた、郊外にある今日の宿
「Hotel Conteverde」
広大な敷地です
これにプールがあれば、たぶん五つ星のホテルだったのでしょう
明日は、レンタカーを返却して、電車でミラノに向かいます
その⑤、ミラノ、そしてパリ経由で帰国に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11873905?preview=true
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