2023　いつもの３人で行くポルトガル　4日目

2023/11/19 - 2023/11/27

今日は、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを出発して、再びポルトガルへ向かいます。
ようやく、レンタルWifiが活躍します。
コインブラの世界遺産コインブラ大学とカテドラル、ナザレのシティオ地区、ファティマの聖母ファティマ聖堂を見学します。

エリア コインブラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを出発して、いざ南へ。
ポルトガルへ再び戻り、350Ｋｍ移動してコインブラを目指します。

ポルトガルに入ってすぐにレンタルWifiスイッチオン。
時差が1時間なので、時計の針を戻します。

Largo da Portagem 旧市街・古い町並み

ラルゴ ダ ポルタージェンというコインブラの中心広場でバスを降りました。

Largo da Portagem 旧市街・古い町並み

広場から少し歩いて、今日の昼食はRestaurante Dom Pedroです。

Dom Pedro 地元の料理

壁一面のアズレージョが素敵です。

Dom Pedro 地元の料理

今日からタラ祭りの始まりです。
確かこれはタラのコロッケ。

Dom Pedro 地元の料理

鶏の炊き込みご飯だと思います。

Dom Pedro 地元の料理

昼食の後、バスで移動してコインブラ大学へ。

コインブラ大学 建造物

Dom Dinis
広場の真ん中にある、コインブラ大学の創立者を表す彫刻。

コインブラ大学 建造物

Faculty of Medicine, University of Coimbra

コインブラ大学 建造物

奥の建物がIron Gate

コインブラ大学 建造物

Faculdade de Letras da Universidade de Coimbra
文学部です。

コインブラ大学 建造物

Faculty of Medicine, University of Coimbra
医学部だったかな？

コインブラ大学 建造物

コインブラ大学 建造物

Biblioteca Geral da Universidade de Coimbra
コインブラ大学総合図書館です。

コインブラ大学 建造物

University of Coimbra Faculty of Law
法学部前です。
中学生？高校生？らしき学生がたくさん・・・。

コインブラ大学 建造物

コインブラ大学は、13世紀に設立されたポルトガル最古の大学です。
ポルトガル屈指の名門国立大学とされています。
大学が街の中心とみなされ、黒いマントを着たコインブラ大学の学生が約2万2千人が学んでいます。
8つの学部が存在し、その学部ごとにシンボルカラーがあります。

コインブラ大学 建造物

1290年にポルトガル王ディニス1世によって設立され、神聖ローマ帝国が各国の著名な研究者を集めた研究組織ストゥディウム・ゲネラーレの認定をヴァチカンから受けています。

コインブラ大学 建造物

Estátua de D. João III
ジョアン3世は1537年についにポルトガル大学をリスボンからコインブラに移転し、コインブラは学生が学ぶ都市、リスボンは楽しむ都市としての地位を確保しました。

コインブラ大学 建造物

ここからの風景も素敵です。

Biblioteca Joanina
コインブラ大学で、特に有名なのがジョアン5世図書館です。
ここは世界一美しいとも評される図書館です。
1720年ごろに建てられたこの図書館は黄金に輝く豪華な書棚があり、蔵書は歴史的にも重要なものも数多く、16世紀から18世紀の書物が30万冊もあると言われています。
また天井には見事なフレスコ画が描かれていたり、金で装飾された豪華なパイプオルガンがあるなど、豪華な図書館をさらに美しい場所にしています。

ここを見学したいという参加者が多くいましたが、今回は時間の関係も入場は出来ませんでした。
フリーで来なければ無理みたいです。残念。

コインブラ大学 建造物

トイレも兼ねて建物の中に入ります。

コインブラ大学 建造物

学生向けではなく、観光客向けのショップもありました。
文房具やＴシャツ・パーカーなど、お菓子も売ってます。
帽子はあまり持っていないのでキャプを買いました。
たしか9ユーロ1,500円ぐらいでした。

コインブラ大学 建造物

次は旧カテドラルへ向かいます。

コインブラ大学 建造物

構内を出ると黒いマントを着た学生と、お揃いの赤いＴシャツを着た学生が集まっています。

コインブラ大学 建造物

合唱が始まり、観光客が集まって来ます。
赤いバケツにチップを入れます。
入れると大喜びしてくれます。

コインブラ大学 建造物

確か学生寮って言っていたと思います。

コインブラ大学 建造物

学生さんがちらほら見えます。

コインブラ大学 建造物

ここは古い時代の遺跡の上に、建物を建てて利用しているそうです。

下のレンガ積みはローマ時代の遺跡だそうです。

多分、新カテドラルだと思います。
1598年に着工し、約100年を費やして建てられたイエズス会の教会です。

新カテドラル (コインブラ) 寺院・教会

細い路地を降りて行きます。

旧カテドラルが見えてきました。

旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会

旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会

アフォンソ・エンリケスが、1140年に大聖堂の建設に着手し、1175年に完成しました。
アフォンソ・エンリケスはコインブラを首都としてポルトガル王国を建国し、初代国王アフォンソ1世として即位しています。

旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会

ムーア人の侵略を恐れて要塞としても機能するように造られているので、頑丈で強固な印象を受けます。
ポルトガルで一番古いと思われる修道院の回廊が見られます。

旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会

また、細い路地を降りて行きます。

ここで一旦トイレタイム。
ファドのお店の前にあった銅像です。
Tricana of Coimbra

Tricana de Coimbra 建造物

多分ケーブラ・コスタス通りを降りて行きます。

賑やかなフェルナンデストーマス通りに出ました。

コインブラ名物のコンフェート（金平糖）のお店です。

下の棚にあるのがコンフェートだと思います。
ここでちょっと買い物タイムです。
またまたオバサン2人が買い物暴走中。

3つ星ホテルだけど素敵。

ホテル アストリア ホテル

ここでバスに乗り換え、次は110Ｋｍ移動してナザレへ向かいます。

サンタクララ橋 建造物

ナザレ到着です。
まず見えたのがノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

シティオ地区 散歩・街歩き

ナザレは、銀の海岸に面したポルトガル屈指のリゾート地で、ポルトガル人をはじめヨーローパ各地から観光客が訪れる街です。
下には広々としたビーチが見えます。

シティオ地区の展望台 散歩・街歩き

断崖の上からの眺めは素敵です。

シティオ地区の展望台 散歩・街歩き

シティオ地区の展望台 散歩・街歩き

メモリア礼拝堂 寺院・教会

1182年この地方の貴族であるドン・フアス・ロウピーニョの命により、祈りに応えて彼を転落死の運命から救った聖母マリアへの感謝のしるしとして建てられたそうです。

メモリア礼拝堂 寺院・教会

14世紀ナザレの聖母をまつって建てられたものですが、民衆の間で信仰が高まるにつれ、多くの祭礼や巡礼を受け入れるには手狭となったため、改築が行われて17世紀に現在の姿となりました。
教会は、聖母出現の奇跡があった場所に近いシティオにあります。

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

２つの鐘楼がそびえる巨大なファサードは、わきに２棟の建物をひかえています。
これは病院とかつての宮殿で、王族や高位の臣下がこの地を訪れた際に宿泊したところです。

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

原初より伝わるものとされるナザレの聖母像は教会祭壇に安置され、毎年9月8日には盛大な祭礼が行われます。

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

内陣をおおう17世紀オランダのアズレージョが素敵です。

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

ノッサ セニョーラ ダ ナザレ教会 寺院・教会

ナザレを後にして、60Ｋｍ移動し、今日の宿泊ファティマへ向かいます。

ファティマ到着です。
今日の宿泊はステイラーファティマホテルコングレス＆スパです。

Steyler Fatima Hotel & Congress ホテル

ホテルの前の小さな広場にありました。

今日の夕食はO Recintoというレストランです。

夕食後、行程には無かった聖母ファティマ聖堂を見学します。

Statue of Pope Pius XII
教皇ピウス12世像
カトリック教会の第260代教皇であり、1939年から亡くなるまでバチカン市国の第2代君主でした。

聖三位一体大聖堂です。

1917年5月13日、3人の小さな羊飼いルチアと彼女の二人の従兄弟、フランシスコ 、ヤシンタの前にロザリオの聖母マリアが現れ、様々な預言をおこないます。
子どもたちの嘘と誰もが半信半疑だったのですが、その噂は評判になり広まっていきます。1917年10月13日には、この場所に集まっていた人々が、太陽が急降下し回転を繰り返す光景を同時に幻視しました。

バジリカ (ファテイマ聖堂) 寺院・教会

当初、人々の崇拝にも関わらず、教会ではこの出来事を疑いの目で見ており、1930年までレイリア主教から承認されませんでした。
この聖堂の世界的知名度は、ファティマの聖母マリアの敬虔な信者であるヨハネ・パウロ2世がローマ教皇であった時期に高まりました。

バジリカ (ファテイマ聖堂) 寺院・教会

祭壇の横には、預言を聞いた子どもたち、幼くして亡くなったフランシスコとヤシンタの墓があります。
97歳で天に召されてたルシアの墓もこの場所に移される予定だそうです。

バジリカ (ファテイマ聖堂) 寺院・教会

バジリカ (ファテイマ聖堂) 寺院・教会

1人なのにベッドが3つ。
3つあるので、荷物を広げる場所が狭い。
隣の部屋はベッドが2つでした。

4つ星のホテルですが、設備がかなり古いようです。

Steyler Fatima Hotel & Congress ホテル

奥に十字架があります。
さすが聖地だからでしょうか？
私は気にしませんでしたが、同行者や一人参加の女性は気になったようです。

Steyler Fatima Hotel & Congress ホテル

トイレと洗面。

Steyler Fatima Hotel & Congress ホテル

バスタブがありました。

Steyler Fatima Hotel & Congress ホテル

この旅行記へのコメント （1）

• yanosonoさん 2023/12/29 10:18:54

  ありがとうございました

  コインブラは数年前の元日に行きました。
  元日なので大学も入れず外から眺めただけでしたが、写真を見てなつかしく思います。
  
  その前日に行ったナザレではナッツ売りのおばさんが元気でした。
  その時の第一目的はオビドスで、ここもよかったです。
  
  2回目のポルトガルではエボラやモンサラズが良かったです。
  
  1月にその時以来3回目のポルトガルに行く予定です。
  今度はポルト（前回はずっと雨でした）やピオダン村に行く予定です。
  ピオダン村にはずっと行きたかったのです