さすらい釣り師旅情編３　ヘラブナの管理釣り場「椎の木湖」で悶絶する

2023/11/24 - 2023/11/24

ヘラブナ釣りが盛んな埼玉県。ヘラブナの管理釣り場が多くあります。
今回は羽生市にある管理釣り場「椎の木湖」へ行ってきました。
規模が大きい管理釣り場で、様々なメジャートーナメントの会場にもなります。
釣れるヘラブナのサイズが大きいことでも有名。１枚２キロオーバーの魚も釣れます。
東北道の羽生インターのすぐそばにあり、交通の便がよいことから、全国から多くの釣り人が訪れます。
私も年に数回お邪魔しています。
そんな管理釣り場「椎の木湖」で遊んできました。

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

管理釣り場椎の木湖。
東北自動車道羽生インターを降りて約2キロ、クルマで約5分で到着します。
釣座は416席。水深は一番深いところで5.8メートル。
とても大きな管理釣り場です。
また食堂、男女別の洋式水洗トイレ、飲み物の巡回販売など設備も充実しています。
そのため女性の釣り人も多いです。

午前4時頃に着いたので、羽生市の中心部へ行ってみました。
羽生市の市街地には初訪問となります。
まずは羽生駅へ。
羽生駅は東武伊勢崎線と秩父鉄道本線の駅。秩父鉄道本線は羽生駅が起点になります。
東武伊勢崎線の始発に乗る人が多かったです。東武の改札は開いていましたが、秩父鉄道の改札は開いていませんでした。

秩父鉄道 秩父本線 乗り物

羽生市は、田山花袋の小説「田舎教師」の舞台となった街としても知られています。
駅前にある建福寺には、モデルとなった小林秀三の墓があります。
立派な山門がある寺院でした。
夜明け前で暗い写真です。

田舎教師の墓 名所・史跡

羽生市で有名なのは、日本酒の花陽浴（はなあび）で名高い南陽醸造。秋田の新政、山形の十四代と並ぶ東日本の銘酒中の銘酒。
小さい蔵元で生産本数は少ないですが、丁寧な酒造りで知られています。
写真は南陽醸造で造られている藍の郷（あいのさと）。
うまい酒です。

南陽醸造 専門店

さあ、椎の木湖へ。
椎の木湖のそばの三田ヶ谷交差点のあたりでは、秋に「羽生コスモスフェスティバル」が行われます。
さすがに11月後半では、花を見ることができませんでした。
（写真は昼に撮影）

羽生コスモスフェスティバル 祭り・イベント

事務所で入場料を払い、釣り座に向かい、準備をはじめます。
東の空から、だんだん太陽が昇り始めて…。

きれいな朝焼けです。
関東平野の高い山が無いところから、じわじわと昇ってくる太陽。
静かな水面からたちあがる水蒸気。
幻想的な風景が見られました。

事務所の建物。
1階には受付、食堂「とら吉」。
2階にはミーティングルームがあります。
食堂「とら吉」ではおいしい定食がいただけます。
私のおすすめは土日祝限定のカレーライスです。

とても広い管理釣り場。沼を網で仕切って管理釣り場にしてます。
左側が椎の木湖。右側はゴルフ練習場。

写真の奥がゴルフ練習場。
沼の半分以上がゴルフ練習場になっています。。
釣り人もおおいですが、ゴルファーも多いですね。

こちらはゴルフ練習場側。水面を遠くまで飛ばすと気持ちいいんでしょうね。

桟橋の上では大勢の釣り人がウキを見つめています。

反対方向の桟橋。

こちらの桟橋にも釣り人。

平日ですが、たくさんの釣り人で賑わっています。

椎の木湖には各釣座に自動検量器がついています。
釣れたヘラブナを玉網ですくい、ハリを外したあと自動検量器の丸い部分へ玉網ごと乗せます。
すると重さを感知して、写真の薄緑のボックスに重量、総重量と枚数などの情報が表示されます（箱の上部の開いているところの内側に表示される）。
このデータは事務所のパソコンにつながっており、帰りに受付に申し出ると自分の成績をプリントアウトしてくれます。

自分の釣りはどうだったかと言うと…。
エサを打てども、決定的なアタリがもらえず…。

粘って、粘って…。
あまりのシブさに心が折れそうになりながらも…。
待って、待って、待ちわびて。

ようやく釣った1枚。
このヘラブナは1キロオーバー。
野釣りならうれしいサイズですが、椎の木湖ではアベレージサイズ。
このあとも釣れましたが、一日通してシブい釣りとなり、悶絶したのでした。

帰りに椎の木湖の北西側にある県立羽生水郷公園へ。
夕刻の公園を吹き抜ける秋の風は、今回の釣果並に「さぶ～い」のでした。
公園の向いにあるキヤッセ羽生でメダカを買って帰路につきました。
丈夫な観賞用の高級メダカを安く買うことができますよ。

県立羽生水郷公園 公園・植物園