夜のＪＲ古河駅周辺を散歩する

2023/11/24 - 2023/11/24

茨城県古河市。夜のＪＲ古河駅の周辺を散歩しました。
高架になる前の駅のホームには降り立ったことはありましたが、改札の外には出たことがありませんでした。
初冬の古河市。日課の散歩をしながら、初めて訪れた街をブラブラしました。

エリア 古河(茨城)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

ＪＲ東北本線(宇都宮線)の古河駅東口を出発。この駅は、東北本線で唯一の茨城県にある駅です。
宇都宮線の上りは、上野駅から東京駅を通り東海道本線方面へ向う、上野・東京ラインになります。

もうひとつは、新宿駅を通り東海道本線方面へ向かう、湘南新宿ラインになります。
乗換せずに東海道本線方面へ行ける…。宇都宮線も以前に比べると、たいへん便利になりました。

東口にはバス乗り場、タクシー乗り場があります。

JR古河駅は高架駅。
駅の高架下にはショッピングモールのＶＡＬがあります。
こちらは東口。

VAL 古河駅ビル ショッピングモール

ＶＡＬは、駅のコンコースからも入れてたいへん便利。スーパー、100円ショップ、居酒屋、ラーメン店、衣料品店、土産物などの店舗があります。
旅行中に不足したものなど調達するのに役立ちます。

VAL 古河駅ビル ショッピングモール

こちらは西口。
VALは、多くの人が利用していました。

VAL 古河駅ビル ショッピングモール

駅のコンコースには古河市観光案内所があります。
レトロ調の観光案内所です。
夜ということで閉まっていましたが、観光パンフレットが置いてあり、自由にもらうことができました。

古河市観光案内所 名所・史跡

駅の西口はロータリーがありました。静かな北関東の駅前といった雰囲気が漂っています。
こちらにもバス乗り場、タクシー乗り場がありました。

しばらく歩くと篆刻美術館がありました。
篆刻というのは、篆書と呼ばれる古文字を軟質の石や木片に彫って、朱色の印泥をつけて、紙に押印して陰影を鑑賞する芸術です。
篆刻美術館は全国でここだけだそうです。

篆刻美術館 美術館・博物館

古河歴史博物館の別館なんですね。
古河市出身の篆刻家・生井子華（いくい　しか）の作品を中心に展示しているそうです。

篆刻美術館 美術館・博物館

道路の反対側から。
3階建ての立派な石造りの蔵です。
建物は国の登録有形文化財になっています。建物だけでも一見の価値ありです。

篆刻美術館 美術館・博物館

下から見上げると、窓が蔵になっていることが、よくわかります。
大正9年築。大谷石を使っているそうです。
和の感じと洋の感じがバランスよく混じっており、「エキゾチックジャパン」な建物です。

篆刻美術館 美術館・博物館

ＪＲ古河駅の方へ戻ってきました。
山門のある立派なお寺の中へ。

西光寺 寺・神社・教会

暗くてわかりづらいですが、西光寺の古河大仏です。
現在の大仏像は１９７９年に再建されたもの。
初代大仏は戦時中に溶かされて武器にされてしまったそうです。
小ぶりな大仏像です。

西光寺 寺・神社・教会

夜の闇と大仏。
ちょっとコワい感じがします。
夜の街角では出会いたくないタイプかも…。

西光寺 寺・神社・教会

西光寺の後ろにはタワーマンション。
このアンバランスな感じが好き。

西光寺 寺・神社・教会

駅の西口近くまで戻ってきたら、提灯がぶら下がっています。えっお祭り？

第163回関東の奇祭 古河提灯竿もみまつり 祭り・イベント

古河提灯竿もみまつりのようです。
古河の街に入ったとき、紅白の幕と長い竹が飾ってあるのが見えました。
まつりの開催まで１週間となり、街中が盛り上がっているようです。
関東の奇祭？そそられます。

第163回関東の奇祭 古河提灯竿もみまつり 祭り・イベント

ＶＡＬに戻りました。ＶＡＬには華のれんというお店があります。
こちらでは古河七福神めぐりの御朱印をもらうための台紙を２００円で、すでに全部押してある台紙が１０００円で販売されていました。どちらがご利益があるのかは「神のみぞ知る」ということでしょうか？
古河七福神めぐりは駅の西側周辺にある9か所の寺社をまわる巡礼コースだそうです。

古河七福神めぐり 祭り・イベント

東口も歩いてみました。
駅の東口を少し進むとビジネス街みたいで、会社関係の建物が多かったです。
西口の方が賑やかな感じがしました（個人の感想です）。
そして、このままホテルに戻りました。
知らない街をブラブラ散歩する。楽しい夜でした。