2023/11/06 - 2023/11/18
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Quemiさん
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この旅行記のスケジュール
2023/11/14
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電車での移動
Marrakech/Casa Oasis 12:50/15:20
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Casa Oasis 乗換駅
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電車での移動
Casa Oasis/Casablanca Aearoprt Med V 16:12/16:37
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車での移動
Hotel Shuttle Bus
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Onomo Airport Casablanca パリの買物の為の早朝便用の空港ホテルの筈が!
2023/11/15
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車での移動
Hotel Shuttle Bus
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飛行機での移動
CMN/CDG 08:10/11:25 朝食付
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飛行機での移動
AF272 CDG/HND 14:40/12:05 機内泊
2023/11/16
2023/11/18
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飛行機での移動
JAL323 HND/FUK 15:05/17:00
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この旅行記スケジュールを元に
還暦後は65歳迄欧州、70歳迄アジア、それ以降は国内旅行の予定がCOVID19の為に中断。
春に恐る恐る再開したベトナム旅行が成功したので、65歳過ぎの最後の欧州! と思ったものの円安で諦め、憧れのモロッコへ。
砂漠も諦め、プレミアムエコノミーと列車でタンジェとマラケシュのリヤドに泊まる、青の街シャウエンとパリの買物付わくわくモロッコ旅にヤッラ~!
FUK到着迄とモロッコ旅行の総括と注意点のおまけ付き。
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11月14日15:20列車はカサブランカに到着。
列車はこのままフェズに出発。 -
マラケシュ方面から来ると空港への乗換駅は初日に利用した近代的なCasa Voyaguersではなく、1駅空港寄りのCasa Oasis。
モロッコ国営鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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まずはトイレへ。Casa Oasisは日本の在来線にもありそうなローカルな駅。
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トイレもCasa Voyaguersと比べたらローカルな感じ。モロッコに来て初めて和式風の便器を見た。
でも消毒液の臭いがプンプンして清潔な印象を与えようという意図を感じた。 -
次は空港行きの列車に乗り換えるが、ホームは反対側。まだ近代化されていないのでエレベーターもエスカレーターも無く、荷物があるので地下通路は無理。
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駅員に聞いたら腕時計をチラッと見て線路を横断していいと言われた。
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着いたホームの次の15:50発のCasa Port行きを気にして線路を渡っていたら、反対側のホームには先に15:44発のマラケシュ行きが入線することになっていた! 危なかった!
ゆっくり慎重に線路を渡った後、マラケシュ行きが停車。この列車が出発した後、 -
次の空港行きは16:12。
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時間があるので朝食を持って来たチョコレートバナナの星型パンでおやつ。美味しいオリーブ白パンは翌朝用にと思っていたのに、
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間違ってここで紙ゴミと一緒に捨ててしまったらしい。惜しかった!
モロッコではゴミの分別はないのかと思われたが、よく見ると薄く表示が。
このゴミ箱がよく使われている証拠? -
向かい側のホームのゴミ箱ははっきり左からガラス類、紙類、プラスチックの表示が見て取れた。
因みにホーム下の表示は線路横断禁止。さっき渡った所だけ通れたらしい。 -
又々夕陽を見ながら空港駅に到着。ホームはイスラム風のタイルで装飾されていた。
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ホテルのシャトルバスが1時間に1本で時間があるので、鉄道のチケット売場で7日に30DH余分に払ったと交渉したら、返してくれた。
モロッコ国営鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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シャトルバスの運転手に次は18時と確認してから、早朝便に備えて空港の入口での保安検査、翌日の出発ゲート、AFの職員に何時頃に来ればいいか等を確認。
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まだ時間があり、国際線のゲートの外では売っていなかったので、国内線のビル迄お土産のお菓子の買物に。残っていたモロッコの通貨を殆ど使って戻って来たらシャトルバスがいない!
近くにいた人によると私が戻る5分前位に出発したらしい。ホテルに何度メールしても一切返答無し、30分後に戻って来た運転手にそちらが早発したから今からホテルに向かうように言っても聞き入れず、結局1時間待たされた。
フロントに抗議しても型通りの説明しか返って来ず、不満は解消されなかった。 -
遅れたので荷物を持ったまま直接レストランへ。壁際に陣取って充電しながら19時半から夕食。在来線の特急だと充電できなかったので。
色々な国籍のビジネスマンが1人ずつ食事をしている印象だった。気のせいか、ロシア系?スラブ系?が目についた。
前菜はキヌアサラダのレモンコンフィ、アボカドグアカモーレ添え、主菜は到着日に食べられなかったパエリアに再挑戦。 -
飲物はカサブランカなので又カサブランカビールに。全粒パンが添えられた前菜は創作料理風でなかなか美味しかった。
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30分もしない内に出て来たシーフードパエリアはパサパサしていて、烏賊の歯応えが烏賊らしくなかった。もしかして冷凍モノ?
モロッコ最後の食事だったのに、とてもガッカリだった。
夕食とシャワー後荷造りしていたら、空港で買ったお土産を怒りの余り忘れて来たことに気付いた。フロントに言いに行ったら部屋に届けると言った筈なのに22時過ぎても届かなかった。
23時近くになって確認の為に降りて来いと言われた。19時過ぎに置き忘れた忘れ物が3時間以上戻らないなんてとんでもない!
翌日の早朝便の為に空港近くのホテルにしたのに、何時間も無駄にされ、翌朝も早発されたら飛行機に乗れなくなると心配で、十分睡眠も取れなかった。
翌朝チェックアウト時に領収書を要求したらinvoiceは?と言われた。通常チェックイン時に確認するものではないのか? 仏語版は前夜既に処分していたので日本語版を見せた。急いでいたので後で確認したら、事前精算の為か前日払った税金分だけだった。
それもよく考えたら、予約時は端数があったはずなのに、14DH請求されてお釣りは貰えなかった。
マラケシュで親切な宿に泊まっていたので、余計にすべてのスタッフのサービスレベルの低さを感じた。
とにかくOnomo Airport Casablancaは大失敗だった。 -
翌15日早朝、挨拶もない運転手の6時のシャトルバスに乗って空港へ。乗り遅れてはならないと開けたまま持ち込んだバッグを頑張って閉めながら。
プレミアムエコノミーなので優先カウンターですぐに手続きして貰えた。 -
搭乗券は行きと一緒でパリシャルル・ド・ゴール空港CDG経由羽田空港HND迄の通しの1枚、荷物も通関があるのでHND迄。
実は帰国後18日に福岡空港FUKに帰るのだが、AFのチケットでは24時間以内の乗り継ぎしか認められなかった。同じOne Worldなので今回の往復で貯めたマイルも使ってJALのHND/FUKの航空券は別途入手済。ということで、すべてHND迄で丁度よかった。
この搭乗券を持って保安検査も優先搭乗で通過。スタンプは出国の時に押されたもの。
モロッコ滞在中はいつも中国人?ニイハオと呼びかけられて、日本人と訂正しては何故か会話をしていた。皆東京、大阪の地名は挙げたが、誰も福岡は知らなかった。
出国後、係官たちにどこの国?と聞かれて日本と答えると、皆ありがとう! と日本語で送り出してくれて気持ちがよかった。 -
無事出発ゲートに到着。案内板には欧州、北米、中近東や知らない空港もあって思わずパチリ。
ここで前夜持ち込み不可のナイフで剥いておいた、タンジェ初日に買った最後の洋梨や持ち帰りのパン等で朝食。
洋梨はまだ柔らかくならず、滞在の最後迄ベッドの枕元を飾ってくれていた。ここにマラケシュのオリーブパンがなかったのが残念。 -
最後の7DHを握って水を求めて売店に行ったら1€。考えたら別に€財布もあったのに、これだけしかないのとモロッコ通貨を見せたら売り子のお兄さんが10DHの所を負けて水1本売ってくれた。
どうもありがとう!
カサブランカのホテルでは頭に来ることばかりだったけれど、空港に来てやっと親切な人たちに会えた。
これはそのお店で売っていたお菓子。前日外で買った同じお菓子が39DH位だったので、中の5.5€はやはり割高だった。 -
出発は沖止めのスポットから。後部座席なので後ろのタラップを使用。まだ日出前なので空港内にも照明が。
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カサブランカ モハンメド5世空港の黎明
ムハンマド5世国際空港 (CMN) 空港
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エアバスの中型機なので通路は1本で上の荷物収納も小さく、ゆっくり写真撮影して上がったら一杯だった。
通路側の座席を確保していたが、機内泊用の荷物の多い私はCAから最後部の3席続きの空席に案内された。
その窓ガラス越しに撮った最後のモロッコ。
左に突き出したのがスペイン領セウタ、右が日帰り観光したシャウエンやテトゥアンで、右手前がタンジェ。 -
ジブラルタル海峡の朝日。
手前の黒は雲、右に広がるのがアフリカ大陸で、左手の白い雲の下がスペイン。
行きは30分の出発遅れを取り戻す程の追い風だったので、帰りは強い向かい風で遅れないかと心配したが、ほぼ定刻との機内アナウンスで一安心。 -
この日は朝のオレンジジュースがなかったので機内で。お湯を貰ってお吸い物も。
帰りも行きと同じくサンドイッチはチーズと野菜の2択。ガレットは行きと同じものだった。
チーズサンドの緑色はレタスにバジルソースだった。 -
早昼にするつもりだったので、サンドイッチをもう1つリクエスト。トマトではなく、野菜?と聞かれただけあって、ラタトゥイユ風のペーストが挟んであって、行きのアラビア風トマトペーストと比べるとフランス風の味。
目的地によるのか、搭載地による違いなのか? 行きのチーズサンドイッチがどんな味だったのか? ちょっと気になった。
早起きして睡眠不足の筈なのに、朝日を浴びたら目が冴えてしまった。行きのCDGで撮った写真を参考にして、5年前に両替した€で最大の買物をするプランを幾通りか計算しながら過ごした。計算し終わって搭乗券をよく見たらK37ゲート?
同じ2Eターミナルでも行きに下調べしたLターミナルとは異なるKターミナルらしい。どっと疲れてウトウトしている内にCDG到着。 -
乗継の表示板に導かれて到着ターミナルから列車に乗らずに2EのKターミナルへ。
看板は翌年のオリンピックに向けたものが多かったが、よく見ると表示板は仏語と英語とスペイン語と、6年前に来た時は無かった簡体字の中国語!
無意識の内に漢字に導かれていたのかも。
Kターミナルには星監修レストランは無いけれど、行きで美味しかったカフェのPret A Mangerプレタマン゙ジェと免税売店4軒はあるらしい。280€を握り締めてまずは搭乗ゲートから1番遠い店に出発ヤッラ~! -
帰国後泊まる予定の親戚が好きなドンペリニヨンは215€もしたので断念し、下見していたボランジェ2本箱入りを発見。007が愛したシャンパンなのでマティーニ好きへのお土産としては話の種にはなる筈。
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同じボランジェのロゼのグラス2個付はKターミナルには見つからず、
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箱入りロゼを見つけたので62.5€で購入。割れ物は持ち帰る時に気を使うのでかえってよかったかも。
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行きに下見していたバラマキ用のチョコレート、期限が長いのを確認して、重いから2箱だけ購入。
モロッコのお菓子は警戒されるかもしれないので、皆に配るには仏製が無難? -
下見していたチーズ盛合せ3割引が無くて残念と思ったけれど、
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1軒だけチーズを売っていたお店ではバラ売りの3割引が沢山。
最初は写真に撮って検討するつもりだったが、帰りの乗継時間は3時間と短く、給油中の1時間前の搭乗開始では時間が足りない!ということで、先にワイン、チョコレートを買い、行きに選べなかった美味しそうな軽食をお持ち帰りにして、残った95€を全部使おうとお店に戻って来た。バイ パリ デューティー フリー (シャルル ド ゴール空港T2E) 免税店
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売り子に電卓で計算させながら残金が5€以下の小銭になる迄チーズを買った。
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こんなに沢山あるのに10個しか買えなかった。
賞味期限が週末だが、宿泊予定の親戚宅ではこの週末にボジョレーヌーボーパーティをやるのでお土産にピッタリ。 -
自分でチーズを食べ頃に持って行くのは大変だが、賞味期限間近の食べ頃のチーズを割引で買えるとは何とラッキー!
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四角いハードタイプのBeaufort 15.5€は帰国日に食べたが、さすがAOP! 旨味があって美味しかった。
その右横の -
どちらの写真でもうまく撮れていない丸いウォッシュタイプはPetit Soumai? 17.8€のこれもAOP。
親戚用と自宅用に2個買ったが、トロトロに熟成していて、モロッコ製のオレガノクッキーに浸けて食べると一層美味と好評だった。 -
K37のゲート迄来て、8日ぶりに初めて日本語で話しかけられた。
スペインを旅して来たとおっしゃるおばさまに162€迄円安になっていると聞いてビックリ! 出た頃は150€台だったのに。
古希とおっしゃるおばさまのお話から、これが最後の長距離旅行と思っていたのに、自分の古稀迄に円高になることがあれば又戻って来たいという気持ちもチラリ。
日本行きのゲートなので確か日本語の表示にも切り替わっていた。
K37とK39を使って、やはり優先搭乗開始は1時間前。 -
さすがエアバス最新型、機外カメラで離陸時の映像迄見られた。やはり燃料で重たい為か、HNDよりも長いCDGの滑走路を結構長く離陸滑走していた。
帰りは4月から予約していたプレミアムエコノミー最前列の通路側。座席も後ろに倒せるタイプ。
隣の仏語を話す女性から連れと分かれた席なので換わって貰えないか? と言われたが、長距離路線の為に前が広い席を予約したのだし、相手の席が通路側ではなかったのでお断りした。
彼女には色々と迷惑をかけたので、機内Wifiでは翻訳アプリは使えない為、重い思いをして持って来た語学本でお詫びの言葉を搜したが、旅行用では適切な言葉が見つからず、結局月並みなお礼の言葉しか言えなかった。
外国語は身に付いたものしか使えないということも今回実感したことの1つ。
翻訳アプリはしっくり来る言葉が出て来ないこともあるし、ChatGPTではないが、全く知らない言葉は間違って翻訳されても解らないので、緊急用に留めておいた方が無難。
毎日少しずつ続けて塵も積もれば山となる。シャルルドゴール空港 (CDG) 空港
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最新型なのに画面に食事メニューが表示されないので、仏人CAに前菜のメニューを聞いたら、表示にあるでしょとしばらく触っていたが、トラブルは解消されないまま行ってしまった。
前菜のメニューが持ち込みとかぶらないか、聞きたかっただけなのに。主菜の選択は尋ねるけれど、誰も前菜は提供するだけで内容は覚えていないらしい。
後で聞きに来た日本人CAに事情を話して見に行って貰うとサーモンとはかぶらないアーティチョークとナッツのサラダとのこと。
パリ時間で17時前(日本時間だと深夜1時)の早目の夕食だが、CMN/CDGの機内での早目の昼食のみだったので、待ち切れずにゲートで食べる時間が無かったプレタマン゙ジェの前菜を食前のシャンパンと共に。
スモークサーモン、ルッコラ、キヌア、チーズのサラダは大変美味でシャンパンにもよく合った。 -
次に届いた右の前菜とチーズ、パンやラスクをお代わりのシャンパンと共に。
サラダの下は里芋のような滑らかな舌触り、淡白な味わいと独特の風味。フランスで里芋は搭載しないだろうし、タヒチ線でもないのにタロ芋? 謎の食物だった。
主菜は米が食べたかったが、行きも鮭の照焼だったのに帰りもまさかのサーモンリゾット!
肉は環境への負荷が高いから? それともビジネスやファーストはお肉が出るのかな?
今食べたばかりの前菜のサーモンとかぶるので、ベジタリアンメニューのマッシュルームペンネを選択して白ワインも注文。クリームペンネは肉代わりのナッツの歯ざわりもよく、美味しかった。
デザートのチョコレートケーキは中身がとろっと出ては来なかったが、行きのデザート同様、味は絶品だった。 -
食事を終えると東欧を過ぎていた。外は真っ暗で、知らない中央アジアの地名ばかりなので、洗顔してしばし睡眠の準備。
歯ブラシを捜してエコノミーの機内を3周したり、ベルトサインが点いて用を済ませるのに時間がかかったりしたけれど、ずっと黒海の上を飛んでいた。
飛行時間が短いので夜食のスープとサンドイッチのサービスは無かった。か、寝てて気づかなかった。
余り眠っていないのに、ふと目覚めて見えた、よその席の画面のサマルカンド、トルファン等のエキゾチックな地名につられて思わずパチリ。 -
最近の画面は夜景モードにもできる。砂漠の上は殆ど真っ暗。もうすぐ中国上空。
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回転させると今回の旅行で回ったモロッコも見られた。
ジブラルタル海峡の下の灯がタンジェ、その西の海岸線沿いに連なるのが首都ラバトからカサブランカ、その南西の内陸部でひときわ明るいのがマラケシュ。 -
到着2時間前の朝食が待ち切れずに、果物が少ない朝食用にパリから持ち込んだアサイボールを。
中にはバナナやヨーグルトが入っていて、上には青林檎のせん切りも。何と言っても決め手はモロッコを思い出させる散らしたザクロ。
行きで学習したのでちゃんと朝食用のトマトジュースも確保し、夜食用のチョコレートマドレーヌとチョコレートトリュフも。帰国後の夕食のデザートとして美味しかった。 -
ボックスミールで唯一加熱されたのがベーコンエッグサンドイッチ。その他はミックスフルーツ、オレンジジュース、果糖の飲むヨーグルト、パンには普段しないバターと苺ジャムをタップリ載せて。
温かい飲物は行きと同じくショコラを゙。やっぱり甘かった。
紙に入ったカトラリーも環境を意識して木製、日本発と違い、ジュースのストロー迄木製だったが、プラスチックの癖で斜めの方からだとうまく挿さらない。単位面積当たりの力がより加わるように円筒形の方から挿すのが正解。 -
朝食中に南下してると思ったら北朝鮮を避ける為。
ボックスと紙ゴミを回収して、韓国上空や福岡を右手に見ながら日本海を通って、あっという間にHNDに到着。
こちらが中央アジアを東に飛んだ帰りのコース。偏西風に乗って行きよりも短い12時間半。
行きも北東ー南東とずっと東向きに飛んでいたから、北半球上空を世界一周したことに。 -
最新型だと最終進入から着陸迄機外カメラで見られた。着陸直前はパイロットアイの高度表示に切り替えたので写真はここ迄。
16日昼のHND到着後はVisit Japanに事前登録していたのでスムーズに通関迄済ませた。あまりスムーズ過ぎて出口を出る寸前で荷物を受け取っていないことに気付いた! うっかり出ていたら荷物を受け取るのに大事だった筈。
プレミアムエコノミーだったので手荷物はすぐ出て来たが、QRコードによる通関はできず、手書きで通関書類を書く羽目に。
次にこれは忘れず、下調べしておいた京急乗場の近くでWifiの返却を。ホテルのWifiを使ってあまり使用量の多くない日もあったが、自分でWifiを携帯しているという安心感は何物にも替え難かった。羽田空港(東京国際空港) 空港
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これは帰国翌朝の17日の朝食。持ち帰ったモロッコパンにバターと手製のブルーベリージャムを載せてミントティーと共に。
ここで一旦今回の旅行の総括。
モロッコはフランスからだと3時間位の飛行で、日本から台湾に飛ぶような感じだった。
日本ではとにかく最新情報が少なく、色々と心配したが、結果は意外と計画通りに旅行できて充実した旅だった。
1 治安
モロッコは安定した王国で治安は良かった。
駅、観光施設、大きなショッピングセンター等には何人も警備員が配置されていた。
タンジェも港町で少し危ないという記事を読んで心配していたが、観光客が多い時間帯とエリアを選べば問題無かった。
2 交通
ベトナム程ではないが、道路横断には注意が必要。自動車の走行も街中とタンジェーシャウエン間では問題無かった。
ベトナムで使ったタクシーアプリが重宝したので、中近東でも使えるCareemカリームを入れて行って助かった。日本で連携させた筈のクレジットカードが使えず、マラケシュやタクシーの集まる駅周辺でも使えないが、相場がわかるのでタクシーとの値段交渉の際に参考にできた。
鉄道は定時発、早着で定時性が高かった。モロッコのTGV Al boraqアルボラックの発着駅は近代化されていて利便性も高かった。
安全性を考えてすべて1等車にしたが、日本のグリーン車と普通車の差程度だったので、2等車でも大丈夫だと思われた。
3 言語
公用語はアラビア語とフランス語だが、ホテルのフロントではすべて英語が通じた。大きなレストランや観光客向けの商店も同様。他のスタッフは仏語しか通じないことも多く、タクシーやカリームの運転手は英語か仏語のどちらかしか通じなかった。旧スペイン領でも同様だった。
自称仏検3級程度で十分だったが、会話の度に辞書やアプリを使うのでは厳しいかも。値段交渉したり、会話についていく中で、殆ど調べる暇も無かった。
4 支払い
下調べ通り制限区域を出た所の両替商での両替で問題無かった。不足分は銀行のATMで下ろしたが、やはり週末を避けて早目に下ろしたのが正解だった。
カードが取り込まれても対応できるように、行員のいるATMで行員のいる時間帯に下ろす方が手数料が高くても安心できた。
英語が通じるような鉄道駅、大きなレストランや観光客向けの商店ではクレジットカードも使用できた。携帯用の非接触型端末で目の前で精算してくれるので、清潔で安心できた。
チップは欧米程ではない印象で、相場だけ抑えておいて、迷った時は周りの人が払っているかどうかで決めてもいいかと思った。
5 服装
モスクではスカーフ必須との情報だったが、着用していない女性観光客が多かった。服装も長袖に長ズボンとあったが、特に暑いマラケシュではリゾート風の女性も多かった。
準備期間中は27℃だったマラケシュの予想気温が出発前に30℃超えになり、半袖を入れ直したり、袖無しを追加したりしたが、両方共持って行ってよかった!
逆にCDGやHND到着時は持込手荷物に入れておいたマフラーがあって助かった。
出発した11月初旬は異常に暑かったが、帰国後のFUK到着時の気温は10℃以下。手土産はワイン以外すべて預けて、持込手荷物に入れておいたセーター等の衣類をコートの下に機内で着込んで対応した。
6 その他
乾燥に注意ということで、のど飴も持って行ったが、ずっとマスクをしていたら不要だった。
就寝時も機内で貰ったマスクを濡らして顔を覆って寝ると快調だった。
帰りの機内で新しいのを貰おうと処分して乗ったら、CDG発でのマスクの搭載は無かった。
爪は出発前日に切って出たが、旅行中に伸びて、乾燥やアルコールティッシュで頻繁に手を拭く間に爪がボロボロになり、剥がれかかって悲惨だった。
爪切りかネイルケア製品は必需品! -
16日のHND/FUKのチケットは到着ロビーからJALの国内線予約に電話して簡単にキャンセルできた。
18日はマイルで入手した航空券を持ってHNDの国内線ターミナルへ。
最近は自動手荷物預け機が前面に並んでいるが、お土産のお菓子類も預けたかったので、一番端の手荷物預かりカウンターへ。破損しやすいお菓子の袋は通い箱に入れて貰えた。 -
FUKに着いた時もこんな感じで無事だった。
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保安検査場も混んでいなかったので、ゲートで和食弁当を買って食べ始めた。搭乗開始が間近かなと思っていたら、到着遅れとかで10分遅れたのでゆっくり食事ができた。
そう言えばさっき見た表示板、九州行きは軒並み遅れていたような。 -
実はこの日は寒気を伴った低気圧が九州を通過して朝方は雹が降ったりしたらしい。
FUKも大荒れで、通常の北風の時に市街地の上を飛ぶ有視界進入ができず、遠回りをする計器進入方式だったので、CAによると10機位待機していたとのこと。
熟睡していて着陸前に目覚めたら、確かに佐賀県の上を飛んでる! と思って撮ったのがこの1枚。撮ったらすぐドンとタッチダウン接地した。
よく見ると山口県の豊田ポイント上空で2周りもホールディング旋回待機していた。福岡空港 空港
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お蔭で私の乗ったJAL323は40分、その他の到着便も軒並み大幅に遅れていた。
日本にいると何でも効率的でスムーズに物事が進むのに慣れてしまっているが、国外に出るとそうならないことも多い。
今回は2月前の時点で日程を1日前倒ししたので余裕ができたが、臨機応変に対応できるよう、ゆとりある日程が重要だと実感した。
モロッコに関して言えばある程度仏語が話せるといいが、シニアにとっては語学力より前にコミュニケーション能力が重要。
年齢のせいか、最近は日本でも話半分に聞いていたり、自分のいいように解釈したりすることがなかったか?
仏語はあまり話せないので、逆に相手の話すことに真剣に耳を傾けることができた気がする。
とにかく沢山歩いて、沢山食べて、沢山撮って、沢山話した旅だった。
毎日1万5千~2万歩歩き、タンジェやシャウエンの坂道も踏破し、タンジェの灯台やマラケシュの秘密の公園の塔にも登った。
毎日の軽い筋トレと踏み台昇降、隔日のスクワットだけだが、この普段の運動でもまだまだ旅行に耐えられる体力を維持できていたと安心できた。
そしてその体力を支えるのは何と言っても消化力。
心残りの無いようにと色々なメニューを食べて来たが、食とは観光の重要な要素であり、文化を理解する一端でもある。
他にも語り尽くせない思いは色々とあるが、私は2度と訪れないかもしれないモロッコ。
たとえCO2を沢山排出することになろうとも、シニアだけでなく若者にも、未知への好奇心と五感で感じる感受性と十分な体力とコミュニケーション能力で旅して欲しい。
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