2023/10/02 - 2023/10/12
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ST&G-旅に恋するウミガメさん
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この旅行記で紹介するのは、1968年に旧科学技術庁宇宙開発推進本部の沖縄電波追跡所として発足した『沖縄宇宙通信所』。
前回は深海の事が知りたくてGODACを訪れましたが、今回は宇宙の事を学ぼうとJAXAの施設を訪れました。
大人も子どもも楽しめる施設。
宇宙飛行士になったり、シミュレーションゲームに挑戦したり…。
またリアルタイムの地球の様子なども確認することが出来ます。
パネル展示も充実していますが、人工衛星やロケットの模型も非常に良く出来ていますので、そちらもじっくりご覧になってください。
小学生の『自由研究の題材探し』にも、きっと役立つと思いますよ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
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はいたい!
この日私たちが向かったのは、沖縄にあるJAXAの施設。 -
ナビの案内で進むも道幅は狭くアップダウンも多いので、「本当にこの道で合ってるの?」と不安になりながら、ナビの地図とスマホの地図を睨めっこしていました。
この白い球体の手前にあったパラボラアンテナを見逃し、巨大サッカーボールのようなものもガスタンクと勘違い。
更にこの辺りでナビの案内も終わり、あらら…。 -
ガスタンクの後ろにもう一つガスタンク。
しかし、ガスタンクにしては形が違うような気もします。
確かこれと良く似た白い球体を何処かで見た記憶があるのですが、何処だったかしら。
不安になりながらも直進。 -
宇宙やJAXAの文字が出てきた時は、正直ホッとしました。
こちらが目的地に設定した『国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 沖縄宇宙通信所』。
ここでは、人工衛星の追跡と管制の業務を行っています。沖縄宇宙通信所 美術館・博物館
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ドライブ中に見えたサッカーボールのようなものは『レドーム』と呼ばれているものですが、駐車場のすぐ横にこの球体がありますので、是非見てくださいね。
これが何かは、後程紹介します。 -
無料見学コースの入り口はこちら。
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では早速中に入ってみましょう。
9名までは予約無しで入れますが、10名以上は10日前までに予約が必要。
詳しくはJAXAのサイトでご確認ください。
https://fanfun.jaxa.jp/visit/okinawa/ -
受付でいただいたパラボラアンテナのカード。
格好良いなー。
これは絶対に実物を見なくては…。 -
JAXAの事業所/施設が描かれた楽しいイラスト。
人々の様子だけでなくロケットや人工衛星なども描かれていましたが、テーブルで一部が隠れていたのはちょっぴり残念でした。 -
通信衛星や地球観測衛星などの模型。
細部まで良く出来ていたので、リアルでしたよ。 -
長年私はJAXAをジャクサと言っていましたが、ここのビデオで流れていたのは地球見守隊ジャクサ―。JAXAの言い方を間違って覚えていたのかと家人に「ジャクサって本当はジャクサ―だったのね」と呟いたら、一言「あほか!」と言われてしまいました。
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見間違いかと思いもう一度ビデオを見たのですが、何度見ても「ジャクサ」の後に「ー」が付いているジャクサ―。
地球見守隊ということで〇〇レンジャーとジャクサを掛け合わせてジャクサ―にしたのか、それともゴーヤをゴーヤーと言う沖縄を意識してジャクサ―にしたのかは分かりませんが、ジャクサ―の響きが良い感じです(笑)。 -
今度は気象衛星「ひまわり8号」が取得したリアルタイム画像。
沖縄出発直前にまた台風が発生しそうだというのは聞いていたのですが、それが四角の部分です。 -
日本の固体燃料ロケット『イプシロンロケット』。
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この展示からも分かるように、情報量がとても多い沖縄通信所。
大人向けのものもありますが、子どもたちに伝えたい内容のものには漢字に振り仮名が付けられています。 -
宇宙飛行士になるための条件。
その中には、『美しい日本語』も含まれていますよ。 -
通路も展示スペース。
今度は隣の部屋に入ってみましょう。 -
旅行記の初めに紹介した白い球体は『レドーム』。
巨大サッカーボールのようなレドームの中には、観測用のアンテナが入っているようです。
それを確認出来るのがこちらのコーナー。
「そう言えば…!」と思い出したのが、那覇空港のレドームでした。
那覇空港統合庁舎屋上のレドームの中に入っているのは、空港気象ドップラーレーダー。
あーっ、スッキリ!
画像左に展示してあるのは実寸大の実験用衛星放送ゆり(BS)の模型ですが、大きさは同じでも実際の重さは約350キロ。 -
大きさが分かるように置かれている模型人形(画像左下)。
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今度は黒ではなく白ですが、かぐやだけでなく他の人工衛星やロケットの模型にもこのような模型人形が置いてあります。
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こちらは世界の主なロケットのコーナー。
オレンジ色のロケットの横には作業服の男性(模型人形)がいたり、ロケット内部の様子も確認できるように工夫してありますが、感心するくらい細かい部分まで再現されています。 -
旧NASDA/ISAS時代から発行されてきたスペースカバー。
封筒にはロゴや切手、また打ち上げが成功した日の消印などが残されていますよ。 -
デザインも浮世絵風の絵だったり現代風のものなどいろいろ。
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右はアメリカのスペースカバー。
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今度は宇宙情報ルームに入ってみましょう。
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ここでは誰もが宇宙飛行士になることが出来ます。
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勿論本物の宇宙飛行士ではありませんが、この機械を使えば宇宙服を着たポストカードを作ることができますので、皆さんも挑戦してみませんか?
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次は宇宙版ゲームにチャレンジ。
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普段ゲームをやらない私たちにとってはかなりハードルが高くて、何度やってもドッキングは失敗に終わりましたが、小学生の方が簡単にクリアしそうです。
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アンテナ vs ゴジラ。
アンテナ vs 自由の女神。
アンテナ vs ウルトラマン…。
この辺りは想像していた以上のサイズでしたが、大きいなーと感じたガンダムを見て思わず「ちっちゃ!」という言葉が出てしまいました。 -
今度はビデオルーム。
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その部屋にあったのが、日本の宇宙開発のあゆみが紹介されているパネルでした。
皆さんが生まれた年には、どのような開発が行われていましたか? -
今回紹介した沖縄宇宙通信所は、見学エリアは限られているものの情報量は盛りだくさん。
無料見学が出来る施設としては、満足度★★★★★(星5つ)。
来世があるなら、私も宇宙へ行ってみたいなー。 -
そしてこちらが、沖縄宇宙通信所でいただいたもの。
私も宇宙飛行士になれた~~~! -
レンタカーに乗り込み、帰りは4基全てのアンテナを確認しなくては…。
レドームの先に、パラボラアンテナが見えてきましたよ。 -
そのアンテナがこちら!
ウルトラマンやゴジラの像があれば楽しいだろうなと思いましたが、ここは映画のメイキングスタジオではなくJAXAの施設。
しかし両者を戦わせるのに、この場所は完璧だと思いませんか?
思わず「シュワッチ」と「ガオーッ」が木々をなぎ倒している光景が浮かびました。 -
そして4基目のパラボラアンテナ。
何故行きはこんなに大きな物を見逃したのかと思いますが、帰りはしっかり確認が出来て大満足!
時間があれば皆さんも、是非沖縄宇宙通信所に行ってくださいね。
本当に素晴らしいですよ。
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