松本城とはかり資料館見学の後　今夜のお宿　美ヶ原温泉　翔峰へ

2022/10/28 - 2022/11/02

松本城、はかり資料館を見学します。
はかり資料館のある中町は　昔の佇まいが残る白壁の街並みでした。

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

浅間温泉から松本城は坂を下りるとすぐ15分ほどで駐車場に着きました。

学生の頃　夏合宿は毎年信州。
帰りは松本から夜行列車に乗って大阪に帰っていました。

夕方は松本でお蕎麦を食べたりして
集合時間まで過ごしていましたが
松本城の敷地内に入ったことはなかったので
今回が初めてです。

国宝　松本城

天守の築造年代は文禄2～3（1593～4）年と考えられ、

五重六階の天守が現存している日本最古の城です。

お城の中に入るには入場券700円を払ってはいりますが

日曜日だったせいか　この長蛇の列！

気候のいい時だからよかったですが　軽く1時間は並びました。

お城の中では　滅茶苦茶　急な階段を登らなくてはならず
もう写真なんて撮っている余裕なんてなし

なんとか上まで登り切って　見下ろした風景

ここは子供やお年寄りは登り切れないお城だわ。

こういうところを鎧兜をつけた武士たちが登ったり下りたりしていたのでしょうか？

松本城の前で自撮り棒で記念撮影

この頃は自撮り棒　よく使っていたなあ～
この頃　全然使ってないわ

蔵のある町「中町」にある「はかり資料館」にやってきました。



今回の旅は　ここを訪ねるのが第一の目的です。

松本市はかり資料館の前身は明治35年（1902年）に度量衡専門店として創業し、

蚕糸業が盛んであった長野県中南信地方を基盤に昭和61年まで営業を続けた

竹内度量衡店です。

資料と建物を松本市が譲り受け、はかりの資料館として平成元年に開館しました。

昔のはかりの展示や資料など約1300点を収蔵されているようです。

昔の分銅

ロバーバル機構

計量士の国家試験を受けるとき
よくこの勉強したわ。

これは江戸時代の両替商の絵です。



時代劇にもよく出てきますね。



朝ドラの「朝がきた」にも　主人公あさの嫁ぎ先が両替商でしたね。



銀貨は重さによって価値が異なる秤量貨幣だったため、

流通のつど重さを調べてから取引しました。

その時の分銅がこれです。



両替用の天秤と分銅は両替商を象徴する道具でした。

今でも　地図上で銀行を示すマークとして分銅の形が使われていますよね。



分銅は、「正確」「正直」「信頼」の象徴であり、

社章にこの形を使っている会社もあります。



塩野義製薬もこの分銅の形をシンボルマークに使っています。

はかり資料館の裏庭



「なまこ壁」が綺麗です。

この中町は明治21年（1888年）の大火によって町屋の大半を焼失してしまい、

その教訓から耐火性の高い土蔵造りの建物が相次いで建てられ、

白黒のなまこ壁が独特の雰囲気を醸し出す街が生まれました。

このあたりは　「蔵のある街」として　民芸や工芸の店が軒を連ねる新しい街づくりが
すすめられているようで　観光客もそこそこ通っていましたよ。

「あ！　ここや！」と叫んで車を止めたパパびっくり

ここは　合宿の帰りの夜行電車に乗る前に　みんなで行ったお風呂屋さんなんですって。
2階に広い休憩室があったようです。
今でもあるのかな？


40年以上も前のことなんですよ。
よく残っていましたね。


では　今夜のお宿　美ヶ原温泉　翔峰に向かいます。

長野旅行3泊目のお宿は松本城から12分ほどの
美ヶ原温泉　翔峰

美ヶ原温泉の高台に位置し、95室全てのお部屋からは北アルプスと
城下町を一望できます。

このホテルはホテルのHPからの予約の方がお得でした。

お部屋の変更も電話で対応していただけました。



お宿を決める時は　一休や楽天、じゃらんなど旅行サイトを使うことが

多いのですが、HPからの予約だと　狙っていたお部屋に空きがでて

そちらに変更したい時など　直接ホテルに連絡して交渉できるのがいいですね。



旅行サイトからの予約だと　新しく予約を取り直さなくてはいけなくて

以前予約した金額より高くなっている場合が多いです。

最初は　西の館　温泉展望風呂付きツイン（３６㎡）を予約していたのですが

宿泊日数日前に　中央殿　温泉露天風呂リビング付き和洋室（７０㎡）に

空きがでたので　そちらに変更していただきました。

ロビーラウンジ



まだ　コロナ禍だったので　椅子はフロントの方にむけて

間隔をあけて並べられていたようですね。

ハロウィンの時期でしたので　この真ん中のかぼちゃの重さをあてるクイズに

挑戦してきました。

チェックインの3時より早い時間に着いてしまったんですが

すぐにお部屋に案内していただけました。

和室とリビング

大きな窓からは　北アルプスの峰々と松本市内が一望できます。

民芸調の金具がついたクローゼットはクローゼットと言うより箪笥といった趣きですね。

和室のお部屋によく合っています。

タオル類、浴衣と丹前が入っていました。

リビング横のブラインドを下ろしてあるところは脱衣室

そして　展望温泉風呂です。



洗い場も　ここにありますね。

お風呂の奥に寝室があります。



お風呂に入る時はブラインドを閉めれますよ。

玄関入って左手の洗面所の奥に　内風呂もありました。



このお部屋は2017年4月15日リニューアルと書いてあったし、

前のお部屋の名残なのかな？

入口入ってすぐ右手に冷蔵庫、お水、ポット、お茶セット

こちらには　しいたけ茶　緑茶などのお茶セット

リビングには　珈琲セットがおいてあり
湯沸かしポットがこちらにもありますね。
コーヒーは豆を挽いて入れるスタイルでした。

まずは緑茶をいれて　お菓子をいただいて　ほっと一息です


では　もしよろしければ　パパの撮った動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=JGT6F1AyX6s

翔峰は「感動の温泉宿」というコンセプトで
趣き異なる7つの温泉で湯めぐりが出来るようになっています。

まずは　6：00~24：00に入れる大浴場の方に行ってみました。

素敵なパウダールームがありますね。

でも　こちらの大浴場は朝から深夜まで入れるということで
日帰り入浴の方もいらしたのか　先客があるようだったので
入るのをやめました。

また　トコトコ歩いて（ホテルが広いので　結構歩きます）
　15:00~24:00まで入れる展望浴場「美しの湯」にやってきました。

こちらは男女入れ替え制になっており　
女性が15：00～24：00　男性が6:00～10：30

15時ちょうどだったため　1番乗りです。

展望内湯

展望露天風呂



アルプスの山々や松本城下の街並みを絶好のロケーションから

眺めることができる　とっても気持ちのいい露天風呂でした。



夜はキラキラ光る街の灯りを見下ろして入ることができます。

もちろん　晴れていれば満天の星空も望めるのでしょう。

湯上り処で　冷たいお水をいただいて　お部屋に帰りました。

お部屋の温泉に入っていたパパも誘って

1階のテラスに出て　日の入りの時間を過ごしましょう。

パパ撮影　北アルプスの夕暮れ

夜になると　ランプの中に灯がともります。

17時半から　若女将の日本茶体験会があるというので
行ってみましょう。

若女将はオランダ出身の来日6年目。
2022年4月より翔峰の若女将に就任。

若旦那と結婚して若女将になったのかな？と思ったら
そうではないようです

ノエルさん　準備されていますね。

カウンターを囲んで8人にお客様が座れるようになっています。

人数分の茶葉を天秤で分銅を使って計っていますね。

ノエルさんは　もちろん日本語が上手で　お話もはずみました。



私達がオランダに旅行した時　訪れたライデン大学の日本語学科で
学ばれたそうです。日本のこんなところで　ライデン大学の卒業生に
会うなんて・・びっくりです。

ノエルさんも　びっくりされていましたよ

羊羹をいただいて

丁寧に煎れていただいたお茶をご馳走になりました。



日本に興味を持って　日本の文化を理解しようとしてくださっている

ノエルさんにお会いできて　ほんと嬉しかったです。

今も　翔峰でがんばっておられるでしょうか？

もう1年も前の旅行記なので　その後　ノエルさんのお茶のおもてなしを
書いた旅行記とかが　ないし　HPにも記載がないので・・・・

オランダに帰国されたのかな？

それとも　違うところで働いていらっしゃるのかな？


今　翔峰のHPのお知らせ欄で　
「ノエルさんは「新しいステージ」に旅たつことが決まりました」
と記載を見つけました。

また　どこかでお会いすることができたら嬉しいなと思います。


では　18時から夕食の予約をしていますので

お食事処にいきましょう。

夕食は食彩「上高地」での会席料理にしました。

こちらは全室個室タイプになっています。

が、隣のおばちゃんグループの会話が筒抜けで・・・

4人ぐらいのグループだと思うのですが
主にお一人の方がしゃべってて　そちらに耳ダンボになっちゃった

お品書きです。

食前酒は　花梨ノンアルコールカクテル

先附　

南瓜豆腐　海老酒煎り　蛇の目大根　花穂　グリーントマト

山葵　美味出汁

造里
安曇野産アルプスサーモン炙り　中とろ重ね　鯛　はす芋　妻物一式

鍋物　　山辺ワインすきしゃぶ
信州牛薄切り　打ち野菜　春菊　松代茸　厚揚げ　紅葉麩　

台の物

帆立と海老香草バター陶板焼き

権茸　青味　インカの目覚め　べっ甲餡

口直し
水わらび餅　黒豆蜜煮　林檎ジャム　クコの実

揚物　

穴子信州巻き　菊菜白扇　エリンギ雲丹揚げ　赤卸し　蕎麦出汁つゆ



食事

鮭ときのこの炊き込みご飯　　信州宇味噌仕立て　焼き茄子　鶏そぼろ

三つ葉　香の物

水菓子　小豆シナモンロール　果物



信州産のブランド食材を丁寧に調理されたご馳走をいただきました。

松本市街のキラキラ光る街の灯り　

おやすみなさ～い

おはようございます。

松本の街は朝霧で覆われています。

朝焼けの北アルプスをながめながら　朝風呂にはいりましょう。

下に見えるのは足湯ですね。

朝食はビュッフェです。



窓側の席に案内して下さいました。

のっけ丼のコーナーですね。

しらす　明太子　いかおくら　とろろ　など

万能ねぎ　とりとぼろ　人参甘酢和え　ほうれん草　など



御飯の上に乗っけるんですね。

　エビフライにトンカツかな？



朝から揚げ物はパスです

スクランブルエッグに筑前煮

ウィンナーにベーコン

信州の恵みに「おごっつぉ」

「おごっつぉ」って　「ご馳走」　って意味なのかなと思って
AIチャット君で調べたら
「ありがとう」って意味なんですね。

こういうちょっとした調べ物は　ラインのAIチャット君が便利だわ

地元の農家さんの野菜が並ぶコーナー

桶の中に氷をいれて　野菜を冷やしてあるんですね。



桶を使うなんて演出は初めてだわ

信州そばのコーナー

鮭の塩焼き　豆腐ハンバーグ　シェフがその場で焼いて下さるフレンチトースト

パンもたくさん種類ありましたよ。写真は一部です。

デザートコーナー

ほんとにたくさん種類がある中で

私がとってきた第1段はこちらです。

のっけ丼が美味しかった～

朝から　そんなにいっぱいは食べれないんですが

沢山の種類のお料理を目で楽しませていただきました。

１０月３１日　パパの誕生日のお天気です。

ハロウィンの日がお誕生日だなんてね・・・

もう1日遅くて11月1日だったら「計量記念日」なのに・・・

松本　諏訪　軽井沢って　こういう位置関係なのね。

「松本市街地に雲海」　と朝ドラ前の天気予報でも言ってました。

コーヒー豆をガリガリ挽いてます。

お宿から　お酒と夕食時に写してくださった写真とカードを

いただきました。

あはは　ハロウィン提灯　かわいい


今回の宿泊費

翔峰　一休の予約から翔峰に電話して直接予約に変更

中央殿温泉露天風呂（70㎡）リビング付き和洋室

宿泊費　\55000

会員割引▲\2750

県民special割　▲\10000

入湯税\300

西の館　温泉露天風呂付きツインからのグレードアップ費　@4400×2=\8800

合計\51350



今　思い出したら　直接翔峰HPから予約したのではなくて

お部屋をグレードアップしたい旨を電話で相談して　翔峰さん直接予約に

プラスグレードアップ費だけで変更してもらったんでした。

会員割引って言うのは一休の会員割引です。



チェックアウトした後は松本でツルヤスーパーでお買い物をして

諏訪湖に向かいます。



お付き合いいただきありがとうございます。