2023/11/18 - 2023/11/19
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jh2fxvさん
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強風で大幅予定変更した三浦半島でしたが、2日目の『浦賀ドック』は予定通り訪問。
浦賀ドックは通常は一般公開していませんが、イベントやNPOガイド付きの予約見学ツアーでのみ見ることができます。
横浜ランドマークタワー直下のみなとみらいにも『ドックヤードガーデン』が残されていますが、浦賀は世界で5基(もう1基は日本にあり、水没しているので現存では4基)しかない非常に珍しいレンガ積みのドック、日本では浦賀だけなんです。
見学ツアー概要
開催日:毎月第1日曜日、第3日曜日
申込締切日:開催日の2週前月曜日
参加費:500円/人(保険加入費)
定員:50名(先着順)
ガイド時間:約1時間30分
集合時刻:AM9:30集合、到着順に班形成(8~10人/班)して出発
集合場所:浦賀ドック正門前(浦賀駅から徒歩10分)
コース:通常入れないドック底まで案内~浦賀郷土資料館
浦賀ドックHP
https://www.wakuwaku-yokosuka.jp/uragarengadock.php
『浦賀ドック』見学ツアー
http://yokosuka.kankoh-guide.com/uraga-dokku-hp/uraga-dokku-guide.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京急本線終点の『浦賀駅』に到着。
改札前では開国のまち浦賀へようこそ!!がお出迎え。浦賀駅 駅
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『浦賀駅』出口。
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駅前の道路向こう側にもドックらしき工場建屋があるわ。
ここで、船のドック(DOCK) ・・・ドッグ(Dog-犬)ではないので・・・(^^ゞ -
浦賀と言えばペルー、開国のまちですね。
伊豆の下田と頭が混乱しますが・・・(^^ゞ -
『浦賀ドック』正面入口に9:30までに集合、駅からは徒歩10分程度です。
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1853年浦賀に黒船・・・170年前ですね。
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それでは、ドックに向かっててくてく歩きます。
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工場建屋の壁面には浦賀の歴史を物語る展示が・・・
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絵とともに解説付いてます。
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来年新しい壱万円札に登場する渋沢栄一もおりますわ。
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この道路の歩道・・・
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よく見るとフェンスの代わりが港の船を係留するボラードですわ。
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信号機の横にある街灯もヨットをデザインしてる!
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青空に映え映えの街灯もヨットか帆船イメージだわ。
旅行してると街灯にその土地をイメージしたデザインを施しているものが多いですね。 -
これは名物か?(笑)
浦賀いなり グルメ・レストラン
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そして『浦賀ドック』正門前に到着。
咸臨丸フェスタ 祭り・イベント
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ここは浦賀四丁目のようです。
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正門横の壁にドックの歴史がある。
内容は1854年に、浦賀で中島三郎助らにより日本最初の洋式軍艦である『鳳凰丸』を建造。
1897(明治30)年、『浦賀船渠株式会社』創設、2年後ドライドックを建造。
会社は、『浦賀重工業』を経て『住友重機械工業』となり、2003(平成15)年3月に閉鎖されるまでの約100年間に1000隻以上の船を建造・修理した造船所となり、2021(令和3)年3月に『住友重機械工業』から市にドライドックを寄附したもの。 -
正門前には一目で分かる、赤のブルゾンを着たNPOのガイドさんたちが集合していました。
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9:10くらいに順番に受付を済ませ、jh2fxvは一番早い1班でスタート。
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本日の見学メニューはこんな感じ。
所要時間は1時間半くらい。 -
『浦賀レンガドック』のクレーンモニュメントとバス停。
記念撮影用なのかな? -
敷地内にあった『URAGA DOCK HOUSE』
イベント用のスペースなのか、コンテナを改造してます。 -
大型クレーンは解体されてしまっているが、唯一このジフクレーン1機のみ現存しています。
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浦賀船渠(せんきょ=ドック)昭和20年6月とあります。
1945年なので90年近く前ですね。 -
この足元の線路でドックを移動します。
線路を整備したのは旧国鉄(現JR)とのこと。 -
そしていよいよ『浦賀ドック』
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ガイドの人の後ろにあるのがドックです。
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後ほどこの中にも入ります。
浦賀ドック 名所・史跡
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これはドック内の水を汲み上げるポンプ。
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イチオシ
ドックの先には浦賀の海が青空に映え映え!
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接岸していたのは船体に『キャプテンペリー』と書かれた観光遊覧船。
黒船模してますね。 -
そしてドックの周りを歩き、橋を渡ります。
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ドックに架けられた通路のような橋から見下ろすドック内。
長さ180.3m、幅25.7m 深さ底中央 10.9mという規模です。 -
この黄色い四角の中央に白い糸が上下に張ってありますが、このラインの中央に船が来るようにするらしい。
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世界に5基のドックのうち日本には2基あって同じ浦賀湾内の『川間ドック』もレンガ造りですが、ゲートが撤去されており海中に水没しているため、現存には該当しないそう。
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さっき渡ってきた黄色い柵の付いた橋はあんな感じ。
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渡った反対側にあったのは以前あった老朽化したクレーンを解体した残骸。
かなり巨大なクレーンだったらしいが、老朽化で倒壊の恐れがあったとのことで解体されたらしい。 -
そしてドック中央付近の階段からいよいよドック底へ・・・
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高さでは6階建てくらいになるんで上から眺めるとちょっと高い。
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ドック側面は階段状になってます。
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底面を上から見下ろす。
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側面はレンガ積みです。
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そして線路も敷かれています。
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底面到着、ビルで言うと5階くらいの高さです。
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結構広いですわ。
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このコンクリートは船を支える土台です。
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そのコンクリートの上には電車線路の枕木くらいの太さの松の木を枕木にバンドで結束して土台として船底を保護しています。
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NPOガイドさん熱弁中!
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さきほど降りてきた階段は右側の白いやつ。
津波などで相次いで造られた非常階段みたいなもんで、これは後付けで見学用に取り付けたもの。 -
本当はこのレンガ壁にある階段がもとからあったやつ。
見学前まではこの階段を降りるのかと思っていて、ここから転落やこけた場合に備えて500円(保険)かと思っていました。
実際、この高さをこの階段ではちょっと怖いわ。 -
世界現存4基のレンガ壁。
使われているレンガは200万個以上で愛知県の『根崎煉瓦合資会社(現・岡田煉瓦製造所)』が手掛けたもの、積み方は長短のレンガを交互にきれいに積むフランス積み。 -
そして船底の土台ですが・・・
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イチオシ
コンクリートに穴があいていて、そこから眺めると奥まで一直線に並んでいることがわかる。
こういう景色もなかなか見れんので皆さん撮りまくり(笑) -
ドック見学を終えて地上に上がり、隣接の『レンガドック活用センター』へ・・・
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『浦賀ドック』で使用された実物の道工具などを見られます。
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館内には・・・
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巨大なスパナやレンチ。
比較用にスマホ置いてみました。 -
昔のカタカナを使用した看板。
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船を浸水させる際に転がす鋼球、意外に小さく重さは2~3㎏くらいある。
砲丸玉をイメージしてもらえばよいかと・・・ -
巨大なマイクロメーター。
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これはレンガですね。
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『浦賀ドック』の歴史。
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ドックの竣工や『住友重機工業浦賀工場』の歴史。
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ペリー来航や『浦賀奉行所』の歴史。
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そして再びドック前へ・・・
ここは記念撮影スポット。 -
反対側にも船の中心を確認する機器がありました。
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イチオシ
ドックを見降ろしてみる。
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別班の人たちが底面見学中。
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1班は10名程度で周ります。
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これで見納め!
あ~はるばる泊まりで三浦半島まで見に来て良かった。 -
ドック敷地を出て道路へ出ます。
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道路向かいの広大な敷地が『浦賀ドック』
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この建物はドックが稼働していた時の酒屋『吉田安太郎商店』
労働者の呑み屋だったらしい。 -
そして住宅を10分ほど歩くと・・・
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『浦賀コミュニティセンター分館(郷土資料館)』に到着。
浦賀コミュニティセンター分館 (郷土資料館) 美術館・博物館
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小高い丘にあって標高はこんなもん。
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ここには・・・
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入口が『浦賀奉行所』ですわ。
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浦賀の歴史に関わるものが保存展示されています。
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100年間の浦賀ドックの歴史の締めくくり。
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ドックで造られた船の一覧。
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『浦賀コミュニティセンター』で解散。
約1時間半くらいの見学ツアーでした。 -
本日は貴重な『浦賀ドック』を見れてなかなか良かったです。
今回強風で中止した三浦半島巡りは改めていくことにします。
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