2023/11/01 - 2023/11/01
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amstrobryさん
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11月に入り、まだまだ季節外れの暖かい日が続いていたが、秋は徐々に深まってきていた。秋らしい景色といえばすすきもその一つ。東京近郊では箱根や伊豆などに名所があるが、見ごろは10月頃らしく過ぎてしまっていた。
関西地方に見どころはないか探していたところ、奈良県の曽爾高原が有名らしい。公共交通でアクセスでき日帰りも何とかできそうだったので、秋らしい景色を求め旅に出た。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
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曽爾高原を日帰りするには東京からだと品川6時発の始発に乗車する必要があった。
まずは京都まで。自由席に乗車したが、名古屋まではゆったりとしていた。品川駅 駅
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京都からは近鉄に乗り換え。ダイヤ上8分の乗り換え時間だったが、新幹線が3分ほど遅れ、乗り継ぎ時間は厳しかった。
近鉄特急に乗車したが、チケットレスで事前予約しており、乗車券はICカード利用のため、切符を買う時間が省けたのは大きい。京都駅 駅
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近鉄特急で名張下車。曽爾高原へのバスの乗り継ぎは9分だったが、こちらも3分くらい遅れていたが、無事にバスに乗車し、始発からのあわただしいスケジュールをすべてクリアし、無事に目的地に向かう。
名張駅 駅
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バスの乗車時間は47分。曾爾高原に直接向かうバスは平日1本、土休日2本できわめて厳しい(太良路というバス停で下車すれば曾爾高原へは約4キロ。本数は5本に増える)。
名張の市街地を抜けると、標高を上げダム湖や渓谷、村の集落を走行していった。青蓮寺ダム 名所・史跡
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ほぼ時間通りに曽爾高原バス停に到着した。平日ながらバスは座席がすべて埋まるくらいの乗車で盛況だった。
ここからすすきのある場所へはゆるやかな上り坂を約15分くらい歩く必要がある。 -
バス停から歩くとススキが見事な開けた場所に出た。散策路があるので、これに沿って進んでいく。
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関東近郊でも伊豆や箱根あたりでみられるススキの群落だが、晴れた天気で開放感のある景色はいい。
曽爾高原 自然・景勝地
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散策路を奥に進んでいくと池があった。お亀池という。
池の周りにも散策路が設けられているが、これは後で。まずは丘の上に登っていく。 -
曽根高原はススキのある遊歩道を歩くのと、丘の稜線に上がってからの景色を楽しむことができる。今回は稜線に上がり、さらに登山道を進んで倶留尊山山頂までを往復するルートを組んだ。
まずは尾根までの階段。傾斜は急ではないので、いわゆる登山よりは楽なコース。 -
木々にさえぎられないので景色は最高。遠くまで見渡せるところがよい。
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階段を登り切り稜線上へ。亀山峠というようだ。まずは?留尊山に向かう。
緩やかに見える登山道だが、岩場で急な傾斜のところもあるので注意。 -
視界の良かった稜線上もしばらく進むと木々に覆われた登山道に。こちらも岩場の傾斜が急なところがあった。
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森を抜け、小屋わきを通ると開けた場所に出た。二本ボソというピーク。なお、ここからは私有地につき入山料500円を支払う。
傾斜が急なピークで周囲は岩場になっていた。 -
二本ボソから倶留尊山山頂をのぞむ。結構離れているうえ、登り返しもなかなかな印象。行くのをためらいそうになるが、時間はたっぷりあるのでとりあえず山頂を目指す。
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予想通りかなり下ってからの登り返しだった。傾斜も急でごつい岩場のところもあったので、慎重に進んでいった。
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無事に倶留尊山山頂に到着。木々に覆われた山頂のため、眺めはそれほどではないが、二本ボソの方向には木々があまりなく、眺望が得られた。
倶留尊山 自然・景勝地
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山頂からの眺望。正面のピークが二本ボソだと思う。
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帰りは元来た道を引き返す。こちらは樹林帯の終わりの部分。
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樹林帯を抜けると曾根高原のふもとの眺望が優れた稜線上の登山道に。
このまま稜線上を進み、ふもとに降りられるルートがある。しばらくは景色を楽しむことができる。 -
稜線上にはピークがあり、亀山という山の山頂を経由するようだ。小さいながら木に山頂標識がくくりつけてあった。
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亀山を過ぎると階段を一気にふもとまで下るコースになる。こちらの眺めも最高だった。
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ふもとに降り、最後はお亀池を一周する。開放感のある風景を満喫できた。
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関東から奈良県まで遠征しなくともみられる風景ではあるが、秋を感じながらのトレッキングを楽しむことができた。
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さて、現在時刻は13時38分。曽根高原発のバスは15時27分だが、そこまで時間はつぶせない。4キロ離れた太良路バス停から14時38分発のバスがあるので歩く。
こちらはマイカー利用者向けの駐車場。平日ながらたくさんの利用者がいた。 -
歩行者向けの道が整備されており、野生動物は心配だったが、自動車の心配なく歩くことができた。
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途中、温泉施設があり、本当は立ち寄るスケジュールを組んでいたのだが、水曜定休日にあたってしまった。
曽爾高原温泉お亀の湯 温泉
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温泉に隣接してお土産店は営業していた。ここ以外でお土産を買えそうなお店がなかったのでこちらでご当地のお土産を購入した。
曽爾高原ファームガーデン グルメ・レストラン
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バス停には14時30分くらいに到着。ほぼ時間通りにバスは到着した。
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村の集落を抜け、名張市に向かう途中は自然環境あふれる渓谷が流れていた。
香落渓 紅葉
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さて、無事に名張駅に到着。帰りの列車まで1時間ほどあったので、駅から約10分のところにある、藤堂家邸跡を見学した。
津藩藤堂家の一門で1636年から明治維新まで11代にわたり、名張に居を構えた。スタッフの方が丁寧に説明してくれ、歴史も深めることができた。名張藤堂家邸跡 名所・史跡
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名張からは近鉄特急に乗車。伊勢中川に2階建て車両を連結したビスタカーに乗り継ぎ名古屋へ。1時間30分程度の乗車。
幅広い路線網を有する近鉄は特急をうまく組み合わせて乗車すると移動効率が良い。伊勢中川駅 駅
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東京から日帰りで奈良県への旅行はあわただしいが、秋らしいススキと開放感のある景色を満喫できた。今後も新幹線等を活用し、日帰り旅行も楽しみたい。
名古屋駅 駅
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