2023/10/31 - 2023/11/06
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goemonpさん
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コロナ騒ぎが収まってから初めての台湾。
今回はこれまで行っていなかった台中市や周辺の観光地、阿里山や日月潭を回り、台北及びその周辺の行けてなかった観光地にいろいろ行く方々、台湾グルメをいろいろ楽しんで参りました。
Part3は阿里山ツアーへの参加。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日目の朝。
本日は阿里山へのオプショナルツアーへの参加。阿里山は台中から遠いので出発が早く、朝食バイキングへは一番乗りでそそくさと朝食をいただきました。1969 ブルースカイ チェックイン ホテル
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昨日も通った緑川遊歩道でのすがすがしい朝を過ごすゴエモン。右側には宮原眼科があり、ツアーの集合場所になっています。
新盛緑川水岸廊道 広場・公園
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無事ツアーに合流し、阿里山へ向けて出発。
ツアー参加者はフィリピン人、香港人、ドイツ人、ニュージーランド人とグローバルな顔ぶれ。
2時間ほどバスに揺られて最初の目的地は天長地久橋。
こちらにはなんと日本統治時代に天皇・皇后両陛下の誕生日(天長節・地久節)を祝って建造された上下二つの吊り橋があるのです。
ここは阿里山地区への入り口にあたる場所にあり、ツアー等の休憩スポットとしてにぎわっているようです。 -
大きなお寺もありました。
何らかのお祭りをやっているのか、派手な爆竹の音にびっくり。 -
こちらが皇后陛下の誕生日を祝うために作られた地久橋です。
ゴエモン「渡ることもできるよ。」 -
橋のたもとには何だかよくわからない童子の像が並んでいます。
ゴエモン「この童子は童子というよりカトちゃんみたいだな。」 -
ちょっとだけ地久橋を渡ってみましょう。
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端の中ほどから見た光景。
なかなか深い山の中です。 -
振り返ってみると、はるか山の上にあるのが天皇陛下の誕生日を祝って建設されたとされる天長橋。
渡ることもできますが、バスのトイレ休憩時間ではあそこまで行くことはとても無理なので断念しました。 -
さらにバスにのること1時間ほどで、やっと阿里山森林鉄道の阿里山駅に到着しました。
ゴエモン「長くて疲れたよ~」阿里山駅 駅
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こちらのレストランでランチ。
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店内はごく普通のローカルレストラン。
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海老、牛肉、野菜、魚など多彩な中華ランチが供されます。
右下のさじが入っているボールに入っているものはなんだかカエルの卵のようにも見えますが、実は小さな種のまわりに果肉のついているもので、ちょっと酸味のあるデザート。でも見た目が見た目なので、あまり食べる人はいませんでした。 -
ランチ後、マイクロバスに分乗してちょっとしたハイキングのできるボードウォークに移動します。
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左側に行くとボードウォーク。右側は売店や軽食の食べられる屋台。
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きちんと整備された木道が続くので、登山靴等はなくても山歩きを楽しめます。ただし高い山の中なので、台中等と比べると体感気温は数度低く、季節によっては防寒着の用意をしていったほうがよいと思います。また山の天気は変わりやすいので、できれば雨具などもあった方がいいでしょうね。
阿里山森林遊楽区 山・渓谷
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ところどころには英語と中国語で説明もあります。
ゴエモン「さすがに日本語の説明はないね。」
一部には日本語の説明もありますよ。 -
木道は整備されていますが、ところどころ勾配が急なところもあので、雨天などの時は滑ったりしないよう気をつけましょう。
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特徴的な大木には個別に説明がついているものもあります。
こちらは樹齢900年ほどになろうかという直径3メートルを超える大木。 -
実物がこちら。
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延々と続く木道を森林浴しながら歩きます。
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こんな看板を見つけると何やら心配になりますが、さすがに平日で山の中なのでそんなに人はいません。
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こちらの橋は6人制限だそうな。このくらいになるとさすがに気を付けないとまずいですね。
ゴエモン「橋が落ちたら僕だけ飛んで逃げるぞ。」 -
こんな山道みたいな区間もあります。
ツアー参加者の香港人が話しかけてきたので少し話をしたのですが、原発処理水について香港では中国政府の意向で大分否定的な報道がされているらしく、しきりに日本では誰も気にならないのかと問われました。
一応IAEAが定期的に査察をしていること、有害な放射性物質は規定値以下まで除去されていることを説明しました。この香港人はとても親切でフレンドリーな人だったのですが、なかなか漠然とした不安を取り除くのは難しそうです。
中国政府には習近平氏の面子のためでなく、科学的な根拠に基づく報道をお願いしたいものです。 -
こちらは「福徳萬古樹」という古木。
海抜2千メートル以上の高地にあることがわかる表示板。 -
こちらは「三代木」という珍しい樹木。
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一代目の木が枯死した後、その上に二代目の木が育ち、さらに二代目が枯死した後、三代目の木がその上に育ったというものです。
ゴエモン「不思議な光景だなあ。樹木の生命力の強さを感じるね。」 -
三代木の後ろに立っているオレンジ色の建物はなんと小学校でした。
こんな山奥ですが、なかなかきれいな学校です。 -
阿里山博物館という建物があったのでちょっと覗いてみました。
阿里山博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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阿里山に関する様々な展示がありますが、格別面白いものでもないので、まあ時間に余裕があったら訪れる程度でいいかもしれません。入館は無料。
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こちらは樹の精霊を祀る樹霊塔。
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そして樹霊2,300年を超えるといわれる香林神木。
一代目の神木が雷で焼けてしまったため、現在のものは2代目で、2007年に投票によって名前が付けられたそうです。 -
ゴエモン「おお巨大な樹木だな。鳥の巣が千個くらいできそうだ。」
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さらにいくと慈雲寺というお寺がありました。
説明文によると、1919年に日本人の手によって創建されたお寺なのだそうです。
ゴエモン「阿里山の山奥にも日本との縁があるんだね。」 -
今は中国風にペイントし直されていますが、まるほど建築様式などには日本の寺院との共通性があるような気がします。
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ゴエモン「おおやっと阿里山森林鉄路の神木駅にたどり着いたぞ。」
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世界三大森林鉄道の一つといわれる阿里山森林鉄路は、日本統治時代に阿里山地域の材木輸送のために建設が開始され、1908年に一部開通、1914年に現在の嘉義ー神木間の本線部分が全線開通しました。
数年前の台風による土砂崩れで線路が一部損傷し、現在は一部しか運行していませんが、復旧工事が進められているらしいので、数年後には再び嘉義から神木までのんびりした鉄道の旅を楽しめる日がやってくるかもしれません。 -
頂上付近の阿里山森林鉄道は、阿里山-神木間のごく短い区間を15分ほどかけて走る完全な観光列車として運営されています。
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こちらが阿里山鉄道の乗車券。お値段は大人百元なり。
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阿里山森林鉄路の車両が入線してきました。ごくゆっくりしたスピードです。
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車内にはなぜか桜の絵が描いてあります。
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まるでキュランダ鉄道のような光景ですね。(乗ったことはありませんが。)
ガイドの方によると、神木駅から乗車の場合、カーブの箇所でこのような綺麗な写真が撮れるのは後方車輛なので、後方の右側に乗るのがお勧めだそうです。 -
阿里山駅に戻ってきました。
ゴエモン「駅には昔使っていた木製の車両も展示されているよ。」 -
こちら阿里山駅正面。
金ぴかの文字が立派です。阿里山駅 駅
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ゴエモン「短い乗車時間だったけどアトラクション感覚でなかなか楽しかったよ。せっかく阿里山に来たのなら、ぜひ森林鉄路にも乗ってみてほしいな。」
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阿里山駅を後にして、またバスに揺られること3時間。
途中行きと同じ天長地久橋でトイレ休憩を取った他はずっとバスに乗り続けで、台中宮原眼科前にて解散。
本日の夕食は嫁が見つけてきた宮原眼科からほど近い「継光香香鶏」というファーストフードチキン店。 -
店内もまさにファーストフード店そのものです。
1階のカウンターで注文して呼び出しベルをもらい、2階の客席で出来上がるまでしばし待機。 -
チキンバーガーセットができあがりました。
今回は面倒くさかったのでバーガーセットにしてしまいましたが、ご飯や麻婆豆腐等もあるみたいです。
ただしビールはありません。
ゴエモン「残念だったね。しかしチキンバーガーとはけしからんな。」 -
チキンはKFCとはやはり違ってスパイスなど台湾風でなかなか美味しかったです。
お値段もお手頃なので財布にも優しい。
阿里山はなかなか楽しく神秘的な場所でもありましたが、台中からはやはり遠かった。天気の良しあしによってもかなり満足感に差の出るツアーでしょうね。
本日は8,700歩歩きました。通算44,800歩。
Part4では台湾最大の湖日月潭への一日ツアーに参加。
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