2023/08/23 - 2023/08/23
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nekochanさん
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急遽決めたシチリア旅行。滞在するカターニアを中心に観光します。
エトナ山はカターニアでの観光では一番人気と言ってもいいくらいの場所で、いろいろな種類のツアーがあります。天気が良さそうで帰る日直前ではない日を選んで、23日のエトナ山とタオルミナ観光ツアーに参加しました。
この旅行記はそのツアーの前半部分、エトナ山に登るところの様子です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
8月23日(水)
ホテルからもらったパンフレットで決めたEtna Tribe 社の一日ツアーの日です。
シチリアに行くのだから、そしてカターニアに行くのだから、エトナに行ってみたいと思っていました。
もとから山登りなどしたことがないわたしと夫は、ツアーでできるだけ高いところまで連れて行ってもらうしかないです。ホテルのレセプションで普通かなと思う内容のツアーに申し込みしました。一人85ユーロ。 -
これがそのパンフレット。
エトナ山のトレッキング、lava cave 溶岩洞窟に立ち寄り、オーガニックファームでローカルフードのテイスティング、Isola Bella が見られるところでストップ、タオルミナで自由時間、ホテル着という内容です。 -
8:15にピックアップで、ガイドのジュゼッペさんが来ました。
彼は運転しながらガイドをします。ホテルからはわたしたち二人とスペインのレオン出身の若いカップルが一緒でした。
ジュゼッペさんは車で少しカターニアの市内を回ってくれました。
ここはCastello Ursino ウルシーノ城です。
ウルシーノ城は、13 世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ 2 世(フェデリコ二世)によって建てられたカターニアの城、砦です。 Castrum ursinum (「熊の砦」、ursus 「熊」) という名前は、1255 年以降の記録にあります。
1932 年にカターニア市の所有となったこの城は修復されて1934 年に博物館として一般公開されました。
結局この城には自分たちで来なかったので、この時見られてよかったです。 -
この広場近くで4人の香港人の参加者を拾ってエトナに出発です。
この4人は家族でウィーンに滞在中ということでした。少し香港のことを話しました。 -
エトナに近づいてきました。
ぶどう畑です。
エトナの斜面はブドウ畑や果樹園として利用されています。 -
ジュゼッペさんが運転しながらいろいろ説明します。
少し見えている建物は確かもとホテルだったとか。
ジュゼッペさん、マルタとマンチェスターのカジノでディーラーをしていたと言っていました。おもしろい経歴の持ち主です。 -
溶岩か泥流に埋まった建物。
北海道の有珠山の噴火で崩れたわかさいもの工場を思い出しました。 -
Rifugio Sapienza に着きました。Club Alpino Italiano (イタリアアルペンクラブとでも言うのでしょうか)の避難所です。
避難所というよりは観光拠点で、ホテルやレストランがあり、車でここまでやってきた人のための駐車場もあります。標高1910mのところに位置しています。
わたしたちの申し込んだツアーはホテルからここまでが含まれています。
もっと上に行くのは、自力で上るか、さらにロープウェイと4X4を利用するツアーに参加します。
このすぐそばに古い火口があるのでそこで過ごすというオプションもあります。
「せっかく来たんだからやっぱり上の行けるところまで行こうよ。」
「そうだね。」
わたしたち夫婦とスペイン人のカップルが上まで行くことにしました。 -
エトナの南側の地図です。
エトナ山は標高3357m。3326mとも言われていますが、活発な火山で標高が変わります。2013年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
わたしたちがシチリアに来る1週間前にも小規模ながら噴火して、カターニア空港が閉鎖されました。空港が閉鎖するくらいの噴火と思いましたが、地元の人には普通のことのようです。
わたしたちが今いるのは、1910mの地点。
ここから2500m地点までロープウェイで上がります。
ロープウェイと四駆で上がって降りてくるのは一人78ユーロ。
高いですが当然の金額です。 -
Rifugio Sapienza の中。
ここで食べ物を買ったりレストランで食事を取ったりできます。
靴下や登山靴を借りることもできます。 -
記念撮影。
わたしは、ここで登るのに備えて靴下を履きました。
わたしはウォーキングサンダルで来てしまったので、靴を借りたほうがいいかと思いましたが、そのまま行くことにしました。靴下は持って来ていたのでよかったです。
お手洗いも借りて、さて登ります。 -
車でここまで来た人たちの駐車場です。
ここを出発地点とするツアーもあります。 -
あのロープウェイに乗って2500mのところまで行きます。
ここから最終目的地までは山岳ガイドがつくということでしたが、ジョゼッペさんが一緒でした。 -
Leitner ライトナーというイタリアのチロル地方にあるロープウェイの会社のロープウェイです。
夫の興味で撮影した写真。 -
ロープウェイに乗りこみました。
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進む方向です。ここは植物が生えていません。
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ロープウェイから。
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建物があります。
避難所ですか? -
この辺りは少し植物が生えています。
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ここは苔のような植物が生えています。
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ロープウェイの山頂駅を降りました。
ロープウェイにはだいたい10分くらい乗ってたんでしょうか。
ごつごつした石が多いです。
植物は生えていません。 -
あの山の雲は山から出ている水蒸気なのかな?
-
とりあえずここで一枚記念写真。
気温は低くなっています。 -
この車でさらに上に登ります。
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何台か4X4が走っています。
一応、道らしいものが見えています。 -
ジョゼッペさんによるとESA 欧州宇宙機関の月面を想定しての訓練がエトナで行われたそうです。
ほんと月面に似てそうです。 -
四駆を降りて歩きます。
風が強く寒いです。ウィンドブレーカー必須。
空気が薄い(と思っている)せいか、日頃走るような運動をしていないせいか、かなり息苦しいです。他の人は大丈夫なのか?
帰ったら持久力を上げる運動をしなくては。 -
犬がいます。救助犬のようです。
-
で、こちらはゲストが犬を連れてきたので、犬同士のご挨拶。
それにしてもここまで犬を連れてくるのはすごいです。
標高2800mはあるのでは? -
Crateri Barbagallo バルバガロ・クレーターです。
2002年2003年の噴火で出来たものです。 -
Torre del Filosofo と呼ばれる場所までが法律で登ることが許されています。
2920m。
ここがわたしたちの目的地です。
だいぶここの空気に慣れました。 -
下の町のほうがかすかに見えます。
風があって寒いので持っていたものをすべて着ました。 -
山をバックに記念撮影。
靴下を履いていたからまだよかったですが、サンダルと足の間に細かな石が入って気持ち悪かったです。取っても取っても入ってきます。やはり足の先が開いていないくるぶしまで高さがある靴が一番です。 -
しっかり歩いて登る人たちもいます。
山岳ガイド付きのツアーでしょう。 -
Crateri Barbagallo バルバガロ・クレーター。
1987年からエトナ山はParco dell'Etna エトナ公園となっています。 -
麓の方はあまりよく見えません。ちょっと残念です。
朝かなり早くに登ると空気が澄んでいてよく見えるのかもしれません。(あくまで想像) -
赤茶色の地面のところもあります。
火山のイメージ。 -
ジュゼッペさんの後ろ姿。
わたしたち4人をチェックしながら歩きます。 -
救助犬?
Guardia di Finanza と書いてある服を着ています。
Guardia di Finanza とは経済犯罪を管轄する警察らしいので、警察犬かもしれません。 -
みんな道を外れないように歩きます。
-
また四駆でロープウェイの駅まで帰ります。
岩がごろごろしています。あとは砂と石。 -
ロープウェイがすれ違います。
-
ロープウェイから見たMonti Silvestri シルベストリ山のクレーター。
1892年の噴火でできたものです。
Rifugio Sapienzaから近いところにあります。ここにも行きたかったのですが、時間がありませんでした。香港人ファミリーはわたしたちが山に登っている間ここに行ったと言っていました。 -
ロープウェイと四駆のチケット。
あとで機械に回収されましたが、ジュゼッペさんが日付の入らないものをお土産にくれました。
お昼も近くなり売店でアランチーニを二つ買って食べました。ライスコロッケなので洋風おにぎりで腹ごしらえといった感じです。
前の日にマーケットで買った蟠桃を持って来ていたのでそれも食べました。 -
車に乗って5分くらいで溶岩洞窟に来ました。
Grotte dei tre Livelli というところらしいです。
ツアー参加者は懐中電灯とヘルメットをジュゼッペさんから受け取りました。
標高 1630 m にあるグロッタ デイ トレ リヴェッリは、世界最大級の溶岩洞窟です。 -
この洞窟の名前は上下に並んだ 3 つのトンネルから来ていて、エトナで最も深い洞窟、海面下304 メートルに達する部分もあるようです。1792/93年の噴火でできました。
わたしたちはエトナのツアーの一部で来ているので、この洞窟のさわりの部分に来ただけだと思います。 -
洞窟の中。
-
天井にあたる部分だったと思います。
-
他の参加者、香港人ファミリー、スペイン人とジュゼッペさん。
ほんの少しだけ探検気分です。
ジュゼッペさんもそうでしたが、ローカルの男性は髪をかなり短くしている人が多かったです。夫に言わせると夏暑いからそういう髪型なんじゃないかということ。
そうなのかな~。 -
近くにあったGrotta Dei Tre Livelli の説明。
各国語で危険と書いてあります。
この日のツアーの前半部分、エトナ山登山と溶岩洞窟はこれで終わりです。
ここまでおつきあいいただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Eiji Haitaさん 2023/11/26 17:12:02
- おや、
- 珍しくアクティブですね。
いつものnekochanご夫婦の行動とはちょっと違うような気がします。ダラダラとホテルのプールサイドで過ごしたり、ホテル近くの街を散策したりではなかったんですね。
流石に世界的に名を馳せたエトナ山、海外からの観光客を含めて多くの人が目指すのに合わせて色んな登山手段を用意しているんですね。
ところで、あなた方ご夫婦のツーショット撮影時の位置関係、私ら夫婦にはあり得ないです。うちはもう少し離れて立ちます。多分夫婦仲の良さの違いかなと。
- nekochanさん からの返信 2023/11/28 05:09:12
- Re: おや、
- こんにちは Haitaさん
コメントありがとうございます。
歩いたのは本当に少しだけでしたね。そうでなければ行けませんでした。
うちの夫婦は体力がないので~
あんなに高いところに行ったのは生まれて初めてでした。行ってよかったです。
今、フランス旅行中なのですが、泊っているアパートメントホテルのネット環境が悪くて自分の携帯からテザリングしています。
携帯は普段それほど使っていないので、絶対に1か月のリミットは超えないと思うのですが、なんとなく使い方をけちっています。
アパートメントホテルって泊まったのは初めてでしたが、ちょっとトラブルが多くてなんか合わないなあと思いました。
キッチンがついているのは便利ですけどね。
寒くて風邪をひいてしまいました。
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