2023年8月　シチリア旅行　2日目　3日目　カターニアで海水浴と街歩き　Catania

2023/08/20 - 2023/08/21

急遽決めたシチリア旅行。シチリア島は大きな島な上、一週間の日程なのであまり移動して観光はできません。デュッセルドルフから来やすかったカターニアでの海水浴とイタリアのご飯が目的のこの旅行、カターニアの街歩きとエトナ山は日程に入れることにしました。この旅行記は、2日目3日目のホテルでの海水浴とカターニアの街歩きです。

エリア カターニア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月20日（日）

朝食をとってホテルの「プライベートビーチ」に行きます。
今日は一日ビーチで過ごすつもりでいます。
ビーチはホテルの前の道路を渡ったところに入り口があります。

ここがホテルのプライベートビーチ。
砂浜の一画にホテルのパラソルとサンベッドが置いてあります。

ビーチリゾートというよりは海水浴。
パラソルとサンベッドを借りると高いので無料で使えるのは本当にうれしいです。

沖合を大きなフェリーが横切ります。
カターニア港はこのすぐそばにあるのでそこに着くフェリーでしょう。

パブリックビーチ。
パブリックな部分は狭いですが、みんな思い思いのところにパラソルなど広げています。
パブリックな部分が狭いのは、たくさんのLido何々という名前の海の家が椅子とパラソルを並べているからかな？

今日は日曜日で人出も多いようです。
わたしと夫も4時に雨が降り出すまでここで過ごしました。

雨がやんで、8時頃trattoria del Sol トラットリア・デル・ソールに食事に来ました。
ホテルのある西側は夕焼けになっています。

トラットリアの入り口です。

わたしの晩ご飯。
Gamberoni alla griglia
今日は前菜なしで、海老のグリル。17ユーロ。

ちょうどいい大きさのえびがいっぱいで幸せです♪

夫の前菜。
Carpaccio di pesce spada
カジキのカルパッチョ　13ユーロ。

夫はこのカジキのカルパッチョが大好きで何回も食べると騒いでいました。
ここのカルパッチョにはケシの実が載っていました。

夫はPizza Capricciosa　ピザ・カプリチョーザを注文。10ユーロ？
ハムとシャンピニオンそして卵が入っていました。
卵はちょっとびっくり。

夫が食べきれないので、もらって食べました。

アイスを注文。
カップ一つが値段の基準なので、何種類注文してもカップに入るように入れてくれました。
わたしは少しでいいと思ったので一種類だけを注文しましたが、カップにいっぱい入ってきました。だったら別の種類も注文すればよかった。

この日の食事はワインも入れて58ユーロ。

トラットリアとホテルの間の道路。
夜は車がほとんど通りません。

この日は一日ビーチでだらだらしたので、900歩も歩きませんでした。
これではいけないと反省。でも、ひょっとして万歩計をちゃんとつけなかったのかもしれません。

次の日は午後からバスに乗ってカターニア市内に行き、観光をすることにしました。

8月21日(月）

朝食を取ってからホテルのビーチに来ました。
月曜のせいか昨日より人がぐっと少ないです。

海の家の有料サンベッドとパラソルもきれいに畳んであります。
なかなか芸術的。こんなに畳むのは大変でしょう。
それにしても日曜と月曜ってこれだけ違うの？

ビーチタオルを広げてくつろぐ人たち。

ホテルのプライベートビーチもおそらく監視台のところまでで、その先はパブリックのようです。

ホテルのビーチ。
やはり昨日より人が少ないような気がします。
宿泊客が少ないのかな？

海は遠浅の砂浜です。

こちら側はカターニアの市内の方向。
見えているのは昨日見たフェリーかな。

2時ころまでここにいて部屋に戻り、出かける準備をしました。

ホテルの目の前にあるバス停でバスを待ちます。
ここからカターニア市内には路線Dのバスに乗ります。
どうやら環状線になっているらしく、ここから乗るのも市内のバスターミナルから乗るのもBorselliono ボルセリーノのバスターミナル行きでした。

バスに乗る前にTのマークのTabacchi　タバコ屋さんでバス券を買っておきます。
行きはホテルのレセプションで買いました。1ユーロと格安。

バス停には時刻表はありません。
だいたい20分に一本あるらしいです。

3時にバスが来るはずでしたが、待っても来ません。
このタクシーサービスの張り紙が誘っています。

暇なので写真を写します。
ホテル。

わたしたちが毎日行くトラットリア。デル・ソール。

ここに見えている車は多分海水浴客のものです。

20分くらい待って乗ったバスです。
だいたい10分で市内のバスターミナルに着きました。

着いたバスに乗り込む人たち。

バスターミナルからカターニアの大聖堂のキューポラが見えます。

バスターミナルから小さな公園を通り抜けして町の中に入ってきました。
この門はPorta Uzeda　ウツェーダ（という発音だと思います）門です。1695年に作られたそうです。

Cattedrale di Sant' Agata　聖アガタ大聖堂のファッサード。

閉まっています。また改めて来るしかないです。

Chiesa della Badia di Sant’Agata　聖アガタ修道院付属教会が見えます。

こちら側は大聖堂。
大聖堂と聖アガタ教会は道路を挟んで向かい合っています。

Via Etnea　エトネア通りを北の方に進みます。エトネア通りはこの町のメインストリートで歩行者天国になっています。

dell’Universita 大学です。

本当はこの向かいの大学の建物の方がゴージャスなんですが、この象の置物に気を取られました。

「なぜここに象がおいてあるんだろう？」
と夫に言ったら、
「大聖堂の前の広場に象の噴水があって、この町のシンボルなんだって」
と既にガイドブックで学習済みでした。

「でも、象の噴水って見なかったけどなぁ」

帰りにちゃんと広場も見ようということで先に進みます。

夫は記念撮影。

Basilica della Collegiata　コレジャータ聖堂。 S. Maria dell’Elemosina
ポーランド人建築家Stafano Ittar　の手による後期バロックのファッサードです。（1768年）
ファッサードは中心部分が凹型で、象牙色の石灰岩とオリーブ色の砂岩からできています。Late Baroque towns of the Val di Noto　ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々という名前で世界遺産に指定されています。

エトネア通りに面しているのですぐに気が付きます。

エトネア通りから見た小さな通り。
青と白のTの看板がタバコ屋さんのマークです。

Piazza Stesicoro　ステジコロ広場。この町生まれの作曲家Vincenzo Bellini　ヴィンチェンツォ・ベッリーニの像があります。

観光用のミニトレイン。
いくらだったか忘れましたが、他の町よりずっと安かったのを覚えています。

騎馬の警察官に旅行者が道を聞いていました。

Basilica Santuario del Carmine が正面に見える通り。
この教会の前の広場、Piazza C. Albertoでは平日の午前中毎日マーケットが開かれているという夫の情報。

マーケットは行かなきゃね。明日？

Villa Bellini　ベッリーニ公園に来ました。

この近くのお店、Spinella　でブリオッシュを買いました。
この公園で食べるつもり。

噴水。

エトネア通りのベッリーニ公園のほぼ正面あたりにある2軒のお店、SpinellaとSaviaは似たようなお店で、ドルチェやアランチーニを売っています。

日陰になっているベンチを見つけたのでここで休憩です。
ブリオッシュを食べます。

SpinellaもSaviaも買い方が最初わかりませんでした。
まず品物を見て何を買うか決めたら、近くにあるレジに行って何を買うか言ってお金を払います。そのレシートを持って戻って注文して品物を受け取ります。

2023年8月と入っているので、ここで記念撮影。

わたしも記念撮影です。

象のモザイクがありました。

この町は本当に象が好きなんだなあ。

この公園には勾配があって、少し登ります。
ここが一番上だったと思います。
アールヌーボーの東屋。

高いところから見た眺め。
ヤシの木など熱帯の植物が多いです。

どうして写真にヤシの木の幹を入れてしまったのかな…

公園を出てまた町を歩きます。

ある一画。

通りはきれいじゃないのですが、なんだか惹かれる光景でした。
猫さんお散歩中。

猫さんいなくなっちゃいました。

ここはマーケットの開かれるPiazza Carlo Alberto di savoia. アルベルト広場。
かなり広い広場です。

エトネア通りの方向に戻ります。

鋭角な建物。

この辺りはコンピューター関係のものとインド系のお店が多かったです。

カターニアは坂が多いです。

Piazza del Duomo　大聖堂広場に戻ってきました。

Fontana dell' Elefante　象の噴水です。

アジアゾウではないですね。

夫は記念撮影。

Theatro Romano　ローマ劇場に行こうと思い、歩き回ったのですが見つからず、一休みすることにしました。

Chiesa di San Francesco d'Assisi all'Immacolata　という教会の前のバーです。
カンパリソーダを飲みました。

猫さん登場。

Chiesa di San Francesco d'Assisi all'Immacolata

ファッサードが少し見えています。
木陰が気持ちいいです。

Via Vittorio Eｍanuele　ヴィットリオ・エマニュエレ通りを行くとローマ劇場の小さな入り口があったのですが見落としました。

Via Teatro Greco　テアトロ・グレコ通りからは遺跡の一部が見えました。
ここは裏側で、入り口はヴィットリオ・エマニュエレ通りにあります。

のぞき見します。

ローマ統治下の 1 、2 世紀に、黒い溶岩で作られたギリシャ劇場の古い構造物に新しく建てられたそうです。収容人数は7000人だったそうです。

住宅地の中にあるので、わかりにくいです。

7時を過ぎたので、ホテルに戻ることにしました。
バスターミナルでバスを待ちます。

この日は安い夏物のスカートを買いました。
イタリアの服はいいです(^^♪（フランスも）

バスの中から写したカターニア港のサイロ（多分）。

こういうところにもグラフィティ(?)があります。
サイロは小樽港にもあったなぁと思い出します。
こういう雰囲気ではなかったですが。

さて晩ご飯。トラットリア・デル・ソールです。
わたしの前菜。

Caponata di pesce 8ユーロ

魚介のカポナータ。トマト味の煮込みです。
カポナータはシチリアが発祥の地だそうですが、よく知らないで注文しました。(^_^)
少し甘酸っぱい味付けでした。

夫の前菜

Assortimento di salumi e formaggi 10ユーロ

ミスト。
これは一人分ではないのでは？

さすがに食べきれず、帰り際に夫はお店の人に持って行きたいのですがと言っていました。

わたしの今日のメインはスパゲティ。

Ricci 18ユーロ

うにのスパゲティです。
シチリアでもうには高級素材で他より高かったです。
シチリアでは絶対に一度は食べたかったんですよね。
うには小ぶりでした。

夫のメインもスパゲティ。

Gamberetti e rucola 10ユーロ。

ルッコラがたくさん載っています。

この旅行記はここまでです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。