2023年8月　シチリア旅行　4日目　カターニアのマーケット巡り　Catania

2023/08/22 - 2023/08/22

急遽決めたシチリア旅行。海でのんびりと美味しいご飯が目的です。
シチリア島は大きな島なうえ一週間の日程なのであまり移動して観光はできません。この一週間でカターニアとエトナ山を中心に観光することにしました。4日目の午前中は、午前中だけ開いているマーケットを見て回ることにしました。午後は海で過ごします。

エリア カターニア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月22日（火）

朝食を食べた後ホテルのレセプションでバス券を2枚買いました。
9時20分にバス停に来て20分くらい待ちました。
バスの中の様子。

バスは前のドアから乗ります。
検札の人が乗っていてその人にバス券を見せて席に座ります。
後ろのドアから乗り込む人もたまにいて、その人たちも厳しくチェックされていました。

10時前にカターニアのバスターミナルに到着。

バスターミナル近くにも露店が出ています。
なんとなく怪しい雰囲気の露店です。

大聖堂の向かい側にあるFontana dell'Amenano。
ナポリの彫刻家ティト・アンジェリーニによって 1867 年にカラーラ大理石で建てられました。

水が滝のように流れています。

その噴水のすぐそばにある広場でmercato del pesce　魚市場が開かれています。
階段を下りたところが市場。

広場でやっているので気温の高くない午前中だけなんでしょう。

カラフルな傘が吊り下げられています。

傘がきれいです。

たしか傘の下のあたりはレストランの席になっていました。

市場を見て回ります。
観光客のわたしたちは見るだけ。

ここはSpada　メカジキをたくさん売っていたようです。

メカジキの頭がまな板の橋に３つ。
もうかなり売れたようですね。

メカジキ。
この刀のような口が独特です。吻というらしいです。

エビが美味しそう。

割と小規模なお店。
扱っているものも小さな魚です。

ここはまだメカジキがたくさんあります。

メカジキは1キロ12ユーロ、鮭は20ユーロです。

メカジキのほうがここではずっと安いです。
この前ドイツの自宅近くのスーパーにメカジキがあったので買ってみましたが、1キロ39.90ユーロでした。

これはウツボですね。

このウツボは口に他の魚をくわえています。
そのままにしてお客さんに見せているんですね。

このお店はいろいろな魚を扱っています。

一部のお店は屋根付きの通路の下にお店を出しています。

地元の人がいっぱい買っていました。
魚が嫌いな人は足も踏み入れない場所でしょう。
ところどころ観光客向けのハーブの袋詰め（ただビニール袋にいれただけ、1ユーロ）とかパスタソースなどの露店もありました。

ここは貝を中心に売っています。

冷やしたワインも見えるので、カキはここで食べられるのかもしれません。

いや、でも、生のカキはやはり秋、冬のフランスで食べたいです。

ムール貝。Cozze。1キロ4ユーロ。

家でも冬にムール貝を買ってワイン蒸しをして食べますが、安いオランダ産のが多いです。この前間違ってスペイン産のムール貝を買ったら（2倍の高さ）味が濃くてオランダのものよりずっとおいしかったです。やっぱり高いとおいしいのかなぁ。
このムール貝はシチリア産でしょう。

イカとタコを売っているお店。

ウニは見なかったので、ひょっとして今季節外れなのか、ここでも高級で外に出していないのかもしれません。

ここは魚のマーケットですが、マーケットの端の方には果物や野菜を売るお店もあります。

このクルミは直径10センチくらいありました。
シチリアの特産だよというので、２つだけ買えますかと聞いて買ったら4ユーロでした。後で袋の中を見たら４つ入ってました。
ホテルの部屋では割れないので家に持って帰ってから食べようと思ったのですが、そのうちにカビが生えてしまい、開けたときには中にもカビが生えていました。(>_<)

お菓子のスタンド。

ナッツ入りのヌガーをへらで叩いたり伸ばしたり、実演販売です。
見ている人が多かったです。こういうのってずっと見てしまいます。

このマーケットは楽しく見たので、次のマーケットに行きます。
地中海の新鮮な魚を見られてうれしい。(^-^)/

エトネア通りを進みます。
象の噴水のところ。

Palazzo dell’Università 　カターニア大学の建物。

パラッツォです。

前の日に通ったインド系のお店が並ぶ通りに露店が出ていました。
ここのあたりからPiazza C. Alberto　アルベルト広場にかけて露店が並びます。
てきとうに見て歩きます。

服を売っているお店が多いです。

水着を安く売っているお店があったので、慎重に選んで買いました。
試着はできないのでよく見て買うしかないです。
安くてもイタリアの水着。うれしいです。

この雰囲気アジアの市場にあるかんじ。
わくわくするなぁ。マーケット。

違いと言えば、露店の後ろに建つ建物がイタリアです。

ここはアルベルト広場。
この広場は食べ物、野菜や果物のお店が多かったです。
ここで夫は蟠桃という平べったい桃を買いました。４つと言ったのに５つ入ってました。美味しくて好きだからいいんだけど、マーケットではどうも頼んだ数より多く入ってます。

マーケットを離れて少し街を歩きます。

Via Grotte Bianche　という小さな通りを歩きました。

このお店は何のお店だろう？
とても天井が高いです。

刃物やさんでした。
ウィンドウにたくさんナイフが飾ってあります。

何軒かレストラン、カフェがあったので一休みすることにしました。
La Salumeria fratelli Zappalà　という名前のお店です。

カプチーノを注文して待っている間、向かい側のお店をのぞきました。
コーヒーなどを売っていたのでコーヒーとお菓子を買いました。

お手洗いを借りに中に入ると、このお店ではチーズ、サラミ、お惣菜なども売っていました。お店の手作りのサラミを二つ買いました。チリ味のちょっと辛めの味付けとピスタチオ入りの二つです。

わたしの席から見える通り。Via Grotte Bianche

このお店を出てすぐのところを左に曲がるとベッリーニ公園です。

今日はベッリーニ公園の前のお店Savia　サヴィアでアランチーニを買うことにしました。
アランチーニは一口で言うとライスコロッケ。ご飯の中にいろいろな具が入っています。わたしはミートソース、Raguが好きなのでそれを買いました。
夫はほうれん草入りを買ったんだったかな。

公園の入り口の木の下で食べました。
Saviaのお店が見えます。

1時を過ぎたのでホテルに戻ります。
フィッシュマーケットのあったところは、こんな風になっていました。
太陽がこんなに照っていてはフィッシュマーケットは営業できないですね。午前中だけ開いているという理由がよくわかります。

1時半にバスターミナルに行ったら、バスがいてすぐに発車しました。
2時ころからまた海に来ました。
うっすら見えるエトナ山。
明日はツアーでエトナ山に登ることにしています。

ホテルのビーチ。

ここはパブリックビーチ。
この後ろ姿を見せている男性は毎日来ていました。
休暇なのか暇なのか。
（というわたしたちも毎日来ている暇な人ですが）

バスに乗るときにいつものトラットリアが休みなのを見ました。がーん。
というわけで、今日の晩ご飯はホテルのレストランで食べることにしました。

まずプールサイドでアペリティフ。二人ともAperolを注文しました。

気のせいかいつもより混んでいるような気がします。

このホテルのレストランのメニューはあまり種類がありませんでした。

わたしはカンパチのソテーを注文。

夫はスパゲティでしたが、何のスパゲティだったか忘れました。

4日目はこれで終了です。
5日目の23日はツアーでエトナ登山とタオルミナを回ります。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Eiji Haitaさん 2023/11/08 11:28:30

  市場、楽しいですね

  　私も市場（マーケット）見物大好きです。
  　その土地の人が何を食べているか知られて、とても面白いです。
  　イタリアの魚事情、日本と同じように色んな種類を食べるんですね。ただ、ウツボはちょっとびっくりです。
  　そして、ちょっと知りたいのが、牡蠣の12€、１キロ単位ですかね？
  　もう一点、言った分より多く入ってるということですが、サービスで入れたのか、それとも入れた分の料金を取られているのか、興味があります。
  
  　（というわたしたちも毎日来ている暇な人ですが）
  　私的にちょっと受けました。ただ、あなた方ご夫婦のいつもの行動類型ですね。

  nekochanさん からの返信 2023/11/09 01:40:20

  Re: 市場、楽しいですね

  Haitaさん　こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  市場とかスーパーは楽しいですね。
  特に市場はにおいがするので、よりいきいきとその土地を感じます。
  前の日に魚市場のあたりを通った時、魚のにおいがしてました。
  どうして魚臭いのかなって思ったんですけど、あれだけ魚をそのまま売ってたら営業後でも魚のにおいは残ってますね。
  ウツボはうちのあたりでも食べないです。水族館にいますね。もっと地味なタイプのです。
  カキはキロって書いてありますね。1キロ12ユーロですね。割と高い感じがしますけど、大きいカキなのでそんなものかもしれません。
  
  言った分より多くはいっていたのはおまけじゃないです。量り売りなので。
  お得意さんになったらおまけしてもらえるでしょうけど、時間がかかりそうですね。
  言ったことが通じてないのか、多く売ろうとしているのか、どっちもでしょうけど、ご愛敬というところです。
  
  20日から30日までノルマンディーとブルターニュに行くので、いっぱいカキを食べてくるつもりです♪