2023/08/26 - 2023/08/26
14位(同エリア66件中)
実結樹さん
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クラブツーリズムの 『往復日本航空チャーター直行便利用/バス1台19名様限定/シャワー&トイレ付のゲルに2連泊 星空チャンス2回 モンゴル5日間』というツアーに一人参加しました。
ここでは古の大モンゴル帝国の都「カラコルム」探訪を中心に3日目の観光の記録です。
【3日目 2023/08/26(土)】快晴
07:00 ツーリストキャンプのゲルにて朝食
★カラコルム博物館
★エルデネ・ゾー寺院
★カラコルムの丘
★オルホン渓谷
★レストランでビーフ料理のランチ
★ブルドのエルスン・タサルハイ砂丘
★遊牧民一般家庭訪問
ツーリストキャンプにて夕食
星空観察
ゲル泊
★がこの旅行記の範囲です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
07:00 2連泊しているブルドの「ホヨルザガル ツーリストキャンプ」で朝食
-
このマイクロバスで広いモンゴルを駆け抜けます
-
牛さん・馬さん・羊さん優先のこんな道を約90分走り、
-
10:15 「カラコルム博物館」着
カラコルム博物館 史跡・遺跡
-
大部分が地中に埋没していたモンゴル帝国の首都:カラコルムの都市遺跡は、
2004年に「オルホン渓谷の文化的景観」として世界文化遺産に登録され、その保護・調査・公開のための拠点施設整備が必要となっていました。
そこで、 -
2010年に日本政府の無償援助(4,958億円)によりこの博物館が設立されました
-
入館料はツアー代金に込みで5,000トゥグルグ(約250円)。
それとは別に展示物の写真撮影料は20,000トゥグルグ(約1,000円)
高ッ!!
どんなに見応えのある展示物かと思い、もう一人の方と私だけ撮影料を払いました。
10,000トゥグルグの同じ券が2枚発行されたのは、最近まで1枚分の撮影料だったのを、倍に値上げしたからなのかな?
チュウカぁ、隣接する「エルデニ・ゾー寺院」と共通券なんだなと勝手に解釈していたんです・・ (ー ー;
でも、今になって改めて料金を調べてみると、やはり撮影は10,000トゥグルグ(500円)みたいでした。
2人分買わされてしまったんですね。
現地ガイドさん!
もっと事前の説明とかしっかりしてサポートしてほしかったと思います (>_<) -
博物館の足下の遺跡もガラスを透かして眺められます。
実はカラコルムの北方200kmの地にあったレンガを焼いた昔の窯をレプリカ復元したものだそうです。 -
1241年頃のカラコルムの街の復元模型です。
マルコ・ポーロの「東方見聞録」を参考にしたそうです。
ここは一般庶民の居住地で、仏教寺院、教会、イスラム寺院、市場、中国人の住まい等があります。
王の宮殿は現在のエルデニ・ゾーの下にあったそうです。 -
モンゴル帝国初代皇帝:チンギスハーンの命令により、
-
1235年、第2代皇帝:オゴタイハーンが作ったモンゴル帝国初の都。
最盛期には3~5万人が住む都市として栄えたようです。 -
偉大なるハーンたちの足跡。
チンギスというのはモンゴル語で「勇猛な」、
ハーンは遊牧民の族長の称号で、
チンギス・ハーンとは「勇猛な大王」という意味になります。
ちなみに「ジンギスカン」というのは日本で生まれた料理の名前で、チンギス・ハーンとは全く関係は無く、モンゴルにはああいった料理はありません。 -
テムジン(本名)がチンギス・ハーンとなった
1206年がモンゴル帝国誕生の年とされています。
ユーラシア大陸のほぼ全域を支配し、その後の世界に大きな影響を与えた巨大国家。
今、端から端まで飛行機で移動するにしてもシンドイよね (ー ー;
1274年の「元寇の役」においても日本は征服されていないので色は塗られていません。 -
手前は「グトグ帽子をかぶった女性の石像」
奥が「ソヨンボ文字付けの石碑」 -
凄い形相のお面?
-
青銅器時代の「鹿石」
-
金の装身具
-
他にも、
・グユグ・ハーンの勅書
・カラコルムの記念碑
・アユシリダラ・ハーンのパスパ文字付けの
印璽磁器像
・アミタバの土製像
・迦陵頻伽の粘土像
などが見どころらしかったのですが、全く印象に残っていません。 -
出入口脇の小さなミュージアムショップ
-
展示室配置図
突厥 ⇒ ウイグル ⇒ 契丹 ⇒ 元といった具合に年代順に展示されていますが、ワンフロアでそんなに広くはなく、展示品も多くはありません。
特段、モンゴルに興味がある訳でないなら30分は掛からないで見終わる内容かと思います。
20,000トゥグルグの撮影料金には全くといっていいくらい見合っていなくて残念でした (~_~、 -
早目に外に出ます。
博物館屋上にも上れそうです。 -
屋上からの景色
これから行く「エルデニ・ゾー寺院」の塀が見えます。
どうせなら2階の屋上ではなく、もう少し高い展望台にしてほしかったと思います。 -
向いの建物はホテルのようです
-
見ると却って分からなくなりそうな道標
-
カラコルムの周辺地図
カラコルムとは古い呼称で、現在は「ハラホリン」となっていますが、観光地としてはカラコルムの方が通りはいいですね。
カラコルムとは「黒い砂礫」という意味で、この辺りは火山岩からできた黒っぽい石が多いため、このように名付けられたのだそうです。 -
11:20 すぐ近くの「エルデニ・ゾー寺院」の西門。
「ゾー」とは寺院のことなので本来は「エルデニ・ゾー」でいいんでしょうね。 -
ダライ・ラマの指導のもと
1586年にアブタイ・サイン・ハーン により建立されたチベット仏教の最初の寺院群です。
ストゥーパと呼ばれる仏塔が等間隔に108並んだ、長さ約420m四方の外壁に囲まれています。 -
仏塔(ストゥーパ)は15m間隔で配置されています。
中にはラマ僧の遺骸が納められたものもあるそうです。 -
「エルデニ・ゾー ミュージアム」の案内図
博物館の位置付けなんでしょうかね?
それにしても褪色して用を成していませんね。 -
伽藍の遠望
1990年に民主主義が台頭するまで、共産主義の時代も生き延びた貴重な寺院です。 -
参道の石像
-
ダライラマ3世を祀った「ダライラマ寺」
その後ろに、 -
料金所があります。
建物内の写真を撮りたい場合は新たに別途20,000トゥグルグ(1,000円)払わなければならないのでこっちはパスしました。
博物館で10,000トゥグルグの撮影券が2枚発行されたので両館共通券だと思ったのは大きな間違い (u_u)
でも、どちらかを撮るならこっちの方が断然おすすめです。 -
チベット仏教らしいマニ車
-
三つの伽藍がならぶ「ゴルバン・ゾー」。
1本の釘も使わずに建設された木造のお寺です。
こんな草原のまん中で何処から木を運んで来たんでしょう・・ -
向かって左側の「西寺」には子供の釈迦像
-
真ん中の「中央寺」には13才青年の仏陀像 壁画 天井仏画
-
モンゴルっぽい屋根飾り
-
右側の「東寺」には釈迦の老年像等。
いずれも極彩色の仏様が祀られていました。 -
カラコルムの遺跡で地上の形として残っているのはこのお寺くらいのものです。
尤も、カラコルムが衰退するのが16世紀末。
このエルデネ・ゾー寺院群建設のためにカラコルムの宮殿より資材調達したことが原因だと言われています。エルデニ ゾー 寺院・教会
-
西門脇のゲルの売店で現地ガイドさんがポケットマネーでキャンディーを御馳走してくれました。
程よい甘さで美味しかった (^^
奥の建物はトイレもある事務棟。
にしても、境内にある巨大な仏塔「ソボルガン塔」や、
「ラブラン・ゾー」など他にも見所は有ったのに見られなくてちょっと心残りでした。 -
バスに乗って1~2分。
仏塔の並ぶ外壁沿いにお寺のすぐ北側に行きます。 -
12:20 亀石(亀趺キフ)
碑文の台座として使われていたとされています。 -
博物館前の記念碑もこの亀さんが担っていました
-
昔のお寺(オルド・バリグ)の跡です。
遠くに見える赤◯で囲った建物は、 -
ポツンと建つ「Khando Gyatso ストゥーパ」
背後の広々とした草原はオゴタイ・ハーンの宮殿跡? -
頑張って咲いてたお花
-
次は「カラコルムの丘」に上ります。
観光地なのにこの悪路。 -
雨でも降ったら絶対に通行できないね。
大型バスで来たら通れるのかな? -
バスを降り、階段を上ります
-
12:55 頂上には「モンゴル帝国記念碑」
Great Imperial Map Monument 建造物
-
三面の塀に囲まれて「オボー」という神のモニュメントがありました。
オボーの周りを3周し、願い事をするんだそうです。 -
近くには白骨化した動物の頭部を乗せたオボーが。
自然のあらゆる所には神が住んでおり、その神に祈願するために石が積み上げられているのがオボーだそうです。 -
頂上から見たカラコルムの街。
この町からは往時の繁栄は想像もできません。
右上角にエルデニゾーの仏塔が並ぶ外壁が見えます。 -
街と反対側に目をやるとそこは「オルホン渓谷」。
全長1,024kmの「オルホン川」はロシアの「バイカル湖」に注いでいます。
ちょっとモンゴルらしからぬ景観に感じました。
遊牧民の暮らしに不可欠な水が豊富で、はるか昔から独自の生活が営まれてきたと考えられています。
そしてそれを物語るたくさんの古代遺跡も発見されており、二千年以上も続く遊牧民の歴史の証として、ユネスコの世界遺産に登録されました。 -
元横綱:朝青龍が所有する「朝LAND」が見えます。
-
13:35 沿道の「ハラホリンホステル&レストラン」でランチです
-
店内
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サラダ
-
スープ
-
牛の煮込みと人参のサラダ。
この後デザートにオレンジが出ました。
どこのレストランでも一人に一本ずつペットボトルの水が出るのがありがたい。 -
ホテルのシーツが干してありました
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水辺で遊ぶ野生のお馬さんたち。
時折白鳥の姿も確認できました。 -
15:50 ブルドの「エルスン・タサルハイ砂丘」です。
フタコブラクダのコブがピンとしているのは元気な証拠。 -
みんなは歩くのが速い
-
やっと追いつきました
-
ガイドさんがドローン撮影をしてくれます
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細かいサラサラの砂です
-
砂丘の向こうの山並みと緑地
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みんな~、先に下りるよ~
-
16:30 お疲れラクダさんの基地。
オトシモノには要注意。 -
16:50 泊っているゲルキャンプに一旦立ち寄ってトイレ休憩して、
-
17:00 すぐ近くの、ソゴさん宅のゲルを訪問しました。
実際に今ここで生活されている遊牧民家です。
旦那さんの親夫婦の隣に若夫婦のゲル、それと子供たちのゲルと、物置で4棟のゲルで生活しています。
ゲルを新調するのは結婚の時だそうです。 -
ゲルの正面には液晶TV。
小さな冷蔵庫も有りました。
お風呂は週に2回くらい近くのホテルのシャワーを浴びに行くそうです。
小学生になると寄宿舎に入って平日は親とは離れて暮らすとのこと。 -
ソーラーパネルも衛星放送のアンテナもあります
-
明かり取りの窓
-
大勢でお邪魔してスンマセン (u_u)
-
馬乳酒を洗面器のように大きな入れ物で出してくれ、端から回し飲みするようにと言われましたが私はパスしました (ー ー;
-
手作りの美味しいバターをご馳走になります
-
子供のゲル。
オモチャの散乱は何処も同じですね。
この民家訪問で一番驚いたのは、遊牧民家庭では生後2~3ヶ月でトイレトレーニングが始まり、オムツは使わないという衝撃の事実です。 -
洗濯物が干してあります。
飲料水は近くの町まで買いに行くというけれど、炊事・洗濯用の水はどうするんだろう。
この子はおさげ髪で可愛い顔をしているのでてっきり女の子だと思っていたら男の子でした。
5歳になると断髪式があり男の子風になるんだそうです。
出産の時は陣痛が来る前に入院して待機するとのこと。 -
羊・ヤギ・馬など約1,000頭飼っているそうです。
モンゴルの遊牧民は全人口の12%で、およそ327,000人。
男性は遊牧、女性は乳しぼりや家事に従事しています。 -
今は牧羊犬ではなくバイクで家畜の管理をしているそうな。
しかし、シャワーもウォシュレットも洗濯機も無いモンゴルでの生活は私には絶対に出来ないなと思いました。
温めた牛乳嫌いだしね・・
18:00 約1時間の滞在でお宅を後にします。 -
キャンプに戻ってひと休みし、
何だかレストランで食べたランチと同じような牛肉の煮込みの夕食を終え、 -
19:50 カラコルム巡りの一日が終わります。
今夜は星空が期待できそうです。
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