８月のモンゴル 番外編　成田空港第２ターミナル直結のカプセルホテル「ナインアワーズ」に前泊して出国へ

2023/08/23 - 2023/08/24

JALチャーター機利用のモンゴルのツアーに参加します。
臨時便なので直前まで出発時間が分からず、
09：30発だとの連絡が来たのは一週間前。
集合は朝７時なので自宅を始発で発ってスカイライナーを使っても15分は遅刻になりそう。
空港の待合室の椅子に横になって夜明かしでもいいかなとも思ったのですが、暑い最中だしシャワーは浴びたい。
で、第２ターミナル駐車場地下のカプセルホテル「ナインアワーズ」に初めて泊まってみました。

エリア 成田(千葉)

京成線に乗る前に上野の「黒船亭」で

「洋食弁当 しのばず」で夕食にしました

黒船亭 グルメ・レストラン

食後、京成上野駅から成田に向かいます

京成上野駅 駅

21：00以降に１時間おきに「イブニングライナー」が３本出ています。
ライナー券は改札を入る前に券売機で購入します。
ホーム上や車内では買えません。

Suicaで払える普通運賃（1,042円）に450円プラスするだけで、スカイライナーで使われる車両で成田まで行けます。
直行ではなく途中、日暮里ほか７駅に停車して１時間12分掛かりますが、快適です。
（スカイライナーなら48分でOKだけど）

京成上野駅のコインロッカーは券売機を過ぎて改札の手前を右に折れると沢山あります。
私の中型トランクなら500円で入りました。
次回気候が良くなったら、今度は荷物はここに預けて国立博物館とか見てから空港に行ってもいいかなと思いました。

21：00発　イブニングライナー209号

１両につき進行方向前側にしか出入口がありません。
京成上野駅での乗車口は２号車・３号車だけになります。
乗車する際、ライナー券を駅員さんに提示します。

いつも京成線の特急料金の掛からない普通列車利用なのでスカイライナーの顔を見るのは久し振りです

全席指定ですが半分も埋まっていなくて余裕の座席です

22：12　空港第２ビル着。
改札を出て自然に歩いて行くと沢山ある「ナインアワーズ」の案内標識が目に入ります。

一つ見つかれば何処を歩いているのかよく分からなくても、

次々に案内が有るので自然に辿り着けます

第 2 ターミナルに直結した第 2 駐車場ビル地下 1 階に位置します。
９h＝ナインアワーズは、 1h （汗を洗い流す）＋ 7h （眠る）＋ 1h （身支度）という 3 つの基本行動を時間に置き換え名付けられたそうです。

ナインアワーズ成田空港 宿・ホテル

エントランス。
右側が女性専用、左側が男性専用エリアで完全に分かれており安心な造りです。

フロントで宿泊費は前払い

会員登録をして公式サイトから申し込み、事前にクレカで支払い済。
7,200円×0.9＝6,480円。
じゃらんだと8,500円くらいしました。
カプセルホテルに8,000円以上は出せない。
辛うじて6,000円台ならと予約しました。

ここで、ロッカーの鍵と、

バスタオル　ハンドタオル　バスマット　歯ブラシ歯磨き　館内着が入っているメッシュのバッグを受け取ります。
館内着はワンピース式。

耳栓の要否も聞かれますがお断りしました。
（皆さんマナーが良くてホントに静かでした）

施設は横に長い造りになっています。
カプセルは男女合わせて129室。　
男性用の方が若干多いらしい。

ロッカーエリアで、

使い捨てのタオルスリッパに履き替え、靴はロッカーにしまいます。
カプセルエリアで土足は禁止。
でも、履いて来ている人もいたけど　(ｰ ｰ;

ロッカーは幅：36cm 奥行：57cm
高さ：上段84cm 下段90cm

縦長に上下２段になっており、余程大きなバゲッジでない限り二つ収納可能

受付で貰うカプセルエリアでの諸注意
・目覚ましは小さい音ならOK
・飲食もお水を飲むくらいならOK
・会話は禁止で騒ぐ人は居ませんでした
・荷物の整理はロッカーエリアで

個人的に思うのですが、レジ袋のカシャカシャ音は意外と耳障りなので気をつけたいものです。
あと、ファスナーの開け閉め音も。

ラウンジ、デスク、ランドリーは無し。
鍵を無くした場合は5,000円。

上段の上り下りは高齢者にはキツイかも

私は勿論下段

カプセルエリアにトランクの持ち込みは禁止。
寝具を汚した場合は、故意・過失を問わずクリーニング代として5,000円。

中から外を見ます

ロールカーテンを下ろしたところ。
開け閉めに際し音があまりしないような造りになっています。

カーテンの留め具は内側からだと難なく使えますが、外から閉めようとするとちょっと遣り辛い

枕元には調光ダイヤルと、何故かBGMのツマミ。
Wi-Fiは何とか繋がりますが動きが遅い。
ロッカーエリアならサクサクいきます。

コンセントにプラグが刺さらなくて困りました。
翌朝訊いたら、回して押さないと入らないとのこと。
そんなの初めてだった　(u_u)
USBには対応していません。

シャワールームも10以上有ります。

外来でシャワーのみの利用は、24時間いつでも１時間まで利用可能で1,000円。
その場合もタオルやシャンプー・コンディショナー、ボディーソープなどは使えます。

23：00頃行っても床が未だ濡れていないブースもありました

ハンドシャワーのみですが水圧は問題無し

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはウタマロ製

使い終わったタオルとスリッパはこの箱に返却

その他の分別ゴミ箱

洗面台も10以上。
向こうがロッカーエリアになります。

ハンドソープとペーパータオルがありました。
綿棒とかティッシュは有りません。

ドライヤーは専用エリアに。
風量は十分です。

トイレも綺麗です。
トイレ専用のスリッパは有りません。

おしゃべりや荷物の整理はロッカーエリアで。
Wi-Fiもここならよく繋がります。

06：30　チェックアウトの際はメッシュのバッグとロッカーの鍵と館内着をフロントに返します。
外国人も多く居ましたが全体的に静かでよく眠れました。

案内表示に従って出発ロビーに向かいます。
反対に出発ロビーから来るなら吉野家が目印になりますね。
吉野家は24時間営業だからここで朝ご飯でもいいかも。
ナインアワーズには食事処は無いけれど、空港内カフェで使える1,000円の食事券の付くプランも有るみたい。

待合室の椅子の上で夜明かしという手もあったけど、初めて使った成田のカプセルホテルもいい経験になりました。

以前、飛行機の到着が遅れて終電が行ってしまった時がありました。
JALで東京駅までバスを出してくれたけど、東京駅って終電から始発までシャッターが下りて締め出されてしまうんです。
で、八重洲の交番の脇でトランクに腰掛けて野宿した事がありました。
そんな時は下手に動かず、空港内に留まった方がいいのが身に染みて分かりました。
こうしたカプセルホテルはそうした場合にも便利かも知れません。

07：00　団体受付カウンターで手続きを済ませ、セルフチェックイン。
荷物預けと顔認証登録も個人対応です。
機械では席の変更はできませんでした。
年寄りにはますます難しい時代です　(u_u)

07：00～開いているクレカで使えるラウンジに行きます

前回は柿の種はテトラパックで貰えたのですが、そのサービスさえ無くなってしまいました。
コロナ禍前はお腹一杯になる程好きなだけ柿の種は食べられたのに、今は缶ビールだけです。
これが今朝の私の朝ご飯。

09：30　ウランバートル往き

搭乗券やパスポートでなくセルフチェックインの顔認証でゲートを通過です。
時代は変わっていくんですね～

ＪＬ8845便でウランバートルに向かいます

大手旅行会社７社によるチャーター機でした。
定期航路ではないからかな？
パイロットさんは３人態勢。

乗っているのは日本人ばかりなので、日本語の後に英語のアナウンスはありませんでした。

満席ではないので、離陸後まん中の３人席を一人で独占。

ツアー客ばかりなのですが、スーツ姿のビジネスマンも数人。
どうも旅行会社の企画担当者のようです。
これからモンゴル旅行開拓に本腰を入れるのかな？

09：45（日本時間10：45）　機内食は結構満足のいくものでした。
メインはトマトソースパスタ１種類で選択の余地は無し。
デザートはハーゲンダッツ。
トマトジュースと白ワインをお願いしたら、「スープも如何ですか？」と言ってくれたので勿論頂きました。
やっぱ、日系の飛行機はいいよね～！

おやつに「浅野屋」さんの長期保存パンが出てきました

こんな航路でウランバートルまで５時間20分

13：50　定刻どおり到着しました。
時差マイナス１時間。
日本からの添乗員は同行していません。
出口で現地のモンゴル人日本語ガイドさんと合流し、

今夜の宿泊先「フラワーホテル」に向かいます