南アフリカ2023･･･（1）長旅を経て到着　「ジャカランダ・シティ」プレトリア　白もあります！

2023/10/12 - 2023/10/19

エジプト以外では初めてのアフリカ

今回の旅の目玉は、ヴィクトリアの滝、サファリ、喜望峰･･･そしてジャカランダ。

長旅を乗り越えて到着後、そのまま向かったのが「ジャカランダ・シティ」の別名もある首都プレトリア。

ジャカランダは丁度見頃で、街が薄紫に染まっていました。

珍しいホワイトジャカランダも。

エリア プレトリア(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

鹿児島からのスタートなので、10月11日（水）　午前中の仕事を終えて、午後東京に移動。上野で前泊。

普段は個人手配の一人旅が多いのですが、今回は「縄張り」外のアフリカということで、阪急交通社のツアーを利用。

11日（木）　11時10分　成田から、シンガポール航空でまずシンガポールへ。

シンガポールまでは7時間10分　そしてチャンギ空港で恐怖の8時間待ち　更にヨハネスブルグまで約11時間のフライト･･･気が遠くなりそう。

写真は、成田-シンガポールの機内食　牛丼　美味しかった。さすが日本発のフライト。

約7時間のフライトでシンガポール・チャンギ国際空港に到着

到着が17：20　ヨハネスブルグへのフライトが01：30　約8時間待ち！！！

トランジット観光が余裕でできる時間ですが、万一の場合を考えて街にはでないとのこと。

代わりに、空港内のショッピングモールみたいなところへ添乗員女性が案内するとのことで、ほとんどのツアー参加者（総勢15名）がそっちへ行きましたが、私はショッピングには興味ないので到着したターミナルで時間を潰すことにしました。

チャンギでの夕食　なるべく安いものを･･･と探して、フードコート的な場所でヌードル（チキンワンタンメン）を。

ツアー代金に、いつもの旅行の2倍ぐらいを使っていますので、倹約しないと。

ただ、今回ツアーは一人参加追加費用がなく、燃油サーチャージもなし･･･ということで、通常の南ア旅行に比べたら割安。

まだシンガポール・チャンギ空港

チャンギはWiFiがパスワードなど面倒な手続きなしでつかえますので、その点では便利。

PC作業で時間を潰して、ようやくヨハネスブルグへのフライトです。

今回はロングフライトに備えて、首に巻く空気枕と睡眠薬を用意しましたが、疲れていたこともあって行きのフライトでは睡眠薬は使わずに眠れました。

シンガポール航空なので機内の映画なども充実していますし。

でもって、11時間のロングフライトを乗り越えて南アフリカ・ヨハネスブルグ空港に到着。

ここでトラブル。預けた荷物を受け取って、ツアー客全員で空港から出ようとしていたのですが、男性1名が行方不明に。

一度エリア外に出てしまうと、後戻りはできないので、境界で待機しながら私を含め2名ずつ、二組の捜索隊を。

トイレなどを探し回りましたが見つかりません。

15分から20分程度でしょうか、ようやくエリア外の３階にいるのを発見。

その方は実際は本隊より先に行ってしまったのですが、本人は「みんないなくなった」と思い込んで、どんどん先に進み、みんなを探していたようです。

とにかく見つかって「やれやれ」といったところ。

ツアー客一行は専用バスでヨハネスブルグから首都プレトリアへ移動。

写真は移動中のバスの車窓から

「ジャカランダ・シティ」とも呼ばれるプレトリアに近づくと、ジャカランダの花が道路わきに咲き誇っています。　　

私はジャカランダ大好き。このツアーに参加したのも、丁度ジャカランダの見頃に「ジャカランダ・シティ」を観光できるということが大きなポイントでした。
楽しみ。

最初のスポット。プレトリアの高台にある「ユニオンビル」　

南アのホワイトハウス的な施設で大統領府や外務省関係官庁があるところのようです。

高台にある「ユニオンビル」からの眺め。

小さな写真サイズでは分かりにくいですが、街全体に薄紫の花が広がっています。

「ジャカランダ・シティ」プレトリアにはジャカランダが約7万本。

日本の吉野の桜が3万本だそうですから、その多さがうかがえます。

敷地全体に綺麗に整備された花壇が配置されて、いろんな花が咲き乱れていますが、私を含めツアー参加者の気持ちは

「ジャカランダをもと近くから見たい。早くジャカランダの並木道に行きたい。来る途中、綺麗な並木道をいくつも通ってきたのに･･･はやくそっちへ行きたい」

といったところ。

添乗員さんは「まあ、みなさん落ち着いて。これからジャカランダが綺麗な場所にあちこち行きますから」

背中から失礼。

銅像は、首都プレトリアの大統領府ですから、言わずと知れたマンデラ元大統領。

敷地内にある先住民コイサン人（コイコイ人とサン人の総称　以前はホッテントットの蔑称でよばれていた人々）関連の施設

添乗員さんからは種苗関係の施設といった説明もあったような気もしますが、大統領府敷地内に先住民コイサン人･･･何か政治的意味もあるように推測します。

看板にも、先住民としてのコイサン人をアピールするような文章が書かれています。

マンデラさんに敬意を表して正面から　逆光写真を何とか修整

こんな花や

あんな花もありますが、やはりお目当てはジャカランダ

でもって、やってきたジャカランダ並木

最初の予定では郊外のジャカランダ名所を回る予定でしたが、治安の問題があって郊外をうろつくのは危険かも･･･ということで、市街地内のスポットに変更になりました。

ベタな写真ではありますが、「ジャカランダ・シティにやってきた･･･」という感慨も。

私が最初にジャカランダに出会ったのは、30年ほど昔のスリランカ。鮮やかな薄紫の花に魅了されました。

以来、アジア各地の旅行で、見かけることが。

ジャカランダは世界各地で見られますが、日本ではあまり多くはありません。

群生地としては宮崎県の南郷町があります。最近では熱海でも。

実は今年6月に南郷町の「ジャカランダ祭り」に出かけたのですが、昨年の台風や寒波などの影響でほとんど咲いていませんでした。

ただ、その時点で今回旅行を予約してましたので、「まあ、いいさ。どうせジャカランダ・シティで堪能できるから」って鷹揚に構えていました。

しばらくジャカランダの写真が続きます。

写っている人物はすべてツアー客


南アでは「花見」という、こと更に花をめでる文化はないとのこと。


「花見」文化は日本の特性とも。（最近では中国などでも、桜の時期など日本的な「花見」を楽しむようにはなっているようですが）

紫の絨毯

ブーゲンビリアとのコラボ

ジャカランダの花が咲いている期間は約2週間ほどとか。

咲く時期は場所でややズレがあり、プレトリアの方がヨハネスブルグより早いとか。

ジャカランダはノウセンカズラ科、キリ属ということで、桐の花に似ています･･･って、桐の花なんて見たことないですけどね。

リュウゼツラン？

この場所を終えて、次のジャカランダスポットへ移動。

こちらでは珍しいホワイトジャカランダが見られます。

ホワイトジャカランダとブーゲンビリア

このエリアは立派なお屋敷が並んでいます。

昔の白人居住区でしょうか。それとも黒人成金？
そのあたりの話は次編で。

ホワイトジャカランダとノーマルなジャカランダ

「“ホワイトジャカランダ”って言ってるけど、本当にジャカランダなのかな？」と疑ったのですが、確かにノーマルなジャカランダと同じような花の形状です。

イエロージャカランダ････ウソです。

これは････忘れました。

予定では数か所ジャカランダスポットを回る予定でしたが、うまく咲いていなかったり、いろいろ事情これアリ･･･ジャカランダは一応これで終了。

もちろん、行く先々で、あるいはホテルで、目にはしますが。

さすがにジャカランダは"もう満腹"といった感も･･･。

この後、ヨハネスブルグに戻って、マンデラさんやかつてのアパルトヘイト関連の施設を見学しますが、それは次編で。

この旅行記へのコメント （2）

• ma-yuさん 2023/10/31 09:48:54

  ジャカランダ♪

  azianokazeさん
  
  おはようございます。
  満開のジャカランダ！　素晴らしい光景ですね。
  じゅうたんに、ホワイトジャカランダも見られたのですね。
  私にはハードルが高いですが行く価値がありますね。
  ステキなジャカランダをありがとうございました。
  
  　　　　　　ma-yu

  azianokazeさん からの返信 2023/10/31 11:57:37

  Re: ジャカランダ♪

  ジャカランダは日本ではなかなか見られる場所が少ないですからね。
  （本文にも書いたように、宮崎南郷町のジャカランダも空振りに終わったし）
  
  ジャカランダ・シティの名前のとおり、街中で咲き乱れていました。長年の「ジャカランダが溢れる景色を見たい」という思いがかないました。
  
  ただ、見慣れてくると、さすがに“満腹感”もありましたけどね。（笑）
  まあ、ジャカランダに限らず、すべてそういうものでしょう。