2024年1月南アフリカでランニング大会に参加

2024/01/20 - 2024/01/20

旅行記としての需要はないかもしれませんが、自分の日記がてら記載することにします。

3月にフルマラソンを控えているため、旅行中とはいえトレーニングをしたいものの、南アフリカで路上を走るのは危険だろうということで、滞在中にレースに参加することにしました。レースというと大げさですが、10キロのイベントです。

参加した大会はこちら→https://www.entryninja.com/events/79710-george-claassen
2024 PwC George Claassen Memorial Road Race　です。

5km、10km、21kmがありました。ウォーキングもできたみたいです。事前にオンラインで10キロに申し込みました。

スタート時刻は朝の6時！！早い！！
前日に、キットの受け取りに行くことにしました。当日の朝でもOKだったのですが、何をどのくらいもらうかわからなかったし、当日になって場所がわからないなんてことも避けたかったので、会場下見がてら、Hyper Pick n Payに向かいました。

エリア プレトリア(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

キット受け取り会場はスーパーの駐車場で、名前を告げると、ナンバーと安全ピンの入った封筒をくれました。受け取ったのはそれだけ。身分証明書の提示は不要でした。
過去に参加したことのある海外の大会だと、キット受け取り会場からもう既にお祭りみたいに盛り上がっていて、スポンサー企業からのお土産があったり、フォトブースがあったり楽しかったんだけど、そういうのは一切なく、あっさりと受付終了でした。
日本の大会は1回しか参加したことないからわからないけど、それでも参加賞もらえたのでちょっと残念。

いただいたナンバーは2枚あり、1枚を胸に、もう一枚を背中に貼るように言われました。

レース当日。
朝４時半に起きて、インスタントコーヒーと、前日にHazelwoodのおしゃれパン屋さんで買ったリンゴパンを食べて、Uberで会場へ。

趣味でウェイトリフティングをやっていたという運転手さん曰く、この国は朝型で、ウェイトリフティングの大会は８時ごろからスタートし、１３時には終わるとのこと。ちなみに、帰りの運転手さんには「今日何があったの？ランニング？何キロ走ったの？１０キロも？？朝の６時から？？土曜日のそんな朝早くにわざわざ走るためにみんなここに来たのか？？」と驚かれました。笑

開場につくとすでにかなり多くの人がウォーミングアップしていました。朝焼けが綺麗。

後からわかったことですが、１０キロに参加していたのは１３８６人。５キロや３キロはもっと多かったと思うので、全体で３０００人くらいはいたんじゃないかなと思います。
仮設トイレは１０個以上設置されていて、なんと、トイレットペーパーと手を洗うところもありました。（ちなみに、これまではトイレットペーパーのない大会が多かったので、いつもと同様、朝家を出るときに、１回分の紙をポケットに忍ばせていました　笑）

そしてなんと、荷物預ける場所もありました！おそらくボランティアスタッフであろう高校生くらいの女の子たちが対応してくれて、ゼッケン番号をメモしたタグをつけて、大きなトローリー（車の後ろにつける荷物入れ）にしまってくれました。荷物預けるところがあると知っていれば、上着と着替え持ってこれたのに、、、というのが反省点。前日に確認すればよかった。

スタート地点は、トイレや荷物預けのエリアから１キロほど離れたところで、ぞろぞろとそちらに歩いていきました。スタート位置ゾーン分けはされていなくて、早い者勝ちの模様。私はこの女性たちの近くに落ち着きました。年齢のワッペンをつけています。

ズンバの準備体操をすることもなければ、国歌もなければ、号砲とともに紙吹雪が舞うこともなく、静かにスタート。ウォーキングの人たちも多くいたので、本来のスタート位置にたどり着くまではゆっくりと歩いて進みました。

ビバリーヒルズのような高級住宅街の中を走り抜けます。アップダウンが激しく、登りではかなりペースを落としました。

途中、２―３回（曖昧）、給水ポイントがありました。コーラと、謎の緑の炭酸水と、袋入りの水が選べました。コーラは、コカ・コーラでもペプシコーラでもない謎のコーラで、緑の炭酸水は、過去に１度試したけれど不味くて思わず吐き出してしまったジェルの味がしました。（作った会社や好きな方、すみません）。きっと、海外では人気な味なんだろうなと思いました。いずれにしても、レース中に炭酸を飲むのは初めてでした。

水の場合はこんな袋に入ったものでした。

沿道には、にぎやかな応援団がいるわけもなく、高い塀と電圧線に囲まれた豪邸の中を静かに走っていく感じでした。一軒の前で、お上品なマダムお二人が、椅子を外に出して観戦されていました。他には、身内的応援団がパラパラと、曲がり角に適宜スタッフ。それから、沿道には何人かカメラマンがいました。レース数日後には専用ページに写真がアップロードされていて、ゼッケン番号で検索し、１枚２５Ｒから購入できるようになっていました。安い。

過去に出た海外のレースでは、イベントの距離と実走距離が著しく離れていることがありましたが（たいてい、実際の距離が短い）、今回は、私のGarmin測定より１５０mくらい長かったので、最後に心が折れました。

ゴールエリアでほかの方を眺めていると、年齢のワッペンをついた方がスタッフに声をかけられている様子が目につきました。おそらく、年齢カテゴリ別で入賞した（表彰式に残ってね）というお知らせでしょうね。

それでも無事ゴールし、ボランティアの子にメダルをかけてもらい、またコーラをいただきました。たった５キロ、１０キロでもメダルがもらえるのはうれしい。

日本の大会はフルでもない限りメダルはないと聞きました。

確かにいらないっちゃーいらないけど、もらえるのに慣れているとちょっと寂しい。南アフリカで走った良い思い出になりました。

10月にはジャカランタの花咲く道を走る大会があるようです。いつか出たいなー。